人との関係性について今週は紹介してますね。
人とうまく行かない理由。頑張ってるのに、努力しているのに、なぜかかみ合わない、気が付けば浮いている、なんてケースのご相談も多いです。
その中で、今回はいわゆるエリートだったり、学歴優秀だったりした方の「心の影」について、ちょっとお話ししたいと思います。
少し気持ち悪いような、でも、意外と「あるある」なお話ではないかな、と思います(^^)
「権威との葛藤」という言葉が心理学にはあります。権威(パワー)に対する葛藤で、目上の人に攻撃性を持ったり、リーダーシップを持つことへの怖れが強く出たりするなど、人間関係を見ていく上でとても大切な概念です。
この場合、権威者とは親、社長、上司、取引先、師匠、先生、社会、政治家、医師、弁護士等を指します。
続きを読む
人の役に立つって嬉しくないです?
自分はどちらかというと与える側で、役に立つ側の方はよく分かると思います。というか、それが普通のことになっちゃってる方も少なくないかも(笑)
仕事って人の役に立つことの集合体だと思うんですね。
どんな仕事だったとしても。
だから、本来は、仕事がある、というのは喜びなんだろうと思います。
でも、人間関係やら競争やらルールやら、本質と違うところで私たちは辟易してしまうのかな、とも思います。
続きを読む
先日「子どもの距離感と大人になった今の距離感」というお話をしました。
子ども時代に周りの友達や親との親密感を満たしていないと、大人になった今も、その距離感で人と接したくなる心理をお伝えしました。
このお話に加えて、心理学講座「人の評価の中で生きる方法(1)~自分が持っているものをちゃんと評価していますか?~」も合わせてお話しすることもあります。
こちらは、自分がどう思っていようが、自分が持っているもの(外見、お金、パートナー、家族、幸せ、職業、学歴、物等)を人が羨むことがあり、そういう周りからの視線をちゃんと意識しておきましょう、というお話です。
例えば、子ども時代に親との間に十分親密感が無かったとします。それは家庭の事情が原因のこともあれば、親の性格に問題があった場合もありますし、様々なケースがありますね。
さて、その親密感は学校で友達との間で、大人になれば恋人との間で少しずつ満たされていくものなのですが、大人になるにつれて(自立するにつれて)、子ども時代に比べれば人とは距離を空けて付き合うようになります。
それぞれを尊重することを学んでいくからですね。
続きを読む
昨日、自分の本当の顔は誰かのために隠して生きてしまう、というお話をさせていただきました。今日はその続きです。
その人の本当の顔を意識して見始めると、その人との距離が取りやすくなります。
今まで怒りっぽいと思って敬遠していた人の中に、恥ずかしがり屋の少年を見たとしたら、「なーんだ、なんかかわいいとすら思える」なんて体験をすることもできます。
続きを読む
自分が思っている自分の多くは本当の自分ではないようです。
幼い頃から周りの状況に合わせるように自分を作ってきます。
それは誰かのためにあなたがしてきたこと。
でも、知らず知らずのうちに後から作った仮面が本当の自分だと思い込むようになります。
カウンセリングでもセミナーでも、その向こう側にある本当の顔を見るように意識しています。
続きを読む
私の師匠は「自分のご機嫌取りをしましょう」とよく言ってます。
まるで小さい子供をあやすかのように、自分が喜ぶことをしてあげるわけです。
大人になると意外とこれが難しかったりしませんか?
小さい子供ならばアイスクリームを買ってあげれば喜んでくれたのに、今の自分はそれくらいでは機嫌は直りませんよね?
あなたの機嫌が良くなるのはどうしてあげたときでしょう?
寂しいとき、つまらないとき、悲しいとき、無力感に打ちのめされているとき、失敗したとき、罪の意識にさいなまれているとき、自分の価値が見えない時、無性に怒りが出てくるとき、後悔に押しつぶされそうなとき・・・
どうしてあげたら、あなたの機嫌はよくなるのでしょう?
続きを読む
「真実」という言葉をよく使います。
“事実は変えられないけど、真実は変えられる”という格言があるように、起きてしまった出来事は変わらないが、それをどう受け取るか?という真実は如何様にも変えられる、ということです。
それは同じ出来事に対して人それぞれの真実が違う、ということでもあります。
続きを読む