武闘派な方々が女性性を活かすことができれば、忙しい中にも余裕を感じ、もっと楽しく、面白く日々を過ごせるようになるものです。

師走だから忙しいってわけでなく、ハードワーカーってのは年中忙しいものですね。
ここでいうハードワークってのは別に仕事に限ったことじゃありません。頭の中が彼のことや家のことなどでいっぱいでも、立派なハードワークです。
そして、頑張り過ぎ、背負い過ぎ、ひとりで何とかしようとし過ぎなみなさまもまたハードワーカーです。
そんなときは女性性という処方箋がとても有効なのですが・・・。

自立系武闘派女子の方々はどうやら鋼どころかダイヤモンド級の硬度を持つメンタルを持っているようで、ハードワークに次ぐハードワークを苦にせず、日々、猛然と与えられた職務を全うされているようです。

・・・なんてことを書くと「ああ、あたしのことだ。」と目を輝かせる方がいらっしゃる一方で、「いやいや、あたしはそこまでじゃない」「あたし、全然頑張ってないもん」「むしろ、最近怠け者で・・・」と“自覚のない方”もたくさんいらっしゃるものです。

で、私が知る限り、セミナー、グループセッション、コンサル、カウンセリング、リトリート、ランチ会、お弟子等々でお会いする方々で、武闘派女子ではなかった方はほんの一握りで、その方々は戸籍上の性別が「男」となっているのでした。

仕事はそんなにハードにやってないけど、恋愛では常にハードモード。
仕事も家事も育児もこなし、その上で数々の問題を抱えている。

昨日カウンセリングした方は武闘派中の武闘派で、見た目はむしろ「美しい」と形容できるのですが、「ようそれだけ仕事して体壊さないよなあ」と思えるほどのハードワーカー。
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自己判断は間違ってる!?~自分が思っていることがすべてではなく、他の解釈もあるから、自己判断が正しいを思い込むのは危険だぜ?~

最近はよくブログや本、動画などで勉強してくださってる方が多く、ある程度、問題の原因等について自己分析されてる方も多いのですが、時には「そういう解釈もアリだけど、私から見たらこっちの方が筋が通ってるなあ」と思うケースも多いのです。
そうして微修正していくとよりピタッとハマる感じがすると思うのです。

うちのブログを読んでくださる方は一般的に知識水準が高く(もちろんそうでない奴もいる)、たいへん自立されており(その自覚のない奴もいる)、それゆえ「我が身に降りかかる火の粉は我が払う」という決意も固く(これはたいていみんな思ってる)、ゆえにひととおりの自己分析をしてカウンセリングだのグループセッションだのにいらっしゃる方多いんですね。

そりゃ、超長文でもある私のブログを読み漁り、理解なさるほどですから無理ないわね、と思うのです。

「自分ではこれが原因で、だからこうした方がいいと思うんですけど、どうですかね?」みたいな。

で、「確かにその通りですね~。さすがですね~。すごいっすね!!」ということもあるんですけれど、その一方で「うーん、その筋も悪くないけど、たぶんこっちの線の方が強いと思うよ」と見解をひっくり返しちゃうこともあるんです。

やはり自武女のみなさまであっても自分の痛いところを自分で触るのって嫌なんですよね。
だから、つい、そこを回避しちゃう。スルーしちゃう。そっちは大丈夫と思いたい!という風にスルーしちゃうんです。

けど、根本先生ってその辺を気にしないというか容赦ないときもありまして、素手で傷口に触れてくるようなアブナイ人なんですよね。

で、「あんたはそれお父ちゃんとの問題だと思ってて、確かにそれもあるけど、本命はお母ちゃんだと思うねん」などと言われちゃうんです。ほんと失礼ですよねー。自分なりに勉強してあれこれ考えてきたのにそれをひっくり返すなんて!!

あるいは「女性性の解放がテーマって、あんた、めちゃくちゃ解放しまくってるやないの?女性性の塊みたいなもんやないの?解放っていうか、それをちゃんとパートナーシップに活かす段階やで?」みたいな話になったりするんです。

その段階はもう良しとして次の段階に進んだ方がええでー、というわけで。
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心の声とは何ぞや?そして、そことつながるとはどういうことなのか?

