新潟は素晴らしいところだ~旅とお茶会と講演会~



大阪の伊丹空港を定刻に出発したJAL便はものの数分で再び空港を見下ろしながら東方に向かっていく。飛行機は速い。車ならば1時間、新幹線でも20分近くかかる京都に5分程度で着いてしまう(もちろん、着陸はしないのだけど)。
この日はとても天気が良かったので窓から眺められる景色に自然と目を奪われていく。私は頭の中の地図に、機内誌の地図を合わせながら「ほほー、琵琶湖はさすがにデカいな」とか「これは濃尾平野の端っこだな。あそこは大垣あたりか」などとニヤニヤしながら楽しむことを趣味としている。
新潟に向かう飛行機はやがて日本の屋根と言われる北アルプスの上を飛行機は軽々と飛んでいく。
しかし、北アルプスとその向こう側に広がる日本海の美しいこと。

気が付けば飛行機は降下を始めている。飛行機の基準でいけば新潟は近い。上がったと思えばすぐに着陸態勢に入っている。
眼下に広がるのは収穫の時期を迎えつつある豊かな田園だ。
日本一の米どころと言われる新潟平野はかくも美しい。
そして、突然、街が姿を現す。写真にははっきりと映っていないが、政令指定都市である新潟市の高いビル群が見えてくる。

そして、飛行機は旋回し、間もなく着陸する態勢に入る。新潟空港は阿賀野川の広大な川に接して作られている。海辺にある空港は珍しくないが、川べりにある空港は日本ではなかなかないんじゃないだろうか。
すると、眼下に新潟競馬場が姿を現した!!日本で一番広い競馬場。日本で唯一、1000メートルの直線走路を持つ競馬場。手入れが行き届いてとても美しい競馬場に見とれる間もなく、飛行機は無事着陸した。

空港にはお弟子さんのまみこが迎えに来てくれていた。新潟在住の貴重なカウンセラーである。しかし、彼女は妄想癖があるので、その話が現実なのか妄想なのかを慎重に見極める必要がある。
「空港がある東区は元カレによって出禁にされたんですー。だから、ほんとは入っちゃいけないんですー」というエピソードも妄想か事実かを検討しているうちにランチのお店に連行された。

基本的に魚の旨い街は回転寿司が安くて旨い。それは札幌でも金沢でも体験しているので、新潟(特に佐渡)の魚も期待していたのだが、やはりここも旨い。十分堪能させていただいた。
ただ、地元民向けのお店であるから、すべてが地魚ではなく、油断をすると千葉や静岡、北海道のネタを頂くことになるから注意が必要だ。

しかし、新潟は広々としている。とても空間がゆったりしている。あとになれば駅前や古町などにごちゃごちゃした空間があることを知るのだが、それでも郊外に広がる田畑に、雄大な信濃川や阿賀野川の存在はすごいでかい。

(ここから口調が変わります!)

昼食後、我々はお茶会の会場であるANAクラウンプラザ新潟に向かいました。
どうせなら宿泊もここにすればよかったのだが海が好きな私は海辺(正確には信濃川河口付近)のホテルを選んでしまったんです。
(ちなみにそのホテルは「高いところが苦手」な私にほぼ最上階に位置する29階に部屋を確保してくれた。意地悪ではなく、親切さだと思いますけど)

そして、なぜか新潟市以外の方々ばかりが集まったお茶会は皆さん、肩の力が抜けて色々と話せたんじゃないかな、と思います。
仕事のこと、恋愛のこと、人間関係のこと。あれこれ深い話ができたのは嬉しかったですね。
ケーキもとても美味しかったし、またやりたいなあ・・・と思いました。

しかし、なんと集合写真を撮り忘れました(笑)

夜は講演会。
新潟駅前の会場にて、たくさんの方に集まっていただき、面白おかしく楽しくお話させていただきました。
自己肯定感、自分を愛するということについて。
つい、ふだんの講演会ではやらないイメージワークなんかもやっちゃいまして、楽しんで頂けたのかなあ・・・喜んでもらえたかなあ・・・などと思っています。
(しかし、駐車場から会場まで本をたくさん運んだので腕が痛いのです。)

こんな声も頂きました。

今日はお茶会、講演会と続けて参加させていただきありがとうございました。

初めての生根本先生でしたが、ブログや動画そのまますぎて(褒め言葉です!)感動しました!

