太りたくない私とダイエットしたくない私の葛藤について。

相反する価値観に揺れ動くことって少なくなく、そのひとつが母親から受け継いだものであればなおさら葛藤が強くなるものです。
そこでは自分の心に素直になり、自分をご機嫌することを優先させることで、どんどん本音で生きられるようになっていくものです。

根本先生、毎日のブログ更新ありがとうございます。日々の癒しとなっていて、存在に感謝感謝です。
私は30代夫も彼氏もいる問題を抱えている自武女ですが今日はそっちではなく、人生のサブの命題である「太りたくない」概念についてお聞きしたいです。

痩せたいという意識が頭のどこかにずっとあるような人生です。
ただ私の体質的に細身タイプには絶対にならないし、むしろグラマラス体型を活かして生きていこうと現在は肉付きが程よいところで満足しているつもりですが、年末年始の蓄えが効いてきて、また気になるターンに入ってきました。

痩せては戻りを繰り返した歴史があり、年齢を重ね痩せにくくもなってきているし、仕事(クリエイター業)が忙しくなってくるとそれを気にするのも嫌になってくるので、もう「太っている私」を許せるようになると気が楽でしょうか。

引っかかるのは母の存在で、母は丸々太っている人です。
母は美味しい食事が大好き、外見に無頓着なタイプで、化粧もオシャレもせず、女を楽しんでいるようには見えません。私には母のようにはなりたくない気持ちがある気がします。
私は地元を離れた後、オシャレをそこそこ楽しみ、ダイエットも自由にできるようになりましたが(思春期の頃、ダイエットしたい私と反対派の母で大バトルを繰り返しておりました)、引っかかる感情はありそうです。
反面、食事の美味しさに夢中になれる母を見て、人の目を気にして体型を維持したい私ちっちぇなと母に憧れを抱く気持ちもあります。

また私自身のクリエイター業はそこそこ上手くいっており、作品の方が見せたい自分である感じがあり、自分の体にそこまでの価値を置いていない気もします。

一方で、自分の体をメンテナンスしたり愛することも大事かなぁと、どれを大切にすべきなの?とごちゃごちゃしております。根本先生のご意見を伺えると幸いです。
(Hさん)

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お酒と上手に付き合うにはどうしたらいいでしょうか?~ふだん隠している自分やストレスと向き合って自分らしいライフスタイルを構築していく~

別にお酒が悪いわけじゃないんですよね。
酒で失敗するほど飲まなきゃいけなくなってる自分がいるんです。
ストレスが溜まっているのか、何かを我慢しすぎているのか、自分を嫌いすぎているのか等々。
だから、自分らしいライフスタイルを選択していくことが本当の意味での解決になっていくのです。

お酒ことで相談です。
私は42才にもなって、いまだに上手にお酒を楽しむことができません。
何回かに一回は限度を超えて飲んでしまい、途中から記憶がぽっかりとなくなったり、転んで頭を打ったり、吐いたり…
こうして文字にするのも恥ずかしいのですが、酔うと人恋しくなるようで、隣で飲んでいる若い女の子グループや、友達の旦那さんだったり、旦那の男友達にベタベタしてしまっているようです。
旦那の友達にやってしまったときは、友達やうちの旦那さんを激怒させてしまいます。
ケガをしたり、誰かを傷つけてしまったときはしばらく落ち込んで、飲み過ぎないように慎重に飲むのですが、飲み会になると楽しさもあるし飲んで場を盛り上げたい気持ちや、私といて楽しくないと思われたらどうしようという緊張から限度を超えて飲んでしまいます。
お酒自体は好きなのですが、翌日の悲しい虚しい気持ち、周りに嫌われてしまう恐怖で頭がいっぱいになります。
飲み会の予定が入ると、また何事かやらかしてしまうのではと怖い。
人に迷惑をかける自分が嫌でしょうがないです。
上手にお酒を楽しめている人がうらやましい。
このまま行くと、大ケガをするか死ぬか、周りに誰もいなくなって寂しい思いをするのではと思ってしまいます。

せめてだれかれ構わずベタベタするのをやめられたらどんなにいいか。
42にもなって恥ずかしいやら、既婚者なのにだらしないやら情けない。
泥酔した人をみるといたたまれない気持ちにもなります。

他人に迷惑かけてるんだから断酒するしかないでしょというお叱りの声ももっともだと思いますが、飲み過ぎてしまったり人にベタベタしてしまう私の状態を改善したいです。
大好きな日本酒を適度に食事と一緒に楽しむことが大好きなんです。

