エネルギーが強すぎる上に器用だし順応性が高いからどんな状況にも適応しちゃって自分がしたいことが分かんなくなっちゃったり、しんどい方向に行っちゃったりしやすい女性性の話。

どんな状況でもそれなりに幸せを感じられるというのはいいことだけど、エネルギーが強すぎるがゆえに自分を見失いやすく、ほんとの自分は何がしたいんだろう?という疑問が常に付きまといやすいものですし、ベストじゃないパートナーを選んでしまう傾向もあるものです。
その特性を知ることでこれからの道を選びやすくなるんですけど、そういう方って自覚がないので今日のネタも果たして届くかどうかは自信ありません。笑

「結局、その人に合わせてできちゃうし、そこで楽しむこともできるし、仕事だって器用にこなせるんだよねー。そうすると自分がほんとにしたいことって分からなくなっちゃったりするんですよね」

そんな話をするシーンがカウンセリングではちょくちょくあるもので、そんな方は軒並み連続セッションを利用してくださるのでより深掘りしてその“生態”を研究させてもらっているんです。

ジェンダーも語弊も怖れずに言えば、「女の中の女て感じなんだよね」と表現するタイプです。

エネルギーが強すぎる上に女性性もちゃくちゃ豊かだからそういうことができてしまうわけ。器用で柔軟性が高いからどんな状況にも適応できるし、メンタルも本人が思っている以上に強いから仮に好まない場にいても耐えられたり、それなりに楽しめたりするのです。

典型的なのはセックスで「相性が悪い」ということがほとんどなく、相手なりに感じられる。だから、誰とでも付き合えるし、付き合った相手は彼女にドハマりする。

ある意味「我」がないようで、でも、狙った獲物は逃さない「我」は持ち合わせてるし、心底優しいというか、相手を受け入れる器が巨大なので、どんな相手でも大丈夫になってしまう。

我々男性からすれば決して手を出してはいけないタイプとも言えますが、たぶん、そんなことに気付く人はマレだと思うので今日もあちこちで被害者が続出していることでしょう。(合掌)

昨日はカメレオンの話をしましたが、今日はそんなアメーバの話をしたいと思います。笑

ちなみにこういう方はカウンセラーに対しても器用に適応してしまうので、「なんかこっちに合わせてくれてんのかな?」と思わされることもあるんですよね。そうならないように気を付けてますけど難しい。笑
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結局のところ「基準の設定」によって自己肯定感が下がり、自分に自信を持てないもの。

自信がない!という方のお話を伺うことは非常に多いのですが、でも、その自信ってのは「ある基準による自己判断」によるものって分かりますか?
だから、その基準を変えてしまうと短所が長所に変わり、すぐに自信を取り戻せることも珍しくはないのです。

私は当然ながらお弟子さんたちには優しく丁寧に親切に愛情を込めて接しているので、昨日もカウンセリングにわざわざ来てくださったお弟子さんに

「あんたはタチの悪い女やわ。」
「ほんまはめちゃくちゃあざとくて計算高い女なんやろ?」
「倫理観とか関係ない欲深い女やな」

などという心のこもったメッセージを贈っておりました。えらい。

「自信を持ってまっすぐに生きたい」とおっしゃっていたので、「は?実はもうそれできてんねんで。何言うてんねん。」と吐き捨てまして師匠の権威を守っておりました。

そう、師匠は弟子どもに対しては大いに上から目線でモノを語るわけです。

なお、過日、古株のお弟子から

「お弟子さん制度ってはじめは師匠のことをみんな崇めてるけど、だんだん、スタッフ(女子)→お弟子→師匠→スタッフ(男子)というヒエラルキーに落ち着く気がする。意外と師匠って・・・下ですよね?」

という核心を突いた発言がありましたことをここにご報告させていただきたく存じます。
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推しのライブチケットを取りに行く方法とあなたが幸せなパートナーシップを築くための方法はとても似てるんじゃないかと思う。

推しのライブチケットの争奪戦にどれくらいの熱量を持って参戦するタイプでしょうか?
「欲しい!」と思ったアイテムをどんな気持ちで、どんな風に取りに行くでしょうか?
服を買いに行くときはどんなプロセスで購入に至るでしょうか?

