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(2/5)自分を大切にする方法

天気が良かったので、買出しに出かけた帰りにいつもと違う道のりを探検してみました。
1.5リットルのミネラルウォーターを3本片手に(←無謀・・・)。
古い石畳の路地をくねくね入っていくと、ちょっと懐かしい感じの家々が立ち並んでいて、なんだか気持ちよいんですよね。
友人が「東京は最新のものもあるけれど、他では廃れてしまった古い日本も残ってる」って言ってたのを思い出しました。
ただ、あまりにくねくねしすぎて、ちゃんとしたところに出られるんだろうか?迷子になったら恥ずかしいけど、後戻りするのはもっと嫌だ・・・なんて一抹の不安を感じながら路地を進んでいくと、無事、泉岳寺の脇に出て来れました。
天気のいい日には散歩するにはちょうど良い道です。

さて、4日のテーマは「自己嫌悪」かな・・・。罪悪感、無価値感などからやってくる自己嫌悪。
どうしたら自分を好きになれるんだろう?ってお話をたくさんしたような気がします。
「色々試したんですよ・・・でも・・・」て思われる方も多いんじゃないでしょうか。
自分を好きになる、自分を大切にする。
分かってはいるけどなかなか難しいテーマですよね。

そういうとき、僕はこんな質問をするんですよね。
「もし、大阪に行こうと思ったら、どうやって行きますか?」
『えーっと、新幹線とか飛行機ですよね・・・。
 あと、船でも行けますし、夜行バスって手もありますね。』

僕は続けてこんな質問をするんです。
「それって、どこから出発することを前提にしてます?」
『え?あ、あぁ、東京ですけど・・・』と東京の方は答えられますね。
これを読んでいる皆さんもたぶん自分が住んでいる地域から大阪へ行くことを前提にしてると思うんですよね。
(そういう意味で大阪の方にはあんまり面白くない出題でしたよね。『え?おれ、もう大阪にいるけど?』みたいな。もちろん、大阪の方には『東京に行くには?』って聞いてます)

自分の今居る場所が分かって初めて大阪に行く道筋を立てられます。
もし、今自分がハワイに居るとしたら、「新幹線」という選択肢は出てこないと思うんです。

自分を大切にしよう!って目標を立てる(=大阪に行く)とき、すぐに僕達は「どうやって?」と方法を考え、方法に拘ってしまいます。
新幹線がいいかな?飛行機がいいかな?という風に。

でも、まずは自分が今どんな状態なのかをきちんと受け入れることが大切なんじゃないでしょうか。
「自分を大切にしよう!」という目標を立てるとしたら、今ここに居るのは「自分を大切にできない自分」なわけですよね。
でも、その今の自分を否定してしまったとしたら、自分の居場所は分からなくなってしまいます。

ちょっとややこしい表現になりますけれど、自分を大切にするには、まずは「『自分を大切にできない自分』を大切にする」ということが必要になってくるわけです。
つまりは、今の自分にOKを出してあげることです。
「それだけ辛い思いをしたんだから、なかなか自分を大切にできないよな・・・」
「彼氏にすごく悪いことをしてしまった・・・と思ってるとしたら、大切にする前に自分を責めてしまうよな・・・」

OKを出す、ということは、自分を理解してあげることです。
一般論では、常識では、世間的にはダメなことでも、感情的に見れば理解できることはたくさんあります。
不特定多数の異性とすぐに関係を結んでしまうのは社会的に見ればあまりいいことではないのかもしれません。
でも、すごく寂しくて、辛くて、誰でもいいから傍にいて欲しい・・・そんな切ない思いが募れば、いけないと分かっていても、人肌を求めてしまうものなんだろうと思います。
良いか悪いかはさておいて、感情的に見れば、理解できる行動はたくさんあるものです。

そうして、自分を受け入れていくことができた分だけ、心がホッと安心します。
その安心が余裕を作り出し、目標である「自分を大切にする」ということへ向かいはじめます。
頑張って変化しなくても、自然に変化が起これば素敵ですよね。

(2/4)寂しさと向き合うには?

買い物をしていて、1円玉が1つ足りないとすごく悔しいですよね?
しかも、二日続けてそんななったときには・・・もぉっ!!!て感じです。
そういうわけで、このところいつも財布に9円入ってる根本です。こんにちわ。

3日は東京への移動日でした。
富士山は見えず(このネタはこちらをどうぞ)、新幹線の車中では名古屋まで軽く一眠りした後、溜まったメールに返事を書いて過ごしました。
ビジネスパーソンって感じで、車内でパソコン開くの相変わらず好きなんですよー( ̄^ ̄)

東京のカウンセリングルームも今回で8回目なのですが、毎回内装が充実していってますます過ごしやすくなってきます。
しかも、こう毎月滞在していると、だんだん「自宅」に思えてくるから不思議ですよねえ・・・。

竹田らが色々考えてやってくれてるみたいで、嬉しいです。
小さな観葉植物が各テーブルに配置されていたり、加湿器や空気清浄機が設置されていたり、ちょっとした気遣いがあって、さすが女性だなあ・・・と関心します。
汚さないようにしたいんですけどね・・・・・(汗)

