やりたいことをやるのは逃げなのでしょうか?


考え方というのはたくさんあって、答えもたくさんあるので、自分に合うもの合わないものもあると思います。
それを好き/嫌いで選んでもいいんじゃないのかな?と私は思っています。

ライフワークを生きることを大切にされる根本先生のご意見を聞きたいです。

今の仕事が自分に合っていないと感じており辛く、もっと自分の適性を生かして人も自分も幸せにする生き方をしたい、こんなことをやりたい、という思いを他人に相談しました。
その人の答えは、「私たちはこの世に課題を持って生まれてきているから、その課題をクリアするにはしんどい思いをしないといけない。楽な生き方をしてもいいがそれは逃げであり課題の先延ばしになる」と言われました。

この考えの賛否は人によって違うと思いますが、それはともかくとして、ライフワークを生きるということは、好きなことをして自分も人も幸せになる生き方を選ぶということだと思うのです。(違ったらすみません)
これは逃げにはならないのでしょうか?
やりたいことをしたら逃げになるのなら、何をやっていいのかわからなくなってしまいました。今目の前が真っ暗です。
(Eさん)

ただいまライフワークについての本を絶賛執筆中の根本でございます。
昨日、パンドラの箱を開けた如く「あー、このことも書かなきゃー!」と大量にネタが噴出してきて、ページ構成の見直しを迫られております。

さて、人にはいろんな意見があって、価値観があって、それぞれが「良い」「正しい」と思うことを好き勝手言うてます。
もちろん、私もそうです。

その方の言う「やりたいことをやるのは逃げだ」という考え方もまた正しいと思います。
ただ私の考えとは異なるだけです。

この2行、ものすごく重要なことを書いているのですが、お気付きでしょうか?

「正しい/間違ってる」ではなく「同じ/違う」ということです。

昔、心理学を学び始めた頃「苦行僧」と呼ばれる人たちがいました。
本人たちは幸せを目指そうとしているはずなのですが、いつも困難な道ばかりを選んでいました。

現代の自立系武闘派女子の一派にも見られる傾向ですね(笑)

意識してるか、無意識なのかは別として

「しんどい方を選んだ方が成長できる。苦しい状況の中で希望を見出すことで強くなれる。より大きな問題を乗り越えた方がより達成感がある」

のような思いを持っているのです。

そして、その思いは確かに間違いではなく、そういう風にして成功してきた方々もいます。
今も時代にもその考え方を持っている方もいらっしゃるでしょう。

そして、その考え方が「好き」ならば、全然問題ないと思います。

実は私もそういう考え方を持っていた時期がありました。
自分はちっぽけな人間だから、自分を追い込んで苦しい状況を乗り越えてこそ、価値がある、と思っていたのです。

でも、そういうやり方、本来がナマケモノであり、ワガママであり、キブンヤである私にとっては合わなかったんですよね。

修行を続ける人たちのことをカッコイイ!と憧れたりしましたが、私には合わなかったんです。

そして、時代はどんどん変わって来て、「そんなに苦行せんでも、楽に簡単に幸せになれるで」という世界になりました。
我慢して、歯を食いしばって頑張って、何とか山に登らなくても、ヘリコプターで一足飛びに頂上に行ける時代になったのです。

本来ナマケモノである私はもちろんヘリコプター派。

もちろん、どっちが正しいか?どっちが良いことか?ではなく、どっちが好きか?どっちが自分らしいか?ということですね。

山登りの楽しみを知っている方は、断然、それを勧めるでしょう。
そこには善意しかありませんよね。

Eさんが相談した方も、それが本人が正しいと思っている考え方で、かつ、善意でおっしゃってくれたのだろうと思います。

それをEさんはどう捉えるか?選択権はEさんにあるのです。

さて、ここからは揚げ足を取りまくることにしたいと思いまーす。

>ライフワークを生きるということは、好きなことをして自分も人も幸せになる生き方を選ぶということだと思うのです。

もし、Eさんがそう考えていらっしゃるのであれば、それでOKです。
その考え方は心地よいですか?
自分に合ってますか?
ぶっちゃけ、その考え、好きですか?

