夫と関係改善のために試行錯誤して自分の問題を解決しようとしているのに何も変わらない状態です。



もしかすると「隠れた依存心」が変わることを拒んでいるのかもしれません。
子どもの頃から我慢してきた「親に対する思い」を夫に向けて出しちゃっているのであれば、今は子ども時代をやり直してる状態とも言えるのです。
だから、そんな状況を「変える」にはけっこう覚悟が要るんです。

こんにちは!ブログやYouTubeにお世話になっている武闘派女子です!

夫との関係を良くするため、自分の中の問題について解決したい!と思いたって試行錯誤する・・・けど何も変わらない!!ということを何度も繰り返していています。

自分の中の問題というのは
・爆発癖
・被害者意識がある
・完璧主義
・何かと競争(比較)してしまう
ということです。
夫に対してこれらの問題を発揮してしまいます。

私としては、夫ともっとより良く円滑な関係になりたいのですが、ふと気づくと「私ばかり」という意識になり、不満を溜め始め、爆発し、喧嘩になる・・・夫の上から目線な発言に更に激怒して、もっとヒートアップする・・・・・・というのがいつものパターンです。
付き合ってる頃は1度も喧嘩をしたことがなく、穏やかに過ごせる相手だと思っていたのに、結婚して同居し始めてからこうなりました。

自分なりに上にあげた問題の原因となってるものを考えてみたところ、
・小さい頃から母親が難病でいつも「母に心配かけたくない」という気持ちでいた
・母の病気が原因で悲しい思い、悔しい思いをした
・両親に出来のいい兄と何かと比べられた
・母親が兄は自由にさせていたのに、私にだけ少々過干渉だった
こういった経験が関係してるのかな・・・と思いました。

ただここからどう進めばいいのかわからず・・・・・・
お恨み帳をやってみても怒りが増すばかりでうまくいっているような感触がなく・・・
悩んでいます。
(Aさん)

御恨み帳って「依存」の状態だとあんまり効果ないんです。
書いても書いても感情が溢れかえってくるでしょう?

全く効果がないわけじゃないですけれど解決には至らないんです。
だから御恨み帳ってのは基本、自立の状態で使うものなんです。

で、よくうちのブログで登場しますけど「子どもの頃から自立してきたので、抑圧してきた依存心を夫で解消しようとする」という状態なのかな?と推測致します。

お母さんがご病気で我慢したことも多かったでしょうし、心配かけないように、迷惑かけないように早くに自立したでしょう。

つまり「子ども時代にちゃんと子どもができなかったんだよね」という状態かと思います。

その上、兄と比べられて劣等感を植え付けられたとするならば、自立したけど自信は持てないですから、何かと溜め込みがちになるでしょう。
便秘とかになりません?

逆に言えば夫が優しくていい人なんだろうと思います。

だから思い切り甘えられるというか、子ども時代にできなかったことができるというか。

なので「夫に対して感じる感情は元々は親に対して思っていた感情ではないか?」という風に確認してみると「おぉ!確かにそうかもしれない!」という経験がたくさんできると思います。

試しに「夫に対してよく感じる不満」を列挙してみてください。
たぶん、それはそのまま「子ども時代に我慢したこと」に当てはまるはずです。

もちろん付き合っている間はまだ心理的に距離があるからいい関係を築けたんだろうと思います。
結婚して距離がぐーんと縮まって「親」の距離感に「夫」が入ってきたんですね。

とはいえ、意識的にはAさんもそれを望んでやっているわけじゃないので気を揉むところだと思います。

このままだったら旦那との関係が壊れちゃう!という危惧もあるでしょう。

ただ、そうするためにはもう少し腹を括る必要があるようです。

>夫との関係を良くするため、自分の中の問題について解決したい!と思いたって試行錯誤する・・・けど何も変わらない!!ということを何度も繰り返していています。

こういうお話もよく耳にするんですけれど、結局のところ「変わりたくない」というか「変わったら困るじゃん!」というところが本音かと思います。

だって問題を解決して変わっちゃったら夫にもう甘えられないじゃない!というわけ。

もちろん、甘えられなくなるのではなく、甘え方が変わるだけなんですけど、やっぱ「ねえ、あたしの面倒をもっと見てよ!もっとあたしだけを見てよ!もっとあたしに構ってよ!もっとあたしを愛してよ!」という子どもながらのニーズ(依存心)を満たすには、その問題が解決しちゃったら困るんです。

だから「変わっちゃったら都合が悪いから変わらない」という状態なんです。

なのでけっこう難しいんですよねー。

「自立しなさい」と言われてるわけですけど、別に他のことについては自立してるので「ええー!これ以上自立しなきゃいけないの?」という気分にもなるでしょう。

こちらのネタの話にも通じるところがあるので良かったら参考にしてくださいませ。

強力な母の前で子どもに戻ってしまい、その結果「自分はまだまだ子どもだ」という思い込みを持つに至っている問題。

よく「いろいろやったけど何も変わりません。」という話をされる方がいらっしゃるのですが、実はその発想自体が「依存心」なんです。

自立的な人はそういう発想はせず「ここは変わったけど、ここは変わってない。だから、もう一歩進めるにはどうしたらいいか?」という話の仕方をされます。

あるいは「あれことこれとそれをやったけど変化が見られないのは何かやり方が間違っているのではないか?そこんとこ教えていただきたい」という発想をされます。

依存心は「誰かに何とかしてほしい」わけで、「自分で何とかする気はない」ので、「変わらない」んですけど、ただ、もちろんその気持ちを自分で認めるわけにはいかないので「誰かのせい」にするものです。

そういうわけで、子どもの頃から我慢してきたことを夫が親代わりになって引き受けてくれる状況を「変える」のはたいへん抵抗があるものと思われます。

なので、「夫と大人同士の対等な関係にするぞ!」という目標を掲げる必要があるのですが、その点はいかがでしょうか?

