(4/6)季節感

少し涼しいものの、5日は桜もキレイで、月も美しい、そんな一日でした・・・。
自転車を走らせながら、何度も大きく空気を吸い込んでみます・・・。
空気が美味しいかどうかは別にして、とてもホッとして、スッキリしましたー。

幼稚園の入園式でもあったのでしょうか?
おめかしをしたお母さんと、真新しい制服を着たお子さんを何組か見かけました。

先日カウンセリングルームで、原と「この仕事って、案外、季節感に乏しいよね」なんて話をしてたんです。
窓から見える景色はオフィスビルやマンションの壁ばかりですし、「あったかい」「暑い」「寒い」の区別はつきそうですが、季節に因んだものって何もないんですよね・・・。
それでも最近は、お客さまの飲み物のリクエストがだんだん「あったかいものを・・・」から「冷たいものを・・・」に変わってきて、辛うじて「冬じゃなくなったんだなあ・・・」と実感させられます。

ただ、以前、サラリーマンをしていた解きも季節感がないオフィスで働いていたはずなのになあ・・・と思い返してみると、会社というのは季節行事があるんですよね。

春になれば新入社員が入ってきて、研修だの配属だのが始まります。
夏になる頃には賞与が出て、夏休みの話題で盛り上がります。
秋になれば僕がいた部署は年末に向けて大忙しとなり、
冬になれば賞与が出て、新年を迎えたり、翌年度の採用活動が始まったり、
「業務」に季節感がたくさんありました。
それに昼休みには近くの公園に出かけたりして、桜や紅葉を楽しんだりしてましたから、季節を感じる要因って色々あったんですよね・・・。

今の仕事は・・・新入社員というか、新しいメンバーは不定期に入ってきます。
賞与はもちろんありません。
季節によって忙しくなる・・・ということも、僕にはあんまり感じられず。
やはり、食事や買い物に外出したり、カウンセリングルームへの行き来の間に季節を感じる他は何もなさそうですね・・・。

そういうわけで、休みの日はやっぱり外に出て季節を感じないとねっ!!と実感した一日でした・・・。

因みに5日は深希(みずき)が生まれてちょうど1ヶ月です。
今日ニュースで改めて知ったのですが、長嶋監督が脳梗塞で倒れられたのって、深希が生まれた日だったんですね・・・。
3/5に因んだ出来事をちょっと集めてみようかなあ・・・と思ってた矢先に知ったので、他にも色々ありそうですねー。

#さらに・・・このミニコラムですが、今日のこの記事でちょうど100件目のようです!!
#いつも読んでくださる皆さん、ありがとうございます(^^)

(4/5)「前はかわいかったよね」の真意

更新時間が遅い日があると、お客さまから「昨日、飲みに行ってたでしょ?」と聞かれることが多いのですが、今日は違います・・・。
長風呂に浸かってアク抜きをした後、ふとテレビを点けるとF1をやってまして・・・。
単純にコースを何十週して、それで順位を競うレース(本当はマシンとかタイヤとかドライバーとか色んな要素が大事なのですが割愛します)なのに、なぜかついつい嵌り込んでみてしまうんですよね。
あのマシン音が好きなんでしょうか・・・。
とてもテクニカルな側面と、ドラマな側面の両方が共存しているからでしょうか・・・。

しかも、F1が終わったら、スポーツニュースが始まりまして・・・その勢いのまま見てしまったのでした・・・。

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先日は「恥ずかしさ」について紹介したのですが、今日も引き続き恥ずかしさにまつわる話題がありましたので、紹介させていただきますね。