あるクライアントさんは「そりゃあライブのチケットは本気で取りに行きますよ!」と熱く語ります。
大阪のみならず全国どこにでも遠征する覚悟で第一次抽選から賛成し、何が何でもチケットを手に入れるべく、Xの情報も欠かさずチェックし、何なら(ほんとはよくないことだけど)メルカリだってヤフオクだってくまなく見張るそうです。

また、別の方はファッションが好きで自分がコレ!と思ったものしか買わないそうで、何軒も百貨店や路面店をめぐって「出会い」を求めるそうです。
だから、朝から青山から表参道、新宿等々を巡ってもコレ!と出会わなければ手ぶらで帰ることも珍しくないそうです。

また、ある人は「まあ行けたら行けたでいいし、ご縁があったら当たるでしょう」と地元のライブにしか応募せず、でも、けっこう当選確率も高い上に、仮に外れても友達から誘いがあって結果的に参戦できることが多いそうです。

それからある人はファッションは好きだけどあちこち動き回るのは好きじゃないので、いつも行く店で良さそうなものを見繕うそうです。

さらにある人は「欲しい!」と思ったアイテムを求めて各地に遠征するほどの熱量を持ち、「先日は名古屋まで欲しかったフィギュアを買いに行きました」とか「絶対欲しい!と思ってたものがヤフオクに出てたので、とにかく必死に競り落としました」と誇らしげに語っておりました。
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罪悪感が強いと自分と向き合えなくなるので本音ともつながれなくなるし、その場しのぎで逃げ回ざるを得なくなるんだよね。

罪悪感ってみたくないし、認めたくもないので、そこから目を逸らしたくなります。
そうすると自分の本音や感情と向き合えなくなるので付け焼刃な対応を繰り返すようになり、時ばかりが過ぎて行ってしまいます。
もちろん、今の状況に肚を括ることもできないので不安や怖れも大きくなり、行き詰まりを感じるようになるのです。

3/31のオンラインココロノマルシェで離婚に関する質問を取り上げていただいた、Cです。
たくさんのカウンセラーさんに様々な角度から貴重なアドバイスをいただき本当にありがとうございました!300文字以内にするために言葉を削ぎ落とす中で、正しく情報を伝えられなかった部分があり反省しております。
最後の根本先生からの「逃げたいというのが本音では」というご指摘にハッとさせられ…もう少し状況を整理してお伝えすることで再度先生の見立てを教えていただけると大変ありがたいです。
まず、離婚協議中というのは、私と夫の話し合いがなされている状況を表現したもので、弁護士への相談などはまだしていないです。
離婚に至るまでの経緯は、約5年前、特に夫婦仲が悪かったわけではないのですが、会社で出会った彼(既婚者)に私が一目惚れをしてしまい、私からの猛アプローチでダブル不倫がスタート、家族への罪悪感から二度別れを切り出してまた元に戻るということを繰り返し、将来的には彼と人生を歩みたいと思い始めた昨年秋に夫にバレて離婚宣告→彼に慰謝料請求→彼は家族を選び私とは完全に別れることになりました。
その後、助けを求めて根本先生のブログや過去の著書を読み漁り、罪悪感や無価値感、親密感の恐れ、自己肯定感に関するワークショップ動画なども購入して自分の心と向き合う努力をしてきたのですが、仕事が忙しくなりすぎて心の余裕があまりなく、自分軸で考えたと思ったことが実は単なる現実逃避だったことを見透かされて、あらためて根本先生の凄さを思い知りました。
離婚までの時間的猶予はあり、夫とは子供が中学を卒業する2年後を目処に離婚する方向で一旦合意したのですが、家庭内でほとんど会話もないこの状況から早く逃げ出したいというのが本音です。子供には離婚することや私の過去の不貞は話していませんが、夫と私の冷戦状態には気づいていると思うので、すでに十分傷付いていると言われればその通りだと思います。
今は近所に家を探して別居して子供をサポートする方法を模索していますが、私が家を出ることに対して子供にどのように説明したら良いのか…私の不貞について正直に打ち明けるのも勇気がいるし、かと言って適当に誤魔化すのもよくないと思うので悩んでいます。この部分にご助言いただけると嬉しいです。
たくさんのカウンセラーさんが口を揃えておっしゃっていたように、子供を言い訳にせず自分自身の幸せを最優先に考えていきたいし、過去の傷を癒すために根本先生のリトリートセミナーにも参加したいのですが、仕事が落ち着く7月までは身動き取れないため、それまでに準備しておいた方が良いことなどありましたら教えていただきたいです。
(Cさん)

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試練が続いて心が折れそうです!どう乗り越えたらいいのでしょうか?

