カウンセリングには流れ(トレンド)があります。
最近、よくこんな話をしているなあ、聞くなあ、ということがあるんです。
私はその流れを感じて、こうして記事にしたり、セミナーをしたりしています。
まさに「アイデアは人が持ってくる!」です(笑)
さて、そんな最近のトレンドはタイトルの通り「本当にそれがしたいの?」ということ。
婚活中の女性
就活中の学生
転職活動のビジネスマン
子育て中の主婦
勤続10年を越えるOL
ジャンル、テーマはそれぞれ違います。
でも、同じことを聞いています。
本当に結婚したい?
本当に就職したい?
本当に転職したい?
本当に主婦をしていたい?
本当に今の仕事をしたい?
ちょっと耳の痛い質問だな、と思った方は、もう気付いていらっしゃるのでしょう。あとは勇気ですよね!
その質問に返事を窮してしまうとしたら、おそらく心はもう気付いていますよね。
「本当はしたくないのに、している」あるいは「しようとしている」。
だから、モチベーションが上がらないし、うまく行きません。
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人に気を使ってしまう、というお話を良くお伺いします。
「人」が具体的になり、パートナーや会社の同僚、“友達にさえ”という表現もよく耳にします。
「気を使う」というのは、それだけで神経をすり減らしますし、疲れます。
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私たちは脳の3%しか使っていない、と言う話、聞いたことありませんか?
なんかすごく勿体ないなあ、と思うんですが、一方では、それで動けてしまうんだから、すごいなあ、とも思います。
さて、脳は3%かもしれませんが、心のパワーも十分に使っているとは言えないのが私たちの人生かもしれません。
しかも、自分自身で意識的・無意識的に自分のパワーに制限をかけてしまうのです。
制限してしまう理由は、怖れ、であることが多いかな。
自分を今以上に出したら、発揮したら、いい面もあるかもしれないけれど、周りの人から分離してしまう、孤立してしまう、変な目で見られる、関係性が崩れる、等の怖れ。
頭ではそんなことはないだろうし、仮にそういうことが起きても大丈夫とか思っているのですが、幼少期からの“習慣”でついセーブしてしまうのかもしれません。
いわゆる「遠慮」もそうです。
謙虚さの表れでもある一方で、立派に自分のパワーを制限することに役立っています。
人によっては謙虚であることを「正当な理由」にしてしまうこともあるくらい。
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ハードワークって単に仕事が忙しい、だけじゃないんですね。
仕事は17時に終わったとしても、その後も精神的に常に動いているとしたら、同じくハードワークなんです。
だから、意外と自覚症状のないハードワーカーって多いんですね。
主婦だって、求職中だって、ハードワークはあり得るんです。
さて、そんなハードワーカたちに話を聴くと、そろってこんな答えが返ってきます。
「自分が頑張らなければ」
「自分だけがしんどいわけじゃなく、みんな、しんどい」
「私がここで頑張らなければみんなに迷惑がかかる」
「大変なのは私だけではない」
「みんな頑張ってるんだから」
「大変なのはみんな同じですから」
「これ以上、チームに迷惑をかけてはいけない」
「自分はそんな能力がないので、人がやってり以上に頑張らなければ」
等々。
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カウンセリングやセラピー。あれこれと「問題」を見つけて掘り下げていくことが一般的です。
悩みや問題があって受けるものですから、当然と言えば当然なのですが、そうした生活をある程度続けていくと、知らず知らずのうちに「問題探し」が当然のようになってしまうこともあるんです。
ある種の完璧主義と言いますか。
「完全に自分を癒さないと幸せになれない」ような強迫観念を持ってらっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、本当は今、この瞬間にも幸せを選択すれば、幸せになれるのが私たちです。
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起こることはすべて良いことで、悪いことなんて何もない・・・というお話をよくします。
ところが、やはり、そうは言っても「でも・・・」と思ってしまうことはありませんか?
しんどい気分は嫌だし、そんな自分も嫌だし・・・と責め始めてしまいます。
頑張ったのにうまく行けなければ、自分を責めてしまうものだし、せっかくいい気分だったのに、ちょっとしたことで気持ちが落ちてしまったら、やっぱり嫌だ・・・。
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恵まれていることに罪悪感を持つって変な感じがしませんか?
それとも、ああー、分かる分かる・・・と頷いて頂けるでしょうか?
例えば、超氷河期と言われる就活。無事就職が決まった学生が、まだ決まっていない学生に対して「優越感」を持つかというと、必ずしもそうではありませんよね。
その学生が友人だったらなおさら、彼(女)の前で、就職先の話はし難くなります。
お金に余裕がある生活をされてる方が「いやいや、そんな、全然大したことないです」と言うのも、謙遜したり、嫉妬を回避したりするだけではありません。
豊かであることに、罪悪感を感じていることもあるのです。
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