“ラスボスおかん”との向き合い方、そして、その恩恵について~子どもの頃から続く百年戦争に終止符を打つ!~

お母さんというのはもっとも近い存在であるがゆえにあらゆる問題の根源にあると同時に、大人になっても「親離れ」が難しい存在でもあります。
そんなお母さんとの関係を見つめ直すためのポイントを順番に挙げています。
覚悟が決まったら、ぜひ取り組んでみてください。

根本さん、いつもためになる記事をありがとうございます。
とうとう私にもラスボスおかん問題と真剣に向き合わなければいけない時が来たようです。
私の言動すべてを否定し、私を怒らせるような発言をしてくるのは自分なのに言い返すと怒り狂い、「あんたそういうのやめなさいよ!」と私が悪者にされることに心底疲れ果てました。
母にとって長女の私は、何を言っても、しても良い存在だということに今更ながら気づいてしまいました。アラフィフという年齢になってそれを突き付けられると結構応えます。

・娘に会えばいつも父の悪口と不満をぶちまける
・私に対する粗探しばかりする
・その他見るものすべてに対する嫌味と悪口の嵐(TVに出てくる人や周りにいる人が対象)

という感じで会って楽しく話せることはありません。
相手を変えようとしても無駄だとはわかっているのですが、文句を言われるたびに自分にも非があることを認めさせたい、わからせたいという気持ちが湧き出てしまいます。
両親は仲が悪く、会えばそれぞれの悪口を私にずっと話し続けるような人たちです。父にもサンドバッグのような扱いを受けています。
そして、妹は両親の欠点も受け入れつつ上手に付き合っているようで、自分にできないことを妹がしていることに羨ましさも少しあります。
どのように考えて向き合うと楽になれるのか、ネタにしていただけると嬉しいです。
(Mさん)

続きを読む

母との癒着がもたらすアンダーグラウンドと自分に付きまとう罪悪感のパターンについて~ほんとうに助けたいのは誰なんだろう?~

支配的・過干渉・感情的な母親を助けたいと思って尽力すればするほど罪悪感と無力感が強まり、癒着という関係が始まります。
それによって表面的には「良い人」になるのですが、反面、外には出せない自分が出てきてアンダーグラウンドを必要としてしまいます。
ただ、そこを掘り下げていくと「本当に助けたいのは誰か?」というテーマと「良心に背いている」という深い罪悪感が出てくるのです。

初めまして。いつも勉強になるブログをありがとうございます。
困っていることがあるので、是非ネタにして下さい!

30歳、既婚、子供はいません。
夫婦仲は良好ですが夫に恋した事はありません。
表ではいい子の道をきました。
裏では若い頃からアングラセックスをしてないとバランスが保てません。
アングラの相手に恋愛感情はなく、相手から特別な意識を持たれるとウェーとなり関係を断っています。
根本的に親密感への恐れがあるっぽいです。
何度もやめようと全員切っては、やっぱり新しく探して…を繰り返してます。

困っているのは、夫へ感謝したり与えたりするためにはアングラが必要になってることです。

相互依存へいきたいですが、与えたり感謝しようとすることにものすごい抵抗があります。

夫は非常に人間ができてる人で、だからこそこういうダメ女に惹かれてしまったのかなと思ってます。
本当に優しいし良くしてくれるので、頭では感謝すべきと理解してます。
けど、心で感謝しようとすると、素直に感謝したくないし与えたくもないと感じます。
(アングラがあると、素直に感謝もできるし夫のために○○しよ!とか明るくなれます。)

子供の頃に、
・母を好きだという気持ちだけでは、母を幸せにできなかった
→無価値観、罪悪感
・母に恩の押し売りをされた
→感謝してしまったら、どんな理不尽な要求にも耐えなければならない
・母を好きな気持ちにつけ込まれ、サンドバッグにされた
→好きになったらロクな目に遭わない、報われない

このへんの思い込みや感情が原因かと思いますが、抵抗が強すぎて書き換えが上手くいかず停滞しています。

夫に感謝するために他の男とするって本末転倒すぎて馬鹿らしいし、やめたいです。
与えて感謝したくない!心境から、やってみてもいいかな?まで行くのに役立つ意識などがあれば教えてほしいです。

もしネタにできそうならお願いします。
(Aさん)

続きを読む

お金に対する意識を変える3つのポイントとは?~親の影響、自分軸、自己肯定感~

お金って心理的に見るととても面白い存在で、様々な思いを映し出す鏡です。
そして、お金と向き合うことは親との関係と向き合うことになりますし、お金と上手に付き合うためには自分軸と自己肯定感が大事だし、ということで、まさに人生を豊かにするために必須の教科と言えるんです。

根本さん、こんにちは。
時々Youtubeライブにお邪魔しています。
いつも回答ありがとうございます!

