姫になりたい！自立系武闘派女子のための「姫要素」を少しでもゲットする４つのご提案。

＊

自立系な女子が「姫」になるのはなかなか難易度が高いのですが、とはいえ、姫要素を少しでも使えるようになっておくのは仕事でもパートナーシップでもたいへん役立つものです。
ということで、そんな姫に憧れる自武女のみなさまのために４つの提案をさせていただきました。

＊

昨日は東京・丸の内で「お茶会」なる企画をしておりまして、ストベリーフェアなアフタヌーンティセット（とてもかわいい）を頂きながら武闘派なお話に花を咲かせておりました。

そこで色々な話題とか質問とかが飛び交うのですが、その中で「姫になりたい！」というリクエストが多く寄せられまして、「自武女が姫になれるわけねーだろ」と一蹴するのが忙しかった次第です。笑

少し前に「姫」という才能について語ってから、「あたしも姫になりたい」「どうしたら姫になれますか？」「姫に憧れるんですぅ」というおよそ姫とは似つかわない武士のみなさまからリクエストを頂くので、そいつらを黙らせるために今日のネタを書こうと思い立ったものです。

で、他にどんな才能があるんですか？ということもよく聞かれるので実は裏でこっそりいろいろとまとめているんです。（姫、ハブ、ヒーラー、セイバー、ホームメイカー、女王、アーティスト、職人、研究者（探求者）、賢者等々。まだまだ適当です。）

いつか本にするかセミナーにするかしようと思っているのですが、たぶんこういう奴ってチェックリストを作って判断できるようにした方がいいですよね？

あなたの姫度チェック！みたいな奴。

かつてメディアからの依頼で心理テストをあれこれ作ってきた私としては「うん、めんどくさいっ！」と思いましたので積極的に先延ばしすることにしました！

もし、この才能のタイプ分けに興味ある編集者さんがいらっしゃいましたらご連絡いただけますと幸いです。ただし、この場合、私の頭の中を口述筆記によりまとめていただく、しちめんどくさい作業が発生するかと思いますのでその点宜しくお願い致します。

＊

改めて「姫」という才能について整理しておきましょう。

先日のザ・リトリートセミナーや１月のオンライン・リトリートセミナーに参加された方はガチな姫がフォーカスパーソンに当たっておりますので、「ああ、あいつのことか」と思い浮かべていただければ幸いです。

姫というのは自分は何もしなくても周りが自分のために勝手に動いてくれる存在です。
何かしてあげたくなる魅力を持ち、何かを持った人たちが周りに集まってきます。
それをただ受け取り、「ありがとう」とにっこり感謝をし続けることで周りの人たちは救われ、また、やる気になります。

ただ、そういう魅力というのはどちらかというと「受身」に見えます。
自分から何かをするとか、自分が何かを成し遂げるということはなく、まさに神輿に担がれた状態で、ただそこにいるだけで価値がある、ということを体現しているのが姫です。

それゆえ、姫は悩みが尽きません。
自分は何もできない、自分は何の力にもなれない、と思います。
助けられるばかりで助けることができない、というコンプレックスを持つわけです。
つまり、劣等感の塊みたいになっちゃうことが多いです。

周りの人が敷いてくれたレースの上を優雅に歩くことが求められるので、結局、自分の人生を自分で決められないと悩みます。

また、姫は周りより一段高い場所に奉られるので孤独です。
それ故に、パートナーシップがカギとなり、自分のすぐ横で自分を支えてくれるナイト（騎士）を見つけるとその孤独感は癒されますが、そのナイトも常々戦場に出るわけですから、ひとりの時間が長く、また、心配も尽きません。

さらに、姫は自分から動くことが向いていないので、何かを積極的にやろうとすると体や心に問題を来すことも少なくありません。
また、姫は自分では何もできないので、孤独になることを異様に怖れることもあります。

自分の存在価値を受け取ることこそが姫の重要な任務なのですが、それが最大の問題になるのです。

＊

ということで、自武女のみなさまは諦めが付きましたでしょうか？笑

何かと自分から動いてしまう。
抱え込み、背負い込みは得意な分野である。
人に頼るよりも、自分がやった方が早いと思う。
正直、仕事の能力は高めだと思う。
パートナーを喜ばせたいと思ってしまう。
ひとりでも平気。むしろ、楽かもしれない。
人に聞くよりも自分で調べる方が得意だし、好き。
誰かに何かをやってもらうのは申し訳ないし、恥ずかしい。

