自立系武闘派女子は器がデカいものですからその器で自分自身が溺れちまってあれこれ取っ散らかった状況になるものですから、敢えてそこはシンプルに攻めてみるのが有効なのです。

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自分を出す、ということを常に推奨しています。
隠すんじゃなくて、遠慮するんじゃなくて、我慢するんじゃなくて、出せ、と。
それは怖いことでもあるのですが、自分らしく生きるためには必須の条件です。
でも、いきなり出すことは難しいので、やっぱり初手は「楽しむこと」になるのです。

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まあ、よく「器がデカい奴はそのデカい器で溺れんだよ」という話をしているのですが、あれもこれもそれもって何でも入っちゃうので、「で、あたしは何がしたいのよー！」と叫ぶことになるのですよね。

とはいえ、Ａさん、アラサーとは思えないくらい濃厚な人生歩んでいらっしゃいますなあ。（渋茶を啜りながら）

シンママだし、ハードワーカーだし、野良猫ロックマン氏を６年も追いかけてたし、主婦してるし、男も女も散々潰しまくってきたし、借金もしてたし、なんとまあネタの宝庫みたいな人生ですなあ（栗ようかんを摘みながら）

それらをリストアップしてみただけで「三歩下がって」という人生が不適合なのはよう分かります。そういうプレイも嫌いじゃないと思うけど、気が付けば彼を追い越して「わしに付いて来んかい」とやってる勢いですよね。

すなわち、母君の「アンタ男なんやから家に男二人いらんし、しおらしくしとき～」という言葉がなんと的を得ていることかと思わされるのです。

まあ、その言葉を信じて「しおらしくする」ということを演技してみたかと思いますがあんまりうまくいかないでしょ？

ネコ科だからといって虎が猫のふりして猫カフェに勤務してもあんまり人気でないと思うんですよね。怖いもん。

だから、さっさと虎は虎らしくがおーってやってた方がいいと思いますし、都会の猫カフェじゃなくて、熱帯雨林の方がきっと居心地が良いはずです。

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で、そんなネタが豊富な情熱系武闘派女子の場合、カウンセリングの場でも話が取っ散らかるのは仕方がないことで、ひとつひとつに濃厚なエピソードがあるわけですから、とっかかりを掴むのも難儀しやすいのですな。

この状況をどう繙けばええねん！とＡさんが思われるのも無理はなく、たぶんカウンセリングとかリトリートセミナーだったらこんなことを聞くだろうってことを列挙していますので、脳内カウンセリングを展開してもらえればと思う次第です。

シンママになったのっていつ？なんで離婚したの？結婚早かったの？ヤンキーだったの？

億稼ぐために独立目的で仕事してたのってなんで？当時はやりたい事業があったの？

借金って何の借金だったの？元旦那絡み？そんなハードワークしなきゃ返せない額？ハードワークって具体的に何してたの？

元々家は好きだったの？家事も好きなの？

父ちゃん、母ちゃんは何してる人？きょうだいはいる？今どうしてるの？

なぜ野良猫ロックマン氏を６年も追いかけてたの？なんでダメになったと思ってる？

この回答を聞くだけで６０分はあっという間に過ぎちゃいそうですねー。

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今から一般論を話しますっ！！

家庭環境から早くに自立して立派な武闘派女子となられた方は、特に思春期以降は男性性をバリバリ成長させて大人になられるのですな。

で、仕事でずっこけるか、恋愛で痛い目に遭うかのどちからのケースが多いんですけど、「あれ？あたし、なにしてんだろ？」って気づくんです。

これがたいてい２０～３０代なんですけど、中には４０代って人もいます。

そうして「どうやら女性性っつうのが大事らしい」ということで、迷彩服からワンピースに、フェイスペイントからかわいいメイクへ、戦場から家庭にって感じで鞍替えをするんですけど、たぶん元々女性性やセクシャリティが強いもんですから、それも妙にハマっちまって「あれ？あたし、専業主婦とかイケる？」と思うようになるもんです。

そして、それまでの男性性強めな世界に「こわい。むり。」とか言い出しやがって、見事に人生の迷子になり、ネットの世界を夜な夜なうろついた結果、根本先生のスタイリッシュなブログにたどり着くのです。（ようこそ！）

で、「うーん、あたしは何をしたいの？何をしたらいいの？いったいあたしは何者なの？」という迷宮の中に入り込み、「根本さん、何とかして～」と課金する流れになっております。（みなさん、推しへの課金は欠かさないようにしましょうね！）

その間はずーっと「思考の渦」に飲み込まれておりまして、ああでもない、こうでもない、とあれこれ考えを巡らせたり、「人生とはドラマである」とか哲学してみたりするのですね。

つまり、以前の男性性バリバリ時代の自分と、新たに爆誕した女性性豊かな自分とのバランスがなかなか取れず、元々器もデカいものですから、その変化が両極端なだけ訳が分からんことになるんです。

で、どこから手を付けていいのかも分からず、また、何をしたらいいのかも分からず、何なら、今なんでこうなっちゃってるのかも分からない、という状態になるのですな。

ね、「あ、これまさにあたしのことだ！」とドキッとした方、多くないですか？

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＞それもどうやら根本先生曰く、出した方がいいと書いてあるではありませぬか…！

そう、出した方がいいんです。
出した方が各方面でバランスが取れるのでとてもいい感じになるのです。

昨日、珍しく神田という土地で女性性とセクシャリティのグループセッションをしてたのですね。

するとうら若き女子が「あたし、性欲が強いから、それを出しちゃうと誰彼構わずヤリまくってしまいそうだったので、結婚するまでバージンを貫く、と思ってたんです」とおっしゃってました。

