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子育てをしているシンママたちが一度は抱えるあろう「母であり、女でもある」という葛藤。
子どものために母でいたいが、そうすると女の自分を抑えなければならない。けど、恋もしたいし、できれば再婚もしたい自分もいる。そうすると子どもを裏切る、悲しませる、寂しくさせるような気がして罪悪感が出る。
その問題とどう向き合っていけば、自分も子どもも彼も幸せな未来を描けるのでしょう?
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>彼氏が欲しいっていってるけどそもそも彼氏の定義って何よ?
あれから転職し収入は上がり生活は落ち着きました。
そして現在、転職先にて新しい仕事を覚えるべく奮闘しています。
するとそんな私を見て、仕事を教えてくれる先輩(既婚者)が、私に好意を向けてきました!女としての自信をもらったり、生い立ちや前夫との経緯を全部知った上で向けてくれた好意、先輩がきっかけとなりダイエットをして成果が出たりとありがたい存在です。
現在は期限を決めて、待っているところです。(不倫はしません、体の関係は持ちません、半年待って離婚しなければ私は他の人を探しますと伝えています。)
この先輩がいいと思いつつ、私がもっと強烈にコミットメントをしているのが、「(この先輩じゃなかったとしても)パートナーを見つけ、結婚すること」です。
私は幸せなパートナーシップを築いていきたいのです。この先輩のおかげで、女だという自覚を取り戻し、また、シングルマザーとして一人でやっていくのがもう限界だということに気づいてしまいました。
そこで、一人息子(12歳)に、「お母さん彼氏を作るね!できれば結婚もしたい!」と宣言したところ、
「彼氏作ってほしくない。知らない人と暮らすの嫌だ。お母さんを取られる気がする」と泣いてしまいました…。
結果的に「今まで息子氏がお母さんを支えてくれた。本当にありがとう。でもそれは子どものあなたにさせるべきではなかった。彼氏はできたら報告する。会う会わないは息子氏の自由で良い。すぐに一緒に暮らすこともない。そして、息子氏が安心してお母さんを任せられるような、お母さんを大切にしてくれる人を探す。これは絶対約束する」というところで着地しました。
女として幸せになりたい気持ちと、息子のために母でいなければ、という両ばさみでとてもしんどいです…。
正直、「まだ一人で頑張らないといけないのか」「でも、思春期の息子は母親の「女の姿」を見たくないだろうな…」「そしたら成人するまで最低でも6年、また一人で頑張らないといけないのか…結婚できないのか…」という気持ちです…。
女としての幸せと、息子が我慢しなくて良いような、両立するために私は何をすべきでしょうか?ご教授いただけますと幸いです。
(Aさん)
「女」と「母」の両立問題は結婚していてもシンママでもバランスを取るのが非常に難しいテーマなんですよね。
「母」になると「女」は隅に押しやられ、「女」が出てくると「母」には目を背けたくなり、その迷い、葛藤、悩みはなかなか結論が出ないものだろうと思います。
なので、そうしたご相談はとても多いものでして、私も話をお伺いしながら「うーん・・・」と天井を仰ぎ見てしまうことも少なくないものです。
「自分らしいバランスを取れたらいい」と口で言うのは簡単ですけど、それを実践するのは難易度が相当高いんですよね。
そもそも「女性性」というのはそうした区別をあまり付けたがりません。
「女性性はトートバックと同じ。財布もスマホもハンカチも化粧ポーチもノートも一緒くたになってる」という風に。
一方「男性性」というのは「家庭と職場」をきっちり分けることができるもので、仕事人になっているときはパパであることを忘れられ、パパであることで仕事のことは横に置くことができます。