ちなみにうちは、子供がいない夫婦で結婚当初からセックスレスです。私の症状は結婚前からで、夫との関係はなく自分の問題なのだと思います。
わざわざ優しい夫や友達から嫌われるようなことをやり続ける私ってなんなのでしょう、、、。
(Rさん)

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きょうだい仲が良いからこそ生まれる問題もあるだぜ?~今うまく行ってないことがあるならば兄弟姉妹の関係を見てみるといい~

人間関係において「仲が悪い」というのは気分がよくないので問題意識を持ちやすいのですが、「仲が良い」というのが問題の原因になってることも意外と珍しくないものです。
そしてそれがきょうだいの場合も現代は多く、なかなか自分では気付きにくく、意識しづらいのです。

昨日のネタで「妹(6つ下でいつも気にかけてる。繊細だが明るくかわいい)」というくだりがあって、ああ、そうなんだよね、そういうのってあるよね、と思い、今日は改めてネタにしてみようと思った次第です。

例えば、昨日のAさんもそうですが、なぜ婚活がうまくいかないのか?という問題に対して「どうやら仲の良い妹を気遣ってのことらしい」みたいなケースが意外とあるんです。

よく兄弟姉妹の問題というと仲違いしてシャドウになってるようなケースを扱うのですが、「仲が良いきょうだい」というのも意外と問題が潜んでいることがあるんですね。

特に年が近いきょうだいの場合、同じ親を持つという非常に大きな共通点があるので、何かと共同戦線を張ることが少なくないのです。

親の愛を奪い合うライバルであると同時に運命共同体でもある、という複雑な心理がそこに誕生します。

なかでも両親が不仲な場合はまさに「味方はこいつ(きょうだい)しかいない」という風になって結束が強まるもので、あるクライアントさんは「小学生の頃から親が離婚したらどっちに付いて行くかとかいざとなれば二人で頑張って生きていこうという話をしていました」と語ってくれたものです。

特に長子は下のきょうだいを守る意識が強くなりますし、下の子は上とはぐれないように必死にしがみつくんです。

そして、昨日のケースのように「妹より先に幸せになってはいけない」みたいな思いを気付かないうちに抱えていたり、「弟のことが心配で自分のことどころではない」と親心を持っていたりするんです。

これ、本人たちにとっては当たり前すぎて自覚できず、こうしてカウンセリングなどの場を利用した際に気付かされるのですが、まさか仲が良いからこその問題があるなんて想像もしないですよね?
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「あたしが幸せになるのは最後でいい」という潜水艦のような罪悪感について~恵まれていることへの罪悪感~

とても魅力的な人は周りからチヤホヤされる代わりに自分ばかりがそういう思いをすることに罪悪感を抱くことがあります。
愛情豊かで優しい心の持ち主だからこそのこの罪悪感はとても厄介なもので、自分の意識しないところに潜み、自分が幸せになろうとすることを阻もうとするのです。

いつも心がほぐれるブログをありがとうございます。
アラサー自武女(長女・過干渉母あり・表ファザコン)です。

今回は、「周りの人が恋愛で幸せになるまで自分は結婚してはいけない」という観念があることについて相談です。

私は婚活をしていますが、真実のパートナーになかなか辿りつきません。

そんな中、妹(6つ下でいつも気にかけてる。繊細だが明るくかわいい)と、お世話になっている年上女性(しっかりしてるがどこか幸薄い雰囲気)に久しぶりに恋人ができました。

この2つのニュースをほぼ同時に聞いて、「あぁ、これでやっと私も幸せになっていい」とほっとした自分がいることに気づきました。
少し経ってから、ぎょっとしてしまいました…!
ずっと、「みんなが幸せになるのを見届けてから最後に幸せになろう」という願望を抱えていたようです。

私は自分で言うのもあれですが、どこに行っても異性から人気が出るタイプでした。
ジブリや朝ドラのような清純な女性像を重ねられることが多いです。
(実際はドス黒い感情を持ち、常に武器を仕込んでる女ですが。そのギャップに苦しんで病になったり爆発したこともあります)

自己肯定感をあげるために、好意的な扱いはまず受け入れるようにしていますが、その様子を見ている同性の目が、すっと曇っていく景色も見えます。
あからさまな嫉妬はスルーしますが、心を許してる同性を、自身の劣等感に向き合わせてしまってる姿にはまだ心苦しさを感じます。
「最後にしか幸せになってはいけない」という観念は、この辺りの感情が原因な気がします。

何年も心理学や根本学を学んできたのに、こんなわかりやすい(?)罪悪感を全然自覚してなかったことがショックです。
また、ここからどうしたら自分の幸せにつながるマインドになれるのかもわかりません。

ここからの向き合い方について、ぜひネタにしてください!
(Aさん)

