自分がもっと笑顔になれば悩んでいる人も笑顔に変えられる。



自分は心地よくしていても、大切な誰かが悩んでいたら、やっぱり心配だから気になるし、引き込まれてしまうもの。
でも、それって実は他人軸なのかもしれません。
その人の思いに共感はするけれど、でも、私は私、でいたいものですね。

私は30代前半で既婚、3年程の付き合いの不倫相手がいます。彼は私より一回り年上で既婚、子持ちです。
彼は仕事はバリバリこなし、ベッドではMなタイプです。家庭も円満で問題を抱えているようには見えませんでした。
しかし最近、実は7年程奥さんとセックスレスだと打ち明けられました。明るい態度と裏腹に実際はかなり悩んでるようです。
初めは彼の助けになりたい、解決したらこの関係が終わることもあるか?その時は祝杯の一つもあげて笑顔で見送ろうと思ってました。
でも最近このブログを読み自分軸で動き始めたところ、どうも今の私にはこの状態がベストみたいなんです。仕事、夫、彼のどれが欠けても私のエネルギーは落ちるように思います(うちはレスではないです)。彼が家でするのも本当は嫌です。
彼のことは女神のようにどこまでも受け入れつつ、でもあなた実はもうアリ地獄にはまってるのよ~他の女じゃもう無理よ気付いてないでしょうけどね、という体でずっとやっていきたいです。
とは言え今の状態では彼は満たされていません。私達夫婦も彼夫婦もみんな幸せでいるにはどう折り合いをつけるのがいいでしょうか?また、私は彼に執着してるのでしょうか?
(Sさん)

山に登って景色を見るときに、ある程度登って振り返ってみたらとてもきれいな風景なんだけど、あれ、まだ海は見えないなあ、と思ったら、もう少し登ってみようと思いますよね。

今の段階で見えない幸せは、また一段階段を登ってみると見えてくることもよくあります。
もちろん、それでも見えないときはさらにもう一段登ってみるといいんですよね。

私にとってのベストが、相手にとってのベストじゃないということは、やっぱり私にとってのベストではないですよね。

だって相手が苦しんでる状態を見て「これがベストだ!」というのは、さすがSですねえ(