(7/11)名古屋にて(2)

変わりやすい天気が続いていましたが、今日は打って変わって気持ちよい天気でした。
昨日は朝、電車停まってましたもんね。
夕方も講座が始まるや否や夕立。
お陰で、講座の後は涼しくなりました。
(部屋の中は空調が効かず蒸し風呂状態でした。すいませんでした)

これはオープンカフェに行くしかない!と思い立ち、ネットをぱちぱち検索するものの、やはり多くのカフェは11時からのオープン。
大須に10時オープンの店を発見するも電話をかけても留守電になってしまい断念・・・。
金山にも無いことは無いんですけど、徒歩7分(地図で見ると10分はかかりそうだぞ)とか、金山よりも、鶴舞からの方が近そうなカフェばかりで。
時間があるなら栄でも千種でも行けばいいじゃないか?という心の声もびしびし届いてくるんですけど、出不精なものでね・・・(笑)と言い訳してました。

駅から遠い店が多いんですが、やっぱり名古屋は車社会なんでしょうか。
確かに金山の駅前ではよく待ち合わせというか、お迎えしてますもんね・・・。

というわけで、ホテルのレストランで食事をして、いつもの、例の変わらぬスターバックスコーヒーの味を堪能してまいりました・・・。

kanayama.jpg

海外みたいでしょ?
空がとてもきれいで、風もとても気持ちよくて、いやー、やっぱりこういうときは室内よりも日陰で飲み物を楽しむのが一番よねーって感じです。

名古屋のお勧めカフェ情報、お待ちしています。
おぉーっと思えば、タクシーで乗り付ける覚悟でおります・・・。

(7/10)名古屋にて(1)

荷物の都合上、Tシャツにジャケットを羽織って名古屋に降り立ったのですが、めちゃくちゃ暑い・・・。
すれ違うサラリーマンの皆さんをとても尊敬します。
僕もかつてはサラリーマンだったんですけど、内勤が多いですから、夏はジャケットを着ないで行ってたんですよね。
でも、新幹線の中は比較的涼しく、乗客の少ない「ひかり」を利用したため、ちょっと体が冷えてたようで、しばらくの間はその暑さもじわーっと気持ちよいくらいでした。
しかし、しかし、名古屋駅で新幹線ホームから中央線ホームへ移動する間にすでにその暑さは苦痛に変わり、金山についてホテルまでの1分の間には汗がしたたり始めました。

お陰で部屋に通されて真っ先にシャワーを浴びることになりました。
それも気分転換に良かったんですけどね。

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翌日、金曜日のホテル周辺は熱風が吹き荒れておりました・・・。
これまた涼しいホテル内の生活に慣れていたため、外に出るとじわーっと熱気が気持ちよいのです。
ただ、それもしばらくの間で、後はここは熱帯か?と思わせる灼熱の太陽に照らされていて、汗をかくというよりも、焼ける、焼ける、痛い、という感じです。
でも、ホテル前の熱風に煽られながらぼーっとしていると、その風の強さが気持ちよかったりして、面白い発見でした。

今頃の太陽は1年で一番勢いがあるらしく、梅雨のためそれほど例年は目立たないのですが、晴れたら痛いくらいの日差しになるのは当たり前なんですってね。

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前回の出張時は大阪に帰った後に喉頭炎になって寝込んだ教訓から、早めに寝ることを心がけています。
昨晩なんて12時には眠ってました(12:04着のメールに気付かなかったくらいですから)。

いやー健康的だなー!!と朝、すっきりして目を覚ますと、外は雷雨でした・・・(笑)
ニュースによれば新幹線も在来線も一部停まっているようで、お客さまも30分ほどその影響で遅れられるそうです。

珍しいことはするなってことですかね・・・。

(7/8)東京にて(2)

今朝は「コインランドリー・タイム」と称しまして竹田から教えてもらった南麻布の小さなコインランドリーまで丘を越え、汗をかきかき自転車を飛ばして行ってきました。
100円玉がなく、すぐ傍の自販機で1000円札を崩そうと思ったら、10円玉がどどどどどっと出てきて面食らうトラブルはありましたが、何とか100円玉をかき集め洗濯&乾燥することができました。

