*
悲しみや絶望がでてくるということはそれはヴィジョンではなく、ファンタジーかもしれません。
だとするとヴィジョンが遠すぎる可能性があるので、その前段階のヴィジョンを描き直してみましょう。
ただ、それを繰り返すと「今現在」までもどっちゃうこともありますね。
そしたら、その悲しみや絶望のルーツを探るべく、そこで過去に目を向けてみるのです。
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先日は「恋愛がうまく行きそうになるといつもダメになる」という相談を取り上げていただき、ありがとうございました。
「過去のトラウマをもっと掘らなければ先に進めない」と考えるのではなく、
「もう過去だけを見るのではなく、未来を見てみよう」という方向性は、とても腑に落ちました。
「幸せなパートナーシップのビジョンを描く」ということについて考えてみました。
「こんな人と付き合えたらいいな」
「一緒にこんなところに行きたい」
「こんな家で一緒に暮らせたらいいな」
「休日に一緒にご飯を食べたり、皇居周りをランニングしたり神楽坂でランチしたりしたいな」
みたいな想像をすることはよくあります。これがビジョンを描くということでしょうか?
しかし実際に未来を見ようとすると、そこに「悲しみ」や「叶っていない絶望感」のようなものが出てきます。
わくわくとか、むふふふとか、にやにやなヴィジョンというテンションにはなりません。
「どうして私はそれが叶わないんだろう」という悲しさがまず出てきてしまいます。
「こんな未来が欲しい」と思えば思うほど、
「でも私は今、それを持っていない」という現実を突きつけられる感じがして苦しくなります。
仲の良い友人夫婦に会いに行く、というのも「できればやりたくない」というのが正直なところです。
仲良くしている二人を見ると「素敵だな」と思う気持ちよりも、
「どうして私はこういう相手ができないんだろう」
「どうして私だけずっと一人なんだろう」
「私もこんなふうに幸せになりたいのに、どうしてなれないんだろう」
という悲しさの方が強くなってしまうからです。
これは「幸せなビジョンを描けていない」ということなのでしょうか?
それとも、ビジョンを描いたときに出てくるこの「悲しさ」こそ、今扱うべき感情なのでしょうか?
(Kさん)
前回のお話はこちら!
*
さて、
>しかし実際に未来を見ようとすると、そこに「悲しみ」や「叶っていない絶望感」のようなものが出てきます。
というテーマで今日はお届したいと思います。
そして、これはとってもよくある現象で、カウンセリングやセミナーでもたびたび話題にのぼるものです。
さて、「ヴィジョン」に対してよく語られるのが「ファンタジー(幻想)」というものです。過去ブログでもちょくちょく扱っています。
同じように未来を描くのだけどファンタジーは幻想であるがゆえに現実感がありません。
異世界に転生したかのように「今」とつながっていないんです。
だからこそ、「慰み」になります。
「マッチ売りの少女」の物語が分かりやすい例になるかと思います。
マッチを擦ったときだけ、幸せそうな光景が目に浮かぶ。けれどそれは現実ではない。という点で。
「素敵な彼氏がいればなー。今頃ラブラブいちゃいちゃしてるんだろうなあ」とか「自分がヒーロー(ヒロイン)だったらなー」とか「ほんとのわたしはモテモテな女子で、わたしとお付き合いしたい男子は何百人もいるんだー」みたいな感じで、非現実的なことを思い浮かべて“一瞬だけ”自分の気持ちを和らげるのです。
また、このファンタジーには「悲劇のヒロイン」という物語が描かれることもあります。
「自分はひとりぼっちで誰にも知られず町の片隅で生き、ひっそり年を取っていくんだわ。嗚呼!」とか「わたしはきっと会社もクビになって一文無しになって・・・そんなことになったらどうしよう・・」という風に、辛い物語を描いて自分を慰めようとすることもあります。ほら、自虐的な想像をするとちょっと気持ちが安らかになる感覚ってあるでしょう?精神的なリストカットみたいなことですけれど。
でも、ファンタジーって現実感がないから一瞬なんです。それこそマッチが燃えてる間くらいの。だから、わくわく感もあるかもしれないけれど、同時に虚しさ、惨めさも存在します。
ヴィジョンってのはわくわくしてきてやる気が出てきてニコニコニヤニヤするものですが、ファンタジーというのは慰みなので「はぁ」とため息が出るものです。
