母親とのことを解決すれば自分は変われると思っていたのだけど・・・。



母親(に限りませんが)が問題なのではなく、自分が母親に対して感じていることが問題になるので、母親が謝罪等をしてくれたとしても心がすっきり晴れ、自分が変われるわけではありません。
そこからは改めて自分で自分の心の整理をしていくことが必要なのです。

こんにちは。いつもお世話になってます。
急な現実の変化があり、自分でも驚いたことがありました。
それは、ずっと私に厳しかった母が謝罪と感謝をしてくれたことです。

とあることがきっかけで、母から愚痴の長文LINEが届きました。嫌な気持ちになりながらも母の話を聞いて丁寧に返信していました。
しかし、話の流れから自分が過去ずっと母からの言動に苦しんでいたこと、辛かったこと、傷ついてきたことなどを自然に伝えることができました。

今までは言っても聞いてくれない、バカにしたり、笑ったりで全然私のことを理解するとか受け止めるとかができない人だったので「どうせ言っても絶対に聞いてくれない、バカにされる」と感じていて言えなかったのですが、
半月前にふと「嫌われてもいいから年末実家に帰って今までの自分の気持ちを母に伝えよう、伝えてもわかってくれなかったらもう二度と関わらないようにしよう」と思いました。

そして半月後に何故か自然と母に自分の気持ちを伝えられる流れが訪れ、実現することができました。
自分が変わることで現実は変わるのだと実感できました。

しかしお互いの本音を伝え合うことができ、謝罪ももらい、私の存在が救いだったと感謝の言葉ももらいましたが、まだ自分の中の傷は深く、正直苦しいです。

過去の呪縛を抜けて、自分の人生を歩みたいという気持ちはありますし、恋愛や結婚もしたいのですが、未だ自分に自信がなく、「愛し愛される現実」というのが腑に落ちません。
そんなもの自分に訪れるのかという気持ちで、今は燃え尽き症候群的な心境です。

幼少の頃から悩んでいた母のことをやっと数十年かけて一応のけじめをつけられたことには良かったと感じます。
しかし母のことと自分の人生や恋愛、結婚はまた別のことなのだと今更になって気づかされ、今まで母のことを気にしながら頑張ってきて、やっと終わったと思ったのに、また頑張らないといけないのか…といった心境になってしまいました。

一番気に病んでいた母のことが解決すれば自分は救われると無意識に思っていて、母の人生と自分の人生が混同したまま生きてきたので、いざ母と自分を切り離すことができたと思ったらこのざまです。

素敵な人と恋愛して結婚したい気持ちはあっても素敵な人から愛される自信もないし、相手を愛せる自信もない、私は今まで何のために頑張ってきたんだろうという気持ちになった時はどうすればいいでしょうか?
(Aさん)

素晴らしいチャレンジをされたと思いますー。そして、お母さんと和解できたことってほんと奇跡的なことで、そんなミラクルを起こされた自分自身にまずはシャンパンと赤飯を振舞っていただきたいところです!マジで!

で、少し前にこんな記事を書きました。

「外側のモノで自分を満たそうと思っても全然満たされない理由~自己充足の重要性とそのヒント~」

外側のモノで自分を満たそうと思っても全然満たされない理由~自己充足の重要性とそのヒント~

ここでも母親からの謝罪をもらったんだけど何も変わんねーという話を扱ったんですけど、しかも、同じAさんなんですけど(もちろん違う方ですよ!みなさん!)。

まあ、ある意味Aさんは「二階に登って梯子を外されたようなもん」なのかもしれませんなあ。(この時点でこの意味が分かった人はすごい!賢い!オタク!)

ライトな話とディープな話がありまして、いかようにもできるんですけどどうしましょうか。

Aさん、文章がとてもうまいのでめちゃくちゃ引用したい箇所(ツッコミを入れたい箇所)が多くて困ります。笑

>しかしお互いの本音を伝え合うことができ、謝罪ももらい、私の存在が救いだったと感謝の言葉ももらいましたが、まだ自分の中の傷は深く、正直苦しいです。

まず、これができたこと、長年のわだかまりを解消するきっかけを得たこと、ここに祝杯の価値があるわけです。
めちゃくちゃすごいことをしたんでっせ!!ということです。

分かります??

