彼から音信不通になる理由を９つほど考えてみた。そして、いつも音信不通になっちゃう心理についても少し触れてみた。

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連絡が突然途切れて音信不通になり、そのまま関係が終わっちゃう・・・というのは辛い上に、自分の存在を拒絶されたように感じてめちゃくちゃ傷つくんですが、今日は珍しく「音信不通にする側の心理」について考えてみました。
けど、最後にはやっぱり「自分」と向き合うことが必要になってくるんですけどね。

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こんにちわ。23歳の社会人です。
はじめて好きになった人に急に音信不通にされてからずっと同じことが続いてます。その時は純粋だったのでちょっとキスしたり泊まったりと、付き合ってもなかったですが、すごく衝撃でした。
その衝撃でそのまま風俗落ちして、いまは立派に風俗嬢してます。

それからしばらく1人でしたが、いいひとができても必ずブロックされてます。我慢が爆発して暴言吐きまくってブロックされたり、笑顔でばいばいした次の日にブロックされてたり、、。

いつも怖くて気が気でなくてずっとしんどいです。
すごくこまめにLINEをブロックされていないか確認する癖がついてしまいました、、。

最近はずっとそうなので、拒絶されるゴールに向かって自分が走っているようで、よくわかりません。
同じ人と半年以上一緒にいれたこともありません。
いつも付き合えず、音信不通になっての繰り返しです。

音信不通のネタはたくさんあると思いますが、自分が何したいのかよくわからなくて、、ぜひアドバイス？いただけたらうれしいです、、。
（Ｋさん）

音信不通になっちゃったＫさんといえば・・・（以下、検閲削除）。

ちょっと背筋に冷たいモノが走ったので気を取り直してお話を進めたいと思います。

Ｋさんと同業者の方は昔からずーっとご縁があるんですけど、ちょくちょく「風俗落ち」って言う表現されるんですが、あんまりそう思わなくていいと思うんですよねー。大事なお仕事だしー。

でも、その衝撃で嬢になるっていったいどんな衝撃だったのか大いに気になるところです。はい。

で、音信不通の話。

１回なら「たまたま」で済ませられても、それが続くと「怖く」なりますよね。
いやいや、１回されただけでも大きなトラウマになるので、次からめちゃくちゃ「怖く」なるんですよね。

でも、何が怖いんだと思います？（え？そこ聞く？笑）

音信不通になる＝あたしの存在を拒絶されたような気がする。あたしなんて必要ないって言われてる気がする。あたしを全否定された気がする。あたしの何がいけなかったの？っていっぱい考えさせられる。あたしなんてその程度の存在か、と思ってしまう。等々。

それが怖いのかもしれないし、他にもいろいろあるかもしれません。なので、一度「何が怖いんだろう？」って考えてみましょう。そうすると音信不通になるよりも、もう少し深いテーマが浮上してくるものです。

しかも、Ｋさんのようにいい感じになった人に立て続けに拒否されたんなら、そりゃあ、恋することそのものが怖くなっちゃいますよね。

ちなみにうちのお弟子さんもたまたま同じテーマでブログ書いてるので良かったらご覧くださいませ。

＊彼氏が音信不通になる女性が抱えている問題

私もいくつか記事を書いてるので良かったら参照ください。（検索してみたら意外とたくさんあった！）

＊いい感じにお付き合いできてルンルンだったのに突然、音信不通になりまして。

＊なぜ自立男子はいい雰囲気になってきたら音信不通になるのか？そのときどうしたらいいのか？

＊本気になったら音信不通になっちゃうのは、自分が本気になるのが怖いから？

＊仕事が多忙になった音信不通になったロックマンの心理と対策について。

＊ロックマンの彼氏から音信不通になり、自分の気持ちも中途半場で、モヤモヤしています。

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＞同じ人と半年以上一緒にいれたこともありません。
＞いつも付き合えず、音信不通になっての繰り返しです。

これはまあ、辛いですよねー。
自分の何があかんのやろう？とか考えちゃいますよね。

そりゃあ、爆発して相手を吹き飛ばしてしまったんなら音信不通になるのも無理ないですが、いい感じにばいばいしたのちに音信不通って「てめぇ、この野郎！何考えてやがるんでぇ！」と首根っこ掴みたくなりますよねー。

こういうときによく出てくるのが「親密感への怖れ」って問題でして、相手はもちろんのこと、Ｋさん自身の中にもないかなあ？と見ていくのがひとつの流れです。

また、それにもつながりますが「罪悪感」ってのに心当たりない？ってテーマも出てくるかもしれません。

で、その辺はちょっと詳細をお聞きしないと分からないので（機会があったら詳しく聞かせてくださいませ）、少し俯瞰してこの問題を見ていきたいと思います。

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音信不通にする側の心理を考えてみたいと思います。

（１）めんどくさい。

まず「めんどくさい」。連絡を取ることがめんどくさくなってしまうパターン。
これってお互いの温度差が影響していて、典型的なのは「あたしは毎日連絡したい」けど、彼は「用事のあるときだけでいい」というすれ違いが生まれたこと。