ライフワークというのも定義みたいなものもあるかもしれませんが、その解釈は自由です。

ちなみに私はEさんの考えと同じですね~。

>(違ったらすみません)

ここ、試験に出るポイントですよ~。

正しい答えを探そうとしちゃいますよね。
間違っちゃいけないと思いますよね。

でも、そういう考え方や価値観に間違ってるも、正しいもないんです。
Aさんにとって正しい考え方がBさんにとっては間違ってるってことはザラにあります。

具体的に言えば、目玉焼きに醤油をかけて食べるAさんのやり方に、ソース派のBさん、ケチャップ派のCさん、そして、塩コショウ派のDさんは、反感を覚えるでしょう。

でも、どれが正しいか?なんて誰も決められないですよね。
どれが好きか?ってことですよね??

ちなみに私は醤油派で、時々塩コショウに浮気するタイプなのですが、Eさんは??皆さんは??

自分の考え方や価値観は「誰かから仕入れる」ということがあっても、それを自分のものにするかどうかは「自分の選択」ですよね。
だから、間違ってるも何もないんです。

これ、ものすごく重要です。

私が良く「好きにしたらええやん」とか「どっちでもええよー」という文字を辞書登録しているがごとく使いまくるのは、選択権はその人にあるからであり、正解なんてないと思っているからです。(はい、これもまた私の考え方ですよ。)

※ちなみに、いつも答えを探してしまったり、間違いではないか?と不安になったりすることを「正解主義」と呼んだりします。

>これは逃げにはならないのでしょうか?

一つ目として「逃げたらあかんの?」ということです。
逃げたっていいんじゃない??
むしろ、逃げるときは全速力でね!って私は言います。

「逃げてはいけない」という価値観に縛られると、逃げることがいけないような気がします。

特に日本人は突撃・特攻精神が強いと言われてまして、特に「逃げ」については批判されることが多いのですが、「勇気ある撤退」という言葉を使うまでもなく、自分の身を守るために逃げることは、ヨーロッパでは美徳とされてます。

二つ目として「Eさんはどう思う?」ということです。
逃げだと思えば、逃げだし、逃げじゃないと思えば逃げじゃないんですけど、どう思います?

答えは一つじゃありませんから、自分はどう思うか?というのが大事ですね。

>やりたいことをしたら逃げになるのなら、何をやっていいのかわからなくなってしまいました。

Eさん、人の意見に振り回されやすいでしょう?
それとも、その相談した人が信頼している人だからこんなに迷うのかな?

「やりたいことをしたら逃げになる、という考え方を採用しますか?しませんか?」という選択肢はEさんにあります。

尊敬する人が○○と言ったから、それを信じなくてもいいんです。

そもそも「彼のことは手放した方がいいと思うけどねえ」という偉大なるベストセラー作家である根本先生の有り難い御託宣をあっさり無視して幸せになった奴もたくさんいます。
あ、それは根本先生が意外と尊敬されていないということですね?はい。了解しました(涙)

さて、Eさんはどんな考え方を選びたいですか?

自分を信じられないと、人の意見に左右されます。
そういうことは私もよくありました。

でも、信じる・信じないというのとは別にして、好きか嫌いか、快適か不快かなどは分かると思うんですよ。

で、その上で、さあ、どっちを選ぶ?ってことになります。

>今の仕事が自分に合っていないと感じており辛く、もっと自分の適性を生かして人も自分も幸せにする生き方をしたい、こんなことをやりたい、という思いを他人に相談しました。

で、どうします?
実は一番大切なのはこの一文だと私は思っていまして。
何が正しいのか?って話よりも、「Eさんはどうしたいの?」という毎度おなじみの質問をしたいのですな。

そういう生き方をしたいのであればしてみたらいいと思います。
その方が後悔しないで済むでしょう?

誰かの意見を納得してもいないのに乗っかってしまうと、その人の人生を生きることになり、自分の人生を生きることにならないと思います。

合う、合わない。
好き、好きじゃない。

これにもっと素直になってみるってのはいかがでしょうか?

したいようにするのが一番だと思うんですけどね~

ちなみに、その思いを僕じゃなくて他人に相談したのはやっぱり根本先生が尊敬されてないからですか?(涙)

※(解説)最後の一文は先ほどの流れをフリとしたオチでございますので笑うところであって「私は根本先生をめっちゃ尊敬してますよー!」的メッセージを送るところではありませんので宜しくお願いします。送ってくれてもいいけど。

ちなみにライフワークに関するセミナーはこちらです。

大阪:5/20(日)13:00-17:00
ワークショップ「好きなことをして自由な人生を生きる2~ライフワークを生きることを自分に許可する~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23021

東京:4/28(土)13:00-17:00
大阪:6/24(日)13:00-17:00
ワークショップ「好きなことをして自由な人生を生きる3~ライフワークを見つける~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23467


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