ところで、東京出張1日目のテーマは「寂しさ」と「恐れ」をよく扱いました。
寂しさってのは僕の得意ジャンルのひとつ(僕もその感情強い方)なんですよね。
講座などでもよく「つながり」をテーマにしてますけれど、自分自身がすごく欲しかったもので、だから、色んな形で学んできたんです。

寂しいと僕達は道を見失うことが多いです。
その気持ちは本当に切実なので、何かで埋めようとするか、見ないように一生懸命抑圧してしまうものです。
以前、何かで書いたことがあるような気もするんですけれど、都会は時に街全体がその感情を包み込んでいることもあるようですね。
昔、まだ受験生だった頃、東京の友人宅に居候していた時、なんでこの街はこんなに寂しいんだろう・・・って感じたことを思い出しました。
人はたくさんいるのに、なぜか寂しい。
一人の時の寂しさよりも、二人の時の寂しさの方が何倍もこたえますね。
色んな問題もその寂しさがベースになっていることが多いです。
浮気や離婚の問題、ワーカホリック、アルコホリック、セックスや恋愛依存症などもそうですし、男女関係でも、対人関係でもこの感情は色んなシーンで出てきます。
それが罪悪感を作ったり、分離感(人の輪から離れてしまってる感覚)や孤独感として、心をきゅーきゅーと締め上げたり。

・・・これだけ書いてしまえば、今度の心理学講座(メルマガ)のネタにしてもよかったな・・・(苦笑)

その感情を乗り越える秘訣は、自分の足元を見つめ続けること(地に足を着けること)、人を大切にしようと思う気持ち、つまりは優しさ、愛情ですね。
誰かに何かを与えたい(話しかける、手紙やメールを書いてみる、など)気持ちがその寂しさから抜け出させてくれます。
「自分から繋がりを求める」ことが一番の鍵ですね。
実際に繋がりが得られるかどうかは別にして、その姿勢が少しずつ寂しさを埋めてくれます。
待っていても何も変わらないですよね。

1/31 大阪・心理学講座

1/31は心理学講座に足をお運びくださいまして有難うございました。
駅の本当にすぐ傍ってことで、僕自身もびっくりしました。
(前回は6階でしたので)

打ち上げもたくさん集まっていただいてありがたかったです。
もっと色んなお話をしたかったのですが、時間があっという間に
過ぎてしまいましたね。

*大阪・心理学講座*
1/31(土) 19:00-21:00
中津・三井アーバンホテル大阪

テーマ:『男と女のコミュニケーション』

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1/24 名古屋・心理学講座

先日はとても寒い中、講座に足を運んでくださいまして
ありがとうございました。

*名古屋・心理学講座*
1/24 18:30-20:30
名駅・中小企業センター

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(2/3)見えない糸

休日というのは飛ぶように時間が過ぎ去っていくものですね・・・。
一度目を覚ましたのが9:30。
おぉ、今日は休みじゃ、もう一眠りするべ・・・と思って目を瞑ると次に時計を見ると12:00。
たっぷり眠ると疲れもすっきり取れて、ほんと、いい気分で起きられました。
銀行に行ったり、100円ショップで買い物したり、食事をしているともう夕方に。
そして、お気に入りの居酒屋さんに出かけていきました。
そこは、カウンセリングルームの1階にある居酒屋さんで日本酒・焼酎がたくさん揃っていて、お酒好きにはたまらないお店ではないでしょうか。
料理の値段はちょっと高めですが、量が少なめで味もとても良く、とてもお勧めのお店です。

で、で、出張前なのでちょっと控えめにしたんですけど(ビール一杯、冷酒一杯、梅酒二杯)、やっぱりお酒ですから酔いが回るんですよね。
気持ちよくなって家に戻ると、3日からの出張準備を何もしてないことに気付き、服やら資料やらを準備してるともう12時近くになってました。

のんびり過ごしてたつもりですが、やっぱり最後はばたばたしてしまうんですよね。
サガだなあー。
「サメ並みに、止まると死ぬねん」といつも冗談交じりに言ってるんですけど、落ち着き無いんですよね・・・。
ちなみに落ち着きの無い夫を持つ妻は、とても落ち着いていますね。
やっぱパートナーシップはバランスなんですね・・・(笑)

ところで、最近お会いしたお客さまから「そこまで分かるんですね・・・」とか「そんなこと、なんで分かるの?」ってよくおっしゃってもらえるようになりました。
ちょっと怪しい話になるかもしれないのですが、お話を伺っていると、その方の感情が溜まっているところ、引っかかってるところなどが何となく分かるんですよね。
「今、ちょっと喉が苦しくないですか?」
「今、いっぱい考えてるでしょ?頭のこの辺が重たくなってきてませんか?」
「背中のところがしんどくないですか?そうそう、腰から胃の裏側にかけて」

心についてもまた同じようで、今感じている感情とか、ずっと昔からある感情のパターンとか、問題となってる心の痛みとかが何となく伝わってくるように感じます。
だから、あんまりお話してないうちに色々僕の方が話し出したりしまうこともあるくらいで。
(あ、でも、それは何回もお話してる方だけで、初めての方は、色々気づくところがあっても、一通りお話をきちんと伺いますから大丈夫ですよ)

