隠れた自分を見つける、ほんとうの自分を見つけるシンプルで簡単な実習について。

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セックスってある意味自分の素と出会う場所でもあります。
相手に気を使いながらプレイしてしまうなら、ふだんもそういう生き方をしてるんじゃないかと思いますし。
でも、同時に閉じられた世界ですので隠れた自分と出会う場でもあるんです。
そんなシンプルな宿題を出してみますので良かったらチャレンジしてみてくださいませ。

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パートナーとのセックスについてのご相談が相次いでおりまして「ああ、これはネタになるよね！」という点がありましたのでシェアさせてもらおうと思う次第です。

セックスの問題と言ってもレスから相性から回数から中身から体のことから様々なテーマがあるのですが、「まあ、セックスにはその人の本質が現れやすいよね」という観点からいつも話を聴かせてもらっているわけです。

外では威勢のいいことを言っていてもベッドに入れば自信なさそうって人ならば、たぶん、その威勢は虚勢なのかもしれないと思っていいですし、大人しそうで目立たないけど絶倫男（←このパターンはとても多い）ならば、男性性が非常に豊かで頼りがいのある男だと言えますし、ふだんは優しいのにベッドテクは残念なもので自分の欲求ばかり満たそうとするなら親密になったあとはそういう態度を取られるんだろうなあ、と思ってもいいと思うのです。

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セックスというのはオープンなようでタブーな要素をはらむのでアンダーグラウンドに落ちがちなジャンルなんですよね。

既婚者との彼とのセックスが最高！という話をとてもよく耳にするのですが、ある意味それは当然っちゃ当然で、アンダーグラウンドに入れば自分をどんどん解放できるのでふだんとは違う自分に出会えますし、その分だけ感度も上がれば大胆さも出て思い切りプレイすることができます。

もちろん、何らかの制限がかかっていたとしても、表のセックスよりははるかに良いってのがアンダーグラウンドのセックスの特徴ですね。

閉じられた二人だけの世界だし、先の見えない関係だからこそ今に集中できる、という環境は今まで隠してきた自分と出会うには格好の舞台と言えます。

「こんな自分がいるなんて・・・」とびっくりされる方も珍しくないんですね。

で、そんな話を伺えば、根本先生はどんなセックスなのかを詳しく聞いちゃったりするんですけど、それはＹ談を楽しみたい個人的欲求、、、なわけもなく、そこから見えてくるその方の本質を知りたいためです。

ほんとうはとっても自由な方なんですよね。
でも、ふだんはずいぶんと窮屈な日々を送られているようで。
なんでなんでしょう？

ライブとか行ったら積極的にヘドバンとかしちゃいません？笑
本来のあなたは積極的に動きたい人みたいですけど、ふだんそれ、できてます？

ほんとはすごく甘えん坊なんだと思うのです。
でも、しっかり者の長女としてちゃんとしなきゃと思ってやってきましたよね。

アンダーグラウンドって罪悪感が付きまとうネガティブな要素もあるのですけれど、こうして隠された自分の要素を見つける場でもあるのです。

まあ、そうしてとっても解放される場所になるわけですから、アンダーグラウンドのセックスというのは中毒になりやすいものなんですけどね。

だから、その恋が終わった後も何かとセックスが尾を引いてしまい、セフレでもいいから関係を続けたいなんて思ってしまう人だっているものです。

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アンダーグラウンドに入らずとも「理想のセックス」とか「最高のセックス」を想像してみると素の自分に出会いやすいかもしれません。

みんながみんな見えてくるものではないですが、セクシャリティが豊かな人ほど想像も逞しく、様々なパターンが思いつくんじゃないでしょうか。

まあ、少なくとも２０パターンくらいは探してみるといいでしょう。

そのリストに登場する自分が「隠れた自分」なのかもしれません。
特になかなか思いつかなくなった後半がポイントかもしれません。

例えばちょっとＭぽいプレイを理想とされる方はけっこう多いですよね。
ＳＭは痛いけどソフトな感じならＯＫみたいな。

強引に押し倒される。
無理やりキスを奪われる。
激しく求められる。
けど、愛撫は優しく、メリハリもあって愛情を感じられる。
それでいながらときどき言葉でも攻めてくれる。

そんな理想のセックスが出てきたら、そうされたら「自分がどうなるか？」を想像してみてください。

その自分ってのが隠れた自分なのかもしれません。

でも、その隠れた自分を解放するにはそれだけ強引な手を使わないと難しいのかもしれません。

つまり「ちゃんと自分の価値や能力を見極めてくれて、君ならできるよ！絶対できるよ！僕もサポートするし！」と情熱をもって関わってくれたら「ほんとうにやりたいことができる」と思っているのかもしれません。

そうしないと自分を出せないくらい、ほんとうの自分をふだんは封印してるのかもしれません。

また、こんなパターンはどうでしょうか？

すごく優しいキスから始まって全身をフェザータッチで愛撫してもらう。
くすぐったいような、気持ちいような絶妙な強さで愛されるうちにどんどん自分が溶けていくような感じがする。
愛情をささやかれるたびに心もとろけていって自然と声が出てしまう。

「なに？ふだんから自分を大切にできてないってことじゃね？」と思わず言っちゃうかもしれません。笑

もちろん、優しく温かな愛情をかけられると素直になれる、ということがそのシーンからは言えることですが、でも、同時にそれくらい自分に厳しく、そして、自分のことを否定的に見てる部分もあるんじゃねえの？とか思うのです。

逆のパターンもあります。

男の人を支配したい。
自分の思い通りに動きたい。
身動きできなくして、でも、それでも感じまくってる男の人を見てみたい。
その顔を見ながら上に乗って思い切り感じたい。

女王様願望が出てるね～♪という表現もできますし、いわゆるリーダーシップを取りたい人なんだよね、ということも分かるわけです。

でも、ふだんの生活ではどうでしょうか？
姐さん、姐御と言われることはあっても、まだまだ自分を抑えてるんじゃないでしょうか？
もっともっと自分が前に出ることを許可してもいいんじゃないでしょうか？

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２０パターンも妄想してみるとさまざまな傾向が見て取れると思うのです。

全体を通してＭ的な傾向がある、とか、なんだかんだ男を支配したいのかな、とか。

でも、そのひとつひとつに意味があって、隠れた自分がそこにいるとしたら、それってまだまだ自分には伸びしろがあるってことを表してるんじゃないでしょうか。

あ、そういうセックスがふだんからできてる人は「自分らしく生きられてる」と思ってもいいかもしれません。今さらですけど。笑

そして、こうした隠れた自分を出すにはやっぱり生みの苦しみが必要ですので、２０パターンも考えてね！というわけです。

これ、ちょっと真剣に考えてみる価値あると思いませんか？

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント～実習メインのグループセッション～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

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戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本（ハーパーコリンズ社）

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