男性性優位な自立系武闘派女子の恋や結婚がうまくいかない理由と彼女たちと相性のいい男のタイプとは?~「大黒柱は家に2本も要らねえ!」生き方からの脱却~



自立系な女子たちは様々な要因で男性性を一気呵成に成長させることで、パートナーシップにおいては心理的に「男vs男」の関係性を築いてしまいがちです。
とはいえ、それは誰に罪があるわけでなく自然現象みたいなもの。
じゃあ、どういう男性と相性がいいのだろう?という話をさせていただきます。

長らく自立系武闘派女子と呼ばれる方々をカウンセリングしていると、幸いにして結婚に至ったにも関わらず、幸せな時間は一瞬で、その後は主導権争いが顕在化し、その結果、
「旦那が一緒に居られないと言って家を出ていった」
「スマホなどで素行調査をした結果、女の影がわんさか出てきた」
「仕事と言って家を出ていたがどうやら女の子と遊んでいるらしい」
と言った問題が発生するケースによく出会います。(もちろん、結婚されてなくても、お付き合いしている関係、あいまいな関係の話でもよく出てきます)

そんな話を聞きながらふと「そりゃあ、あんたが彼を追い出したようなもんだべ」とボソッと言ってしまうことがあるんですけど、その時、カウンセリングルームに流れる冷たい空気を皆さんは想像できるでしょうか!?ええ、例の、あの、空気ですね。(自業自得)

そうした女子たちは「独身時代から仕事をバリバリこなしていた」「姐さんと呼ばれるよなポジションを自然と獲得してきた人生だった」「男になんて負けてられねぇ、と啖呵を切りながら生きてきた」「気が強いって子どもの頃から周りの人に言われてきた」「売られたケンカは買う主義だ」「男になんて頼っちゃいけねえと思ってる」と言った分かりやすい武闘派な方に限りません。

一見、大人しそう、従順そうに見えながらも急所を的確に打ち抜く口撃力を持っていたり、自信がなさそうなふりをして「ねえ、どういうことなの?どういうつもりなの?あたしは何なの?」と彼を詰問するだけの度胸を備えていたり、頼りない旦那のために頑張って自立してきたら一気に追い抜いてしまったり、出産を機に武闘派魂が目覚め、家庭内の主導権を余すところなく握る女帝になったりするケースなど、ほんとうに様々です。

最近では学校でも職場でも比較的「男女平等」が叫ばれているので、社会人になった際も、男性と同じ職務をこなす方が増えてきていますが、それでもやっぱり男尊女卑な文化が残る企業もめちゃくちゃ多いですから、そうすると結果的に「認められるには男の何倍も頑張らなければならねえ」とめちゃくちゃ自立しちゃう方が出てくるんですね。

いわば、社会の中で男性性をたくましく成長させる女子がここ数十年でめちゃくちゃ増えたと思います。

また、離婚率も高くなり、さらに親世代の離婚を経験された方も多いですし、また経済的な面から言っても結婚して家庭に入るケースよりも、結婚・出産を経ても仕事を続ける女子が増えています。

ちなみに、男性はそうした時代の変化に呼応するように女性性が豊かな方も多く、優しく、穏やかで、精神が安定していて、家事も育児も積極的にこなす方が増え、その結果、相対的に妻が男性性を発揮する機会が増えてきたことも事実です。

その場合は、たいした争いをせずに奥様が家庭の主軸に収まることになり、それが幸せを感じられる女子ならば問題ないのですが、自立心・競争心が旺盛な武闘派中の武闘派女子になると「頼りねえ、旦那だな。もっと骨のある男はいねーのか?」と外に男を求めるようになります。

もちろん、現代ではその手のご相談もものすごく多いことはこのブログを通読されている方はよくご存知かと思います。

ただ、今日の話題はそこが主ではありませんので、簡単にお話しするに留めさせていただきたいと思います。

そもそも男女がお付き合いをするとやがて主導権争いというものが生まれます。
どっちが偉いの、正しいの、強いの、を争うわけです。

で、主導権争いというのは「競争心」の一つで、夫婦間、あるいは家庭の盟主の座を巡って夫婦で激しい争いが起きるんですね。

そして、旦那さんもまたプライドが高く、競争心旺盛で、バリバリ仕事をするような男性性の強いタイプだと、奥さんの男性性と激突して、一層激しい戦場が生まれます。
(その戦い方には激しくバトルを繰り返す熱戦型と、水面下で行われる冷戦型があります。)