洗濯ができるまでの30分、そして、乾燥機をぐるぐる回す30分の間、暇なので、あの「麻布」を探検することにしました。
居心地の良さそうなカフェを見つけたら、それがオープンカフェならば、外側の席でのんびり景色でも見ながら楽しもうと思って。

今日は麻布十番周辺をターゲットに攻めてみたんですけど、このあたりはオシャレな、高そうなレストランが多いところなんですね。
Cafe Dining などの魅力的な単語があちこちにあって「おぉー入ってみたい・・・」と思わせるイデタチのレストランがいくつも見つかりました。
中にはVIP用の裏口を装備したお店もあって、さすが東京、さすが麻布を感じさせてくれます。
しかし、どの店も11:00openとかopen:11:30とか書いてあるんですよね。
しかし、時計を見れば、9:51。

予想はしてたんですよね・・・
そんなオシャレなカフェが朝早くから開いてるはずがない・・・と。
深夜、もしくは早朝まで空いてる店が多いでしょうから・・・。

そんなわけで、スターバックスとどちらにするか迷いましたがマクドナルドに入店することにしました(笑)
ま、マックグランが食べられたらいいかな・・・と。

しかし・・・、マックグランも10:30からなんですってよ。

2階席の窓側の席で、ソーセージエッグマフィンを頂きました。
美味しくて、なんか面白かったので、いい気分になりました。

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東京に来るといつも感じるのですが、古さと新しさが混在してるんですよね。
かれこれ50年は経とうか?という民家の隣に、南欧から持ってきたようなカフェが入っているモダンなビルがあったりします。
統一性がないように見えて少々興ざめする一方で、これも一興かな、と思う自分もいます。

これって都心部だけなんでしょうか。

因みに乾燥機が回っている間に見つけた少しかわいらしい喫茶店のマスターはおじいちゃんでした。
おばちゃんがやってそうな雰囲気だったのにな・・・。
ここでもイメージのギャップということでアイスコーヒーを飲みながら少しにやけてしまいました。

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5日間の出張も7日で終わり、8日は名古屋へ移動します。
あっという間で、まだまだ滞在するような気分で、すっかり新幹線の席を予約し忘れてました。
5泊のうち4泊に同居人がいて、だいぶ気が紛れたせいかもしれませんし、あまり遊びまわることなく、飲みに出ることもなく、のんびり、ゆったり過ごせたからかもしれません。

そういえば、このカウンセリングルームを使うようになって(東京にカウンセリングルームがオープンして)7月で丸1年なんですよね・・・。
1年前は2部屋だけをカウンセリングルームとして使っていて、リビングもガラガラで、とてもシンプルな佇まいでした。
その時も5泊してたと思うんですけど、一人でがらんとしたリビングに座り込み、ダイヤルアップでネットに接続しながら仕事してました。
少し懐かしい・・・というか、もう何年も前の記憶のようです。

あっ、そういえば、カウンセリングサービスの立ち上げも3年前の7月でした!
(ホームページは10月に立ち上がったんですけど、企画がスタートしたのが7月なので)

すっかり忘れてました!(笑)
本気で今、思い出しましたー。
源河と原と妻とで「どうする?」なんて言いながらミーティングしたことを思い出します。

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それに深希(娘)が理加のお腹の中にやってきたことが分かったのもこの部屋でした。
その時は小さな小さな存在だったのに、今は赤ちゃんとして動き回ってるんだから不思議ですね。

7月はいろんなことが始まる月です。
今年は何が始まるのかな・・・。

(7/7)信じられない、許せない

七夕ですね。
願いごとをするのっていいですよねー。
欲深い僕はたくさん欲しいものがあって、どれをお願いしようか非常に悩みます。

ということで「僕の願い事がすべてかないますように」という古典的なネタで纏めてみようと思ったんですけど、それはあまりに芸がないですね・・・。

うーん・・・。

でも、結局は一番シンプルなものになりますね。
家族が一人増えた年でもありますし、家族や友達、仲間、お客さま、僕が関わる全員が元気でいられますように・・・ということです。
そう、僕自身も元気で過ごせますように・・・。

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「信じたいけど信じられない」
「許したいけど許せない」
そういう気持ちになることもあります。

