自立系武闘派女子はエネルギーが強いので「娼婦と修道女を行き来する」という極端な生き方を繰り返しやすいのです。



パートナーを作るのに「隙」が大事なんだぜ?というお話をしたのですが、その隙を作ろうとするとガバガバになりすぎてしまい、その反動で、ギッチギチに股を閉じてしまう、という方が武闘派女子には多いのですよね。
白黒はっきりさせたいというか、極端なので。娼婦をやって傷つき、その反動で修道女になってしまうようなものですね。

1人で自宅の仕事用デスクを組み上げた直後に『パートナーシップがうまくいかないのは「両性具有」になっていて男性が入り込む隙間がないからじゃない?』の記事を読み、思わず六角レンチを床に落としてしまいました。女手ひとつで大体の家具を組み立てられるようになってしまい、気づけばドライバー/レンチ/スパナのなかなかの使い手に成長しました。
これでも男性を頼った時代もあるのです、、
家の重い家具の移動の手伝いをお願いしたり、足を怪我した時に買い物をお願いしたり、「M-1一緒に観たいな」と可愛く言ったりして一緒に観たこともありました。
しかし、独身女性が自宅に男性を呼ぶ=セックスOK!の方程式があるのか、どの男性も色々な工程をすっ飛ばし肉体関係を迫ってくるの連続で、私も断るのが苦手だったり寂しかったりで、流されて関係してしまい、数日後にとてつもない怒りが湧いてきてしまって(私は無料風俗じゃねえ!という怒り)全員出禁にしてしまいました。
もちろん最初は家に呼びたいと思うくらいお相手に好意を持っていました。
そんなことが相次いだので、男には頼らず1人でなんでもやらないといけないと思うようになり今に至ります、、でもやっぱりパートナーが欲しいです!
「隙」のお話もされていましたが、適度な隙が分からず、ギッチギチかガバガバのどっちかしか持ち合わせていないのが原因な気がします。。笑
異性と適正な距離でお付き合いできないのが本当に悩みです。
根本先生のアドバイス通り、この1年は部屋にお花や観葉植物を絶やしておらず、最近はテーブルもピンクに自分で塗ったりして超ガーリーな部屋で毎日を過ごしております♪
(Sさん)

そうなんですよね。。。ギッチギチかガバガバの2択しか持ち合わせてないのが筋金入りの武闘派女子のみなさまでして、Sさんのお話にいたく共感された方も多数いらっしゃることかと思います。

ねー、仕事用のデスクくらい一人で組み立てられるよねー。
あたしも工具一式持ってるよー。最近、電動ドライバーとかほんと便利だと思うもん。
分かるー。あたしも暇なときはファクトリーギアとかコーナンとかに入り浸ってるもん!
ねえ、こんどみんなで一緒にログハウス作らない?
えー、素敵ー。やりたーい!どうせなら雑木林を開墾するところからやらない?
え!ほんと!面白そー!ちょうどこないだチェーンソー買ったばっかりなんだー。
いいなー、あたしも欲しかったのー。どこの?やっぱりマキタ?
うん。当たり!でも、そしたらユンボ持ってる男いないかなー?
うーん、なかなかいないねー。ほんと男って肝心な時に頼りにならないよねー。
ほんとに!でも、あたし、元々興味あったからユンボの免許取ってもいいよー。
えー。ほんとー?ありがとう!あたしも小型のダンプなら持ってるから乗せていくよ!