こんな項目に当てはまる方は姫には程遠いので「まあ、あたしにゃ関係ねーな」と思っていただければと思います。

それでも姫に憧れる、姫が羨ましい、と感じる方々は、姫になりたいというよりも、

・ああ、もう、心が疲れている！休みたい！
・気持ちに余裕がなくいっぱいいっぱいだから、これを軽くしたい。
・多忙な日々から解放されたい。
・いつもバタバタしてしまうので、のんびりゆっくりしたい！
・いつも自分から動いてしまうので“たまには”誰かにしてもらいたい。
・なんでも自分で決めなきゃいけないのは疲れるので“たまには”誰かに決めてほしい。
・自分の価値や魅力が分かんないから誰か分かるように教えてー
・もう一人で頑張るのはやだー。誰かに支えて欲しいモードなのー。

などの状態なんだと思われます。

要するに姫になりたいと思うのは、姫みたいに周りからチヤホヤされて楽したいわけでして、姫の良いところだけをもらいたいってことなんですよね？劣等感とか無力感とか孤独感とかはいらないでしょ？

違う？

まあ、リトリートにいらっしゃる方がいるくらいですから、自武女だから姫ではない、ということも言えるのですが、姫が自武女やるのは相当きついとは思います。

とはいえ、姫から学ぶことも無数にあるものです。

自武女のみなさまにとっては女性性、とりわけ「受け取ること」が喫緊の課題となっているものでして、そこは「受け取らないといけない状況に追い込まれるので常に受け取り続けないとメンタルがやられる姫」から学ぶべきポイントなのです。

＊

とはいえ、女性に生まれた以上、かすかながらも「姫」の要素はみんな持っているものです。
その後の虎の穴での修行により、その姫の要素を抑圧しちゃっただけで、誰もが姫要素は持つんです。

私のブログを読み、本なんかも買い、セミナーや動画を見たり、カウンセリングを受けたりした方って、「ああ、受け取らなきゃ、受け取らなきゃ」という意識づけは済んでると思います。

「ついひとりで何でも頑張っちゃうから、人から褒められたり、人が何かしてくれたりしたら、とりあえず『ありがとう』って言っとかなきゃ」というのはよくご存知だと思います。

そういう思いは長らく続く戦乱の中で使う場面がなかった姫の要素を復活させようとする意欲と言えるのです。

つまり、姫にならずとも、姫の要素を持っておくことは可能っつーことっす。

＊

その第一弾は

「自分に価値があることを知りなさい」

です。

これは「姫が姫らしく生きる」という方法にもつながりますし、自武女が姫要素を受け入れるためにも最重要なテーマです。

その価値が具体的に何なのかはどうでもいいです。知らなくてもいいです。探さなくてもいいです。分かんなくてもいいです。ほんとどうでもいいです。
そんなの見る人によって変わるものですから自分には関係ないものです。