かわいらしい女性なのですが、最近、一緒に仕事をしているおじさんから、
「○○さん、前はかわいかったよねー」
と言われるようになったそうです。

「前???」と思って彼女が「今はどうなんですか?」と聞き返したところ、曖昧な返答。

前はかわいかったのに、今はかわいくないんだ・・・
と彼女は傷ついてしまったそうです。。。

その話を聞いて、僕はこう彼女に聞いてみたんです。
「前はかわいくて、最近かわいくなくなったから、そう言うんでしょうか?」

「え?あ、なんか、違うような気がしてきました・・・。でも・・・」と彼女。

「今もかわいいけど、『○○さん、かわいいよね』というのが恥ずかしいから、わざわざ『前は』なんて照れ隠しで言ったんじゃないかなあ?」と僕は答えました。

だから、「今は?」と聞くと、曖昧になるんですよねえ・・・。

「君はかわいいよね」
なんて言うと、要らぬ誤解を招きそうでもありますし、そもそも「かわいい」なんて言うのは恥ずかしい言葉に思ってしまう人、多いんですよね。

欧米人などは「Oh!Pretty!!」なんてすぐに口にするそうですし、感情を表現するってことは当たり前のことなのですが、ここ日本では『隠語』なんて表現があるように、なかなか額面どおりに行かないケースが多いですよね。

だから、そんな行き違いで傷ついたり、むかついたりすることも案外多いのかもしれません。

それに言われる女性側も慣れてないことが多いと「えー、嘘でしょ?」とか「下心があるんちゃうの?」とか「カウンセラーさんだから、そういうこと言ってくれるんですよね?」とか(笑)、素直に受け取れなくなってしまいますよね。

そんな風に「恥ずかしい」という気持ちが入ると、なかなか素直に気持ちを言えませんから、反語になったりするんですよね。
それはまるで、小学生が好きな女の子をいじめたり、スカートめくりしたりするのと同じなのかもしれません。
仲良くしたいけど、恥ずかしくてできないから、いじめてしまう・・・という。
でも、いじめられた女の子側とすれば、相当気分悪いですし、トラウマになってしまうこともありますから、たまったもんじゃないですよねえ・・・。

その「前はかわいかった」彼女は、そんな話を聞いて「安心しましたー」と胸を撫で下ろしていました。

同じ日の他のカウンセリングの時間でも同じような言葉や態度の誤解、すれ違いが話題になったのですが、心理学的な角度で見ていくと、傷つかなくてもいいことが増えていくのかもしれませんね。

(4/4)女性性と成長の証

帰宅して食事を済ませ、ベランダに出ると雨が降っていました。
このところ2,3日に一度は雨が降る変わりやすい天気が続いていますね。
雨の日はショコラを散歩に連れて行けないので、一日お留守番をしていた奴は、さぞかしストレスが溜まっていることでしょう・・・。

先ほど退屈そうに寝ていたので、ご機嫌に犬用のキシリトールガムをあげたら、飛びついて食べておりました。
柔らかいガムなので、ショコラはわずか1,2分で平らげてしまいます・・・。

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このところ「恥ずかしさ」もそうなのですが、女性性を扱うセッションが多いんです。
ご相談としては男女関係や性の問題、仕事のことなど幅広いのですが、お話を伺っていくと「女性らしさ」に関わるテーマが多いんですよね。

※女性性についてはこちらの心理学講座を参考にして下さい。書籍でも触れてる内容ですね。

女性が例えばキャリア志向になって、女性らしさを捨てて仕事に没頭したり、男性と張り合って男性以上に男性になろうとしてしまったりすると、子宮や性器、甲状腺などが痛んで、女性特有の病気にかかることがあります。
また、病気とまではいかなくとも痛みや違和感を感じる場合もありますね。

これは心理的に見ると、女性性が傷ついている証拠と言えるんですね。
(もちろん、仕事に夢中になってはいけない・・・というわけでなく、自分らしさを押し殺したり、女性なのに女性の部分を抑圧してしまったりした結果という風に解釈して下さいね。)