案外、快挙を成し遂げた人ってその自覚がなく、むしろ、ポカーンとしてることが多いものですねー。

ただそのお母さんの言葉ひとつで過去がすべて吹っ切れるなんてことはなく、あくまで、その「きっかけ」を得たに過ぎないのですね。

それはとてもインパクトのあるできごとですから、Aさんがそれをちゃんと受け止めるには相当の時間がかかりますし、また、あとから様々な葛藤も出てくるでしょう。

だから、このできごとが自分の心の中に浸透していき、お母さんの「Aの存在が救いだった」という言葉のほんとうの意味(=愛)が受け取れるようになるのを待ちましょう。

これは「種を撒いたから水をあげつつ芽が出るのを待ちましょう」というほどの意味です。

>しかし母のことと自分の人生や恋愛、結婚はまた別のことなのだと今更になって気づかされ、今まで母のことを気にしながら頑張ってきて、やっと終わったと思ったのに、また頑張らないといけないのか…といった心境になってしまいました。

「母のことと自分の人生は別のこと」という気づきを私は「悟り級の快挙!」として絶賛賞賛することとしております。

今までも多くのクライアントさんが母親との葛藤を抱え、それを解消すべく刃物片手に実家に乗り込んだ結果、母から思いもよらぬ謝罪を得て、長年のわだかまりがすーっと消えていった、という経験をされています。

※人によっては刃物ではなく、愛用のリボルバーとか、ダイナマイトを抱えて突撃しているようですねっ!さすが武闘派!みんな元気だっ!笑

しかし、そこで母親との葛藤が解消、もしくは、大幅削減されたときに、「あれ?母親に執着していたのは私の方で、母はそんなにも私に執着してなかったの?」という現実に気づいて愕然としたり、「母親がそんな物わかりのいい人だとは思わなかった!なんかめっちゃ誤解してた!ごめん!」と罪悪感すら覚えちまったり、「こんなことなら早く突撃しとけば婚期を逃さずに済んだのに!」と唖然としたりしています。

そして、その結果「あたしの問題は母親との葛藤だと思っていたのに、それが解決しても何も変わらないってことは、もしかして、母親は関係なく、私の問題だったの?」と気づき、「おいおい、根本さんがいつもカウンセリングで言ってることとちゃうやないか!」と今度は根本さんのところに刃物片手に殴り込みをかけたくなるかもしれません。

そう、母親との葛藤というのは母親が問題じゃなくて、葛藤を抱えている自分自身の問題なんですよ。(しれっと)

だから、根本さんに突撃の相談をすると「どっちでもええべ。好きにしたらええべ。」とお腹を掻きながら言われるわけですね。

そもそも、もし、その問題がお母さんのものだとしたら、お母さんが亡くなってる人などは解決しようがなくなっちゃうじゃないですか。

だから、こうした問題の本質ってのは相手がどうのこうのではなく、自分がその相手に対してどうのこうの思っている感情の問題なんですね。

そういうわけで、突撃してわだかまりを解消してもいいし、御恨み帳を書きなぐって解消してもいいし、ライフワークを生きることで解消してもいいし、パートナーをサンドバッグ代わりにして解消してもいいんです。(最後のはあんまりよくないぞ!ほんまに!)

まとめるならば「母親はきっかけにしか過ぎず、その母親に対して抱えている葛藤が多方面に投影されて自分の問題として現在起きている」ということです。

だいぶディープなのでちょっと難しいかもしれませんが。

お母さんとの葛藤ってその多くが過去のモノで、大人になればそれなりに交わせることが多いと思います。

しかし、その積みあがったお母さんとの葛藤の思いはお母さんとの関係だけに影響するのではなく、そこから様々な方向に波及していきます。

パートナーシップもそうだし、仕事やライフワーク、様々な人間関係にも母親との葛藤が姿を見せてきます。(つまり、投影されます。)

