職場などで嫌な奴が現れたんですけれど、それって何を意味してるんでしょう?~自分のイヤな部分を投影するシャドウが現れたみたいね~



身近にイヤな奴が現れたということは、それは「シャドウ」と言って、自分が禁止・抑圧している要素を見せてくれる存在です。
そのシャドウが誕生するにはそれなりの物語があり、その元になった人(過去の自分含む)と改めて向き合い、許す段階に来ているのです。

いつもブログを楽しく拝見しております。
今回は、「気にしいな男性」にイラついてしまう心理について教えていただきたく、ご連絡いたしました。

私の会社の先輩(男性)が、かなり繊細かつ神経質な人で、誰も気にしていないような些細なことを気にして、すぐに謝ったり弁明してきます。

「あ、僕変な話ししちゃいましたね」「なんか水をさしてすみません」「僕の声なんか変じゃないですか」「それは選ばれないかも…いやすみません、やっぱなんでもないです」のような。

誰も何も言っていないのに、勝手に不安になって謝ってきて、本当にイライラします。
自分が不安だからって、いちいちネガティブなことを口にしないでほしいです。

でもこれってわたしが弱音を吐かない自立系武闘派女子だから、自分を投影してしまっているのでしょうか?

幼少期に母親がいつも泣きながら、私の父親の愚痴を私に言ってきていたので、弱音を吐いたり、人に罪悪感をもたせるような人が嫌いなのかな…なんて思ったりもしています。ぜひ根本先生の見解をお伺いできたらうれしいです。
(Eさん)

さすが!って話ですが、すでにEさんは自己分析ができていらっしゃるようなので「そのとーりです!!」とお伝えして今日の記事は終わりにしたいと思います。
また、明日お会いしましょう!!

ちなみに「シャドウ」で自分の記事をググって見たらこんなにたくさん出てきました!
Eさんや皆さんの参考になる記事もあると思いますので、ぜひお読みくださいっ!

シャドウ~生きられなかったもう一人の自分と共に歩む方法~

苦手な人、嫌いな人はなぜあなたの前に現れるのか?どう向き合えばいいのか?~シャドウ(影)との統合に向けて~

なぜ、こんな人が私の前に現れたのだろう?~シャドウ?投影?スキルアップ?許し?次のステップ?~

典型的なお姫様である母親がシャドウになって、そんな傍若無人でわがままな生き方はできんわ!と思ってしまう筋金入りの武闘派女子のみなさまへ。

仕切り屋の心理とシャドウについて~なぜ、あいつのことが嫌なのだろう?~

どうして私の周りには年上なのにお子ちゃまな人たちが出現するのか?~シャドウとの統合に向けたレッスン~

「いい人」をやめるにはどうしたらいいのか?~シャドウとの統合について~

きつい女、the・女な女が超苦手~シャドウ(影)の心理学~

ということで、根本さんがこのまま終わるわけねぇだろ?とお察しの皆様、こんにちは。
ワンパターンなボケしかできないものでしてすいません。まだまだ修行が足りませぬ。

さて、そういうわけでEさんのネタは「シャドウ」に関する話でして、過去にもいろいろと取り上げてきましたが、やはり生きてる以上、随所に出てくるパターンですよね。

なので今日はそういう「あ、こいつ嫌い」と思った人が現れた場合の自分との向き合い方をお話していこうと思います。

シャドウってのは生きられなかった自分、ということで、自分が抑圧しているもう一人の自分を表している(投影している)のですね。

Eさんが「気にしぃな奴で嫌いだ。」と思ったのであれば、Eさんは「細かいことをいちいち気にするのは良くない」と思っていらっしゃるのでしょう。

それを会社の先輩がモロに見せてくれるので「ああ、嫌い。ムカつく。」と感じるのです。

「自分が禁止していることを目の前の奴が見せてくるからムカつく」のですね。

で、この自分が禁止(抑圧)している「気にしぃ」な要素については必ず何らかの物語が存在するものです。

「母親が泣きながら愚痴を言ってくることが多かったので、弱音を吐いたり、人に罪悪感を持たせたりする奴が大嫌いになった。だから、自分も弱音を吐いたり、人に罪悪感を与えたりする言動はしないように意識してきた。要するに母親みたいな女にはなりたくないってこっちゃ。」みたいな感じ。

まあ、Eさんのおっしゃる通りってことです。

ちなみにこの物語では「母親」でしたが、場合によっては「昔の自分」と言うこともあり得ます。

「子どもの頃は泣き虫で、よくいじめられて泣いていた。だから、そんな自分が嫌で強くなろうと武道を極め、滝に打たれるなど山岳修行に励んだおかげで強くなれた。けれど、今もあの弱い自分は許せていない。」みたいな感じです。

ちなみに、こうした弱い自分を隠して強くなろうとすることを「強がり」と言います。
一方、そうした弱い自分をも表現できる自分(許せる自分)を「強い」と言います。(真実の強さ、とも言います。)

一般的にうちの読者の皆様はそろいもそろって自立系武闘派女子でいらっしゃいますから、弱音を吐く奴、根性のない奴、気弱な奴、すぐ逃げる奴、情けない奴、不誠実な奴、怠け者、嘘つき、感情のコントロールができない奴、すぐに泣く奴、ぶりっ子、めめしい男などは「即座に切腹すべし」というモットーの元、日々大飯を喰らっていることと思います。