ソファに向き合って話をしてるだけですけど、それも経験を積めば積むほど見えてくるものは広がっていくんですよね。
それに、やっぱり人と人ってのは見えないところでたくさん繋がっているんだな、とも思います。
何で分かるか?っていうと、心が共鳴するからで、それは別に僕とだけじゃなくて、誰とでも起きているものだと思うんです。
以前もコラムに書きましたが、ほんま、人と人とは見えない糸で元々繋がってるんだな、と感じます。
だから繋がりを感じるっていうのは、新しいことではなくて、感覚を取り戻すことなんだろうと思うんですよね。

そういうわけで3日からは、東京に出かけて、色んな糸を紡いで来ます。
お会いできる予定の皆さん、楽しみにしてますね。

(2/2)受け取ること。

2月になりましたね。
あっという間に1月も終わったようで、妻のお腹ももうすぐ9ヶ月に入ります。

ホームページの更新作業を終えて、ベランダに出ると、外は冬にしては思いのほか暖かく、しとしとと細かい雨が降っていました。
普段は夜中でも車が通り過ぎる家の前の道もさすがに日曜の深夜ともなれば閑散としていて、雨に濡れた道路が絵画のような趣を放っていました。
酔い覚めのぼーっとした頭で眺めていると、なんだかちょっと幻想的な景色に見えますね。

2月初日のカウンセリングは「受け取ること」がテーマだったようです。
自分自身の変化、魅力、愛情、価値、優しさ・・・等々。
罪悪感が強いと、ついつい「趣味=自己攻撃」みたいになってしまいます。
自分の魅力を受け取れなかったとしたら、嫌味となり、嫉妬を招くことになり得ます。
また、自分をすごくちっぽけに扱ってしまったとしたら、幸せになる道すら閉ざしてしまうようになるんです。
もちろん、そうしたくてやってるわけではなく、自然な心の流れではあります。

自分自身の変化も分かりにくいですよね。
毎日鏡を見ていれば、髪の毛が伸びるのもなかなか気づけません。
それと同じように自分自身の内面的な変化、雰囲気の変化もなかなか気づけないものです。

その流れを変えるには難しい・・・と思われるかもしれませんが、物事の見かたをちょっと変えるだけで、良い場合も少なくないものです。
「最近友達からよく愚痴を聞かされるようになった・・・」としたら、愚痴を言われていやだなあ・・・気分わるいなあ・・・という見方もあれば、逆に「愚痴を言ってもらえるくらい信頼されるようになったんだ」「受け止めてもらえるって思ってくれているんだ・・・という受け取り方もあります。
僕達は不信感のある人、どうでもいい人に、愚痴を言いたいとは思いませんもの。

自分をちっぽけに扱ってしまう理由はたくさんあろうかと思います。
もちろん、そういう部分があってもかまいません。
でも、そんなあなたにもかけがえのない魅力が備わってるってこと、知って欲しいな、と思います。
自分なりに一生懸命生きてること、一生懸命やってることを認めてあげて欲しいな・・・と思うんです。

1日はそんなことを教えてもらった一日だったのかな・・・と思います。
みんな、素敵な、きらきら光るものを持った方ばかりでしたよ。

(2/1)講座の後に

大阪の講座に集まってくださった皆さん、ありがとうございました。
遠方からわざわざいらしてくださった方も多くて、頭が下がる想いです。
ご満足いただけましたでしょうか。
頂いたアンケートには後日お返事させていただきますね。
楽しみにお待ち下さい。

形態を変えつつも、色んな講座をさせていただいているんですが、何度やっても新鮮な発見やいい緊張感がありますね。
何年か前に、お客さま1名+アシスタント1名って講座もあったんです。
そのときは僕を入れて3人で、予定していた講座とは違った内容でそれなりに楽しく過ごせたんです。
正直、かなり気落ちしたものですが、でも、そこで腐らずに気持ちを切り替えることが出来たことが、今の貴重な経験になっています。

僕は基本的に全部アドリブで、そのとき感じたこと、思いついたことをネタにしてお話します。
テキストも作りますが、お客さまが来る前に作ったものってのは「想定」ですから、実際にお客さまが入られたら、やっぱりアレンジしないと、その場にフィットしないように感じるんですよね。
だから、予めテキストに「メニュー」として、ワークショップの内容を書いてみるんですけど、だんだん書いてあるものと違った内容になってしまいます。
31日の講座も途中までは予定通り進めましたが、実習をしている皆さんの顔や雰囲気を見ながら、その場で考え付いたテーマを出してみました。

そんなプレッシャーは色んな意味で僕を鍛えてくれるみたいです。
特に講座の後で書いてくださるアンケートにはなかなか目を通せないんですよね。
そんなに批判的な意見を頂いたことはないですけど、やっぱり怖いですもの(笑)

そんな中、新しいチャレンジとして、次回は4時間ものを企画してみました。
どんな講座になるのか、今からわくわくしながら待ってます。