まっすぐに愛してくれる彼氏ができて不安で仕方ないです。苦しくて逃げたいです。でも幸せでもあります。

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辛い恋愛ばかりを渡り歩いてきた武闘派女子は突然変異的に現れたまっすぐですごくいい彼氏に戸惑い、不信感や怖れが爆発し、逃げたくなるものですが、それって「幸せに慣れていない」とか「勝手が違い過ぎて戸惑ってる」という状況なんですよね。
だから、自らこの恋をぶっ潰しに走りそうなので、まずは自分の心の状態を受け入れることがお勧めなのです。

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ネタを投稿する→リトリートセミナーに参加する→彼氏ができるっ！！！

本日、皆様に最も伝えたいお話は以上です。
記憶しましたか？
脳裏に刻み込みましたか？

いいですね？

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ということで、５歳下の彼氏ができたとのこと、おめでとうございます。
私からすればＹさんも若いんですけど、やっぱＹさんから見れば彼氏も若いって感じるんですね。まあ、そりゃそうか。

なんとなく「ありがたいことばかりです。」というセリフが棒読みのような気がするのですけど、それは筆者の性格がひん曲がっているからですかね？笑

さて、自立系武闘派女子のみなさまは自立系なゆえに「受け取る」ということは来世で良いと思っているらしく、「自分のことをすごく好きになってくれて、めちゃくちゃ愛してくれる彼氏」という存在が出現すると「こわい」「逃げたい」「むり」「ヤバい」「きゃーっ！」という反応を示してダッシュで逃げ出す、という行動を十八番としているようですね。

Ｙさんはそんな自覚はなかったかと思いますが、確か難易度高め男子にときめく性癖があったんですよね？（前回の記事より）

つまり、見た目とは裏腹に野獣の如く獲物を追いかけることを信条とし、難攻不落な獲物であればあるほどコーフンするという設定がなされてるわけです。

なので、追いかけなくても向こうから勝手にやってくる。戦略を立てずとも愛情がもらえる。何ならこちらの想定を超える愛情を示してくる。そんな奴はＹさんの辞書には載っていないので「逃げたい・・・」という思いに至るわけです。

なんせ勝手が違いすぎますよね？

なんとなく主導権を握られてるような気がしませんか？

そこは競争心激しく、男は敵である！という認識で今まで戦ってきたＹさんからすれば大いに不服かと思われます。

となると追いかけなくていい分、あれこれ彼の気持ちを考えなくてよくなった分、そして、彼の態度によって感情が乱高下しなくてよい分、ヒマになりましたね？

でも、ヒマは嫌いだから何かしたいわけですよね？
けど、彼に対して頑張れることが見当たらないわけですよね？

そしたら伝家の宝刀「妄想」を抜かれるのだろうと思います。

自ら不安を煽るようなできごとを作り、そのストーリーにまんまと自分がハマり込み、そして、自ら感情の乱高下ならびに自己嫌悪並びに自己否定を演出されるわけです。

＞本当に私で大丈夫？無理してるんじゃないのか？と気になるし、代わりに私はあの時あんなこと言っちゃったな、あんなことしちゃったなと余計に気になって、なんか疲れます…

そう、こういう風にね。あれこれ演出しちゃいますよね？

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それは別の見方をすれば「幸せな恋愛なんてのに慣れてないんよね・・・」とも言えます。

最近私のクライアント様に次々と彼氏ができる不思議な現象が起きているのですが、みなさま、私の常連になるほどの方々ですので基本「生息地：戦場」なわけですよ。

だから、既婚者でもなく、暴言を吐くわけでもなく、乱暴な扱いをすることもなく、我慢や犠牲をする必要もなく、待たされることもなく、ドタキャンもされず、冷たくされたり、寂しくさせられることもなく、浮気されることもないような、平和で穏やかで愛情をたっぷり示してくれる素敵な彼氏なんてのは「異常値」に他ならず、そんな彼氏が現れたら自らが問題児になってしまうわけです。

なので彼女たちは一生懸命「あら探し」に余念がなく、彼の愛情もことごとく裏読みし、いつもの戦場の雰囲気を作り出そうと必死になっておられるのです。

まさに、

＞自分の嬉しさが募る分だけ、後で、自分が傷つくようなこと（突然の別れ、連絡取れなくなる、最悪相手が亡くなるまで）がいつか跳ね返ってくるんじゃないかと謎の妄想と恐怖で、不安で仕方ないです。苦しくて逃げたいです。でも幸せでもあります。

という状態を自らの妄想力によって作り出してしまうのです。

もちろん、今まで辛い思いばかりしてきたのであれば、今の幸せを信じるのは難しいものです。

どうせまた浮気するんでしょ？
どうせそのうち本性表すんでしょ？
どうせあたしのこと好きじゃなくなるんでしょ？
どうせ今だけでしょ？

そういう風に妄想することによって「傷つかないように防衛している」わけです。

「ほーらやっぱり音信不通になった！良かったー！心の準備しといて」という妄想を割と真剣に信じているものです。

「彼が安心して！と言うたびに不安になるんですけどあたしって天邪鬼なんですかね？」と先日もクライアントさんがおっしゃってたので、鼻くそをほじりながら「そうじゃね？」と言っておきました。

