実家が安心できる場所でなかった場合、パートナーシップと仕事に安心感を求めるが、それを得た後に刺激物を求めたくなるのできちんと自分と向き合うべし。

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夫もいるけど彼氏もいる問題に類するテーマなのですが、実家が不安定だと結婚や仕事には安定を求めるものです。
でも、それは実家を見つけるためのものですから、いざそんな場所を得ると今度は思春期が発動して刺激を求めたくなるのが人の心理です。

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残暑の厳しい日々ですが先生はいかがお過ごしでしょうか？
当方アラサー既婚者です。今まさにずっと押し殺してきたセクシュアリティを解放し、サナギからアゲハチョウに開花していく過程を辿っている実感があります。先生に御指南いただき、背中を押していただきたくメールいたしました。

結婚して2年。安定感抜群の夫に一途だったのに、友達だと思っていた陽キャ系野良猫に、女であることを目醒めさせられました。

ひょんなことから酔っぱらいの状態で二人になった時に、勢いのままキスやボディタッチをされ、甘い言葉を囁かれ。今までの私なら絶対嫌悪感があったのに、なんてことでしょう、嫌などころか超～良かったのです。笑
お泊まりのお誘いもありましたが、そこは笑ってお断りして帰ってきました。ちなみに野良猫は夫と共通の友人です。

キスの時、なぜかビビビッ！と撃たれたような感覚になり、「ああ、私ってエロい女だったんだ」と腑に落ちちゃったんです。野良猫こわい。

どのコミュニティでも「エロい」、「色っぽい」、「大人の魅力がある」と男女問わずずっと言われてきたので、セクシュアリティが強いんだろうなとは思ってましたが、自覚がありませんでした。
幼少の頃は、気を抜くと周りからなんとなく浮くので周囲に合わせながら生きるか、めんどくさくて一人でいました。
母親からは、「男に媚を売る女はみっともないから自立しなさい」、「あんたは色気ないね～」と言われて育ちました。
両親は家庭内別居で、実家は常時冷戦なので安心感は皆無の環境でした。

そんな生い立ちなのでずっと女になるのが怖くて恋愛も上手くいかなかったのですが、夫だけは初めて会った時からめちゃくちゃ安心感があり、きちんとトキメキも経て結婚しました。
正直最近はその安心感に甘えてしまい、私が夫を親代わりに見てしまっていた感じがあります。夫の前で女であることを隠したくなる感覚と言いましょうか。

エロい女であることを自覚してしまった今、溢れ出るエネルギーを持て余しています。何の制約もなければ野良猫に今すぐしゃぶり尽くされたいです（笑）
でもこのエネルギーを不倫に投じるのではなく、夫との関係や自分自身のライフワークに健全に活かしていくために、今回の事案が発生したんだと思っているんです。

そこで、私の展望は以下になります。

・夫との関係性を整理して女として向き合いたい。夫と情熱的に愛し合う男女の関係でいたい。

・溢れ出るエネルギーをライフワークにぶつけたい。以前から自由への渇望が強く、もっとお金も時間も手にすべくフリーランスや起業にチャレンジしてみたい。もっと前に出てキラキラ輝きたい。(今の医療職フルタイムは好きじゃないので辞めたい)

野良猫に情熱が全振りする前に、上記の2点にコミットするにはどこから手をつけたらいいですか～～？？！

もっと自己愛を深める？好きなことする？母と向き合うのが先？
アゲハチョウになりたい！どうか教えてください！！
（Ｎさん）

まあ、まだ野良猫君に心を持っていかれてないと思ってます？？笑
ご主人とのセックスもしくはソロプレイのときに野良猫君のことを思ったりしてない？

・・・とまあ、いきなりデリカシーのないことをぶっこむことを趣味にしてクライアントさまからはキモがられている私ですが、けっこうその辺は大事なのでー。

「夫をもっと愛したい！ライフワークを生きたい！」ということはもちろん応援したいのですが、「で、正直な気持ちはどないなん？」と薄暗い取調室で低く、ドスの効いた声で聴かれたらＮさん、どうします？「正直に全部うたっちまいな。楽になるぞ。」と言われてもまだシラを切りますか？（あ、これって決め付けですかね？？）