ただ、その虚しさや惨めさを覆い隠してしまうこともあってその区別が付きにくいことも多いですね。
*
とすると、Kさんが描いている未来に悲しみや絶望感があるとするならば、それはファンタジーと言えるんじゃないかと思うわけです。
仲の良い夫婦に会いに行きたくないのも悲しみや惨めさが出てくるというのも同じことですね。
だから、少なくとも今のKさんは自分の「幸せなパートナーシップ」というものを「欲しいと思っているけれど、手に入るとは思っていない。」ということが言えるわけです。
そういう場合はあまり未来のイメージをしない方がいいと思います。
Kさんにとっては現実感のない未来ですから、少し遠い未来すぎるのです。
ヴィジョンというのは「現実感(リアリティ)」というのがとても大切です。
ヴィジョンは「今・現在」から地続きである必要があるんです。
だから、わくわくするし、ヨダレも出てくるんです。
しかし、現実感のない未来というのは慰みにはなるけれど、ときめきはありません。
そういう場合は「もう少し手前の未来」を描いていきます。
「幸せなパートナーシップ」の前の段階ってどんな状態だと思いますか?
例えば、
・自分でも輝いているなって分かるくらい女子力を発揮してる
・男子から色目で見られることが増える
・それとなく男性から誘われることが増える
・同性から「憧れです!」とよく言われる
とか。
じゃあ、その状態にわくわくしますか?
するならそこをまずはイメージしていきましょう。
でも、そこでも悲しみや虚しさや絶望が来るなら、さらにその手前の段階を見ていきます。そんな状態になる前って何でしょうか?
例えば、
・自分磨きのためにジムでトレーニングしたり、食事を気を付けたりしている
・おしゃれで女性的な服をまとっている
・仲のいい友達から「あんた最近きれいになってね」と言われる
・好きなことややりたいことをやって充実した日が増えてきた
とか。
(以下、コピペ)
じゃあ、その状態にわくわくしますか?
するならそこをまずはイメージしていきましょう。
でも、そこでも悲しみや虚しさや絶望が来るなら、さらにその手前の段階を見ていきます。そんな状態になる前って何でしょうか?
例えば、
・何かを始めたくて習い事を検索している
・思い切って部屋を断捨離した
・自分を変えようと根本さんのセミナーに申し込みをした
・ヴィジョンを本気で描きたいと根本さんのセミナーに申し込みをした
↓
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ワークショップ「ヴィジョン・クエスト」&「ヴィジョン・コンサル」
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まあ、そういうわけで、悲しみや絶望を上回るわくわくや楽しみ~!が出てくるまでその前段階を探していくんです。
そうして「これならけっこう楽しみかも。わくわくするかも。」という状態を見つけるんです。
そうすると「幸せなパートナーシップ」への第一歩がなぜか「ドラムを習う」になるかもしれません。が、それでいいのです。
ドラムをぶっ叩きながら「たのしー!おもしろいー!うぉーーー!」というポジティブなエネルギーを自分に与えてあげるわけですね。
それで、充実感が得られたならばどんどんエネルギーは高まっていきますね。
つまり、魅力的になっていきますね。
出会いってのはエネルギーの引き寄せなわけですから、自分を高めれば高めるほど良い出会いがありますし、自分らしくあればあるほど自分らしい出会いがあるわけですからい、一見「ドラムと恋愛ってどう関係すんねん!」というツッコミは入れなくても大丈夫です。
*
さて、そうして前の段階を探っていくと「今・現在」まで戻っちゃうことがあります。
つまり、今の自分の状態に悲しみや絶望があり、惨めさがある、ということです。
これも珍しいことではありません。
なんならけっこうよくあることです。
そしたら、今度は方向転換して「なんで今、そんな悲しみがあるの?」と見ていきます。
そうするとやはり「過去」に目を向けざるを得ません。
パートナーシップに関して悲しみや絶望感をもたらす「心の傷」があり、それを癒してあげる必要があるようです。
>「過去のトラウマをもっと掘らなければ先に進めない」
という考えが蘇ると思うんです。やっぱり過去を癒さなきゃいけないのか!と。
これはKさんにお伺いしなきゃいけないんですけど、今まで自分を癒してきたのは「幸せなパートナーシップ」に基づいた傷でしょうか?