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愛を罪悪感として受け取ってしまうパターンについて~もしあなたが幸せでないのであれば、それは誰かに復讐している証拠~

相手は愛を与えてくれているのに、それを自分の中で罪悪感に変換してしまっていることって意外とあるものです。
それはお互いの価値観がすれ違っているからだったり原因は様々なのですが、一歩深いところに下がってみればお互いの愛が見えてくることも多いのです。

毎回リトリートセミナーという場では様々な心のパターン(癖)が現れるものでして、今回も「武器を捨ててプリンセス(お姫様)を受け取ろう!」などが裏テーマとして現れるなど、女性性をだいぶ扱ったんじゃないかなあ、という2日間でした。

その中で出てきたテーマのひとつに「愛を罪悪感として受け取ってしまう」というパターンがありました。

愛を与えられているのに、それを罪悪感として受け止めてしまうんですが、どうでしょう?ピンと来るでしょうか。

でも、これ、意外とみんなやってしまってるものなんですよ。
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本能的に男の人が怖いし気持ち悪いのだけどこのままだとこのあとの人生一人で生きなきゃいけばならないと思ってしまう件。

男の人そのものが怖いのか、男の人が持つフェロモンが怖いのか、そこは重要な分かれ道です。
もし後者だとすると「子どもでいたい自分」がセクシャリティを抑圧していて、そう感じるようになってるのかもしれません。

根本先生はじめまして。いつも、こんなに人のことがわかるの凄いなと思ってブログを読んでいます。

私は30歳、一人っ子、独身、処女です。
婚活中ですが男の人が好きになれず困っています。

一度だけ彼氏ができましたが、ただご飯を食べて遊びに行く段階なら良かったのですが、旅行に誘われたのを反射的に拒否してしまい3ヶ月で別れました。

今婚活で10人程に会い、最初の2~3回は割とどんな人でもと楽しく過ごすことができ、好感を持ってもらえますが、相手から告白されると逃げてしまうというのを繰り返しています。

本能的に男の人が怖いし気持ち悪いです。

付き合ったり結婚したら当然セックスをすると思うのですが、他人、しかも男に服を脱がされて裸にされて身体を触られるなんてことをされたら、ぶん殴るか警察を呼んでしまうかもしれない、何の罰ゲームでそんなことをされなきゃいけないのか?意味が分かりません。

ブログを読み、親密感の恐れとか親との関係を振り返ってみました。

両親には溺愛されて育ち、家族仲も良いです。ただ、母は結婚を後悔することや愚痴を私が子供の頃から言っていました。
母がメンタル不調になった時に私に依存してきたことに耐えきれず私が一人暮らしを始めた時には、自分の不調は結婚したことが原因だと言っていました。でも父は、家族思いの優しい人で私は大好きです。

あとは、学生時代に親友の元彼に告白され、当然断ったのですが親友も相手もボロボロになった様子を見て罪悪感を覚えたことがあります。

私はアセクシャルなのかもしれないですが、そうするとあと50年位一人で生きていかなければいけないのだと思い絶望的な気持ちになります。
一方で、結婚して子供を産んだら一生逃げられないという気持ちにもなってしまいます。

他の読者の方にも参考になる点があればアドバイス頂きたいです!
今後ともブログを楽しみにしています。
(Eさん)

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今の状況を何とかしたいが何とかなるとも思わないし、どうなるのか想像できないので今の状況を変えられない問題。

今回は罪悪感と他人軸の問題をベースに解説していきます。
まずヴィジョンが必要で、その上で今できることとひとつひとつ向き合っていきます。
そうすると階段を登るように変化が実感でき、心が解放されて楽に生きやすくなることに気付けるでしょう。

初めての投稿です。20代男性です。

ライフワークと罪の意識についでです。

私はイラストを描くことがとても好きです。しかし、それ以上に苦痛です。

絵師の著作権トラブルなどを動画で目にするたびに、自分の創作に対して罪悪感を感じてしまいます。自分もやっているのではないかと。(学生時代に少しやらかしてしまった経験も思い出します。)

罰せられることを小さい頃から恐れているようです。私の行動基準はそこなんです。何をやっても熱中できません。もっと思いっきり創作や人生を楽しみたいのに。なぜか無職をやっています。三回転職しました(自分で望んだのも自覚はあります)

小さい時に寒い中、裸で家から追い出されたことを思い出して胸が痛みます。

強すぎる倫理観も「正しさという」私の才能なのでしょう。今は、副作用が強く出ているようです。

(下書きが2800文字ほどになり驚いています。文字に起こしてとてもすっきりしました。)
お役に立てるならとてもうれしいです。セミナーにも参加したいです。
男性でも受け入れてくださるのでしょうか(照れ)
(Yさん)

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