スペックの高い女が自分に合う結婚相手を見つけるのって難しいの?



難しくしちゃう理由はあるんですけど世間は広いですから、ちゃんと自分にふさわしい相手っているものなのです。
ただ、そこに至る上で制限をかけてしまってることも多いので、その辺を研究した成果(途中経過)を発表したいと思います。

今日はいろいろと物議を醸しだしそうなテーマをお届けする予定ですが、実際カウンセリングなどの現場ではよくある話なのでご紹介したいと思うのです。

「スペックの高い女は結婚が難しいんですか?」

みなさん、どう思われますか?

「スペックの高い女ってそれなりにプライドが高いじゃん?だから難しいのよね?」
「やっぱそういう女だと男が引いちゃうと思うの」
「自分よりさらに上を狙うからうまくいかないんじゃないの?」

そんな声もふつうにあるわけでして、そうすると自武女と化したそんな女性が私の元に迷い込んで来られるのですね。

かつて、阪急梅田駅の高架下にてワインを牛飲しながら「女医をもらってくれるのは医者だけなのよー(涙)」と号泣していた武闘派女子もいましたし、「大学どこなの?って聞かれて素直に答えたらものすごく分かりやすくドン引きされて、以後、会話が盛り上がらなくなった」とため息をつかれていた武闘派女子もいましたし、「何度も会ってるし、エッチだってしたからもう大丈夫と思って『実は会社2つ経営してるの』と告白したら、翌日から音信不通になっちまった」と嘆く武闘派女子もいましたし、「みんなすごく良くしてくれるんだけどいざ付き合う?って話になったらみんないなくなっちゃう」とモデルをやってる武闘派女子は寂しげに語っていました。

ただ、私が言うスペックというのは履歴書に書かれるプロフィールや見た目だけでなく、やはりキャラ的なものも含まれるんです。

「例えばさ、100万の資金持ってる人と、10億持ってる人とでは、いざ運用しようと思っても全然違うじゃん?10億持ってる方がその資金に振り回されちゃうというか、なかなか決断が難しいというかさ。そういうことなんじゃね?」

と器の大きさを投資に例えたところ「は?ワケ分からん」と一蹴されたんですけど、要するに「器がデカい奴は自分がその器で溺れるんだよ」ということです。

ほら、うちのクライアントさん、エネルギーが尋常じゃないくらい大きい人が多いじゃないですか。

頭の回転がめちゃくちゃ早くておしゃべりだったり、
めちゃくちゃ器用で何でもこなせちゃったり、
そのエネルギーを理性に使ってめちゃくちゃきちっとしていたり、
高性能レーダーを完備していてどんどん先読みして動いちゃったり、
無尽蔵のスタミナを持ってるからハードワークを平気でこなしちゃったり、
めちゃくちゃ性欲が強くてふつうの男では物足りなくなっちゃったり、
尽くすのが好き過ぎて男をついつい砂糖漬けにしちゃったり、
ほんとに器が大きいから何でも受け入れられちゃったり、
順応性が高すぎて、どんな環境にも対応できちゃったり。

こういうのも「スペックが高い」と表現するんです。
要するに「女性性が豊かなんだよね」と同義です。

で、昨日もそんなカウンセリングが連発しまして、ほんと困るんですよね。

「スペック的には何の問題もないくらいか十分すぎるくらいのものを持っている。きっと彼女を奥さんにできる男は幸せだ・・・と思う、たぶん、、、、知らんけど。そりゃあ、問題がないといえばなくはないけど、婚活の障壁になるほどのものではない。別に高望みしてるわけでもなく、むしろ、謙虚なくらい。地に足が着いてた生き方ができたるし、女性としてだけでなく人としても魅力的だし、いつ彼ができてもおかしくないのに、、、なんで?」

つい「もう知らんわ~」と思い切りスプーンを投げたくなるほどでして、「ま、そのうち彼氏できるんちゃう?」とテキトーなことを言うと「えー、やだー。ちゃんとやってー」と駄々をこねられるのも理不尽です。(誰が?笑)

でも、私の経験から言えばそういう女子って結果的にいい男を見つけてくることが多くて、それまで何とか個人セッションとかを続けて時間稼ぎしておくと「ほんと根本さんのお陰でーす!」って言ってくれるようになるんですよね。ぐふふふふ。

でも、やっぱりそういう方はそのスペックに見合うだけの成功を現時点では収めていないので、その結果から自分の価値を見失い、自信なくしてることが多いんですよね。

なので、「いやいや、あんたは自分が思ってるより34倍はいい女だって!」と説得することになるのですね。

「あたしと付き合えたらきっとあなたは幸せよ」って思えます?

ここに素直に「Yes」と答えられない方はまず、そう思い込むところから始めてください。

自分のイヤな部分ばかりを見つめてたら絶対そういう風には思えないので、自分のいいところを頑張って見つめ続けてください。

ワーク的にやるならば「あたしと付き合う男が幸せな理由100選」に取り組んでください。

これをやるだけで自己肯定感もあがり、自信も取り戻せ、それだけで彼氏がデキちゃう人もいます。マジで。ほんとよ!ほんまやで!信じて!お願い!

