女子の方が無価値感が強くなりやすい理由と、無価値感が強いとセクシャリティが抑圧されて恋愛やライフワークに問題を持ちやすくなる話。



3日連続、無価値感シリーズが続いてます。今日は女の子がなぜ無価値感を強く持ちやすいのか?そして、その無価値感からなぜ待つ女になりやすいのか?というお話や、無価値感とセクシャリティの関連についてざっくりお話ししたいと思います。
無価値感が強いと大人の女になることを拒否してセクシャリティが抑圧されちゃうよ、という話です。

昨日の記事「無価値感とは何か?無価値感は何を作るのか?そして、どうしたら癒すことができるのか?」がなかなか好評でSNSでもけっこう刺さってたようで嬉しいです。(ドS?)

さて、昨日の最後に「無価値感とセクシャリティの問題」という話を気が向いたら書きます、と言ったんですけど、早速気が向いたので書いてみようと思います。

さて、いきなり訳の分からん話からスタートするんですけど、女の子は幼少期、ある時点で「あたしにはアレがない!!」という驚愕の事実を目にすることになります。

パパとお風呂に入ったときとか、お兄ちゃんが立っておしっこをしている姿を見たときとか、弟のおむつを替えてるときとか、様々なシチュエーションが想定されます。

そのときに「へえ、女の子と男の子は違うんだねー」という風に受け止められたらいいんですけど、「あたしにはあるべきモノがない!」とショックを受けて、それ以来「あたしには何かが欠けている」という思いを抱くようになるんですね。

「あたしには何か大事なものが欠けている」という思いを作り出し、これが無価値感の一つのルーツとなるわけです。

・・・。

と、ここまで読まれて過去の記憶を遡り、「え?あたしには男きょうだいもいないし、パパとお風呂に入った記憶もないんだけど?」という方や、「確かにお兄ちゃんの真似して立っておしっこしてえらい目に遭ったことはあるけど、別にショックではなかったけど?」という反論を提示する武闘派女子も多いかと思うんですけど、この話は「事実」というより「象徴」として捉えてもらった方がいいと思います。

ちなみに、私のクライアントさんには「なんかお母さんのお腹の中におちんちんを落として来ちゃったみたいだよね」という方がものすごく大量にいらっしゃるのですが、そういう方も今日は一応、女の子のつもりで読み進んでくださいませ。

で、具体的な体験があったかどうか、それが記憶にあるのか、そこにショックを受けたのかは別として、「あるべきものがない私=何かが足りない私」という無価値感が生まれるので、一般的に男性より女性の方が無価値感を持ちやすいと言えます。

それは社会的にも言えることで、だいぶ変わったとはいえ、まだまだ日本は女性の地位が低く扱われることが多く、「女は男の3倍努力して初めて対等に扱われる」みたいな風潮が残っている職場もありますね。

今ですらその状態ですから、皆さんが子ども時代の数十年前ってのはもっと男尊女卑の傾向が強いわけで、「女は価値がない」という思いを抱きやすいとも言えます。

「女だったことでお父さんからがっかりされた」
「あんたが男の子だったらよかったのに、と親戚のばばぁに言われた」
「女が大学行ってどうするんだ」
などの差別的体験を受けた方もいらっしゃると思います。

だから「女である自分は価値がない」と思い込まざるを得ない社会的環境があることは確かだと思います。

ちなみに、女性が無価値感を抱きやすいという話に対応して、男性は罪悪感を抱きやすいと言えます。

男性器は時に「剣」とか「ナイフ」のイメージを持ち、力の象徴を表すものです。
(なので、男性にとって中折れとか勃起不全というのは自分の存在を揺るがす大問題になるのですな。)

