セクシャリティや女性性が強すぎる上に器もデカいし、後天的に男性性を育てちまったからそのバランスに苦慮してる女子のための話。~リボンの騎士問題~



セクシャリティや女性性が強く、器もデカい人のお話。幼少期、親でも受け入れられないエネルギーを持つがゆえに否定され、それに対抗すべく男性性を鍛え始めると、男性性も強烈になって行く先々で戦いが生まれ、生き辛さを抱えるようになるものです。
そんな自立系武闘派女子が生きやすくなるためのあれこれを考えてみました。

こんにちは。根本先生、お元気でしょうか?

「人に異常に好かれたり、嫌われたりすることが多いのは私が超能力者だから!?」

前回↑のネタをアップして下さり、ありがとうございました。何かにつまづいた時は、何回もこちらの記事やYouTubeを見て励みになりました!

で、マニアックな続編として、また取り扱って貰えたら…と思い、ネタを送らせて頂きましたm(_ _)m

今回困っている件は、本来持っている女性性を婚活などに発揮したいのに、頻繁に出てくる男性性が邪魔をする、という悩みです。

私は聞き上手、察しが良すぎて依存されやすい、厳しい事が嫌い、感覚的で芸術が大好き、感動して鳥肌が立って体が痺れる、すぐ泣くといった、元々生まれ持った女性性があります。

ですが男尊女卑の毒親の元で生まれ育ち、いつも女性だからとバカにされて戦って生きてきた故、男性性が強くなりました。
強くなると周りからバッシングやモラハラ、プライドや劣等感を無意識に刺激したり、特に仕事となると頭の回転が早く、打算的になります。

どちらの性もエネルギーは強く、アイデンティティだと思います。性エネルギーの振れ幅がある為か、人格が変わるよねとも言われた事がありました。

困っていたので、某有名な方のセッションを受けたのですが、私の考えが理解できず、その講師が混乱して怒ってしまった、という事もありました。
カウンセリングでも、貴方はよく分からないと言われ、やはり混乱させてしまいます。

仕事中や普段は、男性性の方がよく出ている気がします。でも、心身疲れるし、もう戦いたくないよー!と心の中で泣いています。

婚活でも、最初はハイスペからべったり好かれます。ですが、男性性が出ると、案の定相手が攻撃的かつ征服的になり、痛い目に合います。どうしても仕事モードになったり、ストレスが溜まると男性性が強くなります。

話し盛っているんじゃない?と思われる部分もあるかと思いますが、本当のお話しで、本当に困っています。。
自分のセクシャリティが強すぎて扱えないです。本来生まれ持った女性性で、人と接したいです。どうしたらいいでしょうか?( ; ; )
(Tさん)

まるでデジャブかと思うほど昨日のネタと似ているのですが・・・。

「セクシー路線の私とBTSな私とどっちがほんとの自分なの!?~人はみんな多重人格者だからそんなのコントロールできひんで!~」

セクシー路線の私とBTSな私とどっちがほんとの自分なの!?~人はみんな多重人格者だからそんなのコントロールできひんで!~

いわゆる「セクシャリティや女性性が強すぎる上に器もデカいし、後天的に男性性を育てちまったからそのバランスに苦慮してる女子問題」ということですよね。長いなあ。サクッと短い言葉でまとめられへんかなあ。私的には「リボンの騎士問題」とこっそり呼んでいるのですけど、今となれば「リボンの騎士」が分かる女子は年齢が・・・(以下検閲削除)

これは以前も触れたことがありますが、基本形なのでおさらいしておきましょう。

元々女性性が豊かであり、セクシャリティが強い。
→そのままでは生き辛く、家族はじめあちこちからバッシングがある。
→防衛かつ処世術のために男性性を育て始める。
→強い女性性のエネルギーを男性性に投入してそそり立つ岸壁のごとき男性性を作る
→あまりに強烈な女性性と男性性を持つゆえにバランスが保ちにくく問題続発。
→「おいおい、どないしたらええねん!」と根本先生のところに怒鳴り込む(←イマココ)

