(8/13)子どもが親を育てる

皆さんもお盆休みはどこかへ出かけられる予定なんでしょうか?
僕のお客さまの何人かも「海外へ」「沖縄へ」「北海道へ」と出かけていらっしゃるようです。
羨ましい・・・(笑)

気分転換や、心に休息を与えるには、自分にとって「好きなこと」「気持ちいいこと」をするのが一番なんですよね。
家でぼーっとするのは肉体的な休息にはなるものの、考え事をしてしまうと心は休まらないことが多いんです。

もちろん、部屋で好きな音楽を聴いたり、好きな香りを利いたり、普段読めない本をじっくり読みふけったりするのも休息になります。

12日は面談カウンセリングを休みにしていました。
昼間奥さんが美容院&買い物に出かけてましたので、深希と久々に過ごしました。
本を読んだり、ネタを作ったりしようかと思ったんですが、乳児はそうは許してくれません(笑)
まあ、予想通りの展開でしたけど・・・。

しかし、それにしても乳児というのは天然物の癒し系グッズですよねー。
膝に抱っこして遊んだり、一緒に寝たりするだけで、不思議と目に見えない疲れが抜けていくようです。
寝顔を見るだけで、平和でホッとした気持ちにさせてくれますし、その変な行動に付き合ってると笑えてきます。
子育ては想像以上に大変なこともあるんですが、その一方で、それに釣り合う何かを与えてくれるんですよね。
だから、しんどくても頑張れるんじゃないかなーと思います。

とはいえ、ずーっと毎日子育てするのは本当に大変だな・・・と思います。
愛情がないとできない・・・とはよく聞く言葉ですが、親としての自覚や責任も本当に必要なものなんだと思わされます。

ただ、そういうのも子育てをしていく上で親が成長していく部分なんですよね。
親は子どもを育てますが、子どもも「親」を育てるんだな、と実感。
妻も子どもを産んで、育てているこの5ヶ月ちょっとの間に、本当に変わりました。
強くなるのはもちろんですが、責任感やタフさも本当に成長しました。
以前よりも尊敬できる部分や「すごいなあ」と感心する点はめちゃくちゃ増えたと思います。

そういう意味では、子育てに参加せずに相変わらずの生活を夫がしているとしたら、夫婦の溝はそれだけで深まってしまうし、関係性も悪い方向にどんどん変化していくんだろう・・・と思います。
父親の自覚ってなかなかもてないものですけど、そこはきちっと見極めたいところです。

(8/11)娼婦マインド

妻が心霊現象を体験された方のお話を聞きたがっております。
話してやってもいいぞ!という方は教えて下さいませ。。。
あ、僕には詳しくお話してくださらなくてもOKです(笑)

昔から怖がりなんです、僕。

僕が生まれた祖父母の家は山村のような感じのところで、夜は本当にしーんと静かなんですね。
隣の家までは茶畑を挟んで50mくらいは離れてます。
祖父母の家は神道系の教会をやっていたので神社のような雰囲気もあります。
(これだけ見れば、よしもとばななさんの小説に出てきそうな感じですね(笑))

それで夏休みに祖父母の家に泊まりに行くと、夜中に竹や木々が風でこすれる音が聞こえてきて、ビクッとなったり、真っ暗闇がすごく怖かったりしました。

今となれば、自然が豊かでマイナスイオンもいっぱいだし、気持ち良さそうな感じなんですけどね。
幼心にとっても怖かったので、今でも山の中のひなびた温泉とかは抵抗があります・・・。

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少し難しいお話かもしれませんが、恋愛での事例を一つご紹介します。

周りからも「別れたらいいのに」って言われていたり、自分でも「この人と付き合っていても将来はないかも」と思うのに、なかなか別れを決意できないばかりか、執着が強まってしまうケースがありますね。
もちろん、好きって気持ちもあり、相手にも魅力を感じるのですが、一方で、つれなくされたり、都合のいい女に扱われたり、飴と鞭をうまく使われたりして、泥沼化してることもあります。

こういうパターンを持つ方は、とても情熱的だったり、慈愛深かったり、女性性が非常に強いのも特徴ですね。
また、そんな男性も超自立タイプで感情を表現しないか、あるいは全く逆に、ヒモのようなタイプで、すぐ感情的になるか、どちらかに偏るようです。