図式としては私のブログでちょくちょく登場する「夫もいるけど彼氏もいる問題」を地で行っている感じで、

【安心感皆無の実家で育つ】
　↓
【安心感を完璧に与えてくれる夫と結婚する】
　↓
【安心できる場所ができたので女としての自分が目覚める】
　↓
【自分を女にしてくれる野良猫くんを引き寄せる】

という完璧な流れなんですよね。

ネタを頂いたのが３日前なので（！）まだ何とか踏みとどまっていらっしゃると思うのですが、相手次第では時間の問題と思われます。

だから、ほんとうにその前に何とかしたいのであれば「先」に目標を置いて、「とりあえずその日までは頑張る！」という風にするのが一番良いです。

例えば、「○○さんのカウンセリングを予約する！」とか「グループセッションもしくはそれに相当するセミナーに申し込む！」とか。

こういうのとかいいんじゃないかなあ？
↓
◎大阪：9/11（日）11:00-18:00 問題解決のためのワンデーセミナー～慢性的な問題と向き合って突き抜ける！～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45911

とか

◎【9/3大阪、10/29東京】女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント～実習メインのグループセッション～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/43397

とか。まあ、9/3はキャンセル待ちだし、10/29は先すぎますか・・・。

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相変わらずステマをかましていますが、何とかしたいときとか、けっこう苦しいときって「あの日までは頑張る」という期日を作っておくといいんです。

体調悪いときに腕のいい治療家の予約が取れたら安心して、その日までなんとか頑張ろうと思えるように。

そうして、その期日を繰り返すことで光明が見えてくるんです。

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さて、そういうわけで２つのテーマをご用意していただいているので、今日はそちらを中心に話を進めていくことにしましょう。

もちろん野良猫君との絡みにも触れますのでご安心ください。

＞・夫との関係性を整理して女として向き合いたい。夫と情熱的に愛し合う男女の関係でいたい。

先ほどご案内申し上げましたように「夫＝安心できる場所＝実家」というマインドが出来上がりつつあるんだろうと思います。

両親が与えてくれなかったことを夫が与えてくれるわけですから、気付けば夫を親代わりに見てしまっているところもあるでしょう。

そうすると当然ながら夫に対する性的欲求は急激に減少し、あっという間にレスになるか、義理事になってしまうものです。

けれど、この「安心できる場所」というのは幼少期よりＮさんが熱望していたものですから、それを手放すなんてとてもできるものじゃないと思います。
（だから「夫もいるけど彼氏がいる問題」になるんですね。）