まあ、ここでは分かりやすくするために女性性とセクシャリティを一緒くたにしてます。

でも、同じような方、多いのかな?
まあ、自武女ですもんね。そりゃあそうなるわね。

こういうのセミナーのネタになりますかね。かなりマニアックかもしれんけど。

ここで一気に一般論になりますけれど、私たちは自分の「才能」に振り回されることがよくあるのです。

その豊かな才能な故に時には自分を傷つけるようなものですね。

サラブレッドは競走馬として優秀な馬ほどあの細い脚にかかる負担は大きく、ゆえにケガもしやすい、という葛藤を抱えた生き物と言われます。

速く走れる能力が自らの脚を痛めてしまうのですね。

それと似たことが私たち人間にも起こるわけです。

その豊かな才能故に、自分を傷つけてしまうという。

だから、競走馬は厩務員さんが繊細に状態をチェックして慎重に取り扱われることになるのですが、はてさて、人間の場合はふつうは厩務員も調教師もいないので自分で何とかせなあかんことになるのですね。

要するに「女性性が強すぎるがゆえに男性性もたくましく育っちゃったんだよね」ということなのですが、この取り扱いについてはいろいろと道筋は用意されてるものです。

>ですが男尊女卑の毒親の元で生まれ育ち、いつも女性だからとバカにされて戦って生きてきた故、男性性が強くなりました。

まあ、結局のところ「親」の存在は絶大なんだという話になるのですが、男尊女卑でバカにされ、それに屈して身をかがめて生きる人もいる一方で、そこは持って生まれた自立系武闘派女子の血がそれを許さず、「いざ、戦え!」と自らに指示を出すわけですね。

美しく、可愛らしく、可憐で、透明感あるお姫様として生きる予定だったのに、そこでドレスを脱ぎ捨て、武器を手に戦場に出撃する人生が始まるのです。

そうすると「漢は表に出れば7人の敵がいる」と言われる通り、その剣を持って自分に対抗する勢力を返り討ちにすべく技を磨きます。

うちのスタッフKちゃんは「鎧を脱ぐイメージワーク」をすると、いつも鉄人28号のような鋼鉄の鎧がイメージに出てくるそうですが、その鎧の内側には美しいドレスを着て目をキラキラさせた可愛らしい姫がいるんですな。(Kちゃんの内側にそういう女子がいるかどうかは確認したことがないんですが。なんせ、鎧を脱ぐと、その下には鎖帷子(くさりかたびら)を着込んでいる自分が現れるそうなので)

親にバカにされ、否定された分だけ「この世に味方などおらん!自分以外はすべて敵じゃ!」という意識を持つのです。

要するに鎧を着込んで剣を振りかざす騎士として生きるわけです。
しかも、相当に強い剣士でもあるのです。

周りはビビると思いません?

特に「女だと思ってバカにしてたらとんでもない強いアマゾネスだった」とか「おとなしくて従順そうな女だと思ってたら紛うことなき武闘派女子だった」というわけですから、「詐欺師ー!!!」と叫んで似てるならまだ良い方で、恐れおののいて無駄な攻撃を繰り出してくる無謀な奴も現れると思います。

要するに、男女関係においては、尻尾を巻いて逃げ出す軟弱者か、サクッと逃げ出す野良猫男子か、プライドだけが高い自称エリートばかりが目に付くようになると思います。

たぶん、この最後のパターンがこれに当たると思います。

>婚活でも、最初はハイスペからべったり好かれます。ですが、男性性が出ると、案の定相手が攻撃的かつ征服的になり、痛い目に合います。

外見的な印象は分からないのでなんとも言えないのですが、やっぱあれですかね?うちのクライアントさんがよくやる「外見で騙して近づいてきたところを思い切りバッサリやる」ってことですかね?もう、それ、ほんま詐欺師よねえ?笑