こういう男性は心に強い痛みを持っているんですよね。
それを隠そうとして超自立するか、開き直って依存的になるかなんですが、そうした心の痛みを、この情熱的な女性達は見過ごすことができないようです。
(それが才能でもあるので宿命的なものを感じます)

以前、心理学講座でも少し触れたことがありますが、そういう男性に対しては「助けてあげたい」という気持ちがすごく強くなってしまうようです。

でも、彼も手強く、なかなか助けられない相手です。
だから、情熱の女は燃えますが、その一方で、心の中に無力感をいっぱい溜め込んでしまうようになります。
それでも情熱的な分だけ、何度も何度も彼を助けようとするんです。
拒絶されて酷く傷ついて、それでも彼に手を差し伸べるような感じです。

ところが、彼女自身は拒絶された痛みから「愛されてないんじゃないか?」という不安が強くなり、犠牲的になったり、依存的になったり、あるいは、おかあちゃんになって徹底的に面倒を見たりします。
そうすると助けたい気持ちが麻痺してしまって「私、何してるんだろう?」と疑心暗鬼になり、ずぶずぶと底なし沼に入り込んでいくような感覚を抱くこともあるでしょう。

そうすると、これが本能的なものなのか、母性と言われるものなのか、魔女性なのかは分かりませんが、必ず性の問題を抱えるようになります。

例えばセックスレスになり、性的な欲求不満を強く持つ一方で、潔癖さなどが壁になり、表向き性を抑圧してしまいます。⇒この場合は「修道女」のようになります。
あるいは、性の奴隷のように彼の要求をすべて受け入れて、心身を傷つけてしまいます。⇒この場合は「娼婦」のようになります。

どちらもパターンは同じで、女としての自信はぼろぼろになり、女の部分が枯れてしまうことも少なくありませんが、これを『娼婦マインド』と呼びます。
仮に修道女のように見えたとしても「内に娼婦マインドを持っている」わけです。

それは、助けたいけど助けられない無力感から結果的に自分を投げ打って彼を満たしてあげよう、助けようとしてしまう姿が、まるで自分の体を犠牲にして男性を満たす娼婦のようになってしまうからです。

自分の魅力的な部分は「諸刃の剣」になるんだなあ・・・とカウンセリングをしていて実感しているのですが、強い女性性を持つ方は時に、こうした心の状態をも作り出すようです。

これを癒していくアプローチは、一つは自分の女性性の美しさを受け入れること、許すこと。
もう一つはその魔女性を受け入れること、許すこと。

え?魔女になっちゃっていいの?なんて気持ちになるかもしれませんが、魔女性を強く持つ分だけ、女神様のような慈愛深さも同等に持つのが心のバランスなんですね。

これらが彼へのより深い愛情とコミットメントを創ってくれます。

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なぜ、こんな話を今日したのかなー?というと・・・、うちの奥さんもこのパターンを持つからです。
うちの奥さんだけでなく、身近な友人にも多いですね・・・類友ですかね。
そんな奥さんを持つ僕といえば、ヒモのような時代もあり、超自立な時代もありました・・・。

(8/10)買い道楽?

休日な月曜日は家族で箕面のカルフールに行ってまいりました。
6月に一度行ったんですが、その時は天気があまりよくなかったし、深希も3ヶ月になったばかりでしたので、色々気を使いながらだったんです。
でも、そんな乳児ももう5ヶ月。
そして、天気は快晴。

自宅を出るときもカラッとした感じで過ごしやすかったんですけど、箕面はさらに涼しげでした。
(箕面は大阪でも北のほうで、かなり山に近い。自宅と箕面では気温が2,3度違うって箕面在住の友人が言ってました)

自然が近くに感じられて、それだけでかなりリフレッシュさせていただきました。
風もきもちいいし、人工だけど川のせせらぎもきもちいいし、広々とした空間も開放的だし、そのあおりで財布の紐も解放的になってしまいました。
ベビーカーがどこでもスムーズに通れる・・・というのは、それだけで素晴らしく感じてしまいます。
久々に家族で出かけましたしねー。

