積載重量オーバーな生き方をしてきてしまったがゆえに突然「ぷつん」としてしまい、気力が湧かなくなる問題について。



自分の生き方ってのはそれが普通なので、仮に荷物を背負い過ぎたり、思考的になりすぎたりしても「問題」が起こらない限り、なかなかそこに気付くことはできません。
でも、その問題が起きる時ってのは突然「強制終了」になってしまうわけで、そうするとパニックにもなるし、自己嫌悪も激しくなるし、ということで大変なのです。

根本先生、こんにちは。
日々、先生のブログに助けられ沢山学ばせてもらっています。
今回仕事に関して相談したいなと思い投稿させていただきました。
私は30代後半で人前に出る仕事をしていて、今回の大きめな仕事が決まった時から、全くやる気が湧かなくなってしまい、、自分と作品が乖離しているというか、、
準備期間の2ヶ月程は何とかがんばって無理をしながらも本を読んだり準備をしてきたのですが、自分でもどうしてしまったのか、、自分が全くわからなくなりました。
今、何とか稽古に通っていますが、普段の自分の仕事に取り組む度合いに比べると6割位で、情けないなと思っています。
こんなの人に見てもらうレベルじゃないです。
理由としては、劇中でこれまで私が割り振られてきた役と違う事を割り振られていて、戸惑っていることと、これまで仕事のために自分のほぼ全ての時間を費やしてきた事とパワハラみたいな扱いをされても耐えてきた事が仇になったと思います。
ちなみにパートナーはいません。情報量が少ないのでもしかしたら読んでも状況がわからないかもしれませんが、今この状況をどう抜けたらいいのか、アドバイスを頂けるとありがたいです。
かつて、お弟子さんにカウンセリングを受けた際超自立で東南アジアを走るバスみたいだと言ってもらった事があります。
何か目に留まりましたら幸いです。よろしくお願いします。
(Sさん)

東南アジアを走るバスと言えば峠越えの際にぬかるみにハマって動けなくなって上客みんなでケツを押すとか、ボロボロで動いているのが不思議なくらいなのにクラクションを鳴らしながら街中を爆走するとかそんなイメージが湧くのですけどそれで合ってますかね?

まあ、武闘派女子としてぶいぶい言わせてる以上、積載重量オーバーは当たり前で、よれよれしながらもハイウェイを爆走するものですけれど、超自立ってのはそんなもんすからしゃあないっすかね。

でも、一時に気合を入れて大量の荷物を運ぶならまだしも、それが日常となっちまいますとだんだん身動きが取れなくなってエンジンやタイや周りがぶっ壊れてしまうと思うんですよね。

いわゆる「燃え尽き症候群」という奴でして、私の元にはそんな状態で戦場から訪れる方が多いので、「まあ、とりあえず休めや」という指令を出すことが多いのですが、そこは武闘派女子、「は?そんなことできるわけねーだろ?」と燃えカスに炎を立てようと再び戦場に舞い戻っていくツワモノも多いものです。そう、多いんですわ。ほんま。

ということで、Sさんの現状を見るにパワハラもあり、またプレッシャーもある中で奮闘されてきたのですが、そろそろ燃え尽きちまってもおかしくないのかな?と思うものです。

Sさんの同業者に当たる方かもしれないのですが、同様の状態にてカウンセリングに通われていた方がいます。

彼女は完璧主義で、台本を隅々まで読み込み、役作りに励み、稽古が始まる頃にはほぼほぼ完ぺきな状態で臨むことを良しとしていました。

緊張しぃで、本人曰く「才能がない」ので、とにかく稽古に打ち込み、努力することでプレッシャーをはねのけることをしていました。

だから、舞台が始まる数か月前から緊張状態に入り、公演スタートと共にものすごく気合を入れて挑み、そして、千秋楽が終われば廃人のような生活を送ることが習慣になってたのです。

何となく彼女の気持ち分かります?
もしかして似た感じなんでしょうか?