それはまるで神様に「あなたは女性なんだよー。忘れんといてね」ってツッコミを入れられるように。
もちろん、それは意識的なものではなく、無意識的な作用によるものなので、「え?別に私は女性らしさを抑圧してるとは思えないけど・・・」という場合もあろうかと思います。

また、僕も正確なデータを取っているわけではないので、女性らしさを否定するから病気になる・・・とは言えません。
カウンセリングの中で、そうした問題を抱えられた方に話を伺っていると、知らず知らずのうちに女性であることを抑圧、否定している場合が多い、という経験からです。

そういうときは、まずは「もし自分が女性らしさを嫌っている、否定しているとしたらどうしてだろう?」という視点が役立ちます。
それでも、んんん?という場合も多いかと思うので、純粋に「自分自身を否定している」という風に最初は見ていってもいいかもしれません。

よくあるパターンとしては、成長期に何らかのコンプレックスを持ち、「自分は女としてはだめなんだ」と女性らしさを捨ててしまう場合がありますね。
また、母親や姉妹など、身近な女性との関係が悪かったり、彼女達を否定してしまったりしても、女性性の否定することになったりしますし、思春期の頃に、性的に成長していく自分にすごく嫌悪感を抱くケースも比較的よくお聞きすることです。
性については、タブーとなってしまうことも多いので、自分では意識しないうちに抑圧してしまっていることも少なく無いかと思います。

ただ、それだけなら、ほとんど全員の女性に当てはまる話になってしまうのですが、家族の愛情を受け取っていたり、また、その後の男性とのお付き合いの中で、女性らしさを受け入れていくことで、自然と癒される場合も少なく無いんです。

女性らしさを受け入れよう・・・というのは、考えてみればなかなか難しいことになるんですよね。
どうすればいいの?って思っちゃうかもしれません。
でも、それはまずは女性である自分を大切にすることと置き換えてみると良いんですね。
自分が女性として、人として魅力的になれるようにチャレンジしてみることでもあります。
自分が魅力的になれるように何かを贈ってあげてもいいですし、また、美しく着飾ってあげてもいいでしょう。

仕事や子育て、家事などで忙殺されてしまうこともあろうかとあろうかと思うのですが、「一度きりの人生だし、女性らしさを大切にしてみよう」と思うことが一つの変化をもたらしてくれることが少なく無いんですね。

実は3日のカウンセリングでは、そんなテーマでチャレンジしてくれた方のいろんな変化と出会うことができた一日でした。
皆さん、それぞれに以前よりもずっと魅力的な部分が出てきていて、正直、僕の方がびっくりさせられることもありました。
4者4様といいますか、セクシーさや柔らかさ、ナチュラルさなど、その人それぞれの魅力がにじみ出てきてましたね・・・。
とても嬉しかったし、これからの変化にもわくわくさせられました。
ありがとうございます!と僕の方も言いたいくらいです。

(4/3)流れから学ぶ

久しぶりに髪を切りに行くと、何人ものお店のスタッフから「おめでとうございます!」と言葉をかけていただきました。
びっくりしましたけど、嬉しいものですね・・・。

お客さまからも「おめでとうございます」と言っていただくことが多く、そうした時の「ありがとうございます!(^^)」という言葉にも色々アレンジをしたくなってきます。

でも、こういう仕事をしていながらも、けっこう人見知りなところがある僕は、とっさのアドリブが出てこないんです。
「ありがとうございます(^^)」の後に、なんて言葉を繋いだらいいのかがわからないんですよね。

「ほんと、かわいくてね・・・(でれ)」としてしまうのも、ちょっと涎が垂れてしまいそうですし、
「いやー、大変ですよ・・・」と謙遜してみても、本当に大変なのは妻やお義母さんの方だし、
「すごく元気ですよ・・・」と素直に言うのも面白味がないですし・・・。

カウンセリングというのはお客さんのお話を聴くことが主ですし、僕の方から質問を投げかけたり、提案したり、心理学的な質問を頂いたりするときは、なんぼでもしゃべれるんですけれど、いざ、自分が受身に回ると案外何も答えられないことが多いんです。
あー、あと友達とか仲間といるときはけっこうおしゃべりになりますけれど。

でも、普段の僕は大人しいんです・・・。
シャイなんです・・・。
誰も認めてくれなくても(笑)、僕はそう思っているんです!

