セミナー動画:心理学講座「嫉妬はあなたの魅力を教えてくれる素敵なサイン。」



セミナーで「自分は嫉妬深いなあ、と思う人ー?」ってお聞きすると、結構な数の手が挙がるんですけど、皆さんはいかがでしょうか?

嫉妬って・・・とても嫌な感情ですよね。
ムカつくし、苦しいし、悔しいし、自分をちっぽけに感じるし、面白くないし、負けてるように思うし、けっ!て思うし、そもそも嫉妬している自分が惨めで嫌だし。

嫉妬という感情は「自信のなさ」や「自己肯定感の低さ(=自己嫌悪)」が生み出すとても強い感情で、誰もが感じたくないもの。

そして、あなたが情熱的な女性・男性であればあるほど、嫉妬の炎は熱いものです。
だから、嫉妬深いってことは情熱の女・男である証でもあるんですけどね。

さて、嫉妬って、なんかその相手よりも自分が下って感じがしますよね?
そう、比較や競争心なんですけど、やっぱり下って嫌です。

だから、多くの人は素直に嫉妬を認められません。
「え?いや、大丈夫よ。全然!」って強がってしまったり、「おめでとう!ほんと、良かったと思うよ」って口先だけで相手を祝福したり、そして、そんな嘘がバレてないかちょっとハラハラします。

そして、やっぱり嫉妬してる自分にもムカつきます。
この程度のことで嫉妬してることが悔しいんです。

でも、先ほども書きましたが、嫉妬って自分のことを低く見積もっているからこそ、生まれるネガティブな感情なんです。

だから、どうでもいいものに私たちは嫉妬しません。

自分にとって大切なものに対してのみ、嫉妬するんです。
ということは、嫉妬というものは自分が何を大切にしているのかを教えてくれるものでもあるんです。

また、嫉妬って、自分が手に入らないと思っているものについては起こりません。
ほんとうは手に入れられるのに、それを自己否定が強くて手に入らないと思い込んでしまっているからこそ、嫉妬が生まれるのです。

好きな人がいます。
けれど、彼には他に好きな人がいることが分かりました。
その好きな人に、すごく嫉妬を覚えます。

なぜか?

彼のことが大好きで、大切な存在だから。
そして、私が彼のパートナーとして相応しいとほんとうは思っているから。
(けれど、それを100%認められてはいないので嫉妬になる)

彼が私を放っておいて仕事ばかりしていると、仕事に嫉妬します。
「私と仕事とどっちが大切なの?」って無駄な質問をしたくなります。

それは彼のことが大好きで、大切な存在で、独り占めしたいから。
そして、仕事なんかよりも私の方がずっと価値があることを知っているから。
(けれど、それを認められないから嫉妬心が生まれてくる)

同僚が自分よりも先に昇進した。
素直におめでとうと言えない自分がいる。
嫉妬している自分がいる。

なぜか?

仕事を一生懸命やっているから。仕事を大事にしているから。
ほんとうは自分の仕事に自信があるから。
会社に認められるだけの実力があることを本当は知っているから。
(けれど、その実力をちゃんと発揮しているかどうかは分からないけど)

だから、嫉妬心というのはあなたの価値や魅力を教えてくれる大切なサインとして
使えるんです。

そして、その大切なものに気付いたら、ちゃんとそこに素直になりましょう。

自分が彼に相応しいと思っているなんておこがましい?
そんなことないんです。

自分がほんとうは仕事ができると思ってるなんて偉そうじゃない?
いえいえ、そんなことないんです。

その思いは素直に受け取っちゃっていいものです。
逆に、素直に受け取れないと、嫉妬になるんですね。

そうするとあなたの本当の魅力がだんだん見えてくるものです。
ステキですね。

そんな風に「嫉妬という感情について」「嫉妬から見えてくる自分の価値や魅力」「嫉妬とどう付き合っていけばよいか?」などを柱に、皆さまからの質疑応答に答える心理学講座。ぜひ、ご覧ください。


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