いわば「男性性はビジネスバック。ポケットがたくさんついていてPC用、電源用、スマホ用、財布用などで使い分けができる」ということです。
だから、「女と母をきちんと区別しよう」というためには男性性のサポートが必要なんですけど、そうすると女性性が抑えられるわけで「え、それはやだ。つまんない。」と反発が起こり、「どうしたらいいのーーーー????」と頭を抱えざるを得なくなるのです。
とはいえ、シンママでお仕事もして、父親役も兼務されてるAさんや同志のみなさまはそれなりに男性性が育っていると思いますので、ある程度は区別して「彼女であり、母である」という立場が持ちやすい方だとは思います。(もちろん個人差は大きいが)
だから、この「母と女問題」というのは実は別のところに根っこがあることが多いのです。
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ちなみにですが、「パートナーを見つけ、結婚すること」にコミットされることは何ら問題ないばかりか、むしろ、応援させていただきたいテーマです。
また、息子の「ママを取られるような気がする」という気持ちはもちろん嘘ではないのですが、思春期にも入りますし、自立していく時期ですから、扱いには気を遣うものの、さほど気に病む必要はないものと思ってください。
で、むしろ、カウンセラーとしては「ほほー、12歳の息子をお持ちとのことですが、ちょっと距離が近すぎやしませんか?」という鬼のような話をしてしまうこともあるくらいでして。
シングルでお子さんを育てられている方にとって、お子さんは心の支えであり、お子さんからの愛情がエネルギー源であることは間違いありません。
だから、仕方がないっちゃ仕方がないのですが、心理的にお子さんと近くなりすぎて「同一化」してしまうことも多いのです。
乱世を生き抜いてきた唯一無二の戦友みたいな絆で結ばれてしまうような感じ。
けれど、それが「癒着」と言える状態であることも少なくなく、そうすると「子どもの自立、成長を寂しさから母が阻害してしまう問題」とか「まるでパートナーシップのようなニコイチの感覚を持ってしまい、新たなパートナーシップが得られにくい問題」などが危惧されるものです。
だから、時には「息子との距離が近すぎるから、自立を促すためにも少し心理的距離を取った方がいいと思います。」なんて冷酷な提案をすることもあります。
それは、子どもが自立していく過程で、子が激しい抵抗を示せば「非行」のような問題行動につながり、逆に母がそれを抑え込んでしまえばいつまでも母に依存する子になる可能性があるからです。
そういう意味で「彼氏がほしいぞー!結婚したいぞー!!」と鼻息荒く先輩を狙えるようになったのは、息子さん自身の自立が始まった証と言えるかもしれません。
だから、息子には自立して大人になっていくプロセスを歩ませ、自分自身は女としての幸せを追求するプロセスを進む、という方針で間違いないと思います。
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ということで、「母と女問題」についてなのですが、「母が女であること」というのをAさん、そして読者のみなさまはどう感じられるでしょうか?
理屈では「当然だ!分かるぞ!」と考える一方、感情的には「うーむ。悩ましい。なんか嫌な感じ。ダメな気がする」みたいになりませんか?(そうなることを前提で今後の文章は続いていくので、とりあえず同意しといてください。)
カウンセリングでもちょくちょく出てくる話題ですが、かつて昭和の時代には実母や姑からこんな風に言われることもあったそうです。
「子を産んだらもう女は終わり。これからは母として生きなさい。」
直接そう言われてなくても、母になったら女を捨てなきゃいけない、みたいな風潮があったのは確かですね。
だから、みなさまの母の多くも自分たちを産んでから女を出さないようにしてきた方が多いんじゃないでしょうか?
