「私」と言う人形を着て生きてきた。

「親から優秀であることを期待されて生きてきた」
「(精神的な未熟な)親の面倒を見る“親の親役”をずっとやってきた」
「自分は家族を笑わせる役目なんだな、と思ってピエロになってきた」
「自分がいないと寂しいから、ずっとお母さんのそばにいてあげた」
「今で言えばDVな親だったと思うけど、当時はそういうもんだと思ってた」

子どもは親を“助ける”ために、自分を犠牲にすることを厭わない存在です。
親を喜ばせること、安心させること、傷つかないように守ること。
大好きだから、平気でやってのけます。
たとえ、自分自身を喪失するリスクがあろうとも構わないのです。

「それだけ偉大なことをしていることに気付いてくださいね」とお伝えします。

もちろん、自覚なんてないと思います。
意識して親を助けたわけではなく、そうする他なかったと感じていますから。

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家を出るときにふと目に留まった時計が意味するものは?

先日、カウンセリングに向かうために家を出るときに、ふとある時計が目に留まりました。ふだん余りしない腕時計で、私の中では3番手か4番手の順列です。
結局、その日は別の時計をして行ったのですが、その数時間後、なぜ、その腕時計が目に留まったのか、理由が分かりました。
その日のお客さまがしていた腕時計が、私が朝、目に留まったものと全く同じだったのです。ただ、お客さまのはメタルベルト、私は革ベルトでしたけど。

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問題があると、愛を受け取れる。

以前も書いたことがきっとあるお話(笑)

私たちは愛を受け取るときに、何らかの「理由」が必要な場合が少なくないようです。
・頑張ってやったから、愛されていい。
・これだけ苦労したんだから、愛を受け取っていい。
・○○を失ったんだから、愛されなきゃ。
みたいに。

中には問題が起きたときだけ「愛を受け取っていい」と感じている人もいらっしゃいるんですね。

何か愛をそのまま受け取るには罪悪感が伴うみたい。

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当たり前を無くすのがマンネリに陥らないコツ。

人はどんなに素敵な仕事に就いていても、大好きなパートナーと一緒に居ても、マンネリ、退屈が避けられない、“贅沢な”生き物ですね。

私たちは常に変化(成長)を望むので、同じ状況に居続けることに困難さを感じるようにできているのです。
それは私たち人間だけでなく、植物だって、動物だって日々変化していきますね。

でも、人の心理として「安定」や「安心」を求める気持ちもあります。私たちは不安を感じるのが嫌なので、安心感を求めるんです。

その不安を解消するためにルールや役割を作ります。こうしていれば「大丈夫」と言うルール。でも、そのルールによって今度は自分自身が縛られてしまい、窮屈になっていきます。でも、それを手放したら不安が出てくるから、そのルールにしがみつくようになります。「これでいいんだ」と思い込むわけです。
その結果、変化がなくなり、退屈し、マンネリ状態に陥るのです。

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パラレルワールド?波長の法則、引き寄せの法則。

よく芸人さんが「こないだ、大阪に向かう新幹線で○○さんに会うて・・・」という話をされてます。他にも、街で会うとか、居酒屋で会ったとか、テレビで耳にしますよね。

東京のセミナーで、芸能人に会ったことある人?って聞いたことがあるんです。するとたくさんの方の手が挙がるんですが、でも、ほとんどの方が「でも、そんな頻繁に会うわけじゃないですよ」とおっしゃいました。

私、出張族ですから、東京と大阪をよく行き来してます。飛行機も使いますが、最近はもっぱら新幹線。
新幹線に乗るときは自腹を切ってグリーン車に乗るので、芸能人と会うチャンスって多いと思うのです。

が・・・、たまに芸人さん(なぜか落語家さんが多いような(笑))はお見かけするのですが、ほんと「たまに」なんですね。
基本的にはどなたとも会いません。

トイレに行くときなど、詳細に観察するんですけどね(笑)

もちろん、「気付いていない」とか「知らない」ということも多いと思うんです。
「どう見てもタレントさんとそのマネージャ」みたいな組み合わせを見かけることもありますから。
それほどテレビや雑誌を見ない私は、そもそも芸能人の顔をあまり知りません(笑)

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相手の問題は自分の問題。ならば、自分を変えることで、問題も無くせるのです。

私のカウンセリングスタイルの一つに「バランスの法則」があります。
人間関係はお互いのバランスを取り合うもので、一方が「いい人」であれば、他方は「悪い人」になりやすく、一方が「男性的」になれば、他方は「女性的」役割を担うようになります。

※このあたりの話は心理学講座「バランスの法則3(1)~心はバランスを取りたがるもの~」に詳しいです。

人間関係がバランスを取りたがるということは、何か問題が起きたときも、その人に100%責任があるのではなく、お互いに50%:50%等の責任を負うわけです。(これはアカウンタビリティの法則にも通じるものがあります。心理学講座「アカウンタビリティ(責任の概念)(1)~アカウンタビリティとは?~」

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失敗する権利。

ある本を読んでいるときに感銘を受けたんです。

「失敗する権利」。

失敗って挑戦した人だけができることですものね。

ハッとして気持ちが楽になりました。

私も失敗することを感覚的に恐れるところがあるんです。

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