「幸せな恋愛を信じられない」
「自分に愛情を示してくれる人がいるなんて信じられない」
「こんなに楽で自然で幸せな状態が続くなんて信じられない」

そんな気持ちになりませんか？

そうして「傷つかないように防衛すること」によって、確かに傷つかないように準備はできるんですけど、実はもうひとつそう思うことで防衛してることがあるんです。

それは「これ以上、彼のことを好きになること」です。

つまり、彼にハマるのが怖いんだと思うのです。

こんな素敵な彼ができたら話したくないじゃないですか？
この彼を失ったらもう二度と立ち直れないような気がするじゃないですか？

だから、「好きにならないように気持ちにブレーキをかける」ということをしちゃうわけです。

でも、安心してください。
そう思った時点で十分にハマってますから。

そして、すごくイヤなことを言うんですけど、「ま、好きにならないようにブレーキをかければかけるほど好きになっちゃうのが人の心でね。ついでにブレーキをかけようとした分だけ執着も強くなるんだよねー」（遠い目をしながら）

今、Ｙさん、すごくイヤそうな顔しましたね？笑

なのでそんな状況で根本さんのカウンセリングとか受けたらひどい目に遭わされるのであまりお勧めはしないんですよね。

「彼のこと、相当好きでしょ？実はめっちゃ幸せでしょ？でも、それを受け入れたら失うことがもっと怖くなるから何とか気持ちを抑えようとしちゃってるでしょ？でもね、残念ながらもう手遅れなんだよなあ」（遠い目）

なので、そういう状況に陥った自立系武闘派女子のみなさまに特別にお伝えしている格言があるんです。

ほんとは個人セッションでしかお伝えしないんですけど、Ｙさんへのお祝いの気持ちを込めてお伝えしましょう。

「毒を食らわば皿まで」

ぜひともこの格言を胸に彼との恋を味わい尽くしていただきたいと思う次第です。

このセリフを伝えるとなんか気持ちが楽になって迷いがなくなってやる気になる自武女が多いのですが、Ｙさんにも響きましたでしょうか？笑

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一般的にパートナーシップというのはバランスを取り合います。

一方が追いかければ、他方は逃げたくなり、
一方が素直になれば、他方は素直になれず、
一方がまっすぐになれば、他方はひねくれたくなり、
一方が与える側になれば、他方は受け取る側になり、
一方が燃えれば、他方は冷め、
一方が愛を示せば、他方は罪悪感が出てくる、という風に。

そのパターンが今までと変われば戸惑うのも無理はありません。

だから、今の彼氏との関係についても今までと勝手が違い過ぎてパニックになってるのかもしれません。

まだ付き合い始めですし、これからどういう展開を迎えるのかは分からないのですが、リトリートセミナーのおかげで頑張れなくなったのであれば、このまま頑張らない恋を謳歌してみることにしましょうか。

頑張らない恋愛なんてイメージ湧かないかもしれませんが、今のＹさんの状況でいえば「あたしに彼を愛させてあげる」というほどの意識を持つことです。

彼が「好きが止まらなよ！」と言って来たなら（引きつりそうになりながらも）「ほんと？ありがとう。嬉しい。」と言ってあげます。

彼が自分のために頑張ってくれているのなら（あたしも頑張らなきゃという競争心を抑えつつ）「ありがたいわ。あなたはほんとにあたしのことが好きなのね。嬉しいわ。ありがとう。」と受け取ってあげます。

彼がすごく素直でいい人なら（罪悪感を刺激されつつも）「そんな彼にあたしの過去の傷や汚れをきれいにしてもらおっ！」と彼を頼りにしてみます。

・・・・こういう話をしますと自武女の方々は「きもっ」と言ってトイレに駆け込むことが多いんですけど、Ｙさん、みなさん、大丈夫ですか？耐えられてますか？

なんかね、こういう彼氏ができると自武女の皆さんは罪悪感が出てくるんですよ。
あと、競争心も顔を覗かせてくるんですよ。

それらが出てくると無意識に関係をぶっ壊しに走りそうになるんですよ。

あら探しもそうですが、一番恐ろしいのは「退屈」なんですよね。

今は彼のストレートな愛情や素直な気持ちが嬉しく幸せなのですが、ある意味、それって刺激物でもあるじゃないですか。今までそんなのなかったから。

でも、その刺激に慣れてくると「なんか裏表がない男っつうのもおもしろくねえなあ」なんて思うようになるんです。

そして、罪悪感が大いに出てきまして「彼とあたしは釣り合わない」「彼にあたしはもったいない」「彼にはもっと素敵な女性と幸せになってほしい」なんてことを思うようになって、再び戦場に舞い戻ろうとしてしまうのです。

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そういうわけでＹさんのような状況に陥ってしまった（？）方には次のようなアプローチを仕掛けることが多いのです。

「罪悪感を癒す。汚れた心をきれいきれいする。」

「無価値感を癒す。彼に愛されるにふさわしい女であることを思い知るトレーニングをする。」

「彼の愛情を素直に受け取れるようにトレーニングを重ねる。」

「彼とのつながり、親密感を大いに感じられるように心を開くトレーニングをする。」

「ただ存在しているだけで価値があり、魅力があることを思い知るためのトレーニングに励む。」

「彼の前で自分のすべてをオープンにできるようなトレーニングを続ける。」

「彼との幸せな未来をイメージできるようなトレーニングをする。」

「今の自分が彼に与えられるものの価値を知り、実際に与えるためのトレーニングに挑む。」

ま、トレーニングって書くとみんなやる気になるかな？と思っただけですけれど。

そうして「彼を信頼し、彼にサレンダーする」というプロセスを遂行するわけです。

これは怖いですよね。笑

でも、案外、これらのプロセスは効果的でして素直に彼の気持ちを受け取れるようになったり、彼に甘えられるようになったり、彼にたくさん愛を与えられるようになったり、彼をよりいい男に成長させられるあげまんになったりするものです。

そういう手はいかほどもありますので、まあ、なんかあったらまた根本さんに相談すりゃいいか、くらいに思って彼とのロマンスを大いに満喫していただければと思う次第です。

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