10月21日発売の新刊『あなたの心を支配する 呪いを解く』。
その登場人物を、1人ずつご紹介しています。
2人目は、人間関係の呪いを抱える岡田カオリさんです。
*
★カオリさんってこんな人
カオリさんは34歳。小学2年生の娘・ヒマリちゃんのママで、仕事もしています。
同い年の旦那さんから「きちんとしすぎてないか? 息が詰まりそうだよ」と言われるくらい、ちゃんとした人。
勉強は得意だったけれど、人づきあいはずっと苦手分野でした。
ママ友にLINEを送るときは、毎回神経をすり減らして、短い文章でも書くのにすごく時間をかけてしまう。
「お忙しい中こんなこと聞いて申し訳ないのですが……」
「こんなこと聞いて本当にごめんなさい」
自分でも恐縮しすぎだと思うけれど、そのくらいしないと安心できないんです。
それで相手から「そんなに気を遣わなくていいですよ」と返ってくると、今度は「余計な気を遣わせてしまった」とまた申し訳なくなってしまう。
誰かと過ごした日はクタクタで、家に帰っても一人脳内反省会。
頭の中がずっと騒がしいんですよね。
*
★カオリさんにかかっている呪い
カオリさんのご両親は、2人とも学校の先生でした。
世間体を気にするご両親から、こんなふうに教えられて育ちました。
「世間様に恥ずかしくないように」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「なんでも自分一人でできるようになりなさい」
「相手の立場を常に考えなさい」
だから今でも人に頼るのが苦手だし、自分の意見を言うのも苦手。
相手にどう思われるかが気になって、つい相手に合わせてしまうんです。
*
★私たちの悩みのほとんどは、人間関係
カウンセリングをしていると、本当にそう感じます。
「仕事を辞めたい」というご相談でも、お話を伺っていくと「上司とウマが合わない」「職場の居心地が悪い」など、人間関係が主な原因であることがとても多いんです。
躾の厳しい家庭では、子どもは礼儀正しい、きちんとした子に育ちます。
それ自体は悪いことではないのですが、そのぶん、親の言葉が呪いに変わっている可能性も高いんですね。
すると、人付き合いにいつも緊張がつきまとうようになります。
相手に心を開けず、迷惑をかけないように、嫌われないようにと防衛的になってしまう。
そして、その緊張感って、案外相手にも伝わってしまうものなんですよね。
*
★「躾」という名前で、呪いは受け継がれていく
カオリさんの物語は、スーパーでのこんな一コマから始まります。
近所のおばさんに会っても、うつむいてモジモジするだけのヒマリちゃん。
その姿を見たカオリさんは、「ちゃんとした躾ができていないと思われたのでは?」と不安になって、つい娘にお説教をしてしまうんです。
「年上の人を敬うことはとても大切なの。挨拶くらいちゃんとできなきゃ恥ずかしいわよ」
もちろん、カオリさんは娘を不幸にしたいわけではありません。
人間関係をうまく築ける子になってほしい、という親としての愛情からなんです。
でも、自分の呪いを「よかれ」と思って子どもに手渡してしまう。
それを「正しい」と思っていると、自分も子どもも苦しめていることに気づけないんですよね。
こうして呪いは、「躾」という名目のもとで親から子へと引き継がれていくんです。
*
★あなたにも、こんな呪いはありませんか?
人と会った日は、なぜかぐったり疲れてしまう。
メッセージ1本送るのに、何度も読み返してしまう。
気づけば、自分が言われてイヤだった言葉を、子どもや後輩に言っている。
思い当たるところがあったら、カオリさんの物語はきっと身近に感じていただけると思います。
カオリさんとヒマリちゃん、そして旦那さんがこれからどうなっていくのか。
続きは、ぜひ本の中で。
次回は、恋愛・結婚の呪いを抱える黒田ナオさんをご紹介します。
*
『あなたの心を支配する 呪いを解く』(かんき出版)
2026年10月21日(水)発売/1,760円(税込)
Amazon
https://link.amazon/B0arQkc3M
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18822991/
楽天ブックスで予約購入していただくと、特典「あなたの呪い診断チェックリスト」がついてきます(予約受付は10月20日(火)23:59まで)。
目次やプロローグ、「はじめに」の全文は、こちらの本の紹介ページでお読みいただけます。
10月22日(木)夜には、出版記念講演会(神楽坂&オンライン/参加無料)も行います。