早期教育の必要性について。

先日、聞き捨てならぬ話を妻から聞いた。
まもなく1歳半になる息子のばぶちゃんのことである。
ママが寝かし付けけていると、ママの方にすりすり寄ってきて、がしっと抱きつき、まるで肩を抱き寄せるように寝入るんだそう。

ほほー、こいつ、ええ根性しとるな。

その態度にキュンキュンときめいている妻の相当の反応にも問題があると思うのだが、1歳半にしてあからさまなマザコンの傾向があり、将来、彼女から見下されないためにも、今のうちから矯正しておく必要を感じるのである。

早期教育である。

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我が家のクリーンアップ事情

6月某日。近くの量販店にて冷蔵庫を購入。12年ぶりくらいに新しい冷蔵庫が我が家に到着。しかし、それだけでなく、洗濯機、掃除機などもそろそろ限界だと言う・・・。

そもそも、この原稿を書いているパソコンも近々新しく生まれ変わる予定である。数々の出張にも耐え、4年間よく頑張ってくれた。
そうこうしているうちにプリンタが壊れた。まあ、なんかのエラーだろうとしばらく放置していたら、何度再起動しても同じエラーメッセージが出るので、軽くググッて見たら「修理に出すしかない」との判定が・・・。

そういえば3月に携帯をスマホに変えたな・・・。

家電などは一台壊れると、立て続けに買い替えが必要になると言われるが、まさに我が家がそのような状態となっている。

と言うことは、今は元気に動いている電話(FAX)も、息子がよく悪戯をしているから、近々壊れたりするのかもしれない・・・。怖い話である。

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「ばぶちゃんの日常」

家の扉を開けるとー、うきゃーっと奇声を上げながら、満面の笑みでばぶちゃん(1)が近づいてくる。
「パパの帰りをずーっと待ってましたーっ!!」的オーラを満載しての再会は日々感動の嵐であり、つい、何もかもを忘れて抱き上げてしまうくらいの勢いを持つ。

ちなみに、その頃、娘(8)と言えば、宿題/ipad/お絵かき/お人形遊びの真っ最中であり、ちらっと横目でこちらを見て「おかえり~」と言うのはまだ良いほうで、かなりの確率でスルーされるようになった。
かつては娘もパパーって駆け寄ってきて抱っこをせがんだのに、早くも過去の栄光として過ぎ去っている。(遠い目)

「息子が生まれて良かった」と心底思うのは案外こういう瞬間かもしれない。

渡ることになる。

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「人は変わるのだ その2」

妻の食事療法を始めて早4ヶ月。私も適度にお付き合いしているお陰で食生活が一新され、その成果として体重は10kgも減って20歳頃の水準へと返り咲き、ここ数年徐々に悪化して、昨年はレーザー治療も受けた花粉症はほとんど症状が出ることなくGWを迎えている。
また、かつてはパツンパツンで履けなかったパンツにするっと足が通ったときの感動は筆舌にし難いものがあり、体にぴったりだったシャツもふわっとして見えたりするのである。

玄米菜食おそろしや、である。

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「マイウェイな一族」

「もー、ほんとにうるさいんだから!!」
妻が切れているのである。その理由は先ほどからずーっとしゃべっている娘である。
息子が生まれて以来、微妙なライバル関係にさらなる拍車がかかった彼女たちは、何かと衝突することが増え、すでに男子の入る余地はなく、私と息子はなるべく火の粉を浴びない位置にそっと移動するのみである。

確かに娘はぴーちくぱーちくずーっとしゃべっている。
本人になんでそんなにしゃべるのかを確認すると「だっていっぱいしゃべりたいんだもん」と全うな答えが返ってきたので、以来、そんな愚問を胸に抱くことをあきらめた。

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「人は変わるのだ」

じゃがいも、にんじん、たまねぎをざく切りにして鍋に入れ、ひたひた程度の水を入れて火を入れる。沸騰したら弱火にし、蓋をして20分煮込む。
その後、醤油を少々回しかけて完成。

できた料理は「肉なし肉じゃが」。

砂糖もみりんも酒も入れず、野菜の甘みに醤油だけで「ほんとうに肉が入っているみたいな味」になっている。

半信半疑で作ったのだが、結果、驚きのデキであった。

以来、私はその料理を教えてくれた本の作者を神の如く尊敬し、いまや、カウンセリングの師匠を凌ぐ存在として崇めているのである。

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「息子とチューをする」

ある日、仕事から帰ると妻が満面の笑みで自慢話を始めた。

「今日ね、チューしてって言ったら、ハルキが口をあぐって開けて私の口をパクッとしてくれてん。ヨダレべちゃべちゃやったけど~」

甘い声であった。

「ふん。俺は男同士でブチューなんてしないし、そもそもそれって、チューなんじゃなくて、食べ物としてあんたの口を食べただけなんやないの?」

とは、もちろん強がりであり、嫉妬である。因みに心の声でもあり、もちろん、いい夫である私は

「おぉ、それはよかったやん!ついにその時期が来たか!」

と嘯くわけである。

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