剣とかナイフとか力(パワー)というのは「人を傷つけるモノ」になりますから、加害者側の罪悪感を持ちやすくなります。

そもそもセックスというのはそのナイフを女性の体の中に侵入させるものですから、男性はセックスに対して強い罪悪感を持つんです。

一説には、その罪悪感をごまかすために快楽物質が分泌されるらしいです。

もちろん、これもまた潜在意識で起こることなので、セックスをするたびに罪悪感を自覚する男性ってのはほとんどいません。

ただ、男性がそこで罪悪感を強く持つことを知ると、男性の様々な性的行動が理解できることも多いでしょう。

さて、無価値感の話に戻しましょう。

自分には例のモノがぶら下がってないということに気付いて無価値感を得た女性はどうするかと言えば、それを「何かで埋めようとする」わけです。

察しの良い方は気づかれたと思いますが、男性器を受け入れることで自分の足りないモノを補おうという心理が生まれるのです。

「誰でもいいわけじゃなくて好きな人だからできる」
「セックスはそんなに好きじゃないけれど好きな人だから受け入れる」

という方も多いと思いますけど、それは女性が男性を受け入れる形になっているから好きな人がいいって思うだけでなく、無価値感を彼のモノで埋めようとする心理も動いていると見ることもできます。

そして、さらに無価値感が強いと、

「体を求められた時にすごく自分の存在価値を感じる」
「セックスがないと愛されてる実感が持てない」

という傾向が強くなるんですね。

だから、無価値感が刺激されていろんな人たちとヤリまくってしまう場合もありますし、逆に、無価値感が強すぎるゆえに逆にセックスを拒否する場合も出てきますし、無価値感と性欲が連動して動いて、自分の価値を感じたいときに強い性欲を感じることがあります。

また、こういう心理的な背景でセックスをするのは「自分の足りないモノを補うため」なので、「一体感を得る」とか「愛し合う」というよりも、求めに応じる受身なセックスになりやすいですし、オーガズムを感じられない問題にもつながります。

かつてバイセクシャルなクライアントさんがいらっしゃったときに「実は・・・」と切り出してくれた話がとても象徴的でした。

彼女は自分がバイだと気づくまでは恋愛対象は男性で、いつも彼氏が切れない状況だったのですが、あるきっかけで女性も愛せることに気付き、そこでこんな体験をされたそうです。

「男性とするときは気持ちいいけど、何か惨めな思いがあったんですよね。でも、それも女の子とセックスするまで気づいてなかったんです。
それが男性器の道具を付けて女の子としたときに何かがパチッとハマったような感覚があったんです。それを彼女に挿入したときになんかすごく満たされた感じがしたんですよね。」

彼女がバイで、そもそも男性的な気質を持っていたこともあるかもしれませんが、「何かが足りない」という感覚ってほんとうにあるんだな、と実感したお話でした。

まあ、ここまで読まれて「少し当てはまるけどよう分からん。ほんまにそうなんかな?」と疑問を持たれる方も多いと思いますし、ピンと来ない話だったかもしれませんが、セクシャリティの問題を罪悪感からではなく、無価値感から見ていくともしかしたら辻褄の合うところも出てくるのかもしれません。

ということで、セックスから幅を広げてセクシャリティに視点を向けてみましょう。

無価値感があると「外側から何かを得て心の穴を埋めようとする」というお話は昨日書きました。

要するに「自分は人として欠陥がある」という思いを潜在意識に抱き、それを補償するために様々な行動をとるようになります。

ある人は「かわいい女の子になって男の子の目を引きたい」と女子力向上に努めます。
かわいい服、かわいいメイク、かわいい髪型にこだわり、どうしたらモテるのかを研究します。

「男の子に求められてこそ、私の価値がある」という意識をどこかに持っているようです。

特に無価値感が強く出てくると、人としてだけでなく女の子としても自分に価値を感じませんから、男の子に求められたい欲求が非常に強くなるんですね。

だから、彼氏がいない自分をまるでゴミのように感じてしまう人もいますし、彼氏を失わないために犠牲・我慢を繰り返して爆発しちゃう人もいます。

男の人に愛されるために体を使ったり、テクニックを磨いて男を虜にしようとしたりすることもありますし、セックスしている時だけ自分の存在が許されているように感じている人もいるんです。

