急遽、家族で鎌倉に行ってきたぞ。



先週の東京出張中、急なチャンスが飛び込んできまして急遽決まった家族での鎌倉旅行。とはいえ、私は例によって執筆を抱える身であり、その予定を入れていたので「大阪で本を書く」から「鎌倉で本を書く」に変わったのでした。なんか、全然聞こえが違う!

その前日、着替えも十分でなく、また、色々とやることもあったので奥さんを東京に一人残し、帰阪。(奥さんはクリスタルボウルのCD収録のため東上していました。)
子どもたちを連れて3人で鎌倉までやってきたのでした。

ちなみに奥さんはその頃、こちらへ。はじめ1年待ちだったのですが、空きができたとご連絡頂き、ご縁となりました。ちなみに私は今のところ11月に診て頂く予定です。

なので、奥さんを待つ間、小町通りをうろうろしたり、

抹茶エスプレッソなる飲み物を頂いたり、

本屋さんに自分の本を発見してコーフンしたりしておりました。
そして、七里ガ浜にあるホテルへ。海が目の前でとても解放感があります。

にしても、海がすぐ近くにある、というだけで何という気持ちの緩みようだし、解放のされようなのでしょう。すっかりフーッと大きな息が吐けます。
これは家族みんな同じようで、口々に「海はいいねえ」「海の側はいいねえ」と言っていました。まあ、すっかり沖縄に毒されている根本家ですので、海を見ると条件反射的に緩んでしまうんだろうと思います。

2日目にはこんな美しい夕日がホテルから眺められました。江の島がくっきり浮かび上がっていました。

ホテルの敷地内にある和食屋さんでしっかりたんぱく質を補給。おいしかった。

娘に激写される夫婦。

翌朝。このところ毎朝ジョギングをしているのですが、旅先でのジョグは景色も新鮮で楽しく、ついつい距離が出ます。

藤沢行きと鎌倉行きが待ち合わせて交差するポイント。私、少し鉄分多めなもので、こういうシーンにコーフンするのです。でも、江ノ電って風情があっていいですね~。

七里ガ浜の隣の鎌倉高校前駅では、朝から海外の観光客が写真を撮りまくっていました。なんでも「スラムダンク」が向こうで大流行していて、その影響だそうです。にしても、ホーム、線路、道路、海、というロケーションは最高ですね。

車や電車で移動していたのではたぶん気付かないであろう小動神社。思った以上に立派な神社で、ここからの海の眺めも良かったです。(すぐ近くに腰越漁港がある)
この日は江の島の入口まで往復6.5km走りました。

ランチはこちらへ。友人の立花岳志さんにご紹介頂いたレストランなのですが(ホテルから徒歩で行ける!)、思った以上にちゃんとしていて(そりゃ、リストランテだもん)びっくりしました。もっとカジュアルかと思ってました。

前菜
鰆のアクアパッツア

このお店(リストランテ・アマルフィイ)の裏はすぐ江ノ電が走ってます。道路とほとんど境目がなく、何なら線路を渡って入る家もあるくらいで、やはりものすごく風情を感じます。

ということで、七里ガ浜駅へ。

ここから家族は江の島へ向かい、私は執筆もしたいが、重要任務を仰せつかっているので藤沢駅の手前、石上まで。

そう、根本家の旅に欠かすことのできないアイテム、コインランドリー。どこに行っても家族の洗濯ものを持って駆け付けるので、私の旅の濃厚な一場面はここなのです。洗濯と乾燥が終わるまでに間、近くの喫茶店でオシャレなジャズを聴きながら、ダンディな店主が淹れてくれるコーヒーを飲んでブログを書いていました。(2/13付けのブログ/メルマガはこのお店で書きました)

そして、ホテルに戻り、執筆していると冒頭にあげた美しい夕日を見ることができました。ディナーを食べに外出するのもいいけれど、この日はルームサービスで食事を済ませることに。そういえば、家族で過ごすときにルームサービスという選択って意外となかったのですが、自宅みたいにくつろぎつつ、料理を作る手間が省けて奥さんは楽だし、なんか、いいですね。とはいえ、最近は家族でこうしたホテルに泊まることもマレになってきましたが。4人で過ごせる部屋ってあまりないですからね。(写真を撮るのを忘れておりました)

翌日も朝からジョギング。この日(すなわち今日)は東の方向へ。稲村ケ崎、極楽寺、長谷と聞いたことのある駅が続きますが、その線路に沿うように観光しながら走ってきました。

駅名にもなっている極楽寺。この辺は山間ぽいのですが、駅のすぐ近くに古くからやっている酒屋さんがあると思えば、オーガニック和食のお店があったり、新旧織りなすバランスがとても素敵な町ですね、ここは。

そして、鎌倉の大仏さん。

その背中はちょっと丸まっていて、なんか、かわいい感じがします。空気の入れ替え?なのか、背中が空いてて面白かったのです。あとから聞いた話に寄れば中にも入れるとか?

続いて長谷寺。ここの十一面観音像はほんと癒された。感動しました。雰囲気がとてもよく、慈悲深く、柔らかく、観光地化されていても消えない雰囲気が漂っていました。

御霊神社。落ち着いた、地元の人に守られている神社という感じ。踏切のすぐ向こうに鳥居があって本殿がある、というロケーションがさすが江ノ電だなあ。

でも、正直言えば、今日のハイライトはこれかなー。なんて分かりやすい、シンプルな案内表示なのでしょう!!思わず、目が点になり、笑えてきて、写真に収めました。←大仏、↑海岸って・・・(笑)そりゃそうだけどさー(笑)

波の音を聴きながら、江の島を遠くに眺めながら走っていると距離感はすっかり鈍り、気が付けば8kmも走っていました。あちこち観光しながらだったから走れたんだろうな・・・。

ホテルをチェックアウトして、これまた立花さんから教えて頂いたビストロへ。持つべきものはグルメな友人でございます。ここで別の友人と待ち合わせて家族とランチを頂きました。

店に入るとカレーのいい匂いが。「辛いですか?」「けっこう辛いかと思います」という言葉を聞いたにもかかわらず、カレー欲に負けて頼んでしまいました。この3日間、鎌倉野菜を食べまくってますが、今日のグリルもとても美味しかったです。カレーも辛いけれど、付け合わせのヨーグルトをぶち込んだらまろやかになったので救われました。

そんなこんなで2泊3日、鎌倉の旅。何だかんだ年に1,2回は訪れている町ですが、いつ来てもステキで、オシャレで、気持ちのいいところなので、なんだか住んでみたいなあ、という思いがむくむくと湧き上がってきました。
とはいえ、ここから神楽坂に通うのはなかなか大変ですよね。

鎌倉から横浜で横浜線に乗り換え、新横浜へ。そこからのぞみで新大阪。やっぱり4時間くらいはかかっちゃうんですよね。好きな街だけど、大阪からはちょっと遠いです・・・。
自宅に戻るとまずはクリーニングを出しに行き、奥さんと夕食の準備。旅の後はあっさりと、みそ汁を作り、もやし炒めを作り、私は玄米を炊き、シンプルでおいしい夕食となりました。


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