そんな会話を表参道のカフェで交わされていることと思われます。

※ちなみにかつてダンプの運転手をやっている女子をカウンセリングしていたことがあります。「無敵感」がたまんないそうです。

確かにどうも武闘派女子も筋金入りになるほど「白黒はっきりさせねえと気分がワリ―んだよ」という思いを持つようになるわけですね。

で、「ほんとに極端で、すぐに股を開いちゃうのはやっぱりダメだーと思ったら、今度は誰でもダメになっちゃって・・・」などとおっしゃるわけです。

「まあ、それが武闘派女子だもんねえ。しょうがないよねえ。」と感想を述べると「もっと建設的なこと言って!どうしたらほどよく股を開けるか教えて!」というわけです。

要するに自立系武闘派女子というのは「娼婦と修道女を行き来する女」として定義づけられるわけで、ほどよく一般人に収まるのはなかなか難しいんですよね。

これをお読みのみなさまも勢いでヤっちまって翌日思い切り虚しくなったり、その一方で、好きな人の前ではバージンみたいに振舞っちまって自分に呆れたりした経験もおありかと思われます。

ま、明らかにエネルギーを持て余していたり、強すぎるエネルギーの振り回されたりする結果であり、その「娼婦と修道女のギャップ」はそのまま「器のデカさ」を表しているので、Sさんのような状況もそれくらいSさんが魅力的な女性であることを示す証拠になるのですね。

・・・そんなことはわかっとるがな!というツッコミはスルーします。はい。

そういう意味でSさんがおっしゃる「超ガーリーな部屋」というのも・・・相当なレベルではないかと推測されるのですが・・・。

過去にもみなさまの同志の方に「観葉植物とかを置いたら?」と提案したら、半年後には「ジャングルみたいな部屋になった」とおっしゃっていましたし、「女らしい部屋にしてみたら?」と言ったら「遊びに来た女友達にサンリオピューロランドみたいと言われた」とおっしゃってまして、何にせよ「極端だねえ」という風になりやすいものです。

そういう方々は仕事の仕方も「超ハードワーク」もしくは「何もしない廃人」の2択しかないように思えるわけでして、超ハードワークの結果、体を壊して休職し、復帰したら再び超ハードワークに励んでまた体を壊しそうになってる、なんて話は履いて捨てるほどあるものです。

そう言えば先日も「なかなか男ができん!」というご相談を伺っていたところ、「あんたにゃプラトニックかセフレの二択しかないんかい!」というツッコミを見事にキメまして、「ああ、確かにそうだ!」とたいへん感動していただいたところです。

ま、聞いてる分には面白いんですけどねー(他人事)
近くにいてると楽しいけどものすごく疲れそうですねー(感想)

さて、そんな情熱系武闘派女子の方々に「中庸とは」なんて概念を解いてもただ退屈なわけでして、むしろ、その有り余るエネルギーの平和利用を積極的に考えたほうが良さそうなのですね。

王道な考え方としては「ライフワークに命を懸ける」というものがありまして、やりたいことをやりたいように思い切りやる!というところでまずはエネルギーを適切に発散していきます。

もちろん、「ヤリすぎ注意」ではあるのですが(下ネタではありません)、とにかく「面白い!楽しい!うれしい!気持ちいい!」という喜びをライフワークで追及していくのはやはり大切かと思います。

仕事はもちろん、趣味、友人関係を始め、日常生活のすべてを“極端なほどに”喜びにこだわった設計にしていくんです。

自らのエネルギーを最大限活用することを目指します。

例えば、その結果、私の長年のクライアントさんは会社員をしながら副業でライターをし、出版社の経費、もしくは勤務先に出張扱いしてもらったお金で日本中(ときどき海外)を旅しまくり、流れで傾きかけの温泉街の復興プロジェクトに参加することとなり、そのリーダーの若旦那(年下独身)に惚れてしまい、東京とその温泉街とのデュアルライフを満喫されております。因みにその若旦那、たいへんな絶倫のようで、彼女もたいへんご満悦のご様子です。

つまり、そのエネルギーを思い切り爆発させた方が良い方向に向かうってことで、それゆえ、そんな情熱系女子の中には日本を飛び出して行く方も少なくないのです。

要するに、両性具有問題もどんどん世界を広げていけば自然と隙が生まれるから、男が付け入ることができるようになるよね!というお話なのです。

さて、大風呂敷を広げているうちにどこに着地していいのか分からなくなる(もしくは超長文になる)のは私の特技のようなものですけれど、はてさて、いかがしましょうかね。

例えば、、、

>異性と適正な距離でお付き合いできないのが本当に悩みです。

という問題は同志のみなさまにとってたいへんメジャーであられることと思われますが、そもそも「適正な距離」というのはどのようなものかイメージができているでしょうか?