だから、こうした希望が出てくると思うのです。

さて、そこで「情熱を感じる男女関係とは？」について触れてみたいと思います。

私たちの感情は「刺激」が好きです。ドキドキワクワクする展開が大好きで、だからどんな映画もドラマもいかに視聴者をドキドキさせるか？にエネルギーをぶち込んでいます。

しかし、この「刺激」というのは繰り返し与えられると麻痺してしまうので、どんどん強い刺激を求めるようになっていきます。

そして、お察しの通り「刺激」は「安心」の対極にあるものです。

だから、「夫」に安心感を求め、実家のような居心地の良さを覚えるためには、むしろ「刺激」を徹底的に排除しなければいけません。

で、話は一気にディープになるのですが、実はほんとうの「情熱的に愛し合う男女の関係」とは、そういう意味での刺激とは無縁のものです。

つまり、野良猫君という刺激物は確かに一時的な快楽と喜びを与えてくれる存在なのですが、実は浅い関係でして、夫という安心感の上で成り立つ脆いものです。

でも、その脆さや危うさがまた刺激となりますので、のめり込んでしまうわけですね。

で、それも一興なのですが、情熱的に愛し合う男女の関係は、実はその安心感のさらに向こう側にあるものです。

あまりブログではお話してないんですけれど「パートナーシップって両親よりも近い距離になれるんだよ」ということなんです。

つまり、「夫に理想の両親を投影して落ち着いた実家のような関係になる」というのはまだプロセスの途上でして、その先がまだあるのですね。

それは「ワンネス」とか「一体感」と呼ばれる境地であり、この感覚を感じられるのは「お母さんのお腹の中」もしくは「セックス」もしくは「瞑想」だったりするものです。

スローセックスなどの方法が著名ですけれど、より深い精神的なつながり、そして、解放感、一体感を求めて夫とのセックスに意識を向けてみるのがいいんじゃないかと思います。

＞・溢れ出るエネルギーをライフワークにぶつけたい。以前から自由への渇望が強く、もっとお金も時間も手にすべくフリーランスや起業にチャレンジしてみたい。もっと前に出てキラキラ輝きたい。(今の医療職フルタイムは好きじゃないので辞めたい)

さて、現実的にはこちらからのアプローチがけっこう実践的だったりするのですが、こうした問題を機に情熱系武闘派女子らしく、一気呵成に攻勢をかけるのもアリだったりします。

というか、今までも触れてきましたが「夫もいるけど彼氏もいる問題」が収まるのはライフワークを生き始めたときが圧倒的に多く、「なるほど、あたしがこのライフワークを生きるには夫はまさに適役ではないか！」との感動を伴うものです。

もちろん、それだけセクシャリティが豊かであふれ出るエネルギーが満載なら即座にフリーランスもしくは起業に踏み切るのもお勧めで、なんなら起業塾にさっさと入ってしまった方が話は早いかもしれません。
（ただ、起業塾で男から言い寄られることもありますのでその辺はきちんと線引きが必要です。）

アンダーグラウンドで自由を感じるよりも、表で自由を謳歌した方がずっと幸せですものね。

もし生活が成り立つなら今の仕事をさっさと辞めるか、あるいはアルバイトなどに切り替えるのも一つの手です。

実はここでも実家との関連性がありまして、家庭内が不安定で安心できる場所じゃなかった場合、「実家のような夫」を手に入れるだけでなく「安心できる仕事」も手に入れることが多いんですね。

つまり、その仕事が好きかどうかよりもきちんと給料が支払われることが優先されるわけです。

つまり、パートナーシップにしても仕事にしても「安心感、居場所」がキーになるわけです。

だから実家は一つで良いので、仕事ではさっさと冒険しちまった方が早くね？と思う次第です。

それですぐに前に出てキラキラ輝くべく、起業したり、フリーランスを目指したりするのもお勧めなのですね。

夫という実家を手に入れられたＮさんは、そこをベース基地にしてようやく「自分らしい生き方」を模索できるようになったんだと思います。

そこで早速恋愛がしたくなって野良猫に絡まれたりする事件も起こるんですけど、まあ、それも愛嬌ってことで、「じゃあ、ほんまにあたしが幸せを感じる生き方ってなんや？」を真剣に考えるにはベストなタイミングが来たのでは？と思うわけです。

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あと目覚めてしまったエロい女の部分ですけれど、これについては夫との深いレベルのセックスを目指すことで解消していけますが、そのエネルギー的な扱いについてはライフワークに向けるにせよ、「欲」に打ち克つのはなかなか難しいと思うのですね。

なので、ライフワークに活かすためにもその解放を学ばれることも推奨したいところです。

◎ライフワーク・グループコンサル～これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか？～
大阪：10/8（土）13:00-17:00
東京：10/30（日）13:00-17:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894

★ライフワーク本＆セミナー動画
＊「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）
＊忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。（主婦の友社）

＊セミナー動画：ライフワークをデザインするワークショップ～こんなご時世だからこそ、「自分らしい生き方」改めて見つめ直してみませんか？
＊セミナー動画：やりたいことが分からない！を解決するための質問攻めワークショップ。

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