親密感への怖れや罪悪感など自分の痛みに捉われると、自分のことでいっぱいいっぱいになるので、彼氏の状態に気が回らなくなってしまうものですね。



別に自己中になってるわけではないのですが、親密感への怖れが出てくると「こわいこわい」と怖れに取りつかれてしまうので、そこで彼氏の言動に気が回らんくなるんです。
それで見落としたり、見過ごしたりすることが生まれてしまうと関係が一気にこじれてしまうのです。

先生助けてください( ; ; )

「離婚後に始まった野良猫君との切るに切れない関係とどう向き合っていくのが良いか?~その関係を作るに至った心理的背景に着目する~」のブログでお世話になりました、Aと申します。

紆余曲折あり、野良猫男子とは、私の職場の退職と共にフェードアウトされ、関係も終わり。自暴自棄の時間も過ごしましたが、先生のセミナー動画や、著書、お弟子さんに力をお借りして、少しずつ、自分の問題と向き合って来ました。

私は今まで「恋愛したい!!恋愛が全てだ!」と思ってきて、他人軸は当たり前、自分の時間の過ごし方もわかりませんでしたが「それが私だもんね。しゃーない。まずは他人軸を直そうよ」と思うようになると同時に、「もういいか、恋愛は」と、肩の力が抜けて少し吹っ切れたところ、素敵な方とのご縁をいただきました。
今までは顔や雰囲気が好みの男性なら好き!!とトップギアに入りアタック→野良猫だったり、何かしらあり、相手に振り回されてボロボロになるの繰り返しでしたが、今回出会った方は、見た目もタイプでもなく、今まで好きになったタイプとは性格も真逆の方で、まっすぐでいつだって真摯に向き合ってくれ、私の事を良いところは褒めてくれたり、ダメな部分は教えてくれたりと…時にはケンカしたり、だんだんと連絡を重ねるうちに、気が許せる相手、尊敬できる相手、そして、ずっと一緒にいられたらいいなと思うようになりました。それと同時に、自己肯定感が相変わらず低すぎる私は、自分にはもったいない相手、私のクズっぷりを知り、いつか嫌われてしまう時が来るのではとも思っていました。
距離が近づくにつれて、「私なんかダメだ」と思うことが強くなっていたのも事実です。

やりとりし始めて、時間が経ち、お付き合いする事になり、相手の仕事の関係で現在は遠距離ですが、毎日電話やLINEで何気なくやりとりする事が当たり前になっていました。

前日まで普通に電話していたのですが、昨日になり「最近少し自分の調子がおかしいから、少しの間連絡取り合うの控えても良い?ほんとごめんね。少し一人だけの時間多めに欲しいです。」

と、連絡が来ました。

「わかったよ。何かあったら連絡くれればいいからね。気にしないで」と、いい子ぶって、物分かりのいい大人ぶって返信しましたが…実際は、今までのトラウマが一気に湧き出て来てしまい「私が何かしたんだろう」「私は何をしてしまったんだ」「少しの間ってこのままフェードアウトするんだろう」「どうせ私はこうなるんだ」「何かをしてしまったのか」と頭の中では戦々恐々。
「もう傷つきたくない、それなら今自分から手放せばラクなのでは」という良くわからない気持ちすら生まれてきてしまいました。
本当は嫌われてしまったんでしょうか?優しい彼だから、言えないのかなとも思います。それだったら尚更自分から離れて行ったほうがいいのではとも思います。

今まで経験した事がなく、このままだとなんとかさせよう、関係を元に戻そうと足掻き、自爆する事も想像がつきます。
私はどうする事が正解なのか、今私がすべき事、ご教授いただけませんでしょうか。
どうか、この逃げ腰の私に愛ある喝をお願いします。

急に寒くなってきたので、お身体にはお気をつけてくださいね。
(Aさん)

よく自立系武闘派女子のみなさまは彼氏(候補含む)から「愛される」「大切にされる」「話を聴いてもらえる」等々のできごとが起きますと、あまりの恐怖心から「火薬の原料を採取しに行く→火薬を自作する→数回のテストを行い威力を確かめる→圧倒的な火力の爆発を起こす」ということを繰り返しておりまして、ときには彼どころか自らも吹っ飛ばしてしまうことがありますので【要注意】です。

