「いつもネガティブに物事を捉えてしまう」という人がいたとします。
その人はそれをいけないと思い、「ポジティブに物事を捉えよう」とします。
これは昨日の「目標設定=自己否定」にもつながるのですが、自己否定から「ポジティブに物事を捉えよう」としているので、わくわくしません。しんどいです。義務感いっぱいです。
だから、たいていはうまく行きません。
まずは、それを受け入れましょう、という話です。
受け入れるとか許すというのはいろんなレベルでの解釈や表現が成り立ちますが、その部分を客観的に見られたら大体受け入れられたと思っていいと思います。
客観的ということは感情の影響を受けないとも言えます。
「ネガティブに物事を捉えてしまう」という癖を受け入れるとしたら、当然何かが起きたときにはネガティブな発想をしてしまいます。
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「~になりたい」という希望を持ったり、目標を設定したりするときにとても大切なこと。
それは「~ではない自分をまず許すこと」だと思うんですよね。
例えば、「優しくなりたい」と思う背景には「優しくない自分」を感じていますよね。
何か優しくできなかった出来事があるのか、ある人に対して冷たい感情を持ってしまったのが原因なのか、何かしら「優しくない自分」を感じていると思います。
それが「優しくない自分はダメだ」という自己嫌悪になっているとしたら、それは問題だと思うのです。
そのとき「優しくなりたい」という希望が実は自己否定になってしまうからです。
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すべてがポジティブ・シンキングというほどではなくとも、何かとポジティブに捉えて、頑張っている人がいます。
そういう人のことがカウンセリングの話題として上ってくることもあるんですよね。
例えば、彼氏や上司がそういうタイプの人で、
「ポジティブな話題ならば全然OKで、すぐに乗って来るんですけど、ネガティブな話になるとすぐに『そういう話はやめようぜ』って聞いてもらえないんですよね。その上、『もっとポジティブに考えろよ』って言われるんです。その人の前で悩んでるところ出しちゃいけないような雰囲気で、でも、悩むこともあるし、ネガティブな気持ちだってあるし、出しちゃいけないのは辛いんですよね。」
などのように相談されるのです。
そんな彼女を通じてその彼の言葉を聞いていると「あれ?」と思うところも出てきます。
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男性はよく自慢話が好きって言いますよね。特に飲みの席では武勇伝が花盛りになることもあります。
そういう雰囲気を嫌だなあ、と眺めていることもあれば、つい自分も自慢話をしてしまうこともあります。
自慢話は自己顕示欲。自分ってこんなすごいんだぞ!だから褒めてくれよ!認めてくれよ!というアピール。
そんな「ニーズ」を感じるから、自慢話を聞いていると嫌な気分になるのです。
でも、そんなニーズが溢れてくるのも「自分ではすごいと思ってない。褒められる価値がない。認めてもらえるようなことしていない」という自信の無さが隠れています。
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8/10(土)大阪での心理学ワークショップにお越しの皆さん。ありがとうございました。
たくさんの方に来ていただいて、たくさんメモを取ったり、実習したりして、濃密な時間を過ごせたのでは?と思っております。
また、アンケートにも早速目を通させていただきました。
励ましや、嬉しい言葉をたくさん頂き、本当にありがとうございます。
なお、【日傘の忘れ物】をお預かりしています。
心当たりがある方はお手数ですが、予約センター:06-6190-5131 または 06-6190-5613までお電話ください。
※なお、予約センターは今日・明日(11、12日)は営業していますが、13日~15日はお休みを頂いております。
また、引き続き、8/27 13:00~電話カウンセリングをご予約された方へ。ご連絡をお待ちしています。お伝えしたいことがございますので、お手数ではありますが、予約センターまでお電話ください。
どうぞ、よろしくお願いします。
今日の大阪は最高気温37度だそうです。
てことはアスファルトの上を歩けばもれなく40度ってことでしょうか。すごいですね。
夏は大好きなのですが、さすがにこれでは「太陽の光を浴びて深呼吸」とか言ってられないですね。
とはいえ、朝はまだ清浄です。散歩しながら、心地よい空気を吸っています。汗びっしょりにはなりますが。
さて、明日は大阪、明後日は名古屋にてワークショップを開催します。
昼の部:13:30-17:30
(昼の部)『人生をより良く変える方法~自己嫌悪を断ち切る!!~』
夜の部:18:30-20:30
(夜の部)『人生をより良く変える方法~あなたが本当に大切にしたいものは何?~』
昨日、事務所のコピー機を独占しましてテキストを印刷しました。
この分厚さ!伝わるでしょうか?
もちろん、テキストが分厚くても中身がショボければ意味ないですよね(笑)
しっかり準備をして臨みたいと思います!
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先日カウンセリングをしていてふと気付いたこと。
「自分の才能を使っていないって社会的損失なんだ」と。
例えば、癒しの才能がある人は傷ついて自己否定が強い人生を歩んでいることが多いのですね。
傷つきながら学ぶんですね。痛みの質とか強さとか、そして何より抜け出し方を。
また、そういう人って、人の痛みを知らず知らず背負っているから、「それ、あなたの痛みじゃないですよ。お母さんのですよ」みたいなこともあるのです。(それに気付いたら、それだけお母さんを助けたいと愛情がいっぱいの自分を褒めてあげながら、でも、その痛みを手放すか、はお母さんに返していきます。)
そうして、将来自分が癒して行く人たちの痛みに共感する準備をしてるんです。
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