ダメなところがあっても良いわけです。そんなの誰でもあるから。
ダメなところもあるけど、いいところもいっぱいある!という思いが大事なんです。
完璧主義は手っ取り早く卒業しましょうね。

で、「そう思ってますよー。あたしと付き合える男って絶対幸せだもん」と素直に言える方は次のステップに進みましょう。

「自分が幸せな結婚をしているイメージってできる?どんなシーンが浮かぶ?」

意外とここで詰まる方が少なくないです。

頑張って「幸せなシーン」を思い浮かべるんだけど、なぜかすぐにシーンが切り替わってため息ついてたりするんです。

連戦連敗を重ねていたり、そもそも試合をしてなかったりしたら勝てるイメージなんてなかなか出てこないですよね?

だから、そのイメージを作り上げることも私の仕事のひとつなのですが、“情報”“データ”を収集する目的で周りに幸せそうな夫婦がいたらぜひ訪問してみてください。

とあるお客様が「結婚2年目くらいの友達の家に遊びに行ったら、旦那さんとふたりでランチの準備をしてくれていて『ああ、こんな夫婦ってほんとにいるんだ』って思ったんですよね。うちのお父さんはほんと何もしない人だから」と感動していました。

知識として「知っている」のと、ナマで「見る」というのは全然違いますから。

だから、「あたしと結婚して幸せな男の日常をイメージしてくださいませ」という宿題を出すことがあります。

ドキュメンタリー番組でカメラが夫を狙い続けてる感じをイメージするんです。
それって「自分が夫を見てる」でもあるからね。

そうして幸せなイメージを作り上げようとするのですが、やっぱりそこで引っ掛かる部分もあるんですよね。

そうするとカウンセリングらしく過去を掘り下げていくわけです。

「今まで付き合った男たちのリストを作ってこいや!」
「家族関係をもう一度洗い直せ!」
「パートナーシップだけじゃなくて、仕事や趣味や友達付き合いなどのライフワークバランスをチェックしろ!」

等々の“指令”が出ます。

例えば、昨日セッションしていたスペック高め女子は「男関係を洗い直して、自宅マンションでお焚き上げをしたところ、子ども時代の性的いたずらと最初に付き合った男のことが引っ掛かってることが判明しました!!」と報告してくださいました。

彼女は付き合った男リストが40件を優に超えるほどの経験豊富なプロなのですけれど、振り返ってみれば恋愛初期の体験が大きく影響してることが分かったのです。

となれば、その影響をやっぱり取り除いていくのが大事だよなあ、と的を絞っていきます。

また、とある筋金入り武闘派女子は「なんかねー、あたしってー、仕事が最優先って感じで―、もしかしたらー、恋愛よりもー、仕事なのかもしれないのー、やだー」と言ってまして、「本質的に仕事好きな人なの?」って聞いたら「うーん、認めたくないけどぉ、仕事かもしれなくてー、そういうのって女としてどうかしらと思うんだけど―」という感じでしたから、「どうする?」という話になりまして。

つまりは、仕事などの方が恋愛よりも優先順位が高いってことなので、そうするとやっぱり片手間じゃないけれど、恋愛にそないエネルギーを割きたくあらへんってことなのですよね。

だとしたら、それに素直になって「仕事を充実させた上で、余裕があったら彼氏を見つける」くらいの方が“ちょうどよい”のかもしれないんです。

これって自分のエネルギーというか波動をより高めておいて、出会う人の質も高めていくって戦略です。

もちろん、そのほかにも著名であられます「親密感への怖れ」や「セクシャリティの抑圧」といった問題を扱ったり、「やっぱラスボスおかんだね」とか「ファザコン&ブラコンの強力タッグがあるからなあ」というところを見ていくものです。

「遠慮をなくすこと」

例えば、小学校の頃に背が高い子は猫背になりやすい、という現象をご存知でしょうか?

周りの子と目線を合わせるように、また一人だけ目立たぬよう、背中を丸める癖ができるんですね。

スペックが高いってことは背が高いってのと似たような心理状態を作り出すことがあるんです。

冒頭で紹介した経営者は「もう大丈夫と思って素性を明かした」わけですし、それと同じようなことはよくお聞きするものです。

「自分がハイスペックだということがバレたら困る」のです。

だから、あんまりそういう風に見せないように、バレないようにしてしまうんです。

婚活中、アプリの職業欄には「医療関係」と書き、やり取りをし始めた殿方にも「病院に勤めてる」と言い、実際会うようになっても「当直のある仕事で、デートの日を合わせるのに気を使わせちゃうかもしれなくて」などと伝えている女医は、今まで幾度となく職業バレした瞬間に男に逃げられるという過去があり、そのような表現をするようになったそうです。

彼女は「医者と結婚するのは絶対嫌!母を泣かせてた父を見てるから無理!」というトラウマの持ち主なので、何とか同業者以外と結婚したいがゆえに見出した策なのですね。

「ウソは付いてないもん!」と確かにおっしゃることなのですが、たぶん相手は「看護師さんかなあ?それとも薬屋さんかなあ?」などと想像すると思うんですね。

そこに「いや、実は内科医で、専門は心臓です。」などと告白されたらねえ、そりゃあびっくりしますよね?