ものすごく分かりやすい。
あまりに分かりやすいので即ネタにさせてもらったんですけど、それって「オールオアナッシング」ってことで、そりゃあ、その気持ちも分からないでもないですけれど、でも、それって「性欲だけじゃなく、ありとあらゆる欲求にブレーキをかけちゃうことにならない？」って思うんです。（そのご本人もあるあるー！とおっしゃってましたし）

性欲が強い→だからそれを抑えなきゃいけない

という理屈は社会的には理解できるけど、心理的には「あんたなんでそんな辛いことすんの」というツッコミが入るところでして、ストレスも半端ないと思うんですよね。

なので「性欲が強いんだったらちゃんと性欲の強さを受け入れて認めて許してあげることがめちゃくちゃ大事なのよ！」とお伝えしました。

でも、それは「じゃあ、ヤリまくりなさい！」ということを言いたいわけじゃなくて、自分の中で許可を出す、ということをしようぜ！ということです。

言い換えればブレーキ踏むのはやめようぜ！もったいないし、エンジン壊れるよ？ということでもあります。

そういて「内面的に許可を出す」ということで、何がどう変わると思いますか？

ヤリまくるのも悪くないけど、たぶんそうはならないのです。

「許可を出す」ということは「愛する」と同義でして、「性欲の強い自分を愛する」ということをヤっていくのですね。

自分を愛するんだから、自分が傷つくようなことは選択しません。
そして、自分を愛するってことは、自分の性欲も大事に愛せるようになるってことです。

だからいたずらにそれを満たそうとすることはありません。

そうして自分を愛せるようになれば、性に関してより興味を持てるでしょうし、研究だって進むでしょう。より深い知識を得ることもできれば、より質が高く深いオナニーやセックスを求めるようになるでしょう。

また、性欲の強い自分を嫌うことがなくなるわけですから、それをファッションやメイクで表現できたり、仕事にだって活かせたりもするでしょう。

あ、性欲が強いってことはセクシャリティが強いってことでもあるので、好きなことをバリバリ取り組むと成功しやすいってことでもあります。

さらに言えば、セクシャリティが強い分だけ人を癒したり、喜ばせたり、感動させたりすることができるわけですから、パートナーシップのみならず、仕事にも活かせますよね。

でも、そんな“才能”をブレーキを思い切り踏んで制御してしまったら、そら人生おもんないですわ。

だからそれを許していくことこそが、彼女が自分らしく生きられる秘訣になるのですね。

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で、おそらくＡさんも理解されたと思うのですが、自分を出さずに何者かを演じていたとしてもおもんないですし、退屈しますし、けっこう大変だと思うのです。

だから、あるもんはしゃあないんだから遠慮せず出しなはれ、ということになるのです。

＞え？みんなドン引きしない？

って思うでしょ？いやいやドン引きする奴はさっさと去って頂いたほうが良いわけで、むしろ、そんなＡさんを喜んで愛してくれる人だって現れるのが世の不思議ってことです。

そんな虎が猫被ってしおらしくしていても、いずれ虎が出てくるわけじゃないですか。がおーって。

それこそおっしゃるように詐欺ですよね？

いずれバレるんだったら最初っから虎でいろよ、という話なのですよ。

だから、まずはその内なる情熱的なエネルギーを許す、ということが課題になりそうですね。

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ちなみに心理から見れば、Ａさんが借金を抱えたのも、その内なるエネルギーを抑えていただからじゃない？と思いますし、また、それによって本来の情熱女子が表に出たするならば、「ああ、そっちがほんまのあたしか」と納得できるかと思いますので、すごく重要だと思います。

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さて、うちのクライアント様方も「バリバリ仕事したい、成功したいってあたしもいるけど、専業主婦として旦那様に尽くす人生もありだと思うんです。」とおっしゃる方は少なくありません。

で、私としましては「うーん、どういう生き方がこの人にはぴったりハマるんだろう？」ってことをあれこれ考えるわけですね。

そして、たいていの場合、「両方行きましょうぜ。そんなどちらか一方だなんてケチなことは言わず、両取りしちゃいやしょうぜ。」と悪い顔をして提案するものです。

「とりあえず週３専業主婦、週４ビジネスって感じでどないでっしゃろ？あるいは、月の前半主婦で、後半ビジネスってのもありでっせ」なんて風に。

Ａさんの場合も、まずはしたいことやりたいこと好きなことをヤリまくるってところから始めましょうか。

あれこれ考えるとややこしいので、今、専業主婦みたいな生活が楽しいのであれば、それを飽きるまで続けてみたらいいと思います。

楽しい、面白い、嬉しい、と思うことを日々選択してやっていくのですね。

逆に言えば、おもんない、つまんねー、やだ、と思うことを辞めていくことも必要です。（どっちかというとこっちが課題になる人が多い。）

そこでは別に内なる情熱的な自分を解き放つ！なんて意識はあんまり持たなくて良いです。

稼げるようになるかどうかってのは考えても意味ないし、飽き性なんてことも今は気にしなくて大丈夫です。

考えたら動けなくなるのが人間ですから、まずは楽しみを選択し続けることにしましょう。

そうすると感覚的に自分の器のサイズとか、情熱の量とかがつかめてくると思います。
つまりは自分のことがよく変わってくるのですね。

そしたらきっと動き出せるようになりますから、まずは「自分を信じて日々を楽しんじゃえ！」ということを提案したいと思うわけです。

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