しかも、ものすごくあるあるなことに、

>「もういいか、恋愛は」と、肩の力が抜けて少し吹っ切れたところ、素敵な方とのご縁をいただきました。

なんてことが起こるものでして、しかも、よりによってその男は「今まで好きになったタイプとは性格も真逆の方」というのがお決まりになっています。

で、その真逆の男ってのは

>まっすぐでいつだって真摯に向き合ってくれ、私の事を良いところは褒めてくれたり、ダメな部分は教えてくれたり

なんて技術を持ち合わせているものですから、はじめは宇宙人に出会ったかの如く戸惑うものも、だんだん慣れてくると「あら、あたし惚れてるのかも」という状態になるものです。

ちなみに、この先は「親密感への怖れ」を多方面で発揮しまして、「そんな穏やかな男はつまらん!刺激が欲しい!」とばかりに、それまで主戦場にしておりました野良猫どもを漁りに出かけるようになるか、罪悪感という刺激物を求めて元カレや今まで関係を持った人に連絡しちゃったりするようになるものですので、Aさんにおかれましては繊細の注意を払うべく、改めて「先生のセミナー動画や、著書、お弟子さん」に力を借りられることを強く推奨する次第です。

すでに罪悪感の第一陣が出発しているようですのでなおさらですねっ!

>自己肯定感が相変わらず低すぎる私は、自分にはもったいない相手、私のクズっぷりを知り、いつか嫌われてしまう時が来るのではとも思っていました。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

親密感への怖れだってたっぷり出てますもんね!

>距離が近づくにつれて、「私なんかダメだ」と思うことが強くなっていたのも事実です。

★セミナー動画:ワークショップ「親密感への怖れを徹底的に癒すワーク集」
★セミナー動画:自立系武闘派女子のための恋愛講座「親密感への怖れを癒す」

ということで、華麗なるステマを連発したところで、本題に入っていくことにしましょう。
今回もずいぶんと長い前戯でございましたが案外みなさん嫌いじゃないと思っております。

とりあえず、恋愛至上主義者だったAさんが「自分軸」を意識するようになったら「もういいか、恋愛は」と気持ちがずいぶん変わったんですけど、なぜだと思います?

ほんとうは恋に生きる女じゃなかったということなのでしょうか?

それとも「何かを埋めるには恋愛しかない!」と思い込んでいたのでしょうか?

その何かとは何でしょう?

もちろん、Aさんのようなお話もよくあることでして、例えば、自分に存在価値が感じられず、「男性に求められる自分」に価値を感じて恋愛至上主義になることもあります。

でも、それはパートナーシップを築きたいわけではなく、存在価値を感じたいだけなので、その恋愛関係はほどなく破綻するでしょう。

でも、やっぱり恋愛することでした自分の存在価値を感じられないから、また次の恋に走る、ということを繰り返さざるを得なくなります。

それが自分軸を確立していくことによって、自分の存在価値は自分にしか認められへんやん、ということに気づき、恋愛はしばらくお休みでもいいかー、という気持ちになるんです。

つまりこの「存在価値」に当たるものがAさんにとっては何だったんだろうか?というのは今後彼とのパートナーシップを築いていく上でも大いに役立つところだと思われます。

さて、数々のうしろめたい過去を持つAさんであれば、彼がまっすぐでピュアで優しいほどに「怖れ」も「罪悪感」も強くなるわけですね。それが、

>自分にはもったいない相手、私のクズっぷりを知り、いつか嫌われてしまう時が来るのではとも思っていました。
>距離が近づくにつれて、「私なんかダメだ」と思うことが強くなっていたのも事実です。

という部分に現れているのですが、そういうタイミングで何かコトが起こると「ああ、あたしのせいだ!あたしは嫌われた!ああ!どうしよう!やっぱりあたしは幸せになれないんだわ!」と嘆くんですよね。
が、たいていそうしたコトは杞憂に終わるものだと思っております。

だから、彼の「連絡を取り合うのを控えても良いっすか?一人の時間がほしいっす!」という言葉がどんぴしゃでAさんの怖れや罪悪感を直撃して慌てふためいてしまうんですよね。