私たちは日常生活の中で主に「思考」と「感情」に“支配”されてると言えます。
すべきことがいっぱいあったり、感情に振り回されたり、ついいい人をしてしまったり。
そうすると自分の本音とつながることができないのでどうも自分自身を生きてる感じがしなくなるんですよね。
それで各種問題が発生するんです。

A.情熱的で感情豊か、もちろん女性性も豊かでセクシャリティも強い人。
B.落ち着いた雰囲気でとてもいい人。周りからの信頼も厚く、いつも周りを気にしてる。

この一見、両極端に見える人の共通点って何だと思いますか?

もちろん、このタイプの人がみんなそうなるってわけじゃなく、でも、けっこうな確率でこの共通点を持ちやすいのです。

・・・まあ、セミナーならここで1,2分時間取って考えていただいて、それを近くに座ってる人とシェアしていただくんですが・・・。

引っ張ってもしょうがないので答えは何かというと「自分の心の声を聴けてないかもよ?」ということ。

Aさんは感情に振り回されやすく、自分のみならず周りの人の感情を吸い込んじゃうこともあって、わちゃわちゃしやすいもの。

Bさんは気が利くってメリットはあるものの、自分の気持ちよりも他人を優先しやすい傾向を持ちやすくなります。

繰り返しになりますが、このタイプの人がみんなそうだとは思わないでくださいませ。
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才能は与えたときに開花する。

1DAYリトリートのテーマがまさにこれで、すべてのセッションを通してその人の才能を見、最後は全員が自分の才能に気付けるようなワークをしていました。
今日は誰もがもつ才能の一端についてお話したいと思います。
「あなたが親に十分与えられなかったものがあなたの才能」というお話です。

昨日大阪で開催した1DAYリトリートセミナーのテーマはずばり「才能を開く」だったかと思います。
朝からずっとそんなテーマでセッションをしていて、最後はペアワークでそれぞれが才能の一端を知るということもしてしまいました。

たった1日なのにそこまでプロセスが進められるというのは我ながらなかなか腕を上げたなあ、と自画自賛してるねす!(誰も褒めてくれないから公然と自分で褒めることにする。)(そうすると「いつも褒めてるでしょ?受け取ってないだけでしょ?」という身内の声がこだまする。すまぬ。)

まあ、あとはそれくらい参加者のみなさんのレベルが高かったということかもしれません。こっちの方が真実ですね。笑

才能ってみんな持ってるんですね。

それは「個性」と言い換えてもいい場面もあり、それを活かすと人生が生き易くなり、面白くなり、楽しくなり、ピンチがチャンスに見え、人間関係も良くなり、好きな人と次々出会うようになり、ヴィジョンも指し示され、なんか人生って・・・最高だ!という境地に至れるすごいものです。

ただ、この才能ってのは皆さんの中にあるものなのですが、種のまま芽が出ることなく役目を終えることもあるんですよね。

また、それが才能であるがゆえに傷つきやすく、自ら封印してしまったものなのかもしれません。

だけど、それが才能であるがゆえに隠し通すことなどできずに、何度も芽を出そうとするんです。

で、また傷ついちゃうこともあるわけですけど、それを受け入れていくと人生が大きく変わって行くのです。
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「なくて七癖」~私たちの問題は知らず知らずにある癖に支配されている。遠慮癖を例に~

つい不安や怖れの方をみてしまう、とか、何かしら疑ってしまう、とか、つい遠慮してしまう、などの心の癖(パターン)を私たちはいくつも持っているものです。
そして、それは自分でも意識しないうちに出ちゃっているものなので気づきにくい上に、問題を作る原因になってることも多いのです。

先日の東京1DAYリトリートで出てきたお話なんですけど、私たちは「なくて七癖」と言われるようにいろんな癖を持ってるんですけど、それは物事の見方、捉え方、感じ方にも言えることなのですよね。

「なんかいつも不安や怖れの方ばっかり見ちまってるよねー」なんて指摘をさせてもらったんですけど、癖になっちまってるものですから、自分がそういう見方をしてるってなかなか自分では気づけないわけです。