ただただ「自分には価値がある」ということだけを認識しておきます。

ちなみにこれは「思い込み」でもイケます。

確証とか根拠とかエビデンスとか論理とかはクソ喰らえです。

ただただ「なんか知らんけどあたしにも価値はあるんだ」と思い込むことを推奨いたします。

で、私たちのマインドは不思議なもので、そういう思い込みを持つと、そういう現実に遭遇するという現象が生まれます。

つまり「自分には価値がある！」という思い込みが浸透した分だけ、自分に価値があると感じさせてくれる現象に出会うんです。

自武女のみなさまには思い込みの激しい方も多いですから、これは案外、強力な処方箋だな、といつも思っております。

ただ、その思い込みが浸透するまでの間は「抵抗」が生まれますので、逆の現象も起こりやすいものです。

つまり、無価値感を感じさせるようなできごとにも遭遇しやすいので、そのときこそ「ああ、まだ思い込みが足りない」と思ってください。

＊

第二弾は、

「人に感謝し続けなさい」

です。

受け取るってことを意識するとややこしいので、とりあえず「ありがとう」を口癖にすべく、普段から意識しておきます。

また、１日の終わりに「今日誰に感謝したい？」と自分に問うて、心の中で改めてその人に感謝の思いを抱くってシンプルなワークは非常に強力です。

「すいません」ではなく「ありがとう」を言います。

コンビニでも、居酒屋でも、職場でも、親からの連絡でも、恋人とのやり取りでも、とにかく「ありがとう」を口癖にします。

別に文句垂れたり、不満言ったり、ぶーぶー言ったり、するのはいいんですけど、ちゃんと意識的に感謝する癖を付けようね！ということですね。

＊

第三弾は

「愛されてる前提を持つ」

これは抵抗が強い人も多いと思いますし、いきなりここでエビデンスを必要としちゃう人もいるんですけど、これも思い込みで行きます。

「なんか知らんけど愛されてるのよね、あたし」と調子に乗るイメージです。

もちろんそういう女が嫌いなことは知っておりますけれど、まあ、心の中でこそこそ思ってるのはいいんじゃないっすかね？それもあきませんか？

この「愛されてる」というのは「必要とされる」「求められる」「大切にされる」「信頼される」「あてにされる」等々の意味もあります。

これも思い込みなんで理屈を求めちゃいけません。

ただ、こういう思い込みを持てるようになると、ところどころで「あ、あたし大切にされてる」「とか「あたし、ちゃんと必要とされてる」という体験をするようになるものです。

つまり、証拠は後から集まってくるからとりあえずそう思い込む、ということを大切にしてみてください。

＊

第四弾は、

「お願い上手になる」

この文章を読んだ時点でシャッターを降ろした読者が数万人くらいはいると思いますが、姫要素を取り込むためには必修教科ですので、苦手だ嫌いだ屈辱だと言いながらも気合で取り組んでいただければ幸いです。

「まあ、自分でできるんだけど人に頼んでもいいかー」という程度のものから始めるとよろしくて、例えば、スーパーや鮮魚店などで「このお魚、捌いてくださる？」とか、ワインショップで「友人とパーティやるんですけど白ワインの良さげな奴選んでくださる？」とか、服屋さんで「ちょっと春っぽいワンピースがいいんだけど似合いそうなやつあるかしら？」的な感じはいかがっすか？

あるいは美容室で「女らしい髪型にしてください」とか、マッサージ屋で「ちょっと背中の鉄板がきついんでほぐしてください」などもアリだとは思います。

それくらいはできますよ、という方だったら、自分の仕事の中で「断られても構わない程度のランクの作業」を後輩に依頼するところからはどうでしょうか？

「できることから始めよう！」というスタンスで、それぞれのレベルに合わせて「お願い」してみるのがいいと思います。

自武女のみなさまはつい「お願い」が「命令」になってしまいます。
お願いとの違いは相手に選択権を渡すかどうかでして、断られるのが嫌だとついつい命令口調になったり、説得しようとしたり、強制労働に駆り出そうとしたりしてしまいますのでご注意ください。

＊

他にもあると思いますし、「ああ、それ、知ってるわー、やってないけど」という話に思える方もいらっしゃるかと思いますが、多少なりとも姫要素を持っておくといろいろ便利ですし、なんせ女性性に直結しますので、ぜひともできる範囲でチャレンジしていただければと思う次第です。

ということで何となくありきたりな提案ばかりしてるような気がするんですけど、たぶん何度聞いても大丈夫な話だと思うので、ぜひ姫を受け取って女性性を開いていただければと思う次第です。

＊セミナー動画「女王様マインドとお姫様マインド～本来の自分を目覚めさせ、女の幸せを感じさせてくれる２つのマインド～」

◎オンライン：3/10（日）14:00-17:00 ありのままの自分を知って受け入れる究極の自己肯定感ワークショップ～ありのままの自分ってなんだ？～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51841

◎大阪：3/20（水祝）、東京：3/24（日）12:00-17:00 ゆるむ・解放する・アク抜きする・頭を空にするワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51973

◆根本の個人セッション
◆お弟子さんを検索する！

★武闘派女子のみなさまのための新たなバイブルが生まれましたっ！

戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本（ハーパーコリンズ社）

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう？」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください！もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません！（不採用になっちゃったらごめんなさい！何度でもチャレンジ可！です）
また、感想を送ってくださったり、ＳＮＳで感想をつぶやいてくださったりすると根本がめっちゃ喜びます！

＞問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト（ネタ提供）」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。