たぶん、彼はほんと自分の調子がすぐれないので「Aさんに迷惑をかけないために」連絡を控えることを提案してきたんだと思いますが、まさかそんな風には考えられないわけですし、仮にそう思ったとしても「いやいやそんなわけがない。きっとあたしのことを嫌いになったに違いない」と打ち消してしまうでしょう。

そうすると早速得意の火薬の原料採取に山に入りそうになるのですけれど、まあ、待て、と。落ち着け、と。しばし様子を見ましょう、と私はお伝えする次第です。

ネタを頂いてから10日ほどが過ぎておりますが、その後はいかがでしょうか?連絡来ましたか?まだ彼の潜伏期間は続いていますか?まさか、このネタを読む前に自動発火装置により自爆テロを起こしてないことを祈ります・・・。

ただ、こういうできごとが起こると、慢性的に自分が持ってるパターンが露頭するものでして、今後もなにかと顔を覗かせるものだと思うのですね。

「野良猫好きは野良猫」という格言(?)もありますように、この恐怖心がさらに親密感への怖れを加速させてAさんが典型的な野良猫になっちまう可能性だってありますね。

また罪悪感を直撃された分だけ「いい彼女」になろうと頑張りすぎてしまい、それが燃え尽き症候群につながったり、彼への不満に転化されて良からぬことを企んだりするようになりますよね。

なので、そんな素晴らしい彼氏ができた今だからこそ、この慢性的な問題と向き合ってみるのがいいんです。

で、彼が「最近少し自分の調子がおかしいから、少しの間連絡取り合うの控えても良い?」と聞いてくるということは、彼自身も自立系と言いますか、人に迷惑をかけたくない罪悪感な人と言いますか、ものすごく人に気を遣う方と言いますか、そこで「彼女に甘えよう、頼ろう」とするタイプではないということが分かりますね。

それは同志のみなさまも「ああ、わしも同じことをするじゃろうな」と大いに頷かれるかと思いますが、でも、それだと「あんたの問題はあんたで解決してね。あたしの問題はあたしで何とかするから」という関係になっちゃうんですよね。

自武女のみなさまをカウンセリングしておりますと「コロナにかかってめちゃくちゃしんどかったけど彼氏には一切頼りませんでした!」みたいな武勇伝をよくお聞きするんですけど、「え?そういうときこそ、彼氏に頼る場面じゃねえの?全然信頼ができてねえじゃねえか!」と某先生に説教されることになるわけです。

でも、恋人が病気で苦しんでたら何とか助けたい、できることをしたい、と思うものじゃないですかー。自武女のみなさまは「助けるけど助けさせない」という信条をお持ちの方も多いので、助ける側の気持ちはよく理解できると思うのです。

そういう意味でAさんは「えー、なんでそんなときにあたしを頼ってくれへんわけ?」と寂しく、悲しく、虚しくなったりはしませんでしたか?

それとも「そんな言葉、恐れ多くて口にできませぬ」という気分だったんでしょうか?

もしくは「あたしたち、まだそこまでの関係じゃないし」と思っちゃったんでしょうか?

あるいは罪悪感を直撃されてたので「いい子な返事」をするにとどまり、そこまで頭が回らなかったんでしょうか?

つまり、罪悪感にせよ、親密感への怖れにせよ、自分の痛みに捉われていると彼の痛みにまで気が回らなくなり、お互い「孤軍戦闘状態」になってしまうんです。

「付き合ってる」のではなく、「あたし程度の女と付き合っていただいている」という下から見上げる態度になっちゃうわけで、それってパートナーシップを構築していく上ではけっこうなハードルになると思いません?

なので、「わかったよ。何かあったら連絡くれればいいからね。気にしないで」というAさんの回答は悪くはないんですけど、できれば「は?そういうときこそ、あたしに頼んないでどうするんだよ。バカ野郎!何があったんか正直にしゃべれや、コラ!」が正解かもしれません。

とはいえ、それまでの関係性によっては「君に迷惑はかけられないよ。大丈夫だよ。大したことないし。一人で何とかできるから」と丁寧に拒否されてしまうかもしれませんけどね。

