10月21日に、新刊『あなたの心を支配する 呪いを解く』(かんき出版)が発売になります。
発売までの間、このブログで本の中身を少しずつご紹介していこうと思っています。
初回の今日は、そもそも「呪い」って何なの?というお話から。
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★呪いにかかっていない人なんていない
「こんなこともできない自分はダメだ」
「なんでもっとちゃんと準備してこなかったんだろう」
「素直に謝れない自分がほんとイヤ」
こんなふうに自己嫌悪した経験、きっと誰にでもあると思うんです。
実は、ここに「呪い」が隠れているんですよね。
自己嫌悪の裏側には、
「これくらいはできて当然だ」
「手を抜いてはいけない」
「素直じゃない人は嫌われる」
といった「呪い」があるのです。
失敗することもあれば、忘れてしまうことだってある。全力投球できない日だってありますよね。
それなのに自分を責めてしまうのは、心の中に呪いがあるから。
こういうことって誰にでもありますよね?
つまり、誰でも呪いにかかっていると言えるんです。
★「呪い」と「祝福」
この本でいう「呪い」とは、「自分を幸せにしない考え方や思い込み」のことです。
呪いは少なくとも数百~数千もあると言われていて、しかも自分専用で働く、とても個人的なものなんですね。
ただ、私たちが持っている考え方や思い込みが、すべて呪いというわけではありません。
「私は運がいい」
「なんとかなる!」
こんなふうに、私たちを幸せにしてくれる考え方もたくさんあります。
本書ではこれを、呪いの反対語として「祝福」と呼んでいます。
★見分けるポイントは「それは自分を幸せにするか?」
ちょっと難しいのが、同じ言葉が呪いにも祝福にもなる、ということなんです。
例えば「人に迷惑をかけてはいけない」。
図書館で大声で話さない、というのは大切なルールですよね。
でも、本の中ではこんなケースもご紹介しています。
安定した大企業で働き、家族もいる男性が、どうしてもあきらめきれなかった起業の夢を家族に打ち明けて「迷惑をかけさせてもらえないか」と頭を下げた。
その覚悟に心を動かされた家族は彼を応援し、結果的に家族の絆はかえって深まった、というお話です。
だから、それが呪いかどうかを見分けるときは、
「その思いは、自分を幸せにするか?」
と問いかけてみてほしいんです。
イエスなら祝福、ノーなら呪い。シンプルですよね。
★私自身にも「おじさんの呪い」がありました
偉そうに書いていますが、私自身も呪いだらけです(笑)
この本の構想を、近所のお気に入りの温泉に浸かりながら練っていたときのこと。
ふと「もう自分はおじさんだしな」という考えに囚われていることに気づいてしまったんです。
おじさんだから、お腹が出るのは仕方がない。
おじさんだから、モテるわけがない。
おじさんだから、移動にタクシーを使うのもしょうがない。
次から次へと出てくる出てくる。
「おじさんの呪い」って、ジャンルを問わず使える、ずいぶん汎用性の高い呪いだったんですね。
本では呪いを「外見・性格」「人間関係」「恋愛・結婚」「仕事・お金」「親子・家族関係」の5つのジャンルに分けてご紹介していますが、こんなふうに1つの呪いがいくつものジャンルにまたがることもあるんです。
★当たり前すぎて、気づけない
呪いのやっかいなところは、本人にとって「常識」「ふつう」になっていることなんです。
私も長い間、「自分のことは自分で何とかしなければならない」、つまり「人に頼ってはいけない」という呪いにかかっていました。(過去形?)
両親ともに忙しく、妹も2人いる家で育ったので、自分のことは自分でやるのが当たり前。
「誰かに頼る」という文字は、私の辞書には載っていなかったんです。
一人暮らしを始めたばかりの頃、洗濯物の干し方もわからないまま自己流で干していて、遊びに来た彼女にベランダを見て笑われたことがあります(笑)
「聞いてくれたらいいのに」と言われたんですけど、そもそも「聞く」という発想がなかったんです。
それくらい、呪いは身近すぎて気づけないものなんです。
もし「なんか人生がうまくいかないな」と感じているのなら、「もしかして、呪いにかかっているのかも……?」と疑ってみるのは、とてもいい入り口になると思います。
★呪いは「補償行為」を生み出す
呪いは、それを避けるための行動に私たちを走らせることもよくあります。
「補償行為」と呼ぶものです。
例えば「ありのままの私では愛されない」という、とてもよくある呪い。
これにかかっていると、素の自分を出せずに、人のご機嫌をとったり、空気を読んで自分の意思を曲げたり、逆に実績を自慢げに語ってしまったりします。
でも、それでもし嫌われずにすんだとしても、それは「ありのままの私」で愛されたわけではないですよね。
だから、結局は自分を繕い続けるしかなくなってしまうんです。
★呪いは、自分を守る「鎧」でもある
ここまで呪いの困った面ばかりお話ししてきましたが、もう少し深く見ていくと、ちょっと違った景色が見えてきます。
呪いには、「これ以上傷つかないようにするための防衛ライン」としての役割もあるんです。
「どうせ私は選ばれない」と思っていれば、好きな人に振られても「だって、そもそも選ばれないんだから」と痛みを和らげることができる。
切ないですけど、呪いは私たちを守る鎧でもあるんですよね。
だからこそ、手放すのには勇気がいります。
なので、この本で目指すのは「選ばれない」を「選ばれる」に書き換えることではありません。
「私は選ばれても、選ばれなくても大丈夫!」
そう思える心を手に入れること。
それが本当の意味で「呪いを解く」ことだと私は考えています。
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次回からは、本の第2部に登場する5人の主人公を、1人ずつご紹介していきます。
外見・性格、人間関係、恋愛・結婚、仕事・お金、親子・家族関係。
きっとどこかに「これ、私のことかも」と思える人がいるんじゃないかと思います。
どうぞお楽しみに。
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『あなたの心を支配する 呪いを解く』(かんき出版)
2026年10月21日(水)発売/1,760円(税込)
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4761279001/
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18822991/
楽天ブックスで予約購入していただくと、特典「あなたの呪い診断チェックリスト」がついてきます(予約受付は10月20日(火)23:59まで)。
目次やプロローグ、「はじめに」の全文は、こちらの本の紹介ページでお読みいただけます。
\10月22日(木)夜には、出版記念講演会(神楽坂&オンライン/参加無料)も行います!/
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/59548