なので「婚姻届にハンコを押させるまでは隠さなきゃね~♪」なんて言ってたのですが、「でも、それって詐欺みたいですよね?」と。それをお前が言うか?と思ったのですが怖いので黙ってました。笑

まあ、余談が長くなってしまったのですけれど、自分がハイスペックであることをどこかで知っている分、自分を隠してしまいやすいのですね。

つまりは「遠慮」です。

そうすると「お!いい獲物見っけ!」と思っても、そういう態度を出せなくなっちゃったり、「あたしがハイスペックだと分かったらこいつ逃げ出さないかしら?」とあれこれ考え始めたりするようになるんです。

つまり、自らのスペックを隠して婚活するようなものでして、「もったいないよねえ」となるわけです。

でも、こういうのって無意識にやってしまうものです。

知ってるけど知らないふりしたり、
すぐに分かるけど分かんないふりしたり、
不器用さをアピールしたり、
自分がリードした方が早いけど相手に譲ってみたり、
先読みしないようにブレーキかけたり、
仕事っぷりを隠したり、
清楚なフリしたり、
尽くさないように頑張った挙句、気の利かない女と思われたり。

それでだんだんイライラしちゃうわけです。

やっぱ背筋をピシッと伸ばして生きたほうが気持ちいいですよね?

だから、もし「確かにバカな女のフリして相手に合わせちゃうかも」と心当たりのある方は、はじめからガンガン行くことをお勧めしたいと思います。

そんな結局バレることだし、そのとき格差を感じて落ち込ませることになるし、お互いのためにはなりません。

でも、そういうことが癖になっていると「前に出る」ということが苦手になってしまいますから、ここが課題になることがあります。

「自分を遠慮せずに出す」ということを意識してみてください。

「自分と話が対等にできる人とできるだけ会うようにする」

どこにおんねん?という方もいらっしゃると思いますが、別にそれは男に限ったことではありません。

うちのお弟子にはデッドリフトでもスクワットでも100kg以上のバーベルを持ち上げる変態(仮)がいるわけですが、そんな彼女はふつうのジムでは浮いてしまいます。間違ってもちょこザップに行っちゃダメなんです。

でも、そんな彼女のために世界は「ゴールドジム」や「エニタイムフィットネス」という素晴らしい環境を用意してくれているのです。

そう、何が言いたいかはお分かりですよね?

あなたにとってのゴールドジムはどこにあるのか?です。

おそらく職場ではある程度、自分と対等にできる人材が揃っているかと思います。
そうすると社内恋愛という選択肢が最も最適であるように思われるのですが、ふだんからお伝えしておりますように「仕事がデキる男がプライベートでもデキる男かどうかはわかんねーから気を付けろよ!」という“事実”もございます。

もちろん、「同業者は絶対いや!」という方もいらっしゃるでしょうし、「素敵な男子はみんな既婚者」という方もいらっしゃるでしょう。

やはり職場以外のプライベートでも「自分が遠慮せずに自分を出せる場所」を探しておきたいものです。

学生時代からの友達にはそんな相手が多いかと思います。
とはいえ、結婚出産転職移住起業等々の理由により年を重ねるたびに会うことが困難を極めるかもしれません。

例えば自武女のみなさまには根本さんやお弟子さんのセミナーという、同志のみが集まる場がありますよね?

ご存知の通り自武女にも様々な部隊がいるので、突撃部隊に所属する方はやはり突撃部隊所属の方と気が合うわけですが。

食事に行くお店、趣味の集まり、推しのライブ、茶をシバきに行くカフェ、もしかしたらそういうところに同志がうようよいるかもしれません。

もし、お弟子の中に自分を映し出す奴がいれば定期的にそいつとしゃべった方がいいと思いますし、何なら奴らの総元締めである師匠に「よう来たのぉ、今日はなんやねん」と冷たく迎えられるのも一興かと思います。

そうして「世の中には自分と対等に話せる相手がいるんだぞ」ということを自分自身に教えてあげることってものすごく大事なことだと思うのです。

そのプライベートで出会う「対等な奴ら」の延長線上にパートナーがいると考えればいかがでしょうか?

ということで、自分が当てはまんのか当てはまらないのかの区別が難しいところかと思いますが、内容的にはハマる方が多いと思いますので参考にしてもらえれば幸いっす。

◎オンライン:3/10(日)14:00-17:00 ありのままの自分を知って受け入れる究極の自己肯定感ワークショップ~ありのままの自分ってなんだ?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51841

◎大阪:3/20(水祝)、東京:3/24(日)12:00-17:00 ゆるむ・解放する・アク抜きする・頭を空にするワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51973

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戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本(ハーパーコリンズ社)

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