旅レポート – 根本裕幸

優雅なホテルロビーを汗だくで横切る怪しい影があったらしい。

ホテルのロビーには雛のつるし飾りが。そうか、雛祭りか。初めて見たけど壮麗でかつ雅だった。そして、４日の今日は早速撤去されていた。さすが。

外は雨模様だったのでホテルのジムで汗を流す。いつもは外国人で賑わっているけど今日は貸しきり状態だった。予定通り５キロ走るものの、室内は暖かいので汗の量が尋常ではない。しかも、なかなかヤバい時間になっていたので急ぎ部屋に戻る。

旅に出るときは予定を詰めてしまう癖が何十年経っても変えられないので、予約していた宿にたどり着くのはたいていが夜遅くになってからである。

セミナーやセッションや打ち合わせを終えて、誰かと食事を共にし、ひといき付くためにひとりでバーに訪れて、チェックインカウンターにたどり着くのである。

このところ朝起きてジョギングすることが習慣になってきて、今月はトータルで100km以上走っている。今日は白金に宿を取ったので、宿を出発して麻布十番、元麻布方面までぐるっと走ってきた。港区ランである。はじめは２キロほどしか走れなかったが、今はだいたい５キロから６キロくらいを日常としている。

先週の東京出張中、急なチャンスが飛び込んできまして急遽決まった家族での鎌倉旅行。とはいえ、私は例によって執筆を抱える身であり、その予定を入れていたので「大阪で本を書く」から「鎌倉で本を書く」に変わったのでした。なんか、全然聞こえが違う！

思ったよりもスムーズにことが運び、ちょうどいい時間に名古屋の鶴舞駅に到着。
雨が降っているのかやんでいるのか微妙な空模様のもと、傘をささずに到着できたのはラッキーかもしれない。

わずか２日前に金沢にて至福の旅程を終えた私は気がつけば名古屋に降り立っているという、まさに旅人生活である。幸せだ。

目覚めると金沢は雲ひとつない快晴であった。
きっと強烈な晴れ女、晴れ男が終結しているんだろうと思う。

22階の部屋から下を見下ろすと金沢駅の全体像が見える。こんな形をしていたのか。
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金沢ではライフワークを生きる仲間たちの報告会とセミナーを開催してきた。
最近のグループコンサルでよく話題に上る「お金と稼ぐ」をテーマに、全国からメンバーが集まってくれた。

セミナーに先立って前乗りしていた仲間たちとレンタカーで白山比咩神社を詣でる。菊理媛を祀った古い神社だ。