いま東京へ帰る新幹線で書いているのですが、最後の瞑想でいろんなところからいろんなものがダーっと流れ出たせいか、だるくてグッタリしてものすごい眠気に襲われています。。

もし同じ文言を自分だけで唱えていたら、きっとどこかで抑制してしまってこうはならなかったと思います。自分で自分に声をかけてあげたり、抱きしめてあげることはなかなか難しく、んー、これでいいのかな?といまいちできてる感がなかったのですが、「自分じゃない誰か」だとわたしにはものすごく響いたみたいです。そして、次からは自分でもできそうです。

自分で自分を否定しゆるせずに来てしまったので、はじめは自分の声はなかなか受け入れられない。。と感じる方はもしかしたら他にもいるかもな、と思いましたが、本の特典で瞑想とかアファメーションの音声ダウンロードとかどうでしょうか??

綴りたい感想は頭でぐるぐるしていてまとまらないのですが、体が影響を受けるくらいの効果が瞑想にはあったことだけは今のうちにお伝えしたかったので、とりいそぎ送ります。

爆睡して乗り過ごしませんように(笑)
もう無理です、おやすみなさい。。
(エリさん)

会場が便利な場所にあったり、案内板をあちこちに出して頂いたりしていて、使いやすい会場だったので(建物は古かったですが)、また次回もここでいいかなあ・・・なんて思っております。

終了後は臨時サイン会にもたくさん並んでいただいて嬉しかったですー。
本もたくさん買っていただいて、荷物も軽くなりました。

そして、やはり新潟ですよねー。差し入れを頂いたのですが、すべて「日本酒」でした!(笑)
しかも、普通のお酒ではなく、純米酒、純米吟醸などのガチな奴(私が好きな奴)。
その辺のチョイスはさすがでございます。

しかし、こんなに頂いて飲み切れるのか!?と思ったので、東京のセミナールームに送って、懇親会で出したり、馴染みの料理屋さんに持ち込んだりして、みんなで頂くことにしてます。
私も3本ほどすでに味見したのですが、いやー、どれも美味しかったです。日本酒ってやっぱり旨いですね!!(笑)

終了後、スタッフをしてくれた地元のまみことKちゃんのチョイスにより駅南にある「葱ぼうず」というザ・新潟なお店にお邪魔しました。
1杯目から日本酒を傾ける新潟女子。さすがです。
刺身も肴も何でもおいしくて、刺身も迫力があるし、鰤カマはでかいし、日本酒の種類はめちゃくちゃ多いし、そして、極めつけは白米!やはり新潟ですねー。居酒屋レベルではない炊きたてを頂きました。

ほんと旨いものが好きな私にとって、この街は本当にヤバいな、としみじみ感じた夜です。

もう夜も更けたのでまっすぐホテルに戻り、就寝。
朝はグルメと共に楽しみにしていた「ジョギング」。
街を電車や車で走っているだけでは分からない街の魅力にグッと入れます。

ホテルを出発して信濃川を渡り、住宅街を抜けて、海へ。日本海の美しい景色を横目に走り、坂を下れば古町という繁華街。
ここは細い路地に店が並んでいて魅力的な場所です。次回の訪問時はぜひ攻め入りたいと思うのです。

ちなみに走ったルートはこちら。

ホテルをチェックアウトした後は、憧れの「とき」に乗って東京に移動しました。
私は若干鉄分多めなので、乗ったことのない路線に乗るのはものすごく興奮します。

しかも、JR東日本の新幹線は車両によって「グランクラス」が付いているので、ふだん東海道・山陽しか乗らない私は「せっかくだから」という理由で、ここを押さえます!ほとんどオンラインスクールの原稿を書くに終始していたのですが、いや楽しい旅でした。

やはり新潟はとても素敵な街だし、そこに住まう人たちもとても素敵だし、また遊びに来たいな、と思いました。
・・・そう、遊びに着たいのです。

昼前、新潟空港到着→ピア万代でBBQ→月岡温泉 or 瀬波温泉で宴会→新潟競馬場→新潟の街中で宴会→市内に宿泊→彌彦神社にお参り→寿司ランチ→新潟空港発

こんな行程はどうでしょうか???

あ、講演会とかお茶会とかないですね(笑)


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