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セクハラは断固としてNGですので、自分のせいにすることなく突っぱねるのが正しいあり方です。決して自分が悪いとは思っちゃいけません。
けど、それとは別の問題として「自分を隠そうとしちゃうと隙が生まれちゃうんだよね」というのも事実です。こちらは内面的な問題で、より自分らしくあることが求められています。
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よろしければ、ネタとして取り扱っていただけますと幸いです。
今年転職したのですが、セクハラに遭いました‥。会社の外部相談窓口にも相談して、明らかにセクハラですと言われました。
最初は「そういうの、セクハラですよ、やめてください」なんて優しく諭していたのですが、だんだんと調子に乗ってきて、過敏過ぎる私が悪いというようなことを言うようになってきました。
あまりに不快なので、上司に相談しましたが、会社は今回はセクハラとして取り扱わず、周りからは許すように言われました。
個人的には許すかどうか、許せるかは私の感情なので、周りに踏み込んでこられて大変不快に思っています。毛根ぶち抜くぞ!的な‥
実はセクハラ被害は社会人になって2回目になります。
そして、やたら変態に遭遇します。
これって、私が境界線を引けていないから侵入されちゃうのでしょうか‥。
会社のセクハラした人は、自画自賛系仕事できない教えたがり男です。
ご意見賜りますようよろしくお願いします!
(Nさん)
「自画自賛系仕事できない教えたがり男」ってことはだいぶめんどくさい奴ですねー。
職場でもけっこう嫌われちゃってるんじゃないかと思いますし、何を言っても伝わらない可能性がありますから厄介ですねー。
うちの突撃部隊送り込みましょうか?秒でカタが付くと思いますが。(こわい)
しかし、、、外部相談窓口ってそんな力ないところなんですかね?そこがセクハラですって断言しといて、なんで部署がそれをひっくり返すんでしょうか?
今どきどんな会社なんだろう?と思ってしまうのですけれど。
「毛根ぶち抜くぞ!」って思うのは当然ですし、ちょっと問題のある組織ですよね。
にしても、「毛根ぶち抜くぞ!」っていい脅し文句ですなあ。マジで怖いもんなあ。
おじさま方は震えあがるでしょうね。今度上司にそう言ってみたら??
で、こういうときって
>これって、私が境界線を引けていないから侵入されちゃうのでしょうか‥。
という風には考えない方がいいというか、、、うーん、ちょっと言葉を濁しちゃうんですけど、「それとこれとは別!!」と線引きして、切り分けたほうが良いのです。
セクハラや変態に対しては毅然とした態度を取るって意識を持ちたいものです。
「はあ?何言うてんねん。外部窓口にまで相談したんやで?そこがそう言うてんねんで?それを今さら許せとか認めないとか何言うてんねん、ちょっと表出ろや。毛根ぶち抜いてやるからさ」くらいの気持ちはしっかり持った方が良いわけです。
で、毅然とした態度っていうのは「男性性」を使うわけです。
なので突撃部隊に所属するバリバリ男性性で生きてる武闘派女子はセクハラに遭おうもんなら土下座強要・慰謝料請求・上司降格&左遷・市中引き回しの上、打ち首獄門の刑に処すわけです。
とはいえ、ふだんは武闘派女子でバリバリやってるのに、痴漢に遭っても何も言えなかったり、セクハラも泣き寝入りしちゃったりすることもあるものです。
つい、女の子の部分が出ちゃうわけですね。
なのでそういうときこそ男性性を使いたいところなのです。
だから、そのためにも「何かあったらこの会社辞めてやる」くらいの自尊心は持ち合わせたいところです。
しかし、それにしても会社の対応は最悪ですねー。
今の時代、セクハラには相当敏感なはずなのですけどね・・・。そんな古い体質の会社なのでしょうか?
とりあえず、基本的に「Nさんはこのところたいへんお怒りモードでして、腫れ物に触るように周りが接しております。現場からは以上です。」というレポートが入るくらいで居ていただければと思う次第です。
ま、時には戦うことも悪くないよ、という一例ですね。
なので、ほんとに許せないと思ったらちゃんと弁護士立ててでも戦う!って意識を持った方が良いかと思います。(ので、無料相談とか行ってみてもいいと思います。最近はオンラインで弁護士の無料相談受けられるところも多いようなので)
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さて、それとこれとは別って話でして、セクハラに遭うだけでなく「やたら変態に遭遇します。」というところなので、この点についての心理を掘り下げて行こうと思います。
繰り返しますが、会社には毅然とした態度を取りつつも、それとは別件扱いで、自分の内面を見ていく、ということをしていきます。
境界線があいまいな自覚ってあるんでしょうか?
他の人にも侵入を許しがち、というような。
職場の周りの人から「今回は許すように」とお達しがあるってことは、そういうことを言える雰囲気をNがんが出してるってことなのでしょうか?
何か境界線があいまいだなあ、と感じるできごとって他にありますか?
イライラをぶつけられやすいとか、友達から長い愚痴を聞かされやすいとか、トラブルに巻き込まれることもあるとか、厄介ごとの現場に居合わせちゃうとか、出会った男に勘違いされやすいとか、すぐにホテルに誘われるとか。
また、内面はともかく外見は大人しそう、何も言わなさそうって思われやすいですか?
あるいは、周りからセクシーだのエロいだの、そういう目で見られることってありますか?