許しも信じることも、自分の選択です。

でも、痛みが心に潜んでいたら、許したくても痛みが「嫌だっ!!」と抵抗して、許せなくなります。
だから、その痛みを解放していくのが一番スタンダードなアプローチだと思っています。

それと「許せたらどうなる?」って方向を見ていくことも大切ですね。
何か許せた後に何らかの問題を見ているのかもしれません。
例えば「旦那を許しちゃったら、好きになっちゃうじゃないの」なんて一見、変な理由も隠れてたりします。
好きになって傷ついて、許せなくなって・・・というプロセスを経てきたのなら、許したら、傷が癒されて、また元の好きな状態に戻ってしまうように感じるのかな・・・。
誰かを許すことはそれ自体が大きな成長をもたらすから、そんなことは無いんだけど、なかなか信じられないものです。

更に深い見方をすれば「投影」を使っていくこともできます。
相手を許せない時、僕たちは自分の心に許せない部分を持っているということ。
相手を信じられないとき、自分の中に信じられない部分を持っているということ。
投影についてはこちらの講座を参照してください

逆に言えば、自分を信じることができれば(自信を持つことができれば)、相手を信じることもできます。
何らかの自分を許すことができれば、相手を許すこともできるんです。

相手を信じられるくらいの自分に成長しようとするとき、それは自信を付けるプロセスに他なりません。
相手を許せる自分になろうとするのも、それくらい器の広い自分に成長するプロセスになります。

自分の何を信じ、何を許すかというのは相手が教えてくれます。
浮気されて傷ついて、彼を許せない、信じられないとすれば、自分の心の中の浮ついた心を許せないのかもしれません。
はたまた、自分の価値や魅力を信じられないのかも知れません。

今気付いたんですけどね、僕のカウンセリングってのは、このアプローチが一番多いのかもしれません。
だって、まずは「自分」に意識を向けるように提案していきますから。

(7/6)東京にて(1)

今回の東京出張は今までのところ、のんびり、ゆったり過ごしています。
今までとちょっと違う感じですね。
講座に来られた方から頂いたアンケートに
「以前よりもまた柔らかくなったような気がします」
「雰囲気がまた変わって落ち着いたというか、深みが増しましたね」
なんてメッセージを頂いて、
「太った?それとも筋肉がなくなってぶよぶよしてた?」
とかすぐに思ってしまった僕は受け取り下手です(笑)

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今回は中原と同棲中なんですけど、誰かがいてくれるってのは気分的に違います。
しかも、彼はとても丁寧で気が付く方なので、ついつい「奥さん」なんて呼んでしまいそうです。
体に似合わずとても繊細なところがあって随分助かってます。

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今日は午前中、自転車に乗ってあちこち走りまわっていました。
広尾の少し手前まで行って断念して、白金台周辺を走り回り、最後は、高輪をぐるっと回って帰ってきました。
蒸し暑くて、とても汗をかいてしまったんですけど、自転車があると一気に行動範囲が広がって楽しいですねー。
頑張ればヒルズや渋谷までも足を伸ばせるようで、次の目標は東京タワーです!
あ、それと海側にも行ってみたいですね。天王洲とか。
最終的には皇居まで辿り着けたらいいかも。
と、夢は広がりますが、なかなか時間が取れないので
「休憩時間に台湾料理屋さんまでラーメンを食べにダッシュ」
「名古屋への移動前にコインランドリーまで往復」
なんて活用にとどまりそうです。

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土曜日に東京で講座をしたのですが、久しぶりのせいかちょっと緊張してしまってました。
テーマがとても馴染み深いものなので、ついつい力が入ってしまうのもありますね。
2時間で纏めきれるかどうかが勝負って感じでした。
本当はもっとお話したいことや紹介したい事例も次から次へと生まれてきて、「自己嫌悪」というテーマを扱うと、こちらも「自己嫌悪」に陥りそうになるのが、絶妙な心の動きです。