それはまあ好きにやってよ、という感じなのですが、その分だけ、みなさまは「弱音を吐けない」「弱気になれない」「逃げられない」「頑張らねばならない」「根性を見せなきゃいけない」「泣いてはならない」「ぶりっ子なんかになりたくはない」等々の“禁止”が生まれるわけですね。

死ぬこと以外はかすり傷という皆さまであっても、やはり長い人生、思わず弱気になってしまう瞬間というのもあろうかと思います。

先日もとあるクライアント様が彼氏に振られたとのことで「今までだったら仕事で嫌な思いをしても余裕で受け止められたのに今のあたしは全然それができなくなっちゃってもうダメ。無理。詰んだ。」と机に突っ伏してうだうだ泣き言をほざいておりましたが、「そうやって弱気になってる自分も嫌い。無理。」というわけです。

自分に禁止していることをやっちまったらものすごい自己嫌悪するでしょう?

だから、自分を許し続け、禁を解き続けることが「生きやすくなる」秘訣ですし、自己肯定感をあげる方法でもあるのですね。

「ふだんは強気でぶいぶい言わせてるあたしにだって、弱さはあるし、そんな自分も嫌じゃない」と思えるようになっていくんです。

で、そうして自分が禁止しているものを教えてくれる存在が「嫌いな奴、イヤな奴」でして、そういう意味では彼らは自分をより解き放たせてくれる恩人と言えますし、自分自身の可能性を広げてくれる師匠でもあると言えるのです。

その禁を解くにはどうすりゃいいのか?という話を今からしていくんですけれど、先ほどの物語がそれには重要で、Eさんの場合は「弱音や愚痴を吐きまくる母親」がキーパーソンになるんです。

「許しは人のためならず」と言いますが、Eさんにとって「母を許す」というプロセスは、「弱気な自分を許す」ということにもつながりますから、一挙両得です。

もちろん、そのプロセスを経れば「職場の先輩のことも全然平気になる。あいつはそういう奴なんだと生暖かい目で見守れる。」という風になっていきます。

これを一般論に置き換えれば、

「苦手な奴、嫌いな奴、イヤな奴が現れた!」
 ↓
「おいおい、こいつに自分は誰を投影しているんだい?」
 ↓
「おお、かつての(母親)か!」
 ↓
「ってことは(母親)を許せってことだな!」

という流れになります。この(母親)には(過去の自分)(姉貴)(かつての恋人)(中学時代の同級生)など様々な人物が入ります。

もちろん、ここで出てくる(誰か)は「え?まだあたしこの人のこと許してないの?」と思われる人も含まれるでしょう。

そういう場合は「もう一段深い許しを与えよってことやな」と解釈するのです。

そうして、元を少しでも断つことができれば「イヤな奴」が「そんなイヤじゃない奴」に変わるものです。

でも、その効果はそれだけでなくて、相手を許せば自分のその要素も許せるので生きやすくなる/軽くなる/楽になる/器が広がる/寛容になれる/優しくなれる等々、様々な恩恵が生まれるものです。

ということで改めて、今さらだけど、Eさんは母殿と向き合ってみることをお勧めすることになります。

その辺はこちらの本・動画に詳しいのでぜひ参照してみてください。

「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナーDVD『本気の手放しワーク』

ポイントとしては次の点が挙げられるかと思います。

〇母を理解する。母の人生を共感的に振り返る。母と父の関係性を見る。

〇そんな母に感謝できること、そんな母で良かったと思える点を探す。

〇そんな母に対して幼少期に感じていた気持ちを思い出してみる。

〇母を助けようとしてきた自分を承認する。

〇自分も弱音を誰かに吐いてみる。

〇自分の弱さを受け入れるべく、その弱さを誰かの前で晒してみる。

そうして母親に対する自分の意識を変えていくことができれば、職場の先輩に対する嫌悪感がずいぶんと軽くなっていることに気付くでしょう。

さて、ここからは少々どうでもいい話なのですが、この「シャドウ」ってのはよりによってパートナーに出やすい傾向があります。(理由は各自で考えてみて!)

だから、Eさんをカウンセリングしていく場合、「母と向き合いましょ」というテーマの他に「ところで男関係はどうなん?」という質問を必ずさせてもらうと思います。

・強い男を求めすぎて全然出会いがない。
・いつも男を圧倒してしまい、恋が長続きしない。
・彼の前では実は弱い女になっちまってる。
・なぜかアンダーグラウンド的恋愛を繰り返している。
・一応彼氏(夫)はいるけれど、、、ねえ?

そんな話をよくお伺いしますので。

ということで、シャドウは自分が隠してる部分を見せてくれる存在なので、向き合ってみるといろいろと恩恵はでかいぞ、というお話でした。

★参考図書

>新書版『なぜ、あなたは他人の目が気になるのか?』(フォレスト出版)

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

◎東京/オンライン:9/25(日) 根本裕幸の応用心理学講座・5本一挙大公開!
 「旦那もいるけど彼氏もいる問題/アンダーグラウンド/問題の陰に才能あり/ワーカホリックとプレイボーイ/ペルソナ」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45903

◎東京/オンライン:9/24(土)14:00-17:00 嫉妬する人も嫉妬される人も嫉妬心と徹底的に向き合って仲良くなるワークショップ~嫉妬は敵じゃない!あなたの魅力を教えてくれる味方なんだ!~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45955

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