それで、年に2,3度舞台をこなすのですが、廃人→気合で復活→気合で稽古→気合で公演→廃人、というルーティンを繰り返してきた結果、さすがのメンタルもガタが来てしまい、このままでは仕事を続けられないと思ってカウンセリングに来られたんです。

ただ、この「気合で○○」という状態は武闘派女子あるある中のあるあるでして、経営者、OL、士業、フリーランス、専業主婦含め、各方面で似たお話を伺っております。

この「廃人」のときにきっちり自分をメンテナンスできていればいいのですが、いわゆる「勤続疲労」というのもありますし、なかなか1,2か月では灰汁が抜けきらないことも多いんですよね。

それで彼女の話をお聞きしつつ、アク抜き並びに心の解放というところを中心にカウンセリングを進めていきましたが、結果的に1回舞台を飛ばすことになり、半年くらいしてようやく気力が復活してきた記憶があります。

やはり職業柄たいへんセクシャリティを使うものですから、それを無理やり気合で放出し続けると「枯れる」という状態になりやすいのですね。

だから、灰汁を抜きつつ、エネルギーを補充しつつ、再びモチベーションが戻ってくるように基本に立ち返るようなセッションもしていきました。

そういうわけで、もし、今のSさんの状態が「燃え尽き」であるならば、やはり一度、オーバーホールをするつもりで「人生の夏休み」を作られることが望ましいと思います。

ちなみにそんな方々に贈るテーマはこちらです。

ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』(徳間書店)
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さて、Sさんのお話を読ませていただきますと、今回大きめの仕事が降ってきたとのことですが、

>理由としては、劇中でこれまで私が割り振られてきた役と違う事を割り振られていて、戸惑っていること

この仕事が決まる前にすでにいっぱいいっぱいだったところに、今までとは違う役が割り振られて「ぷつん」としてしまったのかもしれません。

この「ぷつん」というのはある日突然やってくる怖い怖い症状でして、「よっしゃ頑張るぞ!」と思った瞬間にやってくる、まるで「ぎっくり腰」みたいなものです。

意識(思考)では頑張らなきゃと思うのに、体が付いて来ない、気力が湧かない、といった「あらビックリ!」という状態でして、メンタルが限界を超えた合図とも言えます。

たぶん、お仕事的にメンタルに余裕があるときのSさんであれば、今までと違う役がやってきても前向きに対応されていたかと思います。

しかし、知らず知らずのうちに溜め込んできたモノが臨界点に達していたため、一気にあふれかえってしまったんじゃないかと思うのです。

そんなときってもう意志の力ではコントロールできず、まるで心身がストライキを起こしたような状態になるものです。

そんな中でも6割の力を出せてるってのはむしろ凄すぎるのかもしれないんですよねー。

で、もし、Sさんの身近な人に似たような状況の方がいらっしゃったらどうアドバイスします?

それで、ちょっとやっていただきたいことがあるのですが、良かったらみなさんもお付き合いくださいませ。

自宅のベッドの上に丸まってお布団をかぶります。
家の壁が薄いとか、家族がいるという方は、さらにクッションを口のあたりに押し付けます。
そして、お腹に力を入れて大きく息を吸って「助けてー!!」と叫びます。
できるだけ大きな声で。

根本先生はこういうとき厳しいので1回では許してくれません。

とりあえず、3~5回は大声で「助けてー!!」と叫んでください。

さて、どんな感じがしましたか?

え?叫べない?