そういう母を見て育てば、「母になったら女でいちゃダメ」という思いを潜在的に受け継いでしまっている可能性もありますよね。
世間的な風潮としては「母だって女じゃん!」という風に変わってきていますけど、心の中までそっくり変わったか?というとなかなかですよね。
つまり、どこかで「母でありながら、女であること」に対して否定的な感情がAさんにもあるのかもしれません。
だから、「母でありながら彼を作ること」に対して自分が感じている気持ちを正直に書き出してみましょうか。
思考的に「いいじゃんいいじゃん、当たり前じゃん」と思っていても、心の中では違う気持ちがあるかもしれませんからね。
そうして「母でありながら女でもあること」に対して今の自分が抱いているイメージを探っていくと、人によっては思った以上にタブー視していることに気づくでしょう。
そうして出てきたネガティブなイメージを手放していくのが次の段階です。
例えば、そのイメージは誰の影響によるものかを考えてみます。
「母」であったり、「祖母」であったり、「学校」や「社会」であったりするでしょう。
そうして「あ、これは母がルーツか。じゃあ、母にお返ししよう」と思うだけですーっと抜けていくものもあります。
「このイメージはなんとなく世間から感じているものが由来になってそうだなあ。でも、今の時代はそういう価値観はだいぶ減ってきてるようにも感じる。だから、もうそのイメージはなくてもいいな。ポジティブなイメージに書き換えてみよう」と“思い直す”ことで改善されるものもあるでしょう。
そうして、ネガティブなイメージをひとつひとつ手放したり、ポジティブなものに変えたりしていくのですが、中にはなかなか手放せないしつこい油汚れみたいなイメージもあるかもしれません。
となると、それが母由来であれば、母との関係を見ていくことが求められるでしょう。
母との距離は近いのか、遠いのか。
母に対してどんな気持ちでいるのか。
母に対してどの程度自分軸が確立できているのか。
などを見ていきながら、場合によっては「母を手放すワーク」が効果的なこともあります。
そうして「母であり、女であること」に対してのネガティブなイメージを取り去っていけば、女であることを許可できるようになるでしょう。
これが本格的なアプローチのひとつになります。
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で、ここで「息子」独特の問題というのもあります。
Aさんにとって息子さんはかけがえのない存在であることは間違いないと思います。
離婚されてからは2人家族としてずっと一緒にいる間柄でもありますし、お互いがお互いを必要とする存在で、“生きる理由”になっていることもあるかもしれません。
それが先ほどお話した「癒着」につながることも多いのですが、それと同時に息子くんが「理想の彼氏」になっちまってる可能性も考えて見なきゃいけません。
息子を持つママのみなさん。
彼が4歳前後のとき、そのまっすぐな愛情や、その言葉にドキッとしてきゅんとしてしまった経験はありませんか?
「夜寝るときに頭に腕を回されて『僕、ママのことが本当に大好きだよ』とまっすぐ目を見て言われて、それが人生最高の経験だった」と語られたことはありませんか?
そして思わず「この子さえいれば、何もいらない!」と息子に恋をしてしまった経験はありませんか?
また、「もしかして息子が理想のパートナーかも?」と思ったり、「なんか息子が彼氏だったらいいのに」と思ったり、将来できるであろう息子の彼女や妻に早くも嫉妬の炎をたぎらせたことはありませんか?
そんな風に自分の理想の男子に育ててきた自覚がある方もいらっしゃいませんか?
