筋金入り自立系武闘派女子の嫉妬問題~自立心が旺盛なままだとパートナーシップは築けない~



*

嫉妬というのは嫌な感情なのですが、ちょっと隙を見せると途端にあふれ出してくる感情ですし、それと同時に、逆に相手からの嫉妬の炎を浴びせかけられることもあり、なかなか危険な感情でもあります。
でも、よくよく見ていけばそこに「競争心」があり、常に戦闘態勢をとっている自分に気づけるかもしれません。実は自分が先に争いを仕掛けてるのかもしれないのです。

*

根本先生、いつもお世話になっております。日々のメルマガ、ワークやカウンセリング、本当にありがとうございます、
今回お聞きしたいのは、嫉妬についてです。
私は幼い頃から嫉妬することがほぼなく、30代半ばまで生きてきました。
自分が持っていないものを他人が持っていれば、素直にいいなぁとか自分も努力しようと感じるものの、なんであの人が、というような重い感情は持たなかったように思います。
逆に嫉妬されて嫌な事を言われても嫉妬されているとは思わず、その人はきっと機嫌が悪いのかなくらいに思っていました。
しかし、30代になって壮絶な婚活をするも上手くいかず、周りの平凡なスペックの人がポンポン結婚していく一方で、比較的モテてきて、穏やかで収入も学歴も良い自分が何故できないのか?と重たい嫉妬の感情を持つようになりました。
比較しても仕方ないし、してなくても幸せだし、こればかりはご縁だからと落ち着いてきていますが、一方で嫉妬される問題も発生しています。
姉妹からも、友人からも同僚からもビシビシと嫉妬を感じるようになり、過去の友人の解せない言動も嫉妬だったのねと気付くことが出てきました。
出きった杭になろうと気にせず美容も仕事も頑張っていますが、女性全般と仕事で競争心を向けてくる男性が面倒くさくて仕方がなく、人が嫌いになりました。
勉強や仕事、美容は努力すればするほど結果が出るので、嫉妬する暇があれば努力すれば良いのにと感じます。
せめて1人でできる仕事に変えたいなと思うようになっていますが、この嫉妬問題はやはり解決したく、乗り越えるためのアドバイスをいただけたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
(Rさん)

あふれんばかりの自武女臭が漂って参りますが(も、もちろん良い香りですよ!)、嫉妬ってのはやはりなかなか厄介な代物ですよね。

で、Rさんのようにあんまり嫉妬をしない人は、他人からの嫉妬にも鈍感です。
自分に嫉妬するという発想がないものですから、他人が自分に嫉妬する発想も生まれないわけです。(投影の法則)

しかし、ひとたび自分が他人に嫉妬し始めると、やはりそれが投影されるので、人からの嫉妬に敏感になります。

人に嫉妬しない人ってのは「他人と自分を比べない」という性質を持つものでして、人は人、自分は自分、という見方をしています。(だからといって自分軸が確立されているかまではそれだけで判断できません。)

だから、婚活がうまくいかず、周りの愚民どもと自分を比べ始めたときにRさんにも嫉妬が襲ってきたのでしょう。

そういうときってのは自分軸を確立することが急がれるわけですね。

そんな嫉妬について書いた本やセミナー動画。
↓
*「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)
*嫉妬する人も嫉妬される人も嫉妬心と徹底的に向き合って仲良くなるワークショップ~嫉妬は敵じゃない!あなたの魅力を教えてくれる味方なんだ!~
*心理学講座「嫉妬はあなたの魅力を教えてくれる素敵なサイン」

*

さて、これはあくまで仮説の域を出ないのですが、「じゃあ、それまでは嫉妬心ってなかったんやろか?」という命題も出てきます。

嫉妬というのは他人との比較で生まれ、シンプルな式では「嫉妬=羨ましい×自己嫌悪」で表せます。

Rさんのケースでは「結婚していく周りの人が羨ましいー!!」という気持ちに加え、「なんでわたしがうまくいかねん」という自己嫌悪が出てきて嫉妬になっているのですね。

でも、そもそも

>比較的モテてきて、穏やかで収入も学歴も良い自分

という表現があるように、Rさんも「他人と自分を比べる」ということについては相当の歴を重ねてきているようです。

今までは自分の方が「勝っていた」と感じており、それがRさんの「プライド」になっていて、「優越感」があったから「嫉妬」にならなかったのかな?と推測されるんですけどどうでしょうか?

で、実はこの「優越感」、その反対側の「劣等感」と全く同じ心理なんです。

どちらも「他人と自分を比べる」は同じで、そこで「自分の方が上じゃー!」と思ったら相手を見下す感じで出てくるのが「優越感」、逆に、相手を見上げる感じで出てくるのが「劣等感」です。

だから仕組みが同じなものですから、この「優越感」と「劣等感」はすぐに入れ替わるものですし、「仕事に関してはAさんに優越感を感じているが、男女関係に関してはAさんに劣等感を覚える」ということもよく起こります。

また、Aさんに感じていた優越感があるできごとをきっかけに劣等感に変わってしまう、ということもよくあります。

そういう風に見れば、Rさんの中には「嫉妬の炎に包まれるリスク」というのが常にあったのでは?と思いますし、今も何かのきっかけで「激しい嫉妬が出てくる」ことも想定されます。

*

そしてそれはRさんの「競争心の激しさ」も示唆しているようです。

周りよりも優れていること。
「勝つ」ということが大事。
「負け」は切腹。

そんなポリシー(もしくは“呪い”)を持って生きていらっしゃいませんか?

もちろん、それだけの努力もするし、結果も出してきたことは間違いないのですが、常に戦闘態勢で「戦う相手」を探していませんか?

