旅の記憶は何の変哲もないふつうの喫茶店。

新潟での1泊2日の短い旅を振り返っていて、じゃあ、何が一番印象に残っているのだろう?と思い返せば、実に何気ない風景でした。
ホテルをチェックアウトし、駅までの無料送迎バスに乗って駅前まで連れて行ってもらい、そこから少し歩いたところで見つけた喫茶店。

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新潟は素晴らしいところだ~旅とお茶会と講演会~

大阪の伊丹空港を定刻に出発したJAL便はものの数分で再び空港を見下ろしながら東方に向かっていく。飛行機は速い。車ならば1時間、新幹線でも20分近くかかる京都に5分程度で着いてしまう(もちろん、着陸はしないのだけど)。

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真夏の鎌倉にてトリプルカウンセラーによるコラボセミナーで最高の夏を味わってきました!!

※皆さん、顔出しOKだったので今回はそのまま使わせていただきました。

毎年恒例になってきました「真夏の鎌倉トリプルカウンセラーによるコラボセミナー」。
今回も最高に晴天な夏の鎌倉が舞台です。

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名古屋・円頓寺商店街にて過ごした雨と運のいい夕べ。

最近名古屋に来るときは雨が降ってることが多いように思う。この日も朝起きて窓の外を見るとすでに雨が降っていて、楽しみにしていた名古屋街中ジョギングはホテル内のジムに行き先を変更することとなった。

ふだん傘を持ち歩かないのでコンビニでビニール傘を買い、個人セッションの会場に向かった。なぜか名古屋以外の方々ばかりとのセッションをしている間も雨は降り続き、会場を後にしたときもまだ雨はやみそうもなかった。

歩いて10分もかからないところに円頓寺商店街があった。思ったよりも近く、強めの雨でもあまり濡れることはない。

さっきまでビニール傘から響いていた鈍い音がアーケードに入ると少し鋭い、甲高い音に変わった。約束の時間にはまだ早いが、ここならば古びた喫茶店でもあるだろうから時間を潰せると思ってきた。
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札幌旅レポ~食事とジョギングとコインランドリーな日々~

お弟子さん制度一期が終わって一区切りついたので札幌~仙台ツアーを組んでみた。この時期の札幌は観光シーズンでもあると同時に、関ジャニ∞のライブがあるということで、軒並みホテル代は高騰し、街はエイター達がお揃いの(?)バッグを持って闊歩している。
梅雨のない北海道も最近は蝦夷梅雨なるものができたようで、滞在中も雨や曇りの日が多かった。でも昨日今日は晴れ間もあり、気温は断然低いので、ものすごく過ごしやすい。
いっそのこと真夏の1ヶ月はここに滞在して次の本の執筆に勤しみたいところである。
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沖縄から帰って来たけれど、まだまだマブイは向こうにいるらしい。

そもそも今回はG20が大阪で開かれる関係で、娘の高校が休校になったお陰で沖縄に行くことができたのである。
とはいえ休校になったのは2日間だけで、すなわちそれは沖縄への旅が3泊4日なることを意味する。
(休校前日の最終便で旅立つことも可能だがそのためには学校に旅道具を持って行くことになり、時間的にも難しかった)

3泊4日というのは一般的な沖縄ツアーの日程だが、深刻な沖縄病に罹患している根本家においてはかなり短い。なんせ、ここ数年は「短くて5泊、長ければ1週間以上」という旅程を組むのが常識だったからだ。しかも、前回の旅(それも短かったのだが)でお気に入りの宿を見つけてしまい、ますます滞在欲が高まっている昨今である。

案の定、帰る日は全員が気分が沈みがちで、笑顔が減っていた。
私は空港に向かう車中、「帰りたくない」という抵抗が強すぎて信じられないくらいの眠気に襲われ、妻は涙を流し、子どもたちは現実逃避に忙しかった。

1週間以上も沖縄にいるとすっかり満喫できるので帰って来てもすぐに日常生活が始められるのであるが、こう欲求不満な状態だと、完全に魂(マブイ)は沖縄本島あたりをさまよっているのである。しかも、娘の学校の都合により、次いつ来れるかが分からない、ともなれば、家族全員で娘に学校をサボらせようとする始末である。

よって大阪にいる今日も意識は沖縄に飛んでおり、せっかく時間もあることだから色々とネタを書こうと思う一方で、写真を見返してはニヤニヤしてしまう。そして、私の妄想によれば、この記事を書いた後は、あの日差しがさんさんと降り注ぎ、青い海が臨まれるガジュマルの木の下に、オリオンビールを持ってぼーっとしに行く予定なのである。

こんなにも禁断症状が出るのは久しぶりなので、よほど日程が短かったんだと思う。

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沖縄には来れるだけで幸せだけど、あの空を見てしまうとますます病が深刻化する。

大阪でG20が開催され、その影響で娘の高校が休校になるとのニュースを聞き、真っ先にしたことは那覇便の予約を取ることであった。
折しも罪悪感本の出版と時期が重なっており、那覇で講演会をするという大義名分も成り立つわけで、これとない沖縄病の治療の機会である。

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