そんな風に「息子であるが彼氏でもある」みたいな思いをお持ちの母が実は多いんじゃねえか?と思うんです。
ええ、パパの立場は全くありません!(涙涙涙涙涙)
で、そうして息子を感じた分だけ、自分が彼氏を作ることは「まるで浮気をするような罪悪感」につながるんです。
だから、その罪悪感を手放すべく「息子を手放すワーク」をやったり、「わたしはわたし、息子は息子」と自分軸を確立したりするワークをよくやるのです。
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また、息子に限らず娘にとっても母は絶対的な存在です。
シンママであれば、親はママしかいないって生活をしてきてますし、その気持ちはママも痛いほど分かりますよね。
だとすると、彼氏を作るということは子どもにとっては「母を奪われる」「ママを独り占めできなくなる」という変化を表しますから、そりゃあ抵抗が出てきます。
中には「母に見捨てられる」という感覚を覚える子どももいるでしょう。
それは無理もないことで、「彼氏を作るぞー!」という母の宣言に「いいぞ、いったれや!」とすぐに応援してくる子どもはなかなかいないかもしれません。
それはママとの心理的距離が近ければ近いほど顕著になります。
私のクライアントさんには「わたしが彼氏を作ることを子どもも応援してくれてる」とおっしゃる方も少なからずいらっしゃるのですが、そういう方は母と子の心理的距離がべったりじゃないのでしょう。
そういう風に考えれば、Aさんの息子さんの反応はごくごく当然のことと言える一方で、Aさんが彼氏を作るということは、「うちらは恋人じゃなくて、母と息子という関係なの!彼氏ができたところであんたとの関係が変わるわけないでしょ!あんたはこれからもわたしの大事な息子に変わりはないの!」ということを教えるチャンスと言えるでしょう。
この点からも私はAさんが彼氏を持つことを推したいんですね。
ちなみに、「母と息子」は何かと癒着しやすいもの(=夫婦みたいな関係になりやすいもの)であり、婚活中のクライアントさんから「彼はお母さんと2人暮らしみたいで・・・」と聞いた瞬間、私は「またそんな難易度の高い男を見つけてきて・・・」と頭を抱えてしまうものです。
つまり、「母と子」という関係と「母と彼氏」という関係は別問題であり、影響はし合うけれど、それぞれが独立したものということを母も子どもも認識していくチャンスなのです。
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さて、もう少しディープな話をしましょう。
ここまで出てくる「母」と「女」を比べたときに何がその違いになるのか?といえば、セクシャリティなんですよね。
つまり「メス」「フェロモン」「色気」みたいな性的な匂いが一番の違いではないでしょうか?
これは自分の中でセクシャリティがどれくらいタブーになっているのか?が問題になるんですね。
まだまだ社会的に性がタブーであり、子どもに性教育をすることに抵抗がある親も少なくありませんよね。
子どもの前で性的な自分を出すことには多くの親がネガティブな思いを抱くでしょう。
今は個人の時代ですから少ないかもしれませんが、子どもと一緒に映画を見ていてセックスシーンが出てきたどう感じます?チャンネル変えたくなります?
で、「彼氏を作る」といったってプラトニックな関係をイメージするわけはなく、キスやセックスも含む、子どもは立ち入り禁止な世界がイメージされますよね。
そういう思いが強いと、まるで「母と女」が「表の世界とアンダーグラウンド」みたいに思えちゃうんです。
そしたらAさんにとって彼氏を作ることがまるで「不倫をするような気持ち」になりかねないんですよね。
だからこそ、性に対して自分の中でタブーにせず、オープンにすることがここでは求められるのです。
実際に「彼氏とセックスして家に帰るとなんか自分がすごく悪いことをしてるような気がしてならない」とおっしゃる方もいます。
そんな風に「彼氏を作る=アンダーグラウンド」になってしまっているならば、常に子どもに罪悪感を覚えながら恋愛することになりますから、疲れちゃったり、しんどくなったり、彼との関係が発展しなかったり、めんどくさくなったりしちゃうかもしれません。
別に息子の前でセックスの話をしろってわけではありません。
でも、自分の中でセクシャリティがオープンになってくると、セクシーな下着をこそこそせずに身に着けられたり、彼氏とのデートがもっと楽しめるようになったり、再婚したときの家の間取りをニヤニヤしながら考えられたり、タブー感がなくなった分だけ罪悪感がなくなっていきます。
これは間接的には子どもたちのセクシャリティを許可してあげることにつながる(つまり、セックスや恋愛をタブー視しなくなる)ので、子どもにも恩恵が与えられるものです。
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そんな風に「母と女問題」は各方面からのアプローチが可能であり、それだけ広い問題ということなのですが、これからの自分、子ども、彼氏の幸せのためにぜひクリアしておきたい問題だと思うので、ぜひ参考にしていただければと思う次第です!
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◎戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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