また、「求められたい」という思いが強ければ強いほど、子どものまま成長を止めてしまうことが多いのです。これがけっこうきつい問題になります。

「愛すること」よりも「愛されること」の方に価値を置くので、犠牲や取引はできても与えることができません。

つまり、「大人なんだけど心の中はまだまだ少女」みたいな状態になってしまうんですね。

無価値感に足を引っ張られて大人の女になることができなくなるんです。
というか、正確に言えば、大人の女としての魅力は十分内包しているのに、それを認められない(認めたくない?)わけです。

「求められることで価値を感じる私」ですから、セクシャリティも封印します。
大人の女としての魅力を抑圧し、いつまでも「かわいい女の子」でいようとするわけですから。

しかも、こういう方ほど「年を取ることに対する怖れ」が非常に強くなり、若い子に嫉妬することになります。
だって、年を重ねれば大人にならなきゃいけないでしょ?そんなのイヤだもん。

もちろん、それに自分も薄々気づいているので「自分はまだまだ子どもだなあ」と感じ、「自分は色気なんてない女」と実感するようになるんですね。それで女を捨ててしまう人もいます。

そうすると自分から男の人に近付くことができません。
ずっと「待つ」ことになってしまうんです。

無価値感から自分の魅力は人に見つけてもらいたいですし(承認欲求)、男から求められることで自分の価値を感じたいわけで、自分のいいところなんて自分では全く見えなくなります。(ていうか、見る気が出ません。)

それがダメだと分かっていても無価値感が強すぎて、自分から動くことができなくなるのです。

要するに「男性から愛される自分は価値があるけど、そうでない自分は価値がない」という「男軸」というべき状態になっちゃうんですね。

そうするとセクシャリティはすべて内向きになり、外側に出せなくなるのです。
(なので、このパターンを持つ人は性欲が強く、オナニーはけっこう奔放だれど、セックスではそれが出せないという問題を持つことがありますし、性欲を完全に封印して女であることを忘れようとしている場合もあります。)

セクシャリティはいわば生命エネルギーですから、無価値感に引っ張られていると、自分がやりたいこと、将来のヴィジョン、ワクワクするようなライフワークが全然描けません。

人生そのものが受動的になり、主体的に行動することができなくなります。

また、相手から愛される、必要とされることが価値基準なので、表面的にはともかく、内心は依存的になって、相手の顔色を伺うことになり、とても疲れてきます。

なので「彼氏がいない人生はつまんない」「結婚してない自分は存在価値がない」「何もやりたいことが特に見つからない」「ヴィジョンなんて全然見えない」なんて風に感じるわけですね。

まとめれば、

無価値感が強い
→愛されることに価値を置く
→大人になることに抵抗がある
→セクシャリティを抑圧する
→今の日々に充実感を感じられない
→ライフワークが見えなくなる

という流れになるんですね。

だから、こうした話が刺さった方は改めて無価値感に注目してそれを手放していくプロセスが必要となるのです。

「自己充足」により「内的充実」を得ていくことが大事だよ!という話ですな。

この辺の話は昨日、一昨日に書いたので参考にしてくださいませ。

さて、女性の場合は分かったけど男の無価値感はどこから出てくんねん?という話ですが、男性の場合はやはり環境要因の方が大きいものです。
なのでそれは昨日の記事で書いたつもりですので、参考にしてみてくださいませー。

○昨日の記事

無価値感とは何か?無価値感は何を作るのか?そして、どうしたら癒すことができるのか?

○一昨日の記事

無価値感があると外側に幸せを求めるようになるけれど、外側にある幸せを手に入れても無価値感がその幸せを消してしまう、という話。

☆無価値感に触れてる本・動画

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)

「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」(清流出版)

*動画配信/DVD:「つながりと自己充足で寂しさと孤独感を癒す3時間ワークショップ」

*動画配信/DVD:「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」発売記念講演会

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