タクシーに乗っても、お店に行っても、フィットネスクラブに行っても、あんまり話はしないですね。
なんか「自分が話しすぎてはいけない。話は聴くものだ」という癖が付き過ぎているのかもしれません。
あるいは、一人でいるときくらい静かにしていたい・・・と思っているのかもしれません。

これ、職業病なんですかね・・・。

昔から自分のことを話すのは得意じゃなかったのですが・・・。
僕が自分のことを話すときは、なんか変に緊張して、恥ずかしくなるんですよ・・・。

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あ、そうか、だから、ここ最近、カウンセリングの中で「恥ずかしさ」がテーマになるのか・・・。
と改めて気付きました。
僕自身も恥ずかしさを乗り越える必要があるんですね・・・。

まあ、妻にそれを言ったら「元々恥知らずなのに、恥ずかしいの?」と不思議そうに見てましたけど・・・。

カウンセリングというのは、そうして、僕自身のテーマを教えてくれる場でもあるんです。
だから、お客さんが変わってもけっこう似たようなテーマが続くんですよね。
それが、この仕事の面白いところでもあり、素敵なところでもあります。

でも、ある意味、とても厳しさを孕んでますよね。
常に成長していくことが求められているわけですから。
自分が滞るとカウンセリングも滞ってしまうんです、実際。
問題の出口が見えなかったり、うまく言葉がひらめかなかったり、お客さんの数が減ったり。
自分の心が通りが良くなると、難しい問題にぶちあたっても、すすすっと方向性が見えてきたり、問題の中心が見えてきたりしますし、お客さんの数もぐぐぐっと増えるんです。

不思議でしょ?
特にこの仕事をするようになってから、自分の力以上のもの、流れを強く感じるんですよね。

でも、これはどんな仕事にも共通すると思うんですよ。
自分の心の状態というのがそのまま営業成績や売上げや仕事の効率などに直結する、という。
いや、仕事だけじゃなくて、パートナーシップでも、対人関係でも、すべてにおいて繋がってきますよね。

だからこそ、「成長し続けなければ」と、以前はよくプレッシャーに感じていました。
今はそれも当たり前になってしまっているようで、時々忘れがちになります。

だから、こうしてカウンセリングの流れを振り返って自分自身に置き換えてみて、チャレンジしてみることって僕にとってはすごく大切なエクササイズなんですよ。
それに加えて、自分が変化したところや成長したところも、自分なりに受け取ってあげようと思ってます。

そして、こうして流れの中から学ぶことって、とても楽にプロセスを進められることに気付きます。
自分を内観していっても、なかなか問題点やテーマそのものも見つかりにくいですよね。
ついうっかり自己嫌悪してしまいますし。
それが今の流れや周りを見て学び始めると、問題点や解決方法まで分かってしまったりするものです。

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ところで、体重がね、2kg減ったんです(^^)
「誤差の範囲じゃ」とか「まー、そんなのすぐに戻るわ」とか「ぜんぜん分からん・・・」とか、そんな周囲の反応が手に取るように分かるのですが・・・、でも、ちょっと頑張った自分を褒めてあげたいなあ・・・、そして、その変化を受け取ってあげたいなあ・・・と思うわけです。

ただ、うちの奥さんはこういうことにすごく素直な人なので、2kg減っただけでも「すごーい、すごーい」ってたくさん褒めてくれました(≧▽≦ )
自慢です(^^)

手玉に取られてるって?
いいんです、それでも。
嬉しいもんは嬉しいから(⌒-⌒)