それは相当な「自立心」なのですが、でも、そうするとパートナーシップはなかなかうまく行かないんです。

「自立心」というのは負けたら終わりの“トーナメント方式”を想起させます。
常に勝ち続けなければならないし、そのために頑張り続けなければなりません。
敗者復活戦も常に行われますし、そこでリベンジを果たすこともできますが、要するに「勝者は1人」という世界観を作ります。

パートナーシップって2人のものですし、リングでの決闘とは違いますから「勝者は1人」という自立心はパートナーシップを遠ざけてしまいます。

仮にパートナーができても、その瞬間にゴングがなり、どっちが優れているか?どっちが正しいか?どっちが善なのか?という争いがスタートします。(これを“主導権争い”(パワーストラグル)と言います。)

だから、張り合おうとしますし、自分が上であることを示そうとするし(マウントを取る)、自分が下になることを拒みます。それが転じてセックスにおいても騎乗位を求める人もいますし、何よりセックスが「時間無制限一本勝負」の格闘技になってしまうわけですね。)

*

さらにこの競争心、相手のそれを煽ってしまうことも珍しくないものです。

>女性全般と仕事で競争心を向けてくる男性が面倒くさくて仕方がなく、人が嫌いになりました。

という気づきを得たらこんな風な見方をしてみることを推奨しています。

「自分の中に男性嫌悪や男性不信はないか?」
「意識してないけど、相手が男性だと勝手に対抗心を燃やしちゃうところはないか?」
(例えば、男に舐められないようにしなければ!というのも対抗心ですね。)

このあたりはなかなか気づけないし、認めたくないところでもあるので丁寧に自分の心を見ていくことも大事です。

つまり、「相手から競争を仕掛けられるように見えて、実は自分が仕掛けてました。てへ。」ということになってないでしょうか?ということです。

例えば、自分と会う約束をした人が警戒心から武装して現れたとしましょう。
ライフルを腰だめにし、背中には大量の予備の断薬と手りゅう弾が詰まったリュックを背負い、迷彩服を着込んで近づいてきます。

そのときあなたはTシャツに短パンスタイルで現れますか?
あなたもそれに対抗すべく、機関銃とバズーカの“自武女標準装備”に即着替えて対抗しようとすると思いませんあ?

つまり、元々男性不信があったり、そもそも男性に対抗心が強かったりすれば、完全武装して男性の前に現れることになるんです。それで、相手も急ぎ武器を取り出して争いになるんじゃないか?ということです。

*

さらに、そうした競争心(対抗心)はそうした火器を使うのではなく、「理屈で相手を封じ込める」という、とても“自立”らしいパターンを持つのですが、Rさんの中に、

>勉強や仕事、美容は努力すればするほど結果が出るので、嫉妬する暇があれば努力すれば良いのにと感じます。

という「正論」を言ってしまう癖もあるのでしょうか?

敵を作るのに一番簡単な方法が正論を使うという戦法なのですが、意図的に使われているのか?それとも過去の歴戦から学んだ手法なのか?

こうした戦法の怖いところは「自分自身にも理屈を使っちまう」というところでして、特に「感情の抑圧」を大量に作り出します。

感情ってのは理屈でコントロールできるほど弱いものではないので、結果的に「抑圧」になっちゃうんです。

だから気づかないうちに心の中に大量の感情が溜まってしまってることも多く、その場合のガス抜きにはそれ相応の時間とテクニックを要するものです。

だから、Rさんの嫉妬問題というのはある意味、この法則が通用しなくなり、溜め込んでいた感情が流出し始めてしまったサインなのかな?という風にもとらえられるのです。

*

ということでRさんの場合は嫉妬問題も確かにデカいのですが、その自立しすぎ問題を何とかした方がいいんじゃねいかな?と思うんです。

短期間に「婚活がうまくいかねえ」「周りの嫉妬がうぜぇ」という2つの問題が出てきたわけですから、今がそのチャンスってことですね。

生い立ちは聞かずとも“虎の穴育ち”ではないかと思われますし、男たちをなぎ倒しながら生きてきた筋金入りの自立系武闘派女子であられると思いますから、きっと変化は早いです。

そんなRさんがカウンセリングでも受けてやろうじゃねえか?と思い立てば、過去のブログを“すべて”読み漁るという芸当に走るかと思いますので、とりあえずはこちらを熟読していただいくのが良いかもしれません。

★PDF books:自立系武闘派女子 自武女読本【決定版】

少なくともカギを握るのは「女性性」ですし、心の中に封印されてしまっている「かわいい女の子」ではないかと思われます。(これは一般論ですが)

そうすると武装を解いてかわいい花柄のワンピースを着用できるようになったりしますので、だいぶ雰囲気も変わり、そして、女王の道を歩み始めることができるのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

*セミナー動画「女王様マインドとお姫様マインド~本来の自分を目覚めさせ、女の幸せを感じさせてくれる2つのマインド~」

*

◎大阪:10/18(日)11:00-18:00 「あのときの私を癒す1DAYヒーリング ~インナーチャイルド・セラピー & トラウマセラピー~」

◎10/25(日)11:00-14:00|東京/オンライン
ワークショップ「ヴィジョン・クエスト」&「ヴィジョン・コンサル」

★10/2発売!PDF books:自立系武闘派女子 自武女読本【決定版】

★根本のセッション
★カウンセラーを検索する!

◎11/21,22,23 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

【最新刊】
「あなたの心を支配する 呪いを解く」(かんき出版)

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

>問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。


無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」

*


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『(準備中)』

*


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)

(準備中)

*


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

『(準備中)』

★根本のSNS
X(twitter) / Facebook / Instagram

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学。
〇根本の著作一覧
〇根本裕幸のサイン本屋さん
〇セミナーセミナー動画・DVD販売・音声配信サービス販売サイト

あわせて読みたい