打ち上げでも色々話が出来まして、やはり、時間が足りないというのが正直な感想です。
飲み足りない、しゃべり足りない、ってなかなか満足できません。

今できることを、最大限チャレンジしていくことがベストなんですよね。

そう思いながら自分をちょっと褒めてあげています。

講座の感想で頂いたメッセージには全て目を通させていただきました。
いくつか反省するところもあって、また新しい学びも得られましたし、次への課題も見つかりました。
やはり講師をすると、講師自身も多くの気付きを頂けるようで有難いものです。

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そうそう、何人かの方に「結局、靴はどうされたんですか?」って講座、面談で尋ねられました。
このミニコラムをチェックしてくださる方、気にかけてくださる方がいて、ほんと嬉しいです。
この元ネタはこちらです

結論からいいますと、やはり10日間を1足というのは、靴のためにも、気分的にもよろしくないので、2足持ってきました。
タイプや色が違いますから、やはり持ってきて正解だったようです。

(7/4)新幹線

東京へ向かう新幹線の中で朝食のサンドイッチを頂きました。
「天然酵母パンを使った手作りサンドイッチ」という言葉に惹かれたんですけど、中に天然酵母とか大麦・ライ麦・小麦の違いとかを紹介してるチラシが入ってたんですね。
もちろん印刷なんですけど、手書きで書かれていて、紙も昔懐かしいわら半紙のような色をしていて、小学校時代のクラス便りを思い出しました。
普段、パソコンから印刷されたキレイな文字・紙に見慣れているせいか、こういうものを目にするとホッと緊張が和らぎますね。
それでいて、会社の案内とかそういうビジネス的な情報は何も書いてなくて、ますます好感度アップです。

講座の資料も手書きにしてみようかな(笑)
僕の字はあんまりキレイじゃないので、妻にでも書いてもらおうかな・・・。
断られるかな・・・

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新幹線で移動しているときは、眠るか仕事をするかのどちらかが多いですね。
メールの返事を書いたり、こういうコラムや講座を書いていたり。
(実はこのコラムも新幹線の中で書いてます。ただいま滋賀県を通過中)
時折景色を眺めながらパソコンに向かっていると、色んなアイデアが出てきます。

仕事といっても、いつも言ってますが趣味のようなものでもあるんで、苦痛じゃないんですよね。
楽しみながら、友達とおしゃべりをするような感覚でぱちぱちやってます。

仕事したり、眠ったり、景色を眺めたり、と2時間半というのはちょうど良い時間なのかもしれません。

そんな風に僕は自宅が新大阪にほど近いこともあって新幹線派なのですが、飛行機も僕の体型向きなJクラスシートがデビューしたとあって飛行機派の原に実態を聞いてました。
うちから大阪空港までは電車を乗り継いで40分、30分前に着くとして、そこから約1時間のフライト。
15分くらいで預けてた荷物が出てきて、30分くらいで泉岳寺到着。
ドアツードアで3時間てところですよね。

新幹線の場合は、自宅から新大阪まで10分、10分くらい前に着くように移動して、2時間半弱の新幹線。そこからタクシーで10分で泉岳寺。
やっぱり3時間。

原の場合は新大阪に行くのに僕より時間かかるんで、飛行機の方が早いみたいなんですけど、うーん、どっちがいいんだろうなあ・・・。

好みですよね・・・。

乗ってる時間は長くても移動時間が短いから新幹線かな・・・。
新大阪まで10分、品川から泉岳寺まで10分というのが魅力。

去年の4月に東京出張を開始したときは妻と一緒だったんですよね。
その時、飛行機にする?新幹線にする?って話をしてたときに、妻は海外旅行や外国好きなくせに飛行機が苦手で、それで新幹線にしたんです。

その後、エクスプレスカードに入会したこともあって(「自由席よりも指定席に安く乗れる!」と宣伝してるアレです)、自然と新幹線ばかりなんですよね。

僕は飛行機も好きなんですよ。
飛び立つ前に滑走路をゴゴゴゴゴーと加速していくのが気持ちよくて好きなんです。
あと飛行機が動き出したときに整備担当の人が手を振る姿も好きです。

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自転車で3,40分かけて大阪空港まで飛行機の離着陸を見に行ったこともあります。

頭の上をぐぉーっと通過して着陸し、ぶふぁー・・・ごぉぉぉーんと地響きのような逆噴射をするエンジン音が男の子としてはたまりません(笑)
ジャンボジェットなどは着陸したとき両翼がしなるんですよね。

