人の不幸はなぜ蜜の味がするのか?

お察しの通り自分が幸せじゃないから、同じように幸せじゃない人を見つけて慰みにする、という心理なのですが、要するにそこには幸せな人に対する嫉妬と、強烈な自己否定、自己肯定感の低さが絡んでいるのです。
じゃあ、そうした意識を手放すにはどうしたらいいのでしょうか?

根本さんこんにちは。
『人の不幸は蜜の味』の心理について教えてください。
私は割と昔からですが最近は特にこれがひどいです。
周りの人(会社の人や友人)の不幸を聞くと嬉しくなります。
もちろんそんな自分に自己嫌悪しますが、これが素直な反応なのです。
人の嫌なことがあったと聞くと嬉しい、安心する、心が荒んでいるときであればざまーみろ、とかもっとみんな嫌な思いすればいいのになんて思う始末です。
インスタで輝いている人気者が嫌なことあったと載せていれば、あぁよかったこんなすごい人素敵な人でも不幸がちゃんとあるんだね!よかった~!なんて思います。
人の不幸を聞くと、嬉しい、安心、自分への慰め、ほらねうまくいきっこない、そんな順調じゃつまらん苦労しろなどまだまだたくさんの真っ黒な感情が出てきます。
自分が今幸せではない、毎日がとんでもなく退屈、不満がある、そして自分と向き合っていないから『人の不幸は蜜の味』になるんだろうなぁとは自覚しているのですが…
この『人の不幸は蜜の味』の心理と、抜け出し方を教えてください。
(Mさん)

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他人からの評価をライフワークに入れることは可なのか?不可なのか?

ライフワークって「自分らしい幸せな生き方」のことで、最近の言葉で言えばウェルビーイングと言ってもいいものです。
自分らしい、わけですから自分軸であることが前提で、そこに他人からの評価というのが入るかどうかは・・・ケースバイケースなのです。

こんにちは。
親族、家族はみな医者か学者か教師がデフォルトのお堅い家系で過ごし、私は幼少期から好きなこと(ファッション、デザイン、アート)を封印してきました。
結果、こじらせアラサー真っ最中だったのですが・・!先生のブログに出会い、ヘラクレスオオカブト君を捕まえここ1~2年で結婚・出産と、自分の人生が劇的に変わったUと申します。先生には足をむけて寝られません。
感謝、感謝でございます…!

そしてそれなのになぜ今日お手紙を書いたかというと。
結婚出産という望んだ最大の幸せを手にしてもいまだなお幸せを感じられず(むしろ出産の反動なのか、死にたいと思うことも多々ありました。今は落ち着きましたが)子供も少し成長し、
保育園に預けて復職をしたところでライフワークに興味を持って実践し始めました。

そこで一点疑問が。
私は他人からの評価やSNSのいいね、フォロワー数、他人のリアクションが見られることが幸せのひとつで、ライフワークに組み込みたいと思っています。
ですが、このライフワークって結局、他人軸であって自分軸のものではないのかな~と疑念を持つようになりました。

先生のライフワーク本には「大勢の前で登壇するカウンセラー」をライフワークに組み込んでる方もいるので(これって大勢の他者から支持されるカウンセラーになりたい=他人からの評価を元にしたライフワークもOK?ライフワークは自分軸でなければいけないのでは?と思いモヤモヤしています。(真面目か)

他者からの評価をライフワークに組み込んでもよいのかどうか先生の見解をお聞きしたいなと思いました。

ネタにしてくだされば幸いです!
いつも面白く楽しくためになるブログをありがとうございます。
(Uさん)

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今の自分を受け入れる覚悟ってどれくらいできてるのかな?~「それが今の自分なんやからしゃあないやん!」が持つ力~

ついつい「こんな自分はイヤだ。ダメだ。」と思ってしまい、そんな自分を隠したり、否定したりすることに一生懸命になるんですけど、でも、それで幸せになりました?
たぶん、そうして隠すよりも受け入れる覚悟をした方が幸福度は圧倒的に高まると思うんですよ。

自己肯定感をあげようぜ!というプロジェクトのひとつに「それが今の自分なんやからしゃあないやん!」と自分に声掛けしまくるって方法があるんですけれど、みなさん、できてる??ちゃんとヤってる??