今回は既に出回っているお金ブロックについてお聞きしたいです。

我が家のお金事情ですが。
まず、父は多分、稼ぎは良かったと思われ、我が家がお金に困ったことはありません。
父は営業職で面倒見も良かったからか、外食や飲み会が多く、お金は気持ちよく使ってたみたいです。
その一方で、母は「お父さんはお金使いすぎ」と窘めており、お父さんはお金ばっかり使っている、と子供心に思っていました。

そんなお金事情を見ていたからか、幼い頃から無駄遣いをせず、貯め込む癖があります。
貯め込んだお陰で今、根本さんやカウンセリングにお金をかけられるし、それはいいことなのですが 。笑

お金がなくなるのが異常に怖い。
貧乏になったら惨めで孤独だ。
稼ぐことは多いなる責任を伴うもので稼ぐのが怖い。
自分に稼げるわけがない。
稼ぐことの罪悪感。
などがあるようで、お金が汚いもの、というイメージがある気がします。
でも、自分の力でお金を稼ぎたい!!という思いもあるのでお金ブロックと向き合いたいです!
(Mさん)

続きを読む

感情が麻痺してしまったトラウマの癒し方と御恨み帳の活用法~強いトラウマが癒されると才能や魅力がますます開花する~

感情が麻痺して御恨み帳が書けないって声をちょくちょく頂きます。
それくらい強い感情が封印されていると解釈できるので、まずは、その当時の自分を救いに行くことから始めたほうが良さそうです。
そうしてトラウマが癒されると封印されていた才能や魅力があふれ出していくのです。

ブログの更新をいつも楽しみにしています。
下記の記事でネタにしてもらいましたSです。
「自分を愛すると好きになる相手が変わる!?自分を癒したら恋心が消えちゃった!?」

先月、ようやく相手の地元で初デートする事ができました!
その時はゆるやかで幸せな時間を過ごせたのですが、向こうからはまだ気持ちの整理がつかない事や、「どうしていいのか分からないままに、返事だけ保留している事は申し訳なく思っている」事を伝えられました。

その時は「ゆるゆるやっていこうよ」とのほほんと返事したのですが、ホテルに一人で帰って寝ようとした時に、「私は選ばれない、見てもらえない、」という思いでいっぱいになり、そのまま泣き疲れて寝てしまいました。

そこからも変わらずなやり取りを続けているのですが、ブログを読む中で見つけた「彼が隣いる横でどれくらい脱力できるか」というイメージワークをやってみたところ、とても強い恐怖に襲われてしまい、「これが親密感の恐れか…」と呆然としてしまいました。

これが本丸だな?と「親密感の恐れを癒す」セミナー動画を満を辞して購入し、ワークをやってみたところ、幼少期に9歳年上の従兄弟から受けた性暴力がフラッシュバックしてしまい、御恨み帳を取り出すも、従兄弟相手に感情が何も浮かびません。
ただ、かわりに涙だけは出てきて、先は長いなと途方に暮れてしまっています。
こんな御恨み帳すら書けないほどの恐れ(この場合男性恐怖?)が出てきた場合、他のアプローチ方法はあるのでしょうか?
(Sさん)

続きを読む

相手を下げて嫉妬心をコントロールしようとする心理~劣等感、無価値感、そして、競争心と向き合う~

嫉妬を覚えたときに「相手の方が下だから」などとマウントを取る感じでその嫉妬を感じないようにしてしまうことはありませんか?
誰にでもあるこの心理とその対処法を解説していきます。カギは劣等感、無価値感、そして、競争心です。

自武女の母、ロックマンの父のサラブレッドの私は物心ついた頃から自立武闘派野良猫ロックウーマンです
最近は幼少期の傷に気付き、夜な夜な傷を抉っては自分を慰め号泣しています

そんな私も例にもれず、ロックマンに片思い中です
彼の言動は自分と同じだということに気付き、父親に似た彼に幼少期に得たかった愛を求めている気もします
彼の音信不通やキツい言動は全く気にならなくなり、少しずつ素直になれるようになりました

そんな彼には、仲の良い女性がいます
恋愛関係ではありませんが、頻繁に連絡を取り一緒に飲んでいます
相手の女性は私もよく知っており、無価値感全開の武闘派です
彼女は私が彼を好きなことを知っていて、応援すると言いながらも彼との仲をアピールしてきます

彼は彼女を下に見ていてマウントを取れるから相手にするのではないか。私への当てつけではないか
彼女は私に対する優越感を我慢出来ない子供だ。彼の当てつけに使われて可哀想だ

ついそんな風に誰かを下げて自分の嫉妬心を落ち着けようとしてしまいます
でも、そんなやり方で自分の気持ちをコントロールしようとするのがすごく嫌です
嫉妬心を自己完結するにはどうしたらいいのでしょうか?
(Aさん)

続きを読む

他人にマウントを取ってしまう癖を直して対等に人と付き合えるようになるには?