要するに、Tさんがその男性性を発揮し始めると、

>強くなると周りからバッシングやモラハラ、プライドや劣等感を無意識に刺激したり、特に仕事となると頭の回転が早く、打算的になります。

というモードに移行して別人格化するわけです。

周りから見れば「どっちがほんとのTさんなの?」と思われるでしょうし、Tさんも「どっちがほんとの私なの?」と混乱するでしょう。

某有名な講師の方にしても、カウンセラーにしても、訳が分からなくなるのは無理ないんじゃないかなあ、と思います。それくらいまあ、名女優であり、器が巨大で、かつ、エネルギーがめちゃくちゃ強いのでしょう。

でも、これだけエネルギーが強ければTさんは意識してるかどうか分からないんですけど、自分の存在をカモフラージュさせるのも得意そうな気がしますよね。

「ああ、ここは淑女のように振る舞っておこう」とか「とりあえず外行きの今どきの女子を演じてみよう」とか「こいつがどれくらいのもんか試してやろう」とか、あれこれやっちまうんじゃないかと思います。

それで「こいつは多重人格者なのか?え?そんなのあり?」と人々を混乱させるんだと思います。

この多重人格については昨日の記事に書いたのでまた読んでみてください。

さて、親密感への怖れが強いっすね!と言ってしまえばそれで終わるかもしれませんが、親から否定された分だけ、誰も味方がおらず、常に戦い続けるしかなかったTさんの人生を少し感情面から見ていきましょう。

もちろん、親しい友人がいたり、心を許せた恋人が過去にはいたかもしれませんが、けっこう孤独で寂しさを抱えていたり、どこか「諦念」を抱えて引いて世の中を見てみたり、その強すぎる感受性ゆえに相手のことが見えすぎてため息ついたり、オアシスを探せど、自分が心から安心できるところは見つからなかったり。

ある種の絶望みたいなものもあるかもしれません。
底知れぬ悲しみというか、強烈な孤独感というか。

なんせ親から否定されまくったのであれば「理解者がいない」という絶望的と言える孤独を抱えますね。しかも、著名な先生であっても扱いきれないということは、「あたしを本当に分かってくれる人なんていやしない」なんて気持ちになるでしょう。

子ども時代に仕方なく武器を取って戦場に出るということは、その分、お姫様のような自分を封印せざるを得なかったわけですから、そこには強い覚悟と同時に無念さ並びに虚無感などもあるでしょう。

その類まれなき才能がゆえに、孤独であることが約束されてしまっているようなものですね。よく「天才は孤独である」って言うじゃないですか。それっすね。

>自分のセクシャリティが強すぎて扱えないです。本来生まれ持った女性性で、人と接したいです。どうしたらいいでしょうか?( ; ; )

ここまで書いてきてようやく本題に入るという、なんと長い前戯なんでしょう?みんな飽きてません?おいおい、それで本番は超短いとかないよなあ?とか思いません?

一つ目のアプローチというのは「世界は敵ばかりで自分の味方はいない」という潜在的な観念を書き換えることです。

突き詰めれば「あの親を許す」というテーマになります。
頭で理解するのではなく、感情的に親を理解し、受容し、そして、許します。

これはそのデカすぎる器と豊かな女性性を使えばさほど難しくはないでしょう。

それと同時に、孤立して武器を取るしかなかった姫様を救出していきます。

自分の存在意義を見失い、戦うことでしか居場所を作れなかった悲劇のお姫様に安息を与えるのです。

これは大人になった自分が子どもの自分を慈しみ、愛することです。

その子に本来なら親が与えるべき愛を自ら与えるのです。
でも、そのためには「親ですら扱いきれなかった自らの才能」を受け入れる必要があり、「その能力に怖れ、扱うことを拒否した親を理解する」というプロセスが必要です。