(4/2)ストレスが溜まる時

一緒に桜でも見ようかな・・・と思いながら妻の実家に向かうと、先方ではすっかり「今夜は久々のデート。近くのカフェにご飯を食べに行く」ということで家族の意見が統一されておりました。
ほんと久々のデートで、妻曰く「ちょっと前はおなかの中にあの子がいたんだから、本当に二人のデートって去年の7月以来よね」とのこと。
確かに。
一緒にいると僕もお腹を意識してしまいますし、メニューを見ても、「これ食べれる?」と気にしてしまうところがあります。
まだまだ妊婦感覚はお互いに抜けないようで・・・。

また妻はお腹がすっかり元通りになっていることに非常に違和感を覚えるらしく、何度も「あー、お腹が引っ込んでるー変な感じー信じられないー」と騒いでいました。

・・・うらやましい・・・。

以前からちょっと僕も気になっていたカフェに行ってみると、なかなかよいイタメシのお店で値段も手ごろで味はとてもグッド!
とっても得した気分になりました。

でも、アルコールのメニューを見てびっくり。
ちょっと街から離れた店なのに「シャトー・ムートン・ローシルト」がおいてありまして・・・。
(僕も名前しか知りません。以前ワインショップで恐る恐る手に取ったことはありますけど・・・。
 確か、映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドがオーダーしたワインですね)

ここでのお値段は¥68,000也。
ちなみに某リッツ・カールトンホテルのフレンチレストランでは1杯¥5,000でした。

誰が頼むの?そういうの飲むお金持ちがこの付近には住んでいるの?この辺って一人暮らしの社会人とか学生が多い街じゃないの?と思わずツッコミをいれずにはおれませんでした。
(もちろん、心の中で・・・(笑))
他にも高いワインが色々おいてあるそうで、お店のオーナーのこだわりが見て取れました。

そんな高いワイン飲んだこと無いんですけど・・・ていうか、まだ多分味は分からないと思うんですけど・・・でも、堂々とメニューに書かれていると「飲みたい。一度飲んでみたい」という気にさせられますね・・・。
(あっ、こういうお客心理を突いてる???僕、まんまと嵌りかけてる???)

因みに今日飲んだワインはハーフで¥1,200のチリ産のものです(^^)
この値段でも十分美味しいのがいいところですねー。

久しぶりにワインを飲んだ妻は1杯ですっかり酔ってしまったようで「安い女や~」と遊んであげました。
そこで「そうよ、あたし、安い女なの。いっぱい口説かれたいから」とさっと返してくるところが怖いところです・・・。
成長したよね、奥さん・・・。
強くなったよね、奥さん・・・。
なんか、今夜は冷えるね・・・。

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カフェで妻と最近あったことを色々話してたんですが、そこで気付いたことがありました。

今週の僕はどうも欲求不満というか不完全燃焼気味というか、そんな状態だったんですよね。
疲れが取れないなあ・・・とか、イライラするなあ・・・というときもあって、何でだろう?と思っていたんです。
とはいえ、カウンセリングをしていたり、こうしてコラムを書いているときは、全然そんな気分にはならないので、不思議で・・・。

で、そんな話を妻としていたら、あることに気付きました。

「あ、俺、したいこと、このところあまりしてねーなー」と。
カウンセリングや文章を書くことは好きなことなので、その時は全然平気なんですよね。
むしろ、いつもより元気なときも多いくらいなんですよ。
でも、いろいろと雑用があったり、怠け癖が出てゲームばっかりしてたりで、自分がしたいことをする時間が必然的に削られてしまっていたのです。

うん。それだ・・・。

僕たちは嫌なことを我慢してするのと、好きなことを我慢してしないのとどっちがストレスになると思います?
どっちも強いストレスだと思うのですが、実は後者の方が心理的に与えるストレスは大きいんですよ。