それとも「今が生きにくいから、生きやすくなりたい」という目的だったのでしょうか?
あるいは別の目的があったのでしょうか?
そして、その目的に基づいた癒しをされてきたのでしょうか?
これは私個人の考えでもあるんですけど、「目的が変わるとアプローチも変わる」ので、その目的に基づいたアプローチじゃないと、自分の中でつながらないので効果を感じられないことも多いものです。
例えば、今、筆者はパーソナルトレーニングに4,5年通っています。
その目的は「フットワーク軽く動けるようになるため」です。ダイエットやボディメイクが目的じゃないんです。
昨日もそんな話をトレーナーさんとしていて、「そういう目的の根本さんだったらバリバリ筋トレをするよりも、体幹とか股関節とかを重視したコンディショニングメニューで体の使い方を見直した方がいいです。」と提案してもらいました。
もしボディメイクが目的ならやはりバーベル上げたりする筋トレがいいそうです。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。目的によってアプローチが変わるって。
*
さらに余談なのですが、私もこの業界長いものですから、今までいろんな人たちに出会ってきました。
中には「癒しマニア」という方々がいて、とにかく自分の心の傷を癒すためにあっちこっちのセミナーやヒーリングに通い詰めていました。
それはすごいなあ、マジで尊敬する、と思うんですが、話をしてると「そんなに自分を癒す目的って何だろう?」と思ったんです。
というのも彼女たちの様子を見てるとあんまり幸せそうじゃなかったからです。
彼女たちは「自分の心の傷を見つけてそれを癒す」ということを繰り返していました。
それはまるで「癒しが目的」のようでした。
私からすると「癒し」というのは手段であって、それは「幸せなパートナーシップを手に入れるー!」とか「ライフワークを生きるー!!」という目的があってのことです。
手段と目的が入れ替わっちゃってる?と思ってみていました。
なんせ「癒しが目的」になってしまうと常に自分の中に傷を探しちゃうわけです。
それって自分の中のネガティブな要素(=問題)ばかりを見続けることになりますよね?
そしたら幸せなオーラは出ないよなあ、と合点がいったものです。
とはいえ、癒しがちゃんと進んでいるならばゼロからやり直すわけでじゃなくて、目的に合わせて解釈や見方を変えたらそのままでイケることも多いです。
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そういうわけでヴィジョンの話。
行きつくところが「今現在」であり、そこに悲しみや絶望があるならば、それがどこから来たかを探ります。
そして「ああ、元カレのことだよね」とか「思春期のコンプレックスだよね」とか「ラスボスおかんだね」みたいにつながりを見ていくわけです。
そこで未処理なものがあれば、やはり癒しは必要でしょう。
でも、そこで今まで経験してきた癒しがつながってくる可能性も大いにあるわけです。
「あ、そうか、もうおかんのことは許せてたわ」と気付く。
そうするとその「悲しみ」や「絶望」が瞬時に緩和される、という。
そう、意外かもしれないけれど、私たちは「癒されてるんだけど癒されてないと思っている」「もう許せてるんだけど許せてないと思ってる」ということが非常によくあります。
この間も「えー、まだ元カレにそんな執着あるのかなあ?」と言ったら「うーん・・・」としばらく考えられて「もしかしたらもうどうでもいい存在になってるかも・・・」とおっしゃった方がいました。
「まだわたしは元カレに執着している」という思い込みだけが残っていたわけです。
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ということで、ヴィジョンにわくわくしないときは
1)その前の段階のヴィジョンを描き直し、わくわくことを探す
2)今現在に来ちゃったら、過去をもう一度振り返る
というプロセスがいいと思うんですけどどうでしょう?
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そんなヴィジョンがうまく描けないための方のワークショップ
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