他にも「マイペースで付き合いたいのに、相手はグイグイ近づいてくる」とか「こちらの反応や機嫌をいつも伺ってくるのでなんか疲れる」とか「自分はまだそんなに好意を持ってるわけではないのに、相手は好き好き言ってくる」なんてことも。

説明して分かってくれる相手ならいいけど、なんか話が通じなさそう、と思ったら「めんどくさい」となります。

また、そもそもそうした自分の気持ちを説明・表現することが苦手な人はそこで「めんどくさい」と思っちゃいます。

温度差がありすぎて申し訳ないなあ、と思うときも（＝罪悪感）、申し訳なさが高まって「めんどくさい」と思ってしまうこともあります。

（２）関係を続けることが怖くなっちゃった。

それから「ビビっちゃった」。怖れですね。これが「めんどくさい」につながることもありますが・・・。

例えば、彼女の思いが強すぎて引いちゃった、とか、自分は遊びのつもりだったのに相手が本気になってしまってビビっちゃった、とかも考えられますが、意外とあるのが「俺の手には負えねえ」というビビり方とか「このままだったら俺、本気になっちまう」という怖れ。

「俺の手には負えねえ」というのはネガティブな意味じゃなくてポジティブな意味。
めちゃくちゃいい女で、俺なんかと付き合っても自分が惨めになるだけだ、と思っちゃう、とか、１回寝てみたらめちゃくちゃ気持ちよくて俺なんか全然かなわねぇ、と思っちゃったり。

このビビっちゃったってのは相手側の親密感への怖れが影響していることは間違いないですね。

「本気になるのが怖い」というビビり方ってけっこうあるもので。
仕事頑張りたい、とか、まだ遊びたい、とか、まだ一人の女に決めたくない、なんてときに、めちゃくちゃいい女と出会っちゃうとこの先に進むことが怖くなって逃げちゃうわけです。

（３）罪悪感。

これはいっぱい種類があるんですけど、昭和的に言えば「お前は俺なんかと一緒にいても幸せになれない」という思い込み。
あるいは、なぜか自分は彼女を深く傷つけてしまった、と思い込んでいたり。
既婚者の彼が音信不通になるのもコレが影響していることも。

（４）飽きた。

飽きた→めんどくさい、という場合もありますが、しばらく愛用していたＴシャツに飽きてゴミ箱にポイっとするように、別れを切り出すのもめんどうだし、どう思われてもいいや、なんて思って音信不通にする。
めちゃくちゃ失礼なので、うちの機動部隊を突撃させてもいいですけどね。たぶん、秒でカタが付くと思います。笑

（５）興味が急に薄れた。気持ちが急に冷めた。

これ、超自立系な彼にありがちなんですけど、さっきまでめちゃくちゃいい感じと思っていたのに、何かの拍子に急に気持ちが冷めちゃうってことがあるみたいです。
コトをいたした後に急に冷たくなる男っていませんでした？自己満足かい！と思わずツッコミを入れたくなったようなこと。
自立系な男ほど射精すると急激に気持ちが冷めていくんですが、それが相手への気持ちにも出ちゃう、とか。

もちろん、急に気持ちが冷めるのは既出の「怖れ」や「罪悪感」が原因であることも少なくないですね。

（６）相手の逆鱗に触れちゃった

これは分かりやすいですね。何か知らないうちに彼の地雷を思い切り踏んじゃったみたいです。そのときの彼は笑っていたけど、後で激おこになって関係をぶちっと切っちゃうんですね。
こういうタイプの人っていわゆる瞬間湯沸かし器（例えも昭和だ）と呼ばれるんですけど、一緒にいるときにその片鱗を見ることもできます。
「割り込みされた」「ズルされた」「店員の態度が悪かった」みたいな些細なことで「え？そんなに怒るの？」てくらい怒るとかあるので。

（７）溜まった怒りが臨界点を越えちゃった。

そんな瞬間湯沸かし器タイプじゃなくても、感情を溜め込みやすい人はちょっとしたことが原因で怒りが「臨界点」に達して関係を切られちゃうこともあります。
普段からあまり感情を表現せず、よって、感情を溜め込みやすい人はちょっとずつ彼女に対する怒りが増えていってある瞬間に「もうあかん。無理！」となって切ってしまうわけですね。

自立系な人って「感情」を抑圧してることが多い上に思考的ですし、かつ、元々コミュニケーションを大事にしていない人の場合、関係を切るってことをよくします。
「もういいや」みたいになって自然消滅を狙うわけですね。