私の知る限り、みなさまにとっての「適正な距離」というのは「たいへん退屈で、おもんねー距離感」とイコールになっている気がしてならないのです。

だから、時には「傷ついたらここで癒せばいいから、思い切り突っ走って来い!」という指令を発するのですけれど、「適正な距離=中途半端」になってないかなあ?と思うのです。

みなさんがイメージされるその距離感が果たして自分にとって面白いものなのかどうか?というところがポイントになるのです。

で、そこで出てくるのが「自分の気持ちを大事にしよう!」というものすごくスタンダードな提案です。あ、つまんねーと思って離脱するのはやめてね!今からいいこと言うから!たぶん!

具体的に揚げ足を取りながら話を進めてみましょう。

>どの男性も色々な工程をすっ飛ばし肉体関係を迫ってくるの連続で、私も断るのが苦手だったり寂しかったりで、流されて関係してしまい、数日後にとてつもない怒りが湧いてきてしまって

というくだりなのですけれど、

>もちろん最初は家に呼びたいと思うくらいお相手に好意を持っていました。

ということですから、家に呼ぶことは前向きだったわけですよね?

で、そこで

>独身女性が自宅に男性を呼ぶ=セックスOK!の方程式があるのか

ということをどこまで自覚されていたのだろうか?という疑問が浮かぶのです。

つまり、自分が好意を寄せる男性を自宅に招いたらそういうことになる、ということをどれくらい自覚されていましたか?当然、ある程度、想定されていましたよね?

それとも「コトをするならM-1を見終わってから」「家具の移動が終わって一息ついてから」と計画していたのでしょうか?

あるいは「買い物をお願いして家に上がってもらって、、、うしししし、その後は、ぐふふふふ」という下心を満載されていたのでしょうか?

そもそも「あたしの家に来たらそりゃあヤリたくなるよね?だってそれくらいあたしはいい女なんだし」という自覚をどれくらいお持ちだったのでしょうか?

そりゃあ、たいていの家具は工程を無視して組み立てたらおかしなことになるのですが、彼らからすれば「Sさん口説きマニュアル」を見ずにとりあえず押し倒したらうまいこと目的を果たせたわけですよね?

・・・てことは、Sさんは「組立不要!段ボールから出せばあとは設置するだけ!」という便利家具ってことなんですかね?それはそれで楽だなあ。こないだもセッションルームのコート掛けを組み立てていたらマニュアルが分かりにくくて思い切り間違えたんですよねー。

そして、ここですね、ここ。

>私も断るのが苦手だったり寂しかったりで、流されて関係してしまい

ほほー、断るのが苦手・・・ふーん。寂しかったのね?・・・ほーーー。

お怒りはごもっともでございますが、「自宅に呼ぶ=セックスOK」「組立不要なあたし」「断るの苦手」「寂しい」という流れを見ると、彼から見れば「Sさんに誘われた」という物語を描かれても文句は言えないんじゃないかと思うのですよね。

「それ目的で俺を家に呼んだんでしょ?」と思われても仕方がないんじゃないかと。

これが隙で、ガバガバと表現されるところかと思うのですけれど、大事なのはSさんがどこまで自分の心の動きを把握していたか、ということなのです。

寂しい気持ちがあって男の人と一緒にいたいと思っていること。
自分にも下心があったということ。
けど、ちゃんと工程をふんで口説いてほしかったということ。
大切に扱われたいし、風俗みたいに思われたくはないこと。

そうした心の動きを自分自身が無視してなかったかなあ?と思うのです。

「一緒にM-1を見て楽しんで、それでいい雰囲気になったらちゃんと言葉で口説いてもらい、優しいキスとか愛撫で気分を盛り上げてもらい、その気になったらあとはケダモノのように激しくドリルをぶち込んでほしい」みたいな自分の気持ちに素直な“工程”をどれくらい意識できていたのかな?と。