身長が70cmになった乳児の服をいくつかゲットし、
乳児が寝ている隙にカフェで食事をし、
そして、海外仕込みのスーパーマーケットでことごとく誘惑に負けました。

生ハム、スパークリングワイン、ナチュラルミネラルウォーター(炭酸入り)、ローストチキン、チーズ、ピザ、アイスクリーム等々。
振り返れば、イタリア人ですか?という感じですね(笑)

この1週間、僕も妻も乳児も江坂から一歩も出てなかったので、よいウサ晴らしができました。

しかし、カルフールが近所になくて良かったなー。
あったら太るし、散財するし、大変だぞ。

(8/9)ん?なんだこの感情?というとき。

以前から、もろみ酢や黒酢などを健康食品として常用しています。
(とはいえ、怠け者の僕はよく飲み忘れるんですけど)
疲れを取るためってのと、今は夏バテ防止のためなんですが、その効用で、最近、食欲がとても旺盛なんですよね。

毎日、お肉が食べたいです。

健康的なんですけど、運動不足なんで、その欲求はちょっと満たしてあげられないなあ・・・。

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ちょっと、リクエストシリーズ。

「なんかすっきりしたんだけど、よく分からない。何が起こってるの?」
「今まで感じたこと無いような気持ちが湧き出てきてて大変。私どうしたの?」
なんて声をよくお聴きします。
何回か面談を受けてくださってるお客さまから、そんな声やメールが届くんです、最近。
そんな流れが来ているようですね。

心の中を深く潜っていくと、ダイビングで海の中に潜っていくのと同じように、少しずつ太陽の光(意識できること)が薄くなっていきますね。
目に見えること、頭で意識できることだけでなく、心には光の届かない世界もたくさんあるんです。
そこにトラウマが隠れている場合もありますし、そのトラウマの更に下に才能のような宝物が眠っていることも少なくありません。

過去の性的なトラウマに触れ、抵抗を感じながらも向き合い、その痛みを手放していったら、「最近、なんだか、エッチな私になっちゃって大変です。でも、すごく嬉しいです」という気持ちになったりします。
お母さんに愛されてないと思ってた自分を癒したら、「見るもの、触れるもの、感じるもの全てがいとおしくなってしまいました!」という状態になったりします。

一方で、自分では感じたこともないような嫌な感情が出てきてしまうこともあります。
心の中に溜め込んでいた膿が出てきちゃうような感じですね。
好転反応といって、よくなる前に起こる現象なんですけど、そうは頭で分かっていても、いや~な感じがするものです。
「あたしってこんなにどろどろしてたんや・・・」なんて気付きと共に、強い嫌悪感に襲われることもあります。
そういうときは、その気持ちをただ流してあげるようにするのが一番です。
しばらく苦しいですが、やがては流れていき、その後は素敵な気持ちに巡り合えますから。

自分でも分からない感情が出てきたときには、無理になんとかしようと思わないことが一番ですね。
流れに身を任せるというか、一人で扱わないというか、誰かを頼るというか、特に自立的な生き方をされてる方は要注意です。
気合を入れて、頑張らないように、頑張って下さい(笑)

(8/8)もぞもぞ動く睡眠薬

5ヶ月になった我が家の乳児はよく暴れます。
時々奇声を上げたり、お腹の底から声を絞り出して泣いたりするようになりました。

夜になれば眠たいくせに、眠るのが嫌で、手足をバタつかせながら抵抗するんですが、やはりそこは乳児。
暴れて泣いて余計に疲れて、抱っこされて安心して、あっさりご就寝することが多いんです。

見ているととても面白いです。

が、油断していると、その睡魔にこちらも引きずり込まれてしまいます。
今日もなかなか寝ない乳児を夫婦揃って寝かしつけていると、いつの間にやら僕も寝てしまっていました。
妻曰く『もぞもぞ動く睡眠薬』。