※ただけっこうあるあるなんですけど、そうして妻が頑張って自立していくと今度は夫が依存を見せ始めるというケースもありまして、「もうやだー」という妻の声を聴く機会が多いものです。

長年我慢してきた依存心が一度出始めると頭では分かっていてもそこから抜け出すことには抵抗を覚えやすいものなんです。

Aさんはこうして早めに相談してくださいましたが、ほとんどのケースでは「離婚を切り出されました」「夫が女を作りました」「夫が家を出て行きました」みたいな状態になって初めて「やば!なんとかしなきゃ!」と思うもんです。

そうなった奥様にしてもたぶん薄々「このままならヤバいなあ」と思っていたはずですが、変わろうとしてもなかなか変われずにその日を迎えてしまった感じでしょう。

だからここはけっこう難解になっちゃうことが多いんです。

こういうお話を頂くと、その状況に合わせて様々な方向性を見ていくことになります。

1)夫に対する自分軸の確立。夫軸から自分軸へ。
2)仕事面から関係性を改善できないかを検討する。
3)ライフワークをデザインする。
4)セクシャリティを解放して大人女子になる。

この辺がメジャーなところですが、1)はたいてい必須科目になります。

いわゆる「夫に親を投影している状態」と言えますので、「夫」と「親」を切り離して捉えられるように意識づけていきます。

先ほどもチラッとそんな話をしましたが、「この感情は夫に対するものなのか?親に対するものなのか?」という点をよく見極めていくのです。

「夫は夫、親は親、あたしはあたし」という風にそれぞれに線引きをしていくイメージです。

そして、「自分のご機嫌は自分で取る」という風に自分の感情を夫に処理させるのではなく、自分で処理していくようにします。

ここはけっこうな覚悟が要るかもしれないので素直にカウンセリングを利用された方が早いかもしれません。

そうすると子ども時代に我慢していた感情(=夫に向かっている感情)を安全な方法で解放していくことも可能になるでしょう。

個人セッションも有効ですし、リトリートとか1DAYセミナーで思いっきり扱うのも手です。

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そうして「自分軸」を確立していくことにまずは取り組みたいところです。

例えば、Aさんと似たような状況になっちまってる奥様に仕事を勧めることを提案することも多いです。

専業主婦ならパートを、パートならばもっと時間を増やすことを考えてもらいます。

今、フルタイムでバリバリ働いているなら「仕事における次のステップはなんですか?」という風に質問するでしょう。

そうして仕事の「質」や「量」を確保することで夫に対する自分軸を確立しやすくなっていきます。

夫婦関係で痛手を負っていても「仕事してる間は忘れられる」という場合もありますので、そういう意味でも効果があります。

また、最後2つは私のサービスの基軸になる話ですので、あらゆるところで出てきますよね。

パートナーシップも含めた「Aさんらしい幸せな生き方とは何か?」を模索していくわけです。

この辺は手っ取り早くカウンセリングを受けてもらった方がいいんですが、「あなたの価値、魅力はコレで、こういう才能があるし、こういうことはたぶん向いてないと思うから、こっち方面に進むと良いよね」なんて感じで、ライフワークを見ていきます。

例えば「子どもの頃からだいぶ親を助けて来たみたいねー。他でも助けるってことをやってきてるのかな?じゃあ、それは案外才能だと思うから仕事にしてみてもいいかもねー」とか。

例えば「そういう環境で育ってきたなら結構辛いことが多かったと思うんよね。何が救い、何が慰みだったの?案外、そこに宝が眠っているかもよ」とか。

例えば「爆発癖があるってことはそれだけ情熱の女ってことよね?その情熱がくすぶってるんじゃない?思い切り自分を解放できるシーンって何だろうね?」とか。

けっこうみんな自分のことを知らないものなので(自分のことが一番分からないよね)、こうした視点でライフワークを考えていくと未来が急に明るくなったりもするものです。

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さらに、その情熱でもって自立して生きて来られたので「女性性ってどうなってる?抑圧しちゃってない?」とか「セクシャリティが豊かだけどだいぶ燃費が悪くなってるよね?」なんて風に、そのエネルギーの使い方を工夫していくのも一つの手なんですよね。

特に夫の前で無意識に「子ども」になってしまってるならばセクシャリティもまた封印されがちですから、とても重要なテーマになるかもしれません。

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

もちろん、このプロセスにおいては親との関係を見つめ直したり(癒着がある?)、兄に対する劣等感を払拭する(競争を手放す)と言ったテーマも絡んできますが、それはあくまで1)~4)などの方向性を見た上で検討していくものです。

文章からはあまり読み取れないのですが、もしかすると「夫に兄を投影して勝手に劣等感を覚えちまってる」みたいなことも起きてるかもしれません。

そうすると夫くんは妻から「親」と「兄」を投影されてけっこう大変なことになってますよね。笑

また、思春期ごろの様子によっては「自分を隠す癖、自分と小さく扱う癖がついてませんか?だから被害者意識が強くなったり、爆発しちゃったりしやすいんじゃないですか?」みたいな見立てもできるかもしれません。

ということでその辺の詳しい話はまた後日ということで、今日の話を参考に「これからどうしていこうか?」を具体的に考えていただければと思います。

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