あ、別にSさんが悪いかった、という話ではありません。

つまり、娼婦か修道女かという2択に生きている皆さんは、あまりにエネルギーが強すぎて情熱的であるがゆえに、自分の心の声を無視して暴走しがちなのです。

そこに「寂しさ」とか「甘えたい」とか「疲れてる」なんて条件が加わったら、流されるまま流されてしまいがち。

でも、それって自分のエネルギーですからね。
きちんと「軸」があれば振り回されずに済むようになるのです。

その「軸」というのが「自分の心の声に従う」ということなのです。

「寂しいから体温を感じたい。けど、強引なのはやだ。ちゃんと大切に扱ってもらいたい。」という心の声を聴き、それに従おうとすることです。

そうすると「だめ。ちゃんと工程を守って。マニュアル通りにつくらないと変なことになっちゃうよ」と彼に言えるようになります。

もちろん、やる気に満ちた彼を抑えるときにだけ心の声を聴こうったって難しいですね。

ふだんからきちんと自分の声に耳を傾け、自分とちゃんと繋がっておくことが大事で、これが「軸」と呼ぶものです。

そして、そういう心の声を元に「どうしたいのか?」を決められると良いですし、また、自分の様々な心の声を聴くことで「自分を知る」ということもできていきます。

もちろん心の声ってのはひとつじゃありません。

「断ったらキレられそうで怖い」
「もし、拒絶してると思われたら余計に寂しくなりそうで嫌だ」
「元々強引に迫れるのって嫌いじゃない」
「M-1はちゃんと見たい」
「あたしもけっこうムラムラしてる」

みたいにいくつもあるわけです。

その中で自分のポリシーに従って声を拾っていくのですね。

このポリシーってのが「自分を大切にするぞ!」「対等なパートナーシップを築きたい!」「いい加減幸せになるぞ!」といった方針みたいなもんです。

「相手にキレられたって自分を大事にするんだもん」
「大切に扱われなかったら余計に寂しくなるし」
「ちゃんと愛情表現してくれる人にだけ、強引に迫られたい」
「M-1は好きだ。」
「ムラムラしてるからってそれに流されたら痛い目に遭うじゃん」

という風に「自分と対話」していくのです。

これ、言語化するとけっこうな文字数で時間がかかりそうですけれど、実際は秒もかからずできることです。

つまり、こうして「自分軸」を確立することこそ、娼婦と修道女を行き来してしまう皆様には重要なテーマであり、そのために心の声を聴き、心と対話することが必要ってことなのです。

そうするとね、地に足が着いてきます。
地に足が着いてきた分だけ、凛としたエネルギーを発することができます。
また、地に足が着くと「しなやかな強さ」が得られるようになります。

器が大きく、振り回されるくらいエネルギーが強い人ってのは、独楽(こま)に例えれば半径の大きな独楽ってことになります。

その独楽を回そうとしたらそれなりのエネルギーが必要ですし、何よりもその重さと回転力に耐えられるだけの「軸」が必要ですよね。

その軸が定まってなければ独楽はあらぬ方向に飛んで行ってしまいますが、軸がしっかり安定すれば美しい模様を見せてくれますね。

その自分軸を確立することでとても生きやすくなりますし、人との距離感も適正なものになっていきます。

だからやっぱりSさんも自分と向き合い、心の声をリアルタイムに聞いて対話できるように、そんなトレーニングをしていかれると良いと思うのですがいかがでしょうか?

もちろん自分軸を確立する意識ってのは元々強いでしょうし、実際、ある程度の軸はできていると思うのですが、どうやらもっと強い軸をSさんのエネルギーは必要としているみたいですね。

◎オンライン:自分との対話講座~心の声を聴く。心とつながる。本音を聴く。~
 1/6(土)21:00-23:00
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