セクハラや変態や痴漢を引き寄せやすいというのは、セクシャリティが強い証拠というのを過去にも何度か記事にしたことがあるのですけれど、(例えばコレ↓)
女性としてとても魅力的な要素をお持ちにもかかわらず、それを全然自覚しておらず、何なら自分は全然魅力ないとすら思ってしまっているがゆえに、隙間が生まれ、そこに変態たちが忍び込む余地がある、という解釈をすることが多いものです。
で、ここで言う魅力というは表に出てる魅力ももちろんそうなのですが、むしろ、エネルギー的な(雰囲気的な)魅力でして、なかなか自覚が持ちにくいものがあります。
例えば、以前、セクハラによう遭うし、痴漢にも遭いやすいという女性をカウンセリングしていました。
凛としていてさっぱりした感じのまさにクールビューティ(古い?)って感じの方でした。
彼女は幼少期よりそういう目に遭って来たのであまり女を出さないように意識するようになり、基本スカートも履かないし、髪もショートにするし、メイクも薄目で、コンサバ系なんですよね。
で、恋愛もほどほどにバリバリ仕事していて、やっぱり彼女も立派な自立系武闘派女子でした。
けれど、彼女自身も多少は自覚がありましたが、とてもセクシャリティが強く、女性性だって非常に豊かな方でした。
そういう部分って外見を繕っても隠せないんですよね。
むしろ、隠しているがゆえに一部の人たちの興味を惹いてしまうことがあるんです。
ほら、隠してると暴きたくなる心理ってあるじゃないですか?
だから、彼女には「思い切って女を出しちゃいましょう!」という提案をしていったものです。
で、あるときミニの花柄ワンピースという、今までの彼女なら絶対チョイスしないファッションでカウンセリングに来られたんですけれど、めちゃくちゃ似合ってたんですよね。
で、本人も「ああ、こういう服がほんとは着たかったんだ、と実感しまくり、勢いで、似たようなワンピを3着も買っちゃいましたー」とニコニコしてました。
もちろん、また痴漢に遭うんじゃないかという不安もありましたが、同時に「そんな奴がいたら打ちのめしてやる!」という強い気持ちも出てきていました。
そう、「自分らしくあればあるほど強くなれる」のが私たちなのです。
自分らしくいることで自分自身にしっくりくるし、そんな自分のことが好きになれるし、ゆえに、自分に自信が持てるようになるんです。
何かを隠してたり、抑えてたりするとそれが見つからないように、バレないように、触れられないようにすごく意識しちゃうじゃないですかー。
例えば、職場についてさあ仕事でも始めるべ、と思った瞬間、右手中指のネイルが半分くらい剥がれちゃってることに気付いたとしましょう。
やばっ!と思いますよねえ。昼休みに直すとして、なんとか午前中はバレないようにするわけです。
でも、パソコンを打つたびにそこが気になっちゃうわけで、企画書に集中できないし、数字だって間違えちゃったりするわけですよー。
しかも、誰かが話し掛けてきたらドキッとしてバレたんちゃうかと思うし、打ち合わせするとなれば中指をひたすら隠そうとするでしょうし、気が気じゃないわけです。
・・・まあ、それは大げさにしてもですね、何かを隠してるとそんな風にそこに意識が向いちゃうのですね。
で、それは欠点とか自信のないところも同じだし、セクシャリティとか魅力とかもそうで、意識してなくても、隠した、抑えた、という状態であれば、そっちにエネルギーが取られることになるわけです。
バレないように隠す、というところにエネルギーを使ってたら、当然スキが生まれますよね?
ネイルに気を取られたら背後から上司が近づいてきたらびっくりしちゃうし、打ち込んでる文章に誤字脱字があっても気づけないわけです。
そこで開き直って「うわっ!ネイル剥がれとるわー。最悪やわー。みんな見んといてなー。昼休みに何とかしよか」と周りに聞こえるようにアナウンスしといたらどうでしょうか?
上司が忍者の如く近づいてきてもすぐに打ち落とせるし、誤字脱字もすぐに気づいて修正できるはず。
つまり、抑えたり、隠したりしていると弱くなるし、それを受け入れてオープンにすれば強くなれるのです。
「まあ、それが今の自分やからしゃあないやん」というのは自己肯定感をあげる魔法の言葉ですけれど、そうして自分を受け入れて、自分らしくあろうとすることで私たちは強くなれるわけです。
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とすれば、変態に遭ったり、セクハラを受けたりするのも、Nさんが「何かを隠してバレないようにエネルギーを使ってる」という風に解釈してみるわけですね。
それでもっと女を出した方がいいんじゃないの?
ほんとは怖い女だってことをもっと強調していいんじゃないの?
もっと自分の魅力を全開にした方がいいんじゃないの?
という話になるわけです。
「境界線を引けていないから?」と感じるのも、もしかしたら違うところにエネルギーを使いすぎているからかもしれません。
だから、自分らしさってなんやろなあ?自分の魅力ってなんやろなあ?女としての魅力とかセクシャリティってどないしたら分かるんやろか?みたいなテーマを持って自分なりに研究してみるといいわけです。
そうしていくとそのめんどくさい男に近付かれても「No!!!!」という言葉に力がこもりますから、なんやかんや言いながら退却していくでしょうし、「は?外部の相談窓口が黒や言うてるのをあんたは白と言うんかいな」とドスの効いた声で上司にささやくことができるでしょうし、同僚だってむしろその男に矛を向け始めるでしょう。
こういう部分って自分の内面的なことなので、自分で触れられますし、自分が変えることのできるものです。
しかも、新たに何かを採り入れるんじゃなくてすでに自分の中にあるものをただ認めるだけですから早く変化することもできるでしょう。
ということで、セクハラには断固としてNoという思いを持ちつつ、内なる自分を見つめ直して本来の強い女を発揮できるようにしてみるのはいかがでしょうか。
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