「考えすぎ」の影響~上がってしまった気(エネルギー)を降ろす方法~

カウンセリングで「考えすぎですよ」「考えすぎる癖がありますね」と言われる方、とても多いみたいです。
幼少期より「考えること」を習慣づけた人ほど何に対しても論理的に捉えて解決しようとしてしまいますね。だから、高学歴の人、エリートコースを突っ走ってきた人、自立して生きてきた人にこの傾向は多いようです。

そうした論理的解決方法がうまく行くうちはいいのですが、それが「感情の抑圧」に繋がっていることも多く、限界を超えて容量オーバーになった感情が溢れ始めたらどうしていいのかまったく分からなくなったりします。
「本当ならばもう立ち直っていいはずなのに、全然モチベーションが上がらないまま」
「とっくに苦しい状態から抜け出していいはずなのに、心はずっと沈んだまま」
そんな状態になります。

そして、どうしていいのか分からなくなると、ますます何とかしようとしてパニックに陥ってしまうこともあります。

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自己嫌悪→その可能性一覧表(その2)&東京ワークショップのフォロー→大阪・名古屋は来週末開催!

「明日アップします!」という約束を撤回しといて良かった・・・(笑)
旅先に資料を持っていくのを忘れ、したくてもできない状況だったのです!←言い訳。

先日の東京ワークショップで、皆さんに考えていただいた「自己嫌悪の持つ可能性」。
テキストでお配りしたもの(実はブログではすでに公開済み)のほかにワークショップでリストアップされたものを再掲しますね。
当日はホワイトボードに書かれた内容を写メする方が多かったですが、とても今風で流行に乗ってる感がして嬉しかったです(笑)

その前にアンケートを拝見させていただいて、頂いていた質問のうち3つをピックアップしてお答えしたいと思います。

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自己嫌悪している自分を嫌悪する・・・自己嫌悪ってすごい奴。

明日は東京でワークショップ。昼の部の「自己嫌悪を断ち切る!」はお陰様で満席。夜の「大切なものを大切にする」もあと数名で満席です。ありがとうございます。

そのテーマを扱うからか、昨日の東京グループカウンセリングでも「自分を責める」「自己攻撃」「自己嫌悪」に関する話題が続出していました。

自己嫌悪に関してはカウンセリングでもよく出てくるテーマですし、ずっと研究テーマでもありますね。

詳しくは講座で!(笑)なんてのは嘘で、今日は明日もするであろうお話を少しシェアさせていただきます。

自己嫌悪するのは辛いので、何とかしたいと思いますよね。
でも、自己嫌悪が強い人が自己嫌悪しなくなったらどうなると思います?

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上から目線にイラッと来る理由とは?

「お前にしてはよう頑張ったよな」

なんて言葉をかけられて「上から目線でむかつくわ」というときは、あなたの中の競争意識を刺激されたときではないでしょうか。
相手を「同じ」か「下」に見ていたから、上からくると「なんでやねん!」と思ってしまうんです。

相手が自分に競争心を持っていて、それで上から目線になることは間違いありません。
しかし、それにイラッとするってことは、相手の競争心に、自分の中の競争心が刺激されるからです。

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なぜ、ゴキブリが嫌いなのか?

今日はちょっと気持ちが悪いお話になると思います・・・。
ゴキブリが好きな人ってあまりいらっしゃらないと思います。
むしろ、『うえーっ、思い出しちゃったじゃないか、なんだ、このブログ・・・最悪だああーーー』と思ってらっしゃる方もいるかもしれません。
もちろん、タイトルだけでもNGで、読もうなんて気すら起きない人もいるかもしれません。
そして、私も決して心地よい気分でこの記事を書いてるわけでもありません(笑)

でも、そんな風に反応してしまう皆さん、なぜ、ゴキブリが嫌いなんでしょう?

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囲碁将棋のような人間関係シミュレーション。

この角を動かすために、まずはこの歩を進めて、そこに銀を動かす。
でも、そうするときっと相手はあの飛車を動かして中央に睨みを利かそうとするか。
いや、単純に角の交換を主張してくるか。
その場合は素直に応じて、あそこに角を打つと・・・

将棋盤を前にああでもない、こうでもない、相手がこうしたら、自分はこう受けて、と様々なシミュレーションを頭の中で繰り返します。
それがゲームで、わくわくしたり、楽しかったり、面白かったりします。
だから、好きな人は人生をかけてしまうくらいハマります。

しかし、人間関係がそんなシミュレーションになってしまっていることはないでしょうか?

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マイナス思考ならば「いいところはない」「変化もない」と思うもの。

「私、マイナス思考なんです」という方とのカウンセリング。
基本的にポジティブな人でも、何かのジャンルに関してはネガティブだったり、人生のある時期にネガティブな場面に出くわすこともあるでしょう。

そもそもマイナスやネガティブというのも、何らかの基準により定められたもので、感情にネガもポジもないんですよね。

気分が落ち込んでる、と言う状態がいいのか、悪いのか。
「ちょっとゆっくり休みなはれや」というメッセージだと思えば、気分の落ち込みも恩恵になります。
そこで「頑張らなきゃいけないのに、しなきゃいけないことがあるのに」と自分に鞭を振るうと、それはネガティブなできごとになります。

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