「誰かにもっと認めてもらいたいとき」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

私たちは幼い頃からずっと誰かに認めてもらいたい気持ちをかなり強く持っているものです。
それは食欲や睡眠欲と同じくらいではないかというくらいあるようにも思えるのです。

それは多くの人の行動の裏側に見て取れる感情で、優等生になるのも、不良になるのも、はたまた、成功を目指すのも、この欲求に基づくものでもあるのです。
(もちろん、それがすべてではありませんけれど)


カウンセリングの中でも、誰かに認められたくてずっとがんばってきた方によく出会います。
たとえば、幼い頃からお父さん、お母さんの承認を求めてがんばって、テストでもいい点を目指した方もいらっしゃいます。
また、今のパートナーから、その存在や魅力を認めてもらいたくてオシャレをしたり、一生懸命尽くしてみたりする方も少なくないでしょう。

でも、多くの場合、私たちは外からの評価に頼りすぎてしまうんです。
そんなにがんばってるのに、自分ではそれを認められないことが多いのではないでしょうか?

どんだけがんばっても、「○○さんに比べたら・・・」と比較してしまったり、「結果がぜんぜんついてこないから」と結果至上主義に陥ってしまったり、どうも、認められないようです。

つまり、どれだけがんばっていても、すばらしい結果を残したとしても、誰かがあなたをたくさん承認してくれたとしても、あなた自身がそれを認めなければ、無きに等しいようなのです。

もちろん、そこでは「自分で自分のことが認められないから、誰かに認めてもらいたいんじゃ・・・」という疑問も浮かぶかもしれませんね。

ただ、私が知る限り、誰かに承認されたとき、その一時はうれしかったり、良かった・・・と思えても、自分で自分を認めたない限り、そのすぐ後には「でも・・・」と、その誰かからの承認を否定する方向に動いてしまうみたいなんです。

心当たりはありません???

私たちにとって、自分で自分を認めるには勇気が要ります。
確かに自分以上にがんばってる人、結果を残してる人、あるいは、そういう風に見える人はたくさんいるでしょう。

でも、誰かに認めてほしいな・・・と感じる裏側には、実は、がんばってる自分、結果を残すべく自分なりに良くやってる自分がいると思うんです。

そんなあなたは十分認められるにふさわしい存在だと思うのですが・・・。

ちなみにカウンセリングの中では意地悪な私は、受け取れないかも・・・と分かっていても、あえて、この“承認”をたくさんさせていただくことがあります。
1回や10回言われて受け取れなくても、100回、1000回と言われたら、少しはそのように思っていただけるだろうな、と思うからです。

心の処方箋
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