親密感への怖れと罪悪感の関係についての考察。そして、対処法。

一般的に親密感への怖れって過去のトラウマや家族関係がその原因として挙げられるものなのですが、実はそこに「罪悪感」がしっかり影響してることも多いのです。
そういうわけで今日は罪悪感と親密感への怖れについて語って行こうと思うのです。

先日、「好きな人との距離が縮まらずセフレになっちまってる。親密感への怖れが相当あるんだと思う。」というご相談を頂きまして、例によって根掘り葉掘り聴いていきましたところ、まあ、それだけ罪悪感が強かったら親密感への怖れにつながるわねえ、という結論を見ました。

・好きな人がなかなかできない
・異性と距離が近づくと気持ち悪くなる
・好きな人はいるけど距離を縮められない
・距離を詰められると逃げたくなる
・お互い野良猫同士なのでいつまでたっても平行線
・付き合ってはいるけどより深い関係になるのが怖い
・相手にハマるのが怖くて気持ちにブレーキをかけている
・障がいのある恋にハマっている
・自分のすべてを見られてしまうのが怖い
・体だけの関係がちょうど良い

みたいな問題を総じて「親密感への怖れ」という風に表現します。
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彼にコミットしてサレンダーしようとしているときは自分の意見は言っちゃいけないの?

いやいやそんなの犠牲になっちゃって苦しいですよね?
彼との幸せにコミットしてるなら言いたいことは言った方がいいし、それを彼がどうするかを信頼してサレンダーすればいいんです。
まあ、言うは易し行うは難しの典型的な話ですけれど、今日はその辺をゴリゴリ解説してみたいと思います。

根本先生こんにちわ
ちょっと前に「彼と会った次の日に襲ってくる何とも言えない寂しさ・孤独感はどこからやってくるのか?」を取り上げて頂いたMです。
根本先生の回答に涙が込み上げてきました
私もそろそろ本腰入れて自分を癒していかないとなぁと思い、さてどのセミナーに参加しようかなぁとわくわくするともに申し込みの段階で躊躇しちゃってます。まだ覚悟が足りないんですかねぇ、、とりあえず根本先生のメルマガを何度も漁って読んでます笑

そんな中疑問におもうところがあったので根本先生のネタ探しにかこつけて聞いちゃいます!

最近、コミットメントとサレンダーに挑戦中でして、毎日毎日彼にコミットすることを決断しつづけています。
そこで疑問なんですけど、コミットしてサレンダーになる過程でも自分の意見や主張って言ってもいいの??
コミットとサレンダーって彼の全てを受容するようなものじゃないですか?
そこに私の願いや要望って存在していいんですかね?
「好きにしたらええやん、言ってみて受け入れてもらえないならそれを受容すればええやん」とか言われちゃいそうですが、、
そういう思いがあるうちは、まだコミットしてないってことなんですかね?
そもそもコミットの解釈間違ってます?笑
何が言いたいかと言うと、コミットしてサレンダー挑戦中でも、言いたいことは言いたい!!ってことなんです笑

取り上げていただいたら嬉しいです♪
(Mさん)

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隠れた自分を見つける、ほんとうの自分を見つけるシンプルで簡単な実習について。

セックスってある意味自分の素と出会う場所でもあります。
相手に気を使いながらプレイしてしまうなら、ふだんもそういう生き方をしてるんじゃないかと思いますし。
でも、同時に閉じられた世界ですので隠れた自分と出会う場でもあるんです。
そんなシンプルな宿題を出してみますので良かったらチャレンジしてみてくださいませ。

パートナーとのセックスについてのご相談が相次いでおりまして「ああ、これはネタになるよね!」という点がありましたのでシェアさせてもらおうと思う次第です。

セックスの問題と言ってもレスから相性から回数から中身から体のことから様々なテーマがあるのですが、「まあ、セックスにはその人の本質が現れやすいよね」という観点からいつも話を聴かせてもらっているわけです。