彼氏との関係がうまく行って「よもやいよいよ結婚か!」という状況になっていたり、仕事で思わぬ昇給があって懐が温かくなったりしても、そんな状況に「よっしゃ!」「やったー!」「ぬほほほほほほほほほほほ」と喜ぶのではなく、「でも、、、、この人と結婚して大丈夫なんかな?」とか「昇給した分、仕事量が増えるんじゃ・・・」などと不安や怖れの方を見てしまうわけです。
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父ちゃんと男性性でバトルを繰り広げてきた自立系武闘派女子はつい癖で男どもとも男性性で対峙してしまうからコミュニケーションが苦手に感じてしまうのかもなあ。

自立していくプロセスで親と衝突するのは正しいのですが、男性性の強い父ちゃんがその相手だと、つい自分も磨き上げられた男性性で対抗してしまい、それが男性とのコミュニケーションの基本となってしまいます。
そうすると常に戦闘モードで対峙することとなりなんかうまくいかないってことが起こるものです。

「ライフワークを生きることにコミットし始めるとパートナーシップもなるようになっていくもの~夫婦のコミュニケーションの違いに加えて~」を拝見して質問です。
女性性豊かな人のパートナーは、思考的・理性的・理論的な男性性強めの方が務めることが多いということですが、これは相反する真逆の性質が惹き合うということでしょうか?
またこの男性性強め、未知は否定し自分の正しさを主張する反応を親子関係で受けていたことによる、「男性との話し合いはうまくいくことがない。わかってもらえない」という観念はどうしたら変えていけるでしょうか。

私の父親はとにかく私の進路に関して過干渉で、私の「とにかくこの進路で頑張りたい!」という女性性たっぷりの意見は即座には否定され、自分が娘が取ると良いだろうという進路を押しつけてくる感じで、毎回壮絶な言い合いでした。
最後はいつも「何年生きてると思ってるんだ!何も社会をわかってないやつが何を根拠に進路を決めれるんだ!」と怒鳴られ、「私の気持ちはわかってもらえない。」という大きな傷を得るのみで、その経験からか男性と未来の話をすることにとても抵抗がありますし、元パートナーともたまの話し合いで毎回険悪になり、「わかってもらえない」を感じて最終的に終わりました。

元パートナーに父親と似た者を選んでいるファザコン問題もあるとは思いますが、女性性豊かだからどうしたって男性性強めな人を選ぶ傾向にあるとも考えられるかなと思います。女性性優位な人が話し合いへの苦手意識を変えていくためのヒントをいただければさいわ幸いです。
(Aさん)

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自立を手放して相互依存に向かうためには女性性がとても役立つのですが、そこでカギとなるのは「つながり」なのです。

自立を手放す系のお話はよくこちらでしていまして、女性性の大切さを訴えているわけですけれど、その女性性を解放していく上で「つながり」を意識することが求められています。
人とのつながりはもちろんですが、大切なのは自分とのつながり、自分自身の心とのつながりです。

先日東京で1DAYリトリートセミナーを開催していまして、約30名の自立系武闘派女子を相手に説法を繰り広げておりました。

そんな中、お約束のように自立しすぎて燃え尽きた女子がいらっしゃいまして、そこでお話した内容を少しシェアしてみようと思う次第です。

自立系であるがゆえに、基本「おひとりさま」で頑張るものです。

競争の中に自ら飛び込み、周りからの期待に応え、ひとりで頑張り、ひとりで何とかし、ひとりで結果を出してきたわけです。

「自立」というのは極端に言えば「自分以外はみんな敵」という概念でして、必然的に何でもひとりで抱え込み、ひとりで何とかするしかない状況を創り出して、ずぶずぶと潰れていくプロセスを辿ります。

だから、体調を崩したり、メンタルを傷つけたりして、結果、燃え尽き症候群になったり、体が強制ストップをかけたりするようになるのです。

この1DAYリトリートでも似たようなお話をたくさんお伺いしました。
みなさん、さすがっす!笑
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