仕事が忙しくてストレスが溜まって・・・というのも実際ありますが、正しくは、仕事が忙しくて好きなことをする時間が取れなくてストレスが溜まる・・・と言う方が適切な場面も多いと思います。
(何が好きなことかが分からなくなっていたとしても・・・)

だから、そういうときは「好きなことをする」「したいことをする」というのが解決方法になります。

カウンセリングの中でも、仕事や男女・対人関係などで「すごく疲れてるみたいですよ」というお話になることも多いんです。
その時に「お休みを取って下さいよ、思い切って」と提案することも少なくないのですが、この「お休み」というのがポイントなんですよね。
家でぼーっとしてることを「休みを取る」というんじゃないんですよ。
それではぼーっと仕事のことばっかり、裏切った彼のことばっかり考えてしまいます。

それも選択の一つではあるかと思うのですが、それよりも「好きなことをする」ということが「休みを取る」ということなんです。

好きなことをしていると、楽しみや喜びのエネルギーがどんどん自分の中に入ってきます。
それがリフレッシュであり、気分転換であり、癒しになるんですね。

それくらい「好きなことをする」というのはすごく大切ですし、逆に「好きなことをしない」ということは、すごいストレスになってしまうんです。

というわけで、僕も「好きなことをしよう!」と思いまして、早速、そのカフェでたくさんお酒を頂いたのでした(笑)
お陰で僕もとてもいい気分になりました。

そして、「明日(2日)は好きなことをいっぱいやってみよう!」と思ってみたら、なんだかとてもワクワクしてきてしまいました(^^)

(4/1)たかが4年、されど4年・・・。

4/1はエイプリルフール。
僕ら夫婦の結婚式記念日でもあります。
入籍日は11/11なので、我が家では「結婚記念日」は2回あるんです。
今年で4回目。

因みにはるか昔(とはいえ4週間前なのですが・・・)に生まれ出てしまった深希の予定日も4/1でした。
深希はスクスクと成長していて、このところ毎日体重が50~100グラムも増えていて、父親に似たせいかオデブ路線をひた走っているようです。

子どもが生まれるというので、今日が結婚式記念日だとはすっかり忘れていた僕ら夫婦。
お義母さんのご指摘で思い出した次第です。
もちろん、新生児の子育てが優先されるので、今年はお洒落なレストランでのお食事も無しです(^^)
育児を「天職かも!」と楽しんでいる妻にも、さすがに少し疲れが見えてきたので、桜を眺めながら少し散歩でもできたらいいな・・・と思っています。

でも、「4年か・・・ん?ほんまにまだ4年なの???」というのが素直な実感なんです。
なんかもう7,8年経っているような感じでして・・・。
だから、子どもがなかなかできなくて悩んでた・・・と思っているものの、もう生まれてるんですから、そんなに遅くはないんですよね・・・。

それくらい充実してたのでしょう。
時の流れというのは、本当に感覚とは異なるものなんだなあ・・・と思います。
これを読んでくださっている方それぞれに感じ方があろうかと思います。
たかが4年ですが、されど4年です・・・。

4年前の今頃、皆さんは何をしていたのでしょう?
「もう4年か・・・」と思われる方もいらっしゃれば、逆に「まだ4年・・・」と思ってる方もいらっしゃるでしょう。
「そんなはるか昔のように感じるわ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

僕らも本当にいろんなことがありました・・・。
まさか4年前は今、こんな風になってる・・・なんて夢にも思いませんでした。

住むところも変わりました。
別れそうになったこともありました。
仕事も会社員を辞め、カウンセラー一本でやってます。
カウンセリングサービスも立ち上げました。
それから、つい最近ですが、子どもも生まれました。
ショコラはその頃はまだ生まれてもいませんでした。
体重も・・・だいぶ増えました・・・(涙)
この4年の間に妻もカウンセラーをしながら色んなアルバイトをしてました。
体調を何度も壊しながら。
お互いの精神的な成長というのも、とても大きなものだろうと思います。