試練がやってくるのは「今までの自分を卒業するときよ。新しい自分に生まれ変わる時よ」というメッセージです。
苦しくてしんどくて心も折れそうなのですが、脱皮する時期がきたということ。
つまり、本来の自分の姿を見つけ、もっと自分らしく生きるきっかけになるんです。
でも、それはひとりでは難しいのですよね。

根本先生、こんにちは。初めてブログに出会ってからおそらく5年ほど経ちます。自己肯定感の本の中のらせん階段のイラストが大好きです。
試練の乗り越え方について相談させてください。

昨年夏、長く継続していた仕事の契約が急に終了することから始まり、時を同じくして母が脳出血で倒れました。奇跡的に一命はとりとめましたが、生活の介助が必要な状況が急にやってきました。
その後も信頼していた上司の転職など大切にしてきたご縁が離れる報告が続き、心理的な大ダメージから休職を決めたところです。

3人兄妹の真ん中、地元は離れています。幼少期に「勉強だけできてもダメ」と母からの言葉で傷ついた経験から、この数年カウンセリングで幼い頃の記憶と向き合ってきました。勉強さえもできなくなったら価値がないと思ってきました。
父は私が10歳頃から単身赴任で、溺愛されていたように思います。

少しずつらせん階段を上ってきたはずが、次への試練なのか、一度に多くのことがあり、正直心が折れそうです。
例に漏れず?、体の関係をもった男性が既婚子持ちだったことまで発覚し、生きていく気力が底をつきそうなので、もしお目にとまったら助けてください。。。
(Mさん)

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もし人から嫉妬されたり、理不尽な攻撃をされたりするのであれば、あなたはまだまだ自分の価値を受け入れていないのかもしれない。

そもそも自分の価値や魅力に気づいていなくて、それ故に、相手の地雷を踏んでしまったり、相手の領域に介入しちゃったり、相手をリスペクトしていなかったのかもしれません。
改めて自分の価値や魅力を見つめ直すと同時に、自分軸を確立したり、競争を手放したりって意識が大切になってくるのです。

「あなたの魅力や価値が相手の地雷を踏んでしまうことがあるのですよ。」

人間関係を読み解く上で大切なあり方のひとつかもしれません。

自分としてはあまり大したことではないと思っていることでも、相手からすれば大したことだと受け止められてしまうと、そこで嫉妬やら攻撃やら嫌味やら陰口やらが始まります。

自分はそれが普通だと思っていることが、相手のコンプレックスを直撃してしまうこともあります。

だから、人から嫉妬されたり、攻撃されたりしたときに「なんでそんなことをされるのか全くわからない。」という風に感じるのです。

例えば、「いつも前向きに物事に取り組んでいる」という長所をあなたが持っていたとします。

でも、“それはふつうのこと”だし、“誰にでもできることだ”なんて思っていたとします。

そこに誤解があるんですよね。
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「辞める」「別れる」が「慰み」になっていません?

もうこんな会社辞める!と思うことで、あ、辞めてもいいんだ、と許可が下りてちょっとホッとします。けど、そこで現実を見るとネガティブなことを考えてしまうので、ファンタジーの世界に意識を向け、会社を辞めてバラ色になる未来を空想します。
けど、それはファンタジーなので慰みにはなるけれど現実を変える力はありません。
だから、また翌日もそのファンタジーに浸る他なくなってしまうのです。

「今の職場、やりがいもないし、先も見えないし、ここにずっといても・・・と思うので転職することを考えてるんですが」

「ずっとハードワークしてきて、これじゃ体を壊してしまうって分かってるんです。だからいつ辞めよう、いつ辞めようと思いながらここ何年か過ごしてきました。」

「今の彼は結婚する気がないみたいで。あたしももういい年齢だし、子どもを産むこと考えると別れた方がいいのかな?って思うんです。」

「ちょっとモラハラ気味で不誠実な夫とは何度も喧嘩してもうやっていけない!と思って離婚したほうがいいんじゃないかと考えてて」

友達関係でも「あの人とは合わないから切った方がいいかな、と考える」とか、親とも「距離を置いた方がいいんじゃないか」とか「一人暮らしした方がいいんだろうな」とか「そろそろ引っ越しを考えてるのだけど」みたいなのもありますね。

なんなら「根本さんのお弟子になりたいと考えてるんだけどー」「リトリートセミナーに行った方がいいんじゃないかと考えててー」というケースもあります。

まあ、思い当たる方も多いと思いますし、タイトルを見てすでに激痛が走っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この「考える」ということが「慰み」になってることが案外多いと思うのです。
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