恋愛で躓いたときにそこに母の影を、仕事の人間関係で悩んだところに母との関係を見るわけです。

だから、ラスボスは母親!という話になるんですけれど、ポイントは母親自身ではなく、母親に対して葛藤を抱き続けている自分なんですね。

だから、母親が謝罪してくれ、感謝を述べてくれたとしても、葛藤を抱えているのは自分自身ですから、そこで「え?え?あたし、どうしたらいいの?」って気づかされるんです。

しかも、お母さんは謝罪によってさっさと舞台から降りてしまったわけで、その葛藤を抱えたままの私はまさに「二階に登って梯子を外された状態」になっちまうわけですね。

つまり、母親が謝罪してくれようがそうでなかろうが、その葛藤は自分自身のものなので、自分で処理しなきゃいけないってことなのです。

これを受け入れることは多くの方にとっては抵抗があるもので、やっぱり「自分が悪いんじゃない。母親が悪い。」と思い込みたいじゃないですか。

そうやって母親のせいにしておけば自分は何もしなくて済むわけですから楽ですし。

それが「母親自身が問題なんちゃう!あたしや!あたしの問題なんや!」と気づかされたとしたら、そりゃあ、ショックだし、燃え尽きるし、無気力にもなろうってもんですね。

でも、見方を変えればようやく自分自身と思う存分向き合えるということになります。

とりあえずAさんにとってはお母さんとのことをちゃんと整理しておくことをまずはおススメしたいですね。

・今現在のお母さんへの気持ちをノートに書きなぐってみる。
・お母さんへの感謝の手紙を書く。これは3~5回くらい。
・その中の1通を実際にお母さんに渡す。
・お母さんからの謝罪を受けて自分の中に起きた変化を見つめる。(ノートに書いておく)

この辺を最低限やってみるといいと思います。

この試みは

>「愛し愛される現実」というのが腑に落ちません。

という感覚を変えるのにとても役立つはずですね。お母さんのことを愛し、お母さんから愛された自分がいるわけですから。

先々のことを考えるにしてもお母さんとのことを整理しておくこと(クロージング)ってすごく大事ですから。

そして、何よりも今回のできごとが自分に与えた「恩恵」を受け取ることはすごく大事です。

お母さんとのことに限らず、恋愛にしてもネガティブな面ばかりに注目してしまう癖ってありませんか?

だからこそ、この件に関して「恩恵」に注目することは大事なのです。
そんなチャレンジをした自分に祝杯を挙げると同等に重要で、ちゃんとそこから起きた日常の変化、心の内の良い変化に目を向けることです。

じゃないと常に自分の意識をネガティブな方に持って行く癖から抜け出せません。

そもそもお母さんのせいにすることで逃げていた自分自身の問題に直面するわけですから、そりゃあ、茫然自失するのも無理はありません。

「ここからがようやくスタートです!」とか言われたら絶望的な気分になりません?

だからこそ、「恩恵」が大事なのです。

ゼロからのスタートではなく、お母さんのことはひとつの通過点であり、それまでの自分の頑張りは決して無駄にならないことを知るためにも、ちゃんとそのチャレンジの報酬を受け取ることなのです。

それを自信にし、自分の価値として受け止め、自己肯定感をバンバンあげていきます。

だから、新たな頑張りを始めるというよりも、お母さんと向き合ったことで成長した自分で新たなステージに入ったと思った方が良いでしょう。

改めて自分の女としての自分の価値を見ていくことが大事ですし、どんなパートナーとどんなパートナーシップを築いていきたいかを明確化することも役立ちますし、また、実際にどう出会いを作っていくかを画策することもできます。

ただ、いきなりそっちに行こうとするとたいがいコケるので、まずはお母さんとの関係をきちんとクロージングさせて、一息入れる方が大事だと思います。

それくらい偉大なことにチャレンジしたわけですから、相当な恩恵があるはずですしねー。

もしかしたら、今までのパートナーシップへの取り組みも今やってみたら結構変化があるかもしれません。

そうしていろいろな場面でこのチャレンジの恩恵を感じられることもあると思いますので、まずはそこにフォーカスしていきましょう。

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