4年前の今日は梅田のカトリック教会で結婚式を挙げ、その後、友達の夫婦二組と合同二次会なんてのをしたんです。
共通の友人が多かったので。
その友人夫婦というのが、塩田北端夫妻で、相変わらず今も仲間であり、大切な友人達です。

すごく濃くて、深い時間を感じます。
変わるものもあれば、変わらないものもあり、ああ、なんだか感慨深くなってきてしまいます・・・。
こうして時と思い出を一つずつ積み上げて行くんですよね・・・。
とても感動的なことなのかもしれません・・・。

そして、4/1は僕の親友が入籍します。
新しい夫婦がまた生まれますね。
彼のこれまでの経緯を知ってるだけに、心からオメデトウと言ってやりたいです。

(3/31)問題が解決したとき

昨晩、雨の香りがするなあ・・・と思いながら自転車を走らせていたら案の定、朝起きたらもう降り出していました。

それで、タクシーで妻の実家に向かったのですが、運転手さんと「まだ風がないだけいいよねー」「桜、散っちゃいますもんねー」なんて話をしてました。

車窓からちょこっと見えた桜はもう満開近いところもあります。
今年はまだじっくりと眺めてないんで、まだ散らないで欲しいなあ・・・。

でも、そんな風に思うのは、春の桜と秋のもみじくらいなんですよ。
ミーハーなんです(笑)

梅や桃などもきれいだとは思うのですが、ちょっと儚さがありますよね。
まだ、それを噛み締めて楽しめるほど大人になってなくて。

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この前お会いした方が「そういえば前からご相談していた主人とのセックスの問題、解決したんですよ」と切り出されました。
数ヶ月前に初めてお会いしたときには、けっこう深刻な表情でお話されていたのに、あんまり嬉しくなさそうなんです(笑)

僕が「おめでとうございます(^^)でも、けっこうあっさりされてますよね?」と言うと、

「喉元過ぎれば・・・ということなんでしょうか?意外にもそんなに感動とか無かったんですよ(苦笑)。
 それに、2,3度しただけではまだ、本当に解決したと言えるかどうかはちょっと疑問ですし、むしろ、もっといい女になりたい!という気持ちが強くなったんです。
 ただ、主人の態度とか私への接し方は随分変わりましたので、そっちの方が嬉しさは強いかもしれないです」と。

問題が解決するときって、案外、そういうもんなんですよね・・・。
もちろん、感動的な場合も少なく無いのですが、すぐにそれが信じられなかったり、次の問題が新たに出てきたり、彼女のように自分を成長させたり、もっと変えたくなっていたり。
「通過点」のような気持ちになるんでしょうね。

彼女も「これからが本当に大事だと思います」とおっしゃってました。

うん。そうですよね。これからが大切なんです。

でも、お話を伺っていくと、やはり一つ問題を乗り越えた彼女の表情には自信のような、強さのようなものが出てました。
一つ問題がクリアになると、次の新しいテーマに取り組むときにも「きっと、この問題も乗り越えていけるだろう」という自信が後押ししてくれるんです。
その自信が実際に問題を乗り越えさせてくれることになりますから、好循環ですよね。

こういう嬉しいご報告をいただいたときには、より自信を持っていただけるように、自分がしてきたことを振り返り、変化や成功を受け取るセッションをすることが多いです。
卒業式のように、一度、きちんと区切りを付けるんですね。

そうすることで、また気持ちも新たに明日からの毎日に踏み出せていけるようになるみたいです。

3/31ということで、今年度も終わるところが多いですから、こんな区切りの話をさせていただきました・・・。

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因みに彼女の「セックスの問題」というのは、ご本人のご意向で詳しくは述べません。
ただ、カウンセリングの場ならばOKと許可を頂いてますので、機会があれば、成功例の一つとして、引用させていただこうと思ってます。