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常に勝ち負けの意識で育ってきた分だけ、夫婦関係にもその競争原理を持ち込んでしまいます。
競争はお互いを疲弊させ、燃え尽きを招く方法。できるだけ早く手放したいものですね。
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今度の東京での心理学講座でのテーマにかぶってしまいますが、今日のネタは「自立(競争)を手放す」というお話。
>東京:9/20(水)19:00-21:00 心理学講座「比較と競争の罠を手放して、自由な自分になる方法」(飯田橋)
自立、中でも足の引っ張り合いや正しさの争い、そして、相手を否定したり、コントロールしたり、嫉妬したりという現象が起こる「競争」というのは、私たちの心を疲弊させ、燃え尽きさせるものです。
例えば、職場内で「同じ仕事しているのにあいつの方が評価されてるなんて許せない。この会社おかしい。もしかしたら、あいつ、裏で何かやったんじゃないか?」なんて思うことも競争です。
それから「旦那がイチイチ私の言うことに反発してくるんですよ。理屈責めにしてきたり、あからさまに嫌な態度を採ったり。上から目線であれこれ文句言って来たりして、ほんと感じ悪いんです。」という旦那様の態度にもこの競争が隠れています。
(ちなみに上記のセリフは私の奥さまに読ませてはいけない一文ですので、皆様宜しくお願いいたします。)
また、「この間、いい雰囲気の人に出会ったんです。とてもいい感じにデートもできて、次に会う約束までしたんです。でも、私の職業を知った途端、音信不通です。」とお嘆きの女子がいましたが、ここでもその彼の競争心が疼いています。
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発売即重版決定。
私史上、最速です!
皆さま、ありがとうございます。
こちらは、編集者とのLINEのやり取り。
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まったく個人的な思いなのですが、重版がかかってこそ、編集者さん、出版社さんへの恩返しが少しできたと思う私です。
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9/14発売の新刊「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)の感想です。
こんな本なのかあ・・・というイメージを膨らませて頂ければと思います。
◎amazonにて「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」を購入!
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期待に応える人生を送っていると、それは周りの人があなたに求めた「着ぐるみ」を着て生きてることになるのかも。
それって重たいし、苦しいし、暑いよね。
裸になってほんとうの自分の価値を見ませんか?というエロい話を今日はするのです。
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「期待される」のが嬉しいって感じてた時期がありますよね。
「褒められる」のが嬉しい時期もありますよね。ああ、それは今もそうか。
でも、期待されたり、褒められたりすることで、自分を見失ってしまうこともある、というお話。
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Aちゃんはほんといい子だよね。
とても優しくて、弟思いで、いつも面倒見てて、ほんといい子。
お手伝いもいっぱいしてくれてママ助かっちゃうなあ。
頭もいいからきっと将来はいい学校に入るんだよね。
お医者さんになったりするのかな?
ママ楽しみだなあ。
それにAちゃんは友達もたくさんいて、ママ羨ましいくらい。
学校も楽しいでしょ?
優しくていい先生でよかったね。ママのあの先生好きよ。
Aちゃんはお母さんのことちゃんと言うこと聞いてくれてえらいよね。
それに引き換えお姉ちゃんときたら、ほんと自分勝手でわがままで困っちゃう。
Aちゃんはそんなママを困らせるようなことはしないのに、お姉ちゃんはほんと言うこと聞かなくてママを振り回してばっかり。
Aちゃんがいてくれてよかったわ。
Aちゃんは私の味方だもんね。
そういえば、パパ、また明日から出張なんですって。
ふだんから忙しくしてるのに、これでまた居なくなっちゃってほんとうちは母子家庭だわ。
Aちゃんがいっぱいお手伝いしてくれるから助かってるけど、ほんと家のことが大変。
パパがもう少し家のことを見てくれたり、子どもたちと遊んでくれたらいいのいな。
ね?Aちゃんもそう思うでしょう?
ほんとAちゃんはいい子ね。ママはそんなAちゃんが大好きよ。
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こんな図を作ってみました。これだけでご飯が2杯は・・・あ、いや、2時間しゃべり倒せそうです(笑)
「誰かと自分を比較して、ついつい自分って駄目だなあ、と思ってしまう」
「負けず嫌いで常に誰かと競ってしまう」
「ほんとうは戦いたくないのに、つい彼に争いを仕掛けてしまう」
「なぜかは分からないけれど、いつも劣等感を感じている」
「知らず知らずに人を見下した発言をしてしまうみたい」
「子どもの頃から周りと比べられてきたので、全然自分に自信が持てない」
「何でも勝ち負けで判断してしまう」
「誰かに頼るのは負けだと思ってしまう」
「勝たなければ意味がない、と思ってしまう」
「比べられるのは嫌なのに、でも、いつも誰かと比べてしまう」
「ついつい周りの人に嫉妬してしまう」
自立のプロセスにおける典型的な「幸せにならないコツ(?)」の一つがこの「比較・競争の罠」なんです。
誰かと自分を比べて劣等感を感じたり、優越感を感じたりします。
それで得することって本当はないんだけど、それで一喜一憂してしまいます。
でも、たいていこの癖は親譲りだったり、親との関係から生まれることが多いですよね。
「お兄ちゃんに比べてあんたはだらしない」
「いとこの○○ちゃんみたいになったらあかんよ」
「どうして妹にできることがあんたにできないのかね?」
そんな言葉、聞いたことありませんか?
どれも、ありのままのあなたを否定し、誰かと比べる発言ですよね。
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他愛もないお願いごとにすごい神経を使う、それによって癒着が生まれ、周りの人との距離感が分からなくなり、振り回される人生になる・・・。
そんなとき、癒着を切るアファメーションと「許し」によって「才能」が目覚めるのです。
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講演会でもこんな話をしています。他人軸になり、自己肯定感が低くなる育ち方の例。思い当たる方も少なくないんじゃないでしょうか。
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「明日、給食がないからお弁当作って」
この一言を言うのに、何度も何度も覚悟を決めなければいけなかった。
その時のお母さんの顔を想像すると、気が重たくてしょうがない。でも、お弁当を持っていかなくて周りの子に変だと思われるのも嫌だし、どうせそのあと学校から家に電話がいくから、どうせ怒られることに変わりはない。
リビングに行くとお母さんは例によって機嫌が悪そうだった。ぶつぶつ文句を言いながらテレビを見ている。
料理が苦手で嫌いというお母さんにお弁当を作って欲しいと頼むのは本当に勇気が要ることで、いっそのこと自分で作れたら、と思う。
でも、まだ小学生の自分には荷が重たい。早く大人になっていろんなことを自分でできるようになりたい、と未来を思いながら、もう少し後にしようと思った。
夕食の準備をしているお母さんは少し機嫌が回復したようだ。お気に入りのアイドルがテレビに出ていたからかもしれない。そこで、満を持してお母さんにそのお願い事をした。
「えー?明日?めんどくさいわねえ。ほんと。○○(弟)も?ほんっとに朝早く起きなきゃいけないしー、嫌だわ」
実際、あれやこれやの文句はこの後当分続くのだが、いつしかその声は耳に入らなくなった。
とりあえず、怒鳴られたり、拒否されたりすることなかった。
明日はとりあえず「弁当を持っていない」という恥はかかずに済みそうだ。とはいえ、友達に見られたら恥ずかしいほどの中身ではあろうけれど。
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新刊「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)の原稿をリトリートセミナーに参加してくれた仲間たちに一足先に渡して感想を書いてもらいました。(もちろん、出版社の了解済み)
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