それってめちゃくちゃ不誠実な態度なのだけど、相手にとっては「それがベストな方法」と思ってるんですね。

（８）シングルタスク度がすごい。

目の前のことにしか夢中になれない人がいまして、そういうのをシングルタスクな野郎と言います。
そうすると「仕事が忙しくなった」「他に気になる女ができた」「趣味のフットサルの大会が近い」と言った事情が発生すると、そっちの方に意識が向いちゃって、彼女のことを忘れてしまいます。それでいきなり音信不通になったりするんです。
これは意外かもしれませんが、ある日突然そうなります。

（９）やむを得ぬ事情が発生した。

自分の身や家族に緊急事態が発生して連絡どころじゃなくなった、とか、ほんとにスマホが壊れて連絡する手段がなくなった、という場合も実際は存在します。
音信不通になるとたいていこのケースを想定して不安になってしまうのですが、確率的にはけっこう低いと思います。（とはいえ、私のクライアントさんでもこういうケースがちょくちょく起きてますが）

・・・とまあ、女子からすれば怒り心頭な話が多いと思いますが、次のような項目に当てはまる人はその傾向があるので事前に意識しておくといいと思います。

・元々連絡がマメじゃない。
・そもそもめんどくさがり。
・シングルタスクである。
・責任転嫁をよくしている。何かあると人のせいにする。
・感情的コミュニケーションが苦手。
・物事から逃げる癖がある。
・お調子モノでその場の雰囲気にのまれやすい。
・自己中心的で人の気持ちを考えられない。
・自慢話や自分の話ばかりして相手の話を聞かない。
・他人に対して不誠実な態度をとる。
・何事にもいい加減で、ルーズなところがある。
・けっこういっぱいっぱいになりやすい。（器が小さい）
・ふだんはすごくいい人で、めちゃくちゃ気を遣ってる。
・自分に自信がなく、いつも相手に合わせてる。
・男尊女卑の傾向が強い。

なんか・・・男ってみんなそうじゃない？？？って思っちゃうかもしれませんが・・・ええ、確かにそうかもしれません・・・なんの言い訳もできませぬ。

ということは、音信不通になるのってけっこう日常茶飯事で、別に彼女のせいじゃないんじゃないの？という解釈もできます。

なので、音信不通になったって話をお聴きすると「あんたのせいじゃねえよ」って必ずお伝えするんです。「運が悪かったね。道端でウンコ踏んだようなもんだよ」とも。

それで「男は音信不通という手段を使いやすい」ということを知っておくのは大事だと思います。
そして、上記に当てはまる態度が見えたら、そこを警戒するだけでなく、なんかサポートしてあげられたらいいですよね。
（溜め込みやすい人なら話を聞いてあげる、とか、自分に合わせてくるんだったらたまには相手の都合を優先させてあげる、とか）

そして大事なのは「好き」という気持ちに振り回されないようにしようってことです。
難しいことですけどね。
彼の中に不誠実だったり、ちょっと人として嫌だなあ、と思うところがあったら、それを見なかったことにするんじゃなくて、ちゃんとそれを伝えられる女になることも大事です。
「それって人としてどうなのよ？」と。

だってそういう人と長く一緒にいても幸せになれないですもんね。

とはいえ、好きになっちまった男からそんな態度取られたらめちゃくちゃ傷つきますよね。
これって「関係性における自死」みたいなもんだと思ってますから。突然連絡が取れなくなったなんてさ、相手がいきなり自死しちゃったようなもんじゃないですか。想像を絶するショックですよね。

なので、やっぱり彼女側が悪いわけではないんじゃないかなあ、という結論に至ることが多いのです。

だから、ちゃんと怒りましょう！自分を責めるんじゃなくてちゃんと怒りも悲しみも寂しさも辛い気持ちも不安も吐き出しましょう！友達に聞いてもらったり、カウンセラーに相談したりしましょう！自分を責めちゃダメですよ！（２回目）
そうしてちゃんと自分を守ってあげることがものすごく大事なのです。

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じゃあ、そんな音信不通を繰り返してるあたしって何よ？というＫさんの話ですが。

（１）～（８）に書いた中で、自分にも思い当たるところってありませんか？
これ、あたしにもあるかもしれない・・・というもの。

なんかね、音信不通になっちゃった人の話を聞いてると、別の男に対して音信不通をしちゃった経験がある人も多いの。で、話を聞いてみると、ここで挙げたような理由が出て来るのね。

そこをきっかけに自分の心と向き合ってみるのはいかがでしょうか？

・・・なので、冒頭に触れた風俗に落ちるくらいの衝撃が何だったのか、すごく興味あるのです。
そして、やっぱり毎度おなじみ家族のこととか、思春期頃の学校での友人関係とか。
それからＫさん自身のセクシャリティについても何かあるのかなあ？

罪悪感なのか、あるいは、無価値感から自分の魅力を低く見積もりすぎているのか（それで釣り合わない相手と出会ってしまう）。

いろいろ考えられることがあるので、また詳しい情報ください。