先日Youtubeのライブ配信を久々にしたときもそれを思い起こさせる質問がいくつかありまして、「まあ、分からんでもないけど、それって自己否定になっちゃうんだよなあ」とか、「そう思うのもしゃあないけど、でも、それが自分なんだよね」とか思っていたものです。
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夫の不倫が発覚して以来、性行為でも自慰行為でもイケなくなってしまったのだけど、良くないことを想像するとイケるのです。

ショックなことがあると私たちは感情に蓋をして不感症になってしまうものです。ブレーカーが飛んだ!と言ってもいいでしょう。
それ故に、より強い刺激を求めるようになるのです。けれど、それってけっこうリスクがありますよね?

いつも根本先生のYouTubeを聞きながら勉強しています。
半年前に旦那(アラフィフ)が30ほど年下の部下と不倫しました。
今まで浮気したことのない人だったのですが、私が二人の仲の良さを疑い、旦那は私に嫌われてると感じていたそうです。そして、2年目にとうとう一線を超えてしまったようです。
彼女は小学生の時に両親が父親の不倫で離婚し、母親、祖母が精神病を患っておりヤングケアラーでした。2人は一時の現実逃避、傷の舐め合いであって本気で一緒になりたかったわけではないと、私は2度と会わないという誓約書をかかせた上、旦那と再構築しました。
そこで、セックスレスだったことも関係してるのかもしれないと、旦那が負担にならない程度に行為をしていたのですが、最近私が全くいかなくなってしまいました。
自慰行為でもいかなくなってしまい、不倫された+いけなくなったことで、女としての自信がどん底に落ちてしまいました。
ただ、旦那と彼女の行為を想像した時だけいけるのです。
変態です、Mです、わかってはいるんですが、止められません。
いったあとは罪悪感、嫌悪感が半端なく、その繰り返しです。
下がった自信を取り戻すべく女性らしさに磨きをかけてきたことで、男性と接する機会が増えて、もしかしたら、他の男性とは気持ちよくできるのかな?と考えることもありますが、できれば、旦那と正常な行為がしたいです。
ご教授願えれば幸いです。
(Rさん)

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母を自死で亡くしたロックマン夫をどうしたら助けてあげられるだろう?

夫を癒してあげたいと思うのはもちろん愛情なのですが、それがゆえに「妻」から「母」に変わってしまうリスクが生まれます。
そうすると転移・逆転移が起こって、彼と母との関係を再現してしまって余計に問題がややこしくなるんです。
だからこそ、自分軸が重要であり、妻で居続けることが大事なのです。

いつもブログで勉強させて頂き、自分軸確立中の武闘派女子です。
モラハラDV家庭で育った長女私と、過干渉&うつ病からの自死をした母がいた一人っ子夫の話です。
主人の両親が他界してから、今までは主人と両親の愚痴や主人の思いを聞きながら、色々アク抜きというかお互いの傷をなめ合い?相互の理解に努める時間もあったのですが、他界してからはご両親の話は何となくタブー的な雰囲気で話すこともなく、よりロックマン化し、彼自身がちょっとしたことでシャッターを閉めやすくなった気がします。
出来るだけ自分軸で過ごし、母性で乗り切ろうと思うのですが、子どももいるし、どこまで夫婦関係持つのかなぁっと思うこともあったり。。
ご両親の他界はロックマン的にやはり何か影響ありますか?卒業させてあげたい、と思うのもまた武闘派コメントなんでしょうけど、これは私1人でなんとかなるんですかね。夫婦でカウンセリング受けたいと日々思っています。。
(Cさん)

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好きな人との関係が、母との関係に酷似してるなんてふつうは考えないよね?

「なんで彼とうまく行かないんだろう?」という話を深く掘り下げていくと、そこから「お母さんとの関係とよく似てるよね?」という意外な事実が浮かび上がってきたりします。
そうすると彼との関係を良くするために、母親との関係を見つめ直そう!という提案をすることになるのです。

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自分にできることが相手にもできるとは限らないという当たり前の話なんだけど、意外とそれって自覚してないんだよね、という話。

料理ができる人にとっては「冷蔵庫の中にあるありあわせのものでご飯を作る」ということは難しいことではないのですが、それは誰でもできることではありません。
そういうことが人間関係のあらゆる場面で起こるし、知らんうちにマウント取っちゃうので注意しようね!という話です。

昨日のネタにも通じるところがあり、かつ、ちょこちょここんな話を書いてるような気もしますけれど、「知ってる!」という方は思い出していただくために、「え?そうなん?知らんかった!」という方は新たな発見として心に留めていただくためにつらつらと書いてみようと思った次第です。

さて、私たちはどういうわけかこういう意識を持っています。

「自分ができるんだから相手もできるだろう」

「自分が分かるんだから相手も分かるだろう」

「自分が知ってるんだから相手も知ってるだろう」
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