なので、そういうことが言える関係性を目指したいよねー、ねー、ということですね。

繰り返しになりますが、罪悪感や親密感への怖れのみならず、無価値感でも、競争心(劣等感)でも、自分の痛みに捉われてしまうと相手のことが見えなくなりますね。

自分のことでいっぱいいっぱいになりますし、じゃあ、それを彼にシェアしなよ、って言われても怖くて恥ずかしくて情けなくてできなくて、そういう気持ちが彼との間に壁を構築してしまうものです。

そして、逃げたくもなるし、彼の愛情を試したくもなるし、安心感ほしさにたいへんリスクのある言動を起こしちゃうわけですね。

壁を作っちゃうものですから「彼の愛情が薄くなった」とか「彼の気持ちが分からない」とかまさに自作自演な問題を作りだしますし、同時に彼への不平不満文句がとめどなくあふれ出てきたりもします。

まあ、ほんと彼と親密になること、幸せになることが怖いわけです。

でも、逆に見れば、そういう風に感じるってことはそれだけ彼のことが好きだし、本気になり始めているし、何とか彼と幸せになりたいと思っている証拠なんですよね。

いい?分かる?Aさん、知らんうちに彼にめっちゃ惚れてるみたいね。

だから、そこでブレーキをかけようと問題を起こしたりするのですけれど、そこで大切なんはそんな自分の気持ちにとことん素直になろうとすることです。

彼のこと、けっこう好きみたい。
あたし、かなり本気になっちゃったみたい。
彼との幸せな未来を描いてるみたい。
彼とけ、け、結婚がしたいんだなぁ。

でも、怖いよね。
あたしなんかでいいのか?って思うよね。
こんなクズと一緒にいて彼は幸せかとか思っちゃうよね。
あたしと彼は釣り合わないと思っちゃうよね。
自分の気持ちにもまだまだ自信が持てないよね。

どっちも本音ですよね。
だから、どっちも受け入れてあげた方がいいんです。

その上で、その怖れや罪悪感を癒していく時間を作るってことを意識しましょう。

もちろん、彼との関係でそれは成し遂げることができるのですけれど、放っておいたらAさん、勝手に逃げる、自爆する、暴れる、怖がるってなっちゃうでしょ?

だから、またカウンセリング受けたり、セミナーに参加したりするのがお勧めですよ。

さて、これは「親密感」に関するテーマと言ってもいいのですが、彼氏ができる前にできることもあれば、彼氏ができたからこそできることもあります。

そして、それは「え?それ、前やりましたけど?」ということも実に多く含まれます。

例えば、彼氏ができる前の段階で親密感への怖れを扱うとしますね。

その際は「まだ見ぬ運命の人」を対象に近付いたり、サレンダーしたり、つながりを感じたりするセッションをします。

その後、彼氏ができたとすれば、今までより多少はマシになっていますが、彼氏ができたことでより親密感への怖れがリアリティをもってくるのです。

だから、改めて「彼氏」に近付いたり、サレンダーしたり、つながりを感じたりするセッションをします。

私的には「二度塗り」的なイメージがあるのですが、そうすることで体も心も「あ、そっか、これ、前にもやったな。その感じでいいんだ。」と思って受け入れやすくなり、より親密感への怖れが手放しやすくなります。

またセッションを終えてすぐ日常で実地訓練ができるのでその習得も早まろうってもんです。

罪悪感にしても、やはり実地訓練込みのセッションはより効果的でして、パートナーシップを使って罪悪感を癒すというチャレンジもできるわけです。

まあ、実際、私のクライアント様たちも「男ができーん、なんでできへんのやー、やっぱカウンセラー選び間違えたかなー、くそー、こんなに頑張ってるのにーーー」とほざいていた奴が彼氏ができると途端に「ヤバい!どうしよ!あたし、彼に愛されちゃってる。。。ほんとヤバい。逃げたい!」と熱心にカウンセリングに通うようになるもんです。

ということで、自爆テロを起こす前にぜひカウンセラーを使ってみてくださいね!セミナーもとっても良いよ!というアナウンスでした。

◎このセミナーなんかとても良いと思うなあ。。。

東京:11/23(木祝)|大阪:12/3(日)大阪:1DAYリトリートセミナー~ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る1日を~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

◎オンライン:【平日夜3日間】【休日昼1日】女性性を解放し、体感し、会得する短期集中プログラム|ゆるむ・うけとる・ゆだねる
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/50955

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