マウントを取る人って意外と自分でそれに気づいていないですから気付けるだけでも大したものですね。
じゃあ、そんな人がマウント癖を手放して対等性を手に入れるためにどうしたらいいのかをがっつり解説したいと思います。

根本先生、こんにちは!
根本先生のブログを日々読み漁り、結婚生活も2年目に突入した元武闘派女子です。

おかげさまで幸せな日々を送っておりましたが、自分の中で新しい壁にぶつかり、久しぶりに先生のブログを拝読したところ、なんじゃこりゃー!去年より、一昨年より内容が濃い!めっちゃ充実している!とハスハスしている次第です(笑)

本日、質問したいのは最近のブログを読んでひっかかった「対等性」と「親への競走と嫉妬」という部分です。

私はマウント癖があり、長いものには巻かれ、時には喧嘩を売り(笑)、自分より弱いものには嫉妬するような感じで暮らしておりましたが、最近は、「相手の立場になって考える」「自分に優しくするから相手にも優しくできる」ということを覚え、以前よりはだいぶ楽に生きられるようになりました。

しかし、マウント癖がなかなか抜けず、仲良くしたいのに嫌われたり、怖がられたり(自分とあなたは世界が違うからとよく言われます)することがよくあります。
大人になった今も、親と比較してしまい、自分が間違って居るんだと感じることもあります。

長くなってしまいましたが、マウント癖を治して対等に仲良くするために対等性について、より詳しく教えて頂きたいです。
そして、両親のことも1人の人間として愛せるようになりたいです。
よろしくお願いします。
(Sさん)

続きを読む

仕事に対してやる気がなくなってしまったのは働く理由となる感情が変わってしまったから~ネガティブな感情からポジティブな感情に理由を変えていく方法~

怖れや義務感などのネガティブな感情はとても刺激的ゆえに、仕事を頑張ることができるものですが、同時にストレスも相当溜め込むことになります。
ところが、そのネガティブな感情がなくなると今度はやる気が失われて、仕事を頑張れなくなってしまいます。
そこでは新たにポジティブな感情を用いて働く理由を創造する必要があるのです。

根本先生こんにちは。
2年ほど前、人生どん底の時にブログでネタとして取り上げていただき、その節は大変お世話になりました。(なぜか父親と似たタイプばかりを好きになってしまうのはそれくらい愛が深い人だから。の回です)

手放しワークの効果なのか、当時と状況がまるっと変わり、自分でも驚いたため報告を兼ねてまた送らせていただきます!

当時、年金暮らしの両親と障害持ちの兄弟を金銭的に支えながら、多忙で安月給の職場で身を粉にして働き、にも関わらず会社からは昇給試験を落とされたうえ「経営的判断で以降昇給なし!」と告げられている状況でした。
更にとどめを刺すように、当時の恋人から結婚する気が無いから別れようと言われ、ショック死寸前でした。

とにかく自分は自分!家族は家族!と念じる毎日を過ごした結果、出会って2回目のデートでプロポーズされた人と今月結婚します。
(もちろん経済的に安定した職業の方)
仕事面でも、新規事業の立ち上げメンバーに何故か選ばれ、あっさり昇給しました。
あれだけハッキリと今後昇給なし!って言われてたのに。
私の婚約をきっかけに家族の問題についても親戚や行政から支援が入り、私1人で抱える必要がなくなりました。
こんなに一気に変わるものなのですね。

しかし一番驚いているのは、こんなに状況が好転し幸せなはずなのに、なんだか腑に落ちず、もやもやした感覚に悩まされていることです。
特に仕事面で、新しい事業が始まって半年も経っていないのにすでにやる気を失ってる自分がいます。
周りの人と同じような熱量で取り組めず、会議も上の空になってしまい仕事がどこか馬鹿馬鹿しく感じてしまうほどです。
このままでいいのか?もっと他にすることあるんじゃない?と自問自答する毎日ですが具体的に何をしたら良いのか答えは出ません。
いろいろ興味はあるのですが。

経済的不安が無くなったことで、今までずっとお金のためだけに働いていたんだなぁと気付きました。
旦那は、もっと短時間のパートで働けば?と言いますが、そんなことしたら母と同じになりそうで怖いんです。
あと、自分で稼ぎたいし社会で活躍したい欲求も捨てられません。
今の仕事は5年後10年後も続くイメージがないけど、他の道を踏み出す勇気もなく、ずっと出口のない迷路をぐるぐる回っているようです。

こんな自分がもっと自由に生きられるヒントがあれば教えていただけると幸いです。
(Sさん)

続きを読む