お陰で『エンタの神様』を見逃し、アジアカップ連覇も見逃してしまいました。

しかし・・・寝起きはとても気分爽快でした・・・。
疲れまでも見事に取り去ってくれるようで・・・。

(8/6)言葉の変遷

電話カウンセリングのご予約、いつもありがとうございます。
あまり待機時間が多くない状況で、毎週毎週ご予約のお電話を頂けて頭が下がります。
面談カウンセリングの方も気が付けば8月分がほとんど埋まっている状況で、本当にありがたいことです。
スケジュールを更新しながらさっき気付きました・・・。

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台風一過は非常に蒸し暑い一日でした。
部屋の湿音計によれば、湿度は65%を示してます。
正しいかどうかは別にして、経験上55%以下が快適なんで、今は異常に湿気てるんです。
先ほどからエアコンがフル回転してますが、ちっとも涼しくなりません・・・。

そんな中ベランダに出てみたら、半分からちょっと膨らみかけた月が東の空に上がってました。
台風一過で空気がきれいなのか、夏にしてはとても美しく見えます。
風もまだ吹いていて、意外に涼しい気分にさせられました。
ここに風鈴の音があれば、なお、よろしい感じです。

ま、でも、5分もたてば、じとーっと汗が滲んできたんですけどね・・・。

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しばらく前からこれをネタにしようと、新聞記事を切り抜いて手帳に挟んでいたんです。
ニュースでもやってたみたいなんで、ご存知の方も多いと思うんですけど「日本語の誤用が7割」という文化庁の調査結果です。

言葉を使う仕事ですんで、こういう記事には飛びついてしまうんですよ。

「げきを飛ばす」
「姑息」
「ぶぜん」
「的を得る」
「押しも押されぬ」
「話の『さわり』」

さて、みなさん、本来どんな意味かご存知でしょうか。
僕はほとんど間違ってました(笑)

上から順に
「元気付ける」ではなく、「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を得ること」、
「ひきょうなこと」ではなく「一時しのぎ」、
「腹を立てること」ではなく「失望してぼんやりしている状態」、
「得る」んじゃなくて「的を射る」、
「押しも押されぬ」ではなく「押しも押されもせぬ」、
「話の最初の部分」ではなく「話の要点」。

いやー、参りましたー。(ほとんど記事の丸写しですいません)

こういうことを知ってしまうと、しばし、これらの言葉を使うたびに「いやいや、本当の意味は○○なんだけどなあ・・・」と思ってしまう自分がいるんですよね。
だからって気にするわけではないんですけど、ちょっとした雑学気分で。

因みに最近読んだ本では「とても大きい」という「とても」とは、本来否定の言葉に繋がっていたんだそうです。
「とても食べられたもんじゃない」という風に。
でも、それが「非常に」って意味に大正時代くらいから変化してきたみたいですね。

その本(「わが子に伝える絶対語感」、飛鳥新社)によれば、時代の流れによって、最初は否定的に見られた言葉も社会的に受け入れられていくようです。
言葉って文化ですから、時代の流れによって、正しくないとされていたものが正しくなることもあるなんて、不思議ですよねー。

僕も良く使う「やっぱり」とか「やはり」という表現は昭和40年頃までは、辞書にも載らない言葉だったらしいんです。
それが認知されるようになって、今では「やっぱ」なんて風に使われたりするんですから、言葉の歴史は面白いですね。

そうそう、以前は「ら抜き言葉」も否定的だったものの、10年前に比べられたらだいぶ受け入れられてますよね。

ここで最初に挙げた言葉たちも、今は「誤用」なんですけど、そのうち「正しく」なるのかもしれません。

(8/5)雨

外は雨が降ってます。
台風がまたやってきているそうで。
ベランダに出てみると、小止みになっていて、雨の臭いがいっぱいしていました。
夏の雨上がりはとても空気が濃密で、懐かしい感じがします。
学校は長い夏休みがあるので、夏というのは昔の感覚とリンクしやすいのかもしれませんね。

などと風流なことを思っていたら、心理学講座&メールマガジンを更新、発行するのをすっかり忘れていました。
今週は出張明けということもあって、火、水と休日にしていたので、どうも、日付の感覚が一日ずれていたようで・・・。
あぶない、あぶない・・・(汗)

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今日8/5は深希が生まれてちょうど5ヶ月目。

月誕生日です。

早いようで、長いようで、???な5ヶ月でしたが、とても可愛いです。