根本先生はこういうとき厳しいので、叫ぶことができたら先にお進みください。

叫ぶことができたらそのときの感情に任せてしばらく何もせずにいてください。

自分の心の中にどんな感情が湧き上がってくるのか。
自分の体がどんな反応を示すのか。

ただそれに身を委ねておきます。

もし、やべぇ、涙が止まんねえ、という状態であれば、枯れるまで泣いてください。

セリフが足りねぇ、という方にはサービスでいくつかオプションを付けておきたいと思います。

「もう限界!」
「もう頑張れない!」
「もう頑張りたくない!」
「もう無理!」
「もう嫌だ!」

好きな言葉を選んで繰り返し、お布団の中で叫び続けてください。

きっとどこかの言葉にハマると思います。

ちょいと体育会系なアプローチですけれど、「思考」によって蓋をされていた「感情」がこれであふれ出ることになればだいぶ気持ちはすっきりすると思います。

このセッションをすることで体に力が入らなくなり、そのまま寝入ってしまった人もいますし、ふらふらになって甘えたい気持ちでいっぱいになってしまった方もいますし、ただぼーっとしてしまって気が付けば1時間が過ぎてたという方もいます。

それくらい心が限界に達してたということです。

要するに「助けを求めなさい」ということなのですね。

そうすると「誰に?」ということになるのですけれど、その前段階として、まず今の自分が助けを必要としていることに気付け!なんです。

だいたいSさんや同志のみなさまのように「助けられ慣れていない人」というのは、自分の周りに鬼軍曹を置くことは歓迎するくせに、助けてくれる人は無意識に遠ざけてしまうものです。

だから「誰に?」と言ってもすぐに浮かぶものではありません。
また、あまり考えずに身近な人に助けを求めても華麗にスルーされることもあるでしょう。

そういうわけで「助けを求めている自分」ってのをまずは受け入れます。

その上で「じゃあ、誰に助けを求めるのか?」と人選を進めます。

身近に頼りになる先輩がいて話を聴いてくれそうだ、とか、前から何かとお世話になってる占い師がいる、とか、行きつけのマッサージ屋の店長はイケそうだ、とか、やっぱカウンセラーを見繕うのが良い、とか。

ただ、助けが必要だということを受け入れるだけでだいぶ気持ちは楽になるものです。

私はよくクライアントさんに「根本さんに聞きたいこと、相談したいこと、話したいことをスマホのメモに書き溜めておくとよいよ」と言ってます。

実際にカウンセリングを受けるかどうかは別にして、これを相談しよう!とメモするだけで意外と解放されることが少なくないのです。

これを私は心のセーフティネットみたいなもんだと思っていまして推奨しています。

良かったらみなさまも採り入れてみてください。

要するに一人では持ち切れぬ荷物を頑張って持ち続けてきた上に、その状態で階段をうさぎ跳びにて登ってきたがゆえに「ぷつん」と来てしまったものです。

そしたら忸怩たる思いを抱くかもしれませんが、正直に「拙者にはこれ以上は無理で御座る」と認め、「この荷物を持ってくださらぬか?」と誰かに助けを求める方向に意識を向けるのです。

そうして意識を外に向けるだけでも意外と荷物が軽くなったような気がするのですが、やっぱ積載重量オーバーには違いないので助けは必要です。

そうしてとりあえず自分にかかる「荷物」を軽減していくことを目指すのです。

ただ、本質的な話をするとこれはあくまで対症療法でして、そもそもなんでそんな荷物を背負ってしまうん?なんでそんな過剰なプレッシャーを自分にかけるん?というより内面的な課題に向き合うことが再発防止には役立ちます。

自分の価値をちっぽけに扱い過ぎていたり、
思考的になりすぎて感情を放置し過ぎていたり、
人を信用できずに抱え込む性格だったり、
我慢しぃで限界まで自分のしんどさに気付かなかったり、
いい人過ぎて良かれと思って荷物を背負ってしまったり、
様々な背景が想定できます。

だから、とりあえず助けを求めて心を軽くした後は、こうした問題と向き合っていくのが賢明かと思われます。

ということで、情報量が少なければ妄想で何とかするので皆さんもあれこれ考えずにネタを送ってよ、というお話でございました。あ、違うか。

◎大阪:3/20(水祝)、東京:3/24(日)12:00-17:00 ゆるむ・解放する・アク抜きする・頭を空にするワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51973

◎オンライン:3/10(日)14:00-17:00 ありのままの自分を知って受け入れる究極の自己肯定感ワークショップ~ありのままの自分ってなんだ?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51841

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