外では威勢のいいことを言っていてもベッドに入れば自信なさそうって人ならば、たぶん、その威勢は虚勢なのかもしれないと思っていいですし、大人しそうで目立たないけど絶倫男(←このパターンはとても多い)ならば、男性性が非常に豊かで頼りがいのある男だと言えますし、ふだんは優しいのにベッドテクは残念なもので自分の欲求ばかり満たそうとするなら親密になったあとはそういう態度を取られるんだろうなあ、と思ってもいいと思うのです。
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自立系武闘派女子が燃え尽きやすい王道の原因とその対策について

このところ「疲れ」や「燃え尽き」を自認される方がカウンセリングによく来られておりまして、今日のネタ元さんもまさにそんな感じなので改めてそこをまとめてみました。
みなさんは当てはまるところありますか?
まだ燃え尽きていなくても、その傾向があるなら将来的な危険をはらむものですから、予防的に手を打っておくのもお勧めです。

困った時は根本先生。
ということで、一つよろしくお願い致します。
当方アラサー。5歳男児の母。夫とは仲は良いですが、5年ほどレスです。
無気力でやる気のない状態がここ数日続いています。
きっかけは2ヶ月ほど前、パート先の大学生達が卒業するので、それぞれに寄せ書きを作成しました。
そういう作業が大好きなので、毎年この時期は率先して手を挙げ、凝った製作を行います。
ただその後、燃え尽き症候群のようになりました。
さらに今年は子供がインフルエンザになり、治ったと思ったら溶連菌に感染。私ももれなく感染。
さらに、それらが治ったと思ったら、今度はパート先が繁忙期。
そして今です。やっと繁忙期も落ち着き、自分の時間が取れる、と思ったところですが、なんだか疲れが取れないし、周りの目がやたら気になる。人の悪意を敏感に感じる。誰とも関わりたくない。
さらにさらに、そんな時期に旦那が仕事量を増やし、宿直入れまくり。
ワンオペ続きで、疲弊して、旦那が帰ってきた土日は寝たきりでした。
まだ32歳ですが、早く寿命を迎えたいと願う日々です。
とにかく何もやる気が起きません。
寝てる時が一番幸せです。寝れるだけましでしょうね。
何かアドバイスがありましたら、よろしくお願い致します。
(Aさん)

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エネルギーが強すぎる上に器用だし順応性が高いからどんな状況にも適応しちゃって自分がしたいことが分かんなくなっちゃったり、しんどい方向に行っちゃったりしやすい女性性の話。

どんな状況でもそれなりに幸せを感じられるというのはいいことだけど、エネルギーが強すぎるがゆえに自分を見失いやすく、ほんとの自分は何がしたいんだろう?という疑問が常に付きまといやすいものですし、ベストじゃないパートナーを選んでしまう傾向もあるものです。
その特性を知ることでこれからの道を選びやすくなるんですけど、そういう方って自覚がないので今日のネタも果たして届くかどうかは自信ありません。笑

「結局、その人に合わせてできちゃうし、そこで楽しむこともできるし、仕事だって器用にこなせるんだよねー。そうすると自分がほんとにしたいことって分からなくなっちゃったりするんですよね」

そんな話をするシーンがカウンセリングではちょくちょくあるもので、そんな方は軒並み連続セッションを利用してくださるのでより深掘りしてその“生態”を研究させてもらっているんです。

ジェンダーも語弊も怖れずに言えば、「女の中の女て感じなんだよね」と表現するタイプです。

エネルギーが強すぎる上に女性性もちゃくちゃ豊かだからそういうことができてしまうわけ。器用で柔軟性が高いからどんな状況にも適応できるし、メンタルも本人が思っている以上に強いから仮に好まない場にいても耐えられたり、それなりに楽しめたりするのです。

典型的なのはセックスで「相性が悪い」ということがほとんどなく、相手なりに感じられる。だから、誰とでも付き合えるし、付き合った相手は彼女にドハマりする。

ある意味「我」がないようで、でも、狙った獲物は逃さない「我」は持ち合わせてるし、心底優しいというか、相手を受け入れる器が巨大なので、どんな相手でも大丈夫になってしまう。