離陸する飛行機の場合は、ひゅーひゅーひゅーという滑走路を加速していくときのエンジン音が心地よいのです。
やはり翼をしならせながら飛び立つ姿もかっこよいのです。

新幹線もひゅひゅひゅひゅひゅーんとエンジン(コンプレッサー?)が回る音が聞こえることもあって、それがお気に入りです。

F1のエンジン音も、そして、そんな音楽(トランスとか)も、とかく機械音というのは、胸躍るものがあります。

そういえば、うちの実家は運送会社をやっていて、トラックのディーゼルエンジンの音も好きだったなあ・・・(遠い目)・・・。

(7/3)認めたくないこと

暑い日が続いていますね。
出張の準備も半分終わると気が抜けて、データのバックアップを取りつつ、テレビに見入っていました。
最近、気が付けばお笑い番組が増えて、若手芸人がよく出てますよね。
お笑い好きな僕としてはとても嬉しいことなのですが、どの番組が何曜日の何時からやってるのか、イマイチ把握できなくて、テレビをつけたらもう終わりかけなことが多いです。

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認めたくないことってありますよね。
いきなりショックなことが起きれば、心のブレーカが飛んでしまって何も分からず、パニックになったり、頭の中真っ白になったり。
で、少し落ち着いた後も「うそだ。そんなことは無い無い」と現実を受け入れられなくなること。

この前テレビであるタレントさんが話してたんですけど、奥さんに内緒でちょっと悪さをしてホテルから出てきたら、奥さんが目の前に立ってたんですね。
自分では絶対浮気がばれてないって思ってたので、その現実がすぐに受け入れられず、奥さんを無視して素通りしたそうなんです。
「これは幻に違いない。俺は夢を見てるんだ」と。
奥さんから「ちょっと・・・」と袖を引っ張られて我に返ったそうなんです。

その後はきっと怖い目に会ったのかもしれませんが・・・、案外、似たようなことって僕たちの人生では何度も起こる事だと思います。
突然の失恋もそうだし、離婚を切り出されたり、仕事で大失敗したり、あるいは、突然の異動だったり。
大切な人の死も急にやってくることがあります。

そうした出来事を受け入れるのは、僕たちにとってはすごく困難に感じられることも多いんです。
じっくり、ゆっくり、その現実が身に染み入るようにやってきます。
でも、現実に起きたことを「そんなことないもん!」と否定してしまうと、今度は自分自身が前に進めなくなってしまうようです。
そして、解決できること、乗り越えられることも手遅れになってしまうのかもしれません。

また、現実に起きた、ある程度目に見えることは分かりやすいのですが、自分の心の中にある気持ちを認めたくないことだって少なくありません。
どちらかというと、目に見えない分だけ、こちらの方が厄介ですね。

例えば、「旦那しかいない」と思ってた奥さんの心に、最近知り合った別の男性の影がちらつく時。
その心の動きを受け入れられなくて、否定し続けていると、その男性への意識が日に日に高まり、やがては「軽はずみな行動」として受け取られかねないことをしでかしてしまいます。
最初にその気持ちを受け入れておけば、そうはならなかったのに・・・と思っても手遅れですよね。

何が邪魔してると思います?

それは自分の意地やプライド、世間体など。
感情的には罪悪感や恐れなど。
そうした要素が壁になって、僕たちは自分の気持ちに素直になれなくなってしまうようです。

ありのままに受け入れること・・・本にはよくそう書いてあります。
でも、難しいですよね。

でも、自分の心に起きたことは自分にしか分かりません。
誰かに悟ってもらおうとしても、淡い期待に終わってしまうことも多いんです。
まずはその気持ちを言葉に出してみて下さい。
一人のときに、そっと呟いてみるだけでOKです。

そうすると「目に見えること」に昇華して、受け入れやすくなります。
気持ちは天気と同じですから、受け入れてしまえば傘を差すなり、雨宿りするなり、方法はいくらでもあるものです。
雨が降ってるのに「降ってないもん!」と表に飛び出すと、風邪を引いてしまいますよね。