すなわち、それくらい自分が偉大な存在であることを認めていくのですね。

二つ目のアプローチは「武器を捨てて弱い自分を許す」というプロセスです。

実はここに仕方ないけれど深い誤解が一つあるんですね。
それは「女性性」を弱いと思ってしまったこと。
そのか弱い女性性を守るために男性性を使ったんですよね。

「相手が戦闘を辞めたら自分もそれに応じる」という後手に回るのではなく、自ら進んで武器を放棄し、平和を約束していくんです。

>私は聞き上手、察しが良すぎて依存されやすい、厳しい事が嫌い、感覚的で芸術が大好き、感動して鳥肌が立って体が痺れる、すぐ泣くといった、元々生まれ持った女性性があります。

この素晴らしい女性性の才能を、ただあるがままにしておくのです。

言い換えると「男性性(自立)を手放す」というプロセスですね。

負けを認めるなどの競争心を手放すやり方もありますが、ここは怖れを越えて「信頼」と「サレンダー」を自らに課します。

この女性性って感じやすいけど、めちゃくちゃ強いんですよね。
少々傷ついてもすぐに回復するし、どんな相手でも包み込める大きさと柔らかさと奥深さを持ちます。まるでアレみたいじゃないですか?

デカくて長くて堅いアレを受け入れるとき、女子のみなさん、どうされます?
力抜きません?
そこで力を入れてしまうと入らないですよね?
そして、大きすぎて入らないと思ったアレが意外とすんなり収まる経験ってしたことありません?

脱力して、ただただエネルギーに身を委ねるというのはある種そういうことです。

そして、Tさんがその男性性を手放すと、その部分を担える男性が現れるようになります。(これが重要)

女性性が強すぎる女性というのはある意味「両性具有」になってしまって、男性が入り込む隙間がなくなるんですね。

だから、怖れを越えて男性性を手放すことで、その役割を男性に委ねることができるんです。

でも、そこで完成形を求めちゃいけません。
Tさんから見れば、みんなショボい男ですから、ついつい自分の男性性を取り出して「えいやっ!」とやっちまいます。

そこでも女性性を使います。そんな彼を許し、慈しみ、受け入れ、そして、真綿で首を締めながら調教するわけです。

三つ目のアプローチは「迎合せず、自分の道をひた走る」というものです。

天才たちは内側から湧き上がるエネルギーに素直に従うことで誰もたどり着いたことのない領域に達します。

そういう風に書くととても高尚な感じがするかもしれませんが、そこは意外とシンプルなものでして、要するに「好きなものは好き、イヤなもんはイヤ」を徹底させることです。

自分が「良い」と思ったことだけやるんです。

自分の「快」をひたすら追求し、「不快」を徹底的に排除するんです。

まあ、ある意味「ふつうの人間はもうやめる」ということですね。

この感覚ってのは「自らを流れに飛び込ませる」という風に表現されていて、見方を変えれば自殺行為にも見えるのですが、そこで自分を信頼し続けることにより、自分独自の世界を拓いていくんです。

なので今日から自分のご機嫌取りだけをやっていくのですな。
身に着けるもの、口に入れるもの、目に見えるもの、耳に聞こえるもののすべてを自分をご機嫌にするものだけに絞っていくのです。

これをカウンセリングなどでは「まあ、あんたふつうの人間としての生き方なんてできねえんだから、やりたいことやるしかないんよ」なんて表現します。

四つ目のアプローチというのは、2日前に書いたかな?自分のエネルギーに身を委ねるトレーニングを重ねるものです。

これはまあ一人でやるのはちょっと難しいのでセッションなどの場になっちゃいますが、ただただ自分の内側から湧き上がるエネルギーを感じ続けることで、心身共に「ありのままの自分」を体現していくものです。

ということで、まあ、なんせアプローチはいろいろありまっせー。
コツコツやって行きゃあ、いつかはめちゃくちゃ生きやすくなりまっせー。

という話なんですけどね。

さて、本番もけっこうな長さだったでしょ?どう?4回も体位変えるなんてなかなか頑張ったと思わない??笑

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強すぎる女性性と後天的に確立された強すぎる男性性のバランス
 


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