我々男性からすれば決して手を出してはいけないタイプとも言えますが、たぶん、そんなことに気付く人はマレだと思うので今日もあちこちで被害者が続出していることでしょう。(合掌)

昨日はカメレオンの話をしましたが、今日はそんなアメーバの話をしたいと思います。笑

ちなみにこういう方はカウンセラーに対しても器用に適応してしまうので、「なんかこっちに合わせてくれてんのかな?」と思わされることもあるんですよね。そうならないように気を付けてますけど難しい。笑
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結局のところ「基準の設定」によって自己肯定感が下がり、自分に自信を持てないもの。

自信がない!という方のお話を伺うことは非常に多いのですが、でも、その自信ってのは「ある基準による自己判断」によるものって分かりますか?
だから、その基準を変えてしまうと短所が長所に変わり、すぐに自信を取り戻せることも珍しくはないのです。

私は当然ながらお弟子さんたちには優しく丁寧に親切に愛情を込めて接しているので、昨日もカウンセリングにわざわざ来てくださったお弟子さんに

「あんたはタチの悪い女やわ。」
「ほんまはめちゃくちゃあざとくて計算高い女なんやろ?」
「倫理観とか関係ない欲深い女やな」

などという心のこもったメッセージを贈っておりました。えらい。

「自信を持ってまっすぐに生きたい」とおっしゃっていたので、「は?実はもうそれできてんねんで。何言うてんねん。」と吐き捨てまして師匠の権威を守っておりました。

そう、師匠は弟子どもに対しては大いに上から目線でモノを語るわけです。

なお、過日、古株のお弟子から

「お弟子さん制度ってはじめは師匠のことをみんな崇めてるけど、だんだん、スタッフ(女子)→お弟子→師匠→スタッフ(男子)というヒエラルキーに落ち着く気がする。意外と師匠って・・・下ですよね?」

という核心を突いた発言がありましたことをここにご報告させていただきたく存じます。
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推しのライブチケットを取りに行く方法とあなたが幸せなパートナーシップを築くための方法はとても似てるんじゃないかと思う。

推しのライブチケットの争奪戦にどれくらいの熱量を持って参戦するタイプでしょうか?
「欲しい!」と思ったアイテムをどんな気持ちで、どんな風に取りに行くでしょうか?
服を買いに行くときはどんなプロセスで購入に至るでしょうか?

あるクライアントさんは「そりゃあライブのチケットは本気で取りに行きますよ!」と熱く語ります。
大阪のみならず全国どこにでも遠征する覚悟で第一次抽選から賛成し、何が何でもチケットを手に入れるべく、Xの情報も欠かさずチェックし、何なら(ほんとはよくないことだけど)メルカリだってヤフオクだってくまなく見張るそうです。

また、別の方はファッションが好きで自分がコレ!と思ったものしか買わないそうで、何軒も百貨店や路面店をめぐって「出会い」を求めるそうです。
だから、朝から青山から表参道、新宿等々を巡ってもコレ!と出会わなければ手ぶらで帰ることも珍しくないそうです。

また、ある人は「まあ行けたら行けたでいいし、ご縁があったら当たるでしょう」と地元のライブにしか応募せず、でも、けっこう当選確率も高い上に、仮に外れても友達から誘いがあって結果的に参戦できることが多いそうです。

それからある人はファッションは好きだけどあちこち動き回るのは好きじゃないので、いつも行く店で良さそうなものを見繕うそうです。

さらにある人は「欲しい!」と思ったアイテムを求めて各地に遠征するほどの熱量を持ち、「先日は名古屋まで欲しかったフィギュアを買いに行きました」とか「絶対欲しい!と思ってたものがヤフオクに出てたので、とにかく必死に競り落としました」と誇らしげに語っておりました。
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