ところが、権威や男尊女卑などの文化に守られた職場では男性の方が優位になることが多いんですが、その守りを外された家庭や社会人サークルなどでは男性性の競争なのに、女性側が圧勝するケースがものすごく多くなります。

肉体的には男性が、精神的には女性が強いのが一般的ですから当然の結果と言えるでしょう。

つまり、夫婦関係の中で「男性性のぶつかり合い」が起き、奥さんが勝利を収めるということです。
それは祝うべき勝利というよりも、それ以降、奥さんが家庭の大黒柱として家族を支える立場になることを意味しますし、残念なことに、彼の男性性をへし折ってしまい、自信を奪ってしまったことに対する責任を奥さんが取り続けることを予測させます。

具体的には本日のサブタイトルにあるように「家の中に大黒柱は2本も要らねえ」という状態になり、競争に敗れた男性が家を出たり、外に居場所を作り出したり、女を作ったり、あるいは使い物にならなくなっちまったりするんですね。

「え?そんなつもりなんて全然なかったのに?」と訝しむクライアントさんも大変多いんですけど、ここまでお話してきたような心理をお伝えすると「心当たりしかねぇ」と素直に頭を垂れることになります。

「旦那は偉そうなことを言ってるけど、口ばっかりで行動が伴わねえ」
「威張りたいのは分かるけど、そうさせてあげるだけの実績がねえ」
「『口ではお前にはかなわねえ』とよく言われる」
「自分ではそのつもりはないけど、どうやら旦那をキレさせる言葉を言っちまうらしい」
「偉そうなことを言うわりに甘えたで、弱くて、頼りない奴だと思ってる」
「プライドばっかり高くて中身がねえ」
「あたしだって弱いところがあるんだからそれを守ってほしいのに、弱さを出すとむしろ逃げ出しやがる」
「表向きは旦那を立ててるけど、正直、あんまり信頼してないのよね」
「最近、あたしのことを怖いって言いやがるのよね。こんな優しい妻を捕まえて何を言ってんだか。」
「旦那にもっと頑張って働いてもらおうと褒めるようにしてるけど、なんか最近疲れてきたのよね」

まあ、そんな奥様はこんなことを日々感じられているようです。
で、そんな風に感じられる奥様は表面的にはどうか知らないけど、実質上、主導権争いには圧勝しているので、どうしても旦那の心は外に向くようになります。

ちなみにまだ体の関係があればマシなのですが、出産を機に減っていたり、レスになったりしているケースも非常に多く、そうなると「奥さんの男性性強化」と「夫の家離れ」は加速するようになるでしょう。

さらに余談ですが、二人がどんなセックスをしているかでお互いの相性やキャラや力関係をはっきり示すことができます。

さて、こうした相談というのは「離婚」という文字が赤々と家庭内に灯り始めた頃に増えてくるのですが、その時、表面的に問題を起こしているのは旦那なんですね。

・浮気してる
・家を出ていった
・家にお金を入れなくなった
・離婚話を切り出してきた
・セックスを拒否されるようになった
・仕事が急に忙しくなった
・実家に返ったり、友達と遊んだりする機会が増えた
等々。

そうすると一見、旦那が問題を起こし、妻は被害者の立場、みたいに見えるのですが、話を伺っていくと、どうやらその原因は妻の方にもある(もちろん旦那にもある)ことが分かってくるわけです。

むしろ「浮気させた/家を追い出した/離婚する気にさせた/家に居場所を作らせなかったようなもんじゃね?」というケースです。

あ、とはいえ、だからと言って妻に責任があるとか、妻が悪いとか、改心せえ!とか言うつもりはまったくございません。

そうならざるを得なくてなったんですし、そうなるほかない人生を歩んできたんだし、そういう関係を作るしかない夫婦関係だったんですから、罪悪感とか自己否定とかは起こさなくても良いです。

言ってしまえば「まあ、相性が合わなかったってことだわね」ということになります。
だから、「まあ、離婚やむなしだよねー」というケースもやはり多いですし、夫婦関係を修復していくならば、そうした自分を本来の自分に戻していくプロセスは必須と言えます。

そうした自立系武闘派女子がこれからの人生をどう歩むか?ということになると、本来の自分より男性性に偏った生き方をしてきたことが問題になることは良くあります。

つまり、本来は女性性が豊かな人なのに環境的、家庭的、人間関係的、男女関係的に男性性を成長させるほかなく、それがまたうまく行ってしまったがゆえに、夫婦関係に問題を抱えることになった、というわけです。

ちなみに同様の理由から「なぜか結婚できねえ」という問題を抱える方も多く、そんな方からのご相談も日々いただくことになっております。

それで私のブログでは「男性性はもう十分成長させたんだから、これからは女性性をもう一度開いていこうぜ!」という話をすることになります。

それで私のブログには、

・サレンダー(委ねる)
・信頼して待つ
・受け取る
・自由になる
・好きに生きる
・直感や感覚を信じる/従う
・流れに身を任せる

と言った言葉が列挙されることとなり、同時に「女であることを思い出せ!」というテーマにおいてセクシャリティを扱っていくわけです。

で、その話はいつもしているので、今日は「じゃあ、そんなあたしは誰と幸せになったらいいのよ!そりゃあ、離婚して一人でも生きていけるけど、それじゃ寂しいじゃん!」とお思いの方のためにパートナーシップについてのささやかなご提案をさせていただければと存じます(少々ビビりながら)。

※この話は現在絶賛婚活中の方にも当てはまりますし、意外かもしれませんが、夫婦関係を修復させたい方にも当てはまります。自分の夫がどのタイプなのかに気付くだけで変わり始めたりします。

まず、とても大事な話ですが、武闘派女子としてこの世に生を受けた以上、「私より強い男に甘えたい」との幻想はとっとと捨てたほうがいいって話です。
肉体的にあなたより強い男はたくさんいますが、精神的に強い男なんて、よほど死との境界線を何度もさまよったような男以外にはまあいません。

もちろん、個性・個人差はたくさんありますから、この問題に当てはまる方が全員次に紹介する男たちにフィットするとは限りませんのであしからずご了承ください。

(1)あなたの火炎放射器を受け止めるでも、逃げるでもなく、その熱さを感じない鈍感くん。

(2)この子、かわいい!面倒みたい!と思わせる年下の元気な男の子。

(3)自分とはまるで違う世界に住んでいて、かつ、自分の世界に生きている男。

(4)あなたの良き侍従となって仕えてくれる精力絶倫男。

(5)「この人だったら愛人でもいい」と思える、あなたがひたすら心酔し、憧れるカリスマ性のある男。

(6)自分のことを対等に見て、尊重し、自由を与えてくれ、絶妙な距離感を保ってくれる、女流小説によく出てくるような透明感あふれる男。

(7)一緒にいてただ笑える、楽しい、面白いと感じられる自分専用の芸人みたいな男。

(8)あなたの人生をプロデュースできる才能を持った、人生経験豊富な男。

再び「そんな奴、いねーよ」と思われるかもしれませんけれど、こういう男たち、よくね?一人くらいは「ああ、いいなあー。そういう男がいいなー」と思う奴、いません?

で、この8種類の男性って、実はそんなに奇種でもないんです。
意外といるんです。

ただ、今自分が住んでる世界にはいないかもしれません。

「じゃあ、どこにいるのよ!紹介しなさいよ!早く出しなさいよ!その男たちを集めて合コン企画しなさいよ!」と思われるかもしれませんが、も、もうしわけございません。今のところ手持ちのカードが不足しておりまして(滝汗)。

でも、「いる」って信じてほしいんですよね。

上のタイプに限らず「私にぴったりフィットする男」って必ず「いる」って。

だって、けっこう結婚報告とかいただきますが、なんだかんだ「いました!!」ですもん。

意外に身近で見つけた人、婚活アプリの中から掘り出した人、友達の紹介で出会った人、旅先で拾ってきた人、よく飲みに行く店でばったり出会った人、趣味の集まりで見つけた人、それだけ聞くと「ああ、その辺にいるんやー」という感じすらします。

で、自分にフィットした人と出会い、幸せになるために大事なのは、その自分が自分らしくあることですよね?

事情はあったにせよ、男性性をフル稼働してせっかく豊かにある女性性を抑え込んでしまっていたのでは、本来自分と合うはずだった人と出会ってもうまくいきません。

だから、余計な鎧を脱ぎ、自分らしい自分を目指していくことが何より大切なわけですね。

ということで、話はいきなり飛ぶんですけど「ああ、あたしって女だわ」と感じられるできごとを増やすことと、「ああ、女でよかった!」と感じられる経験を意識的に作っていくことから始めてみるとよいでしょう。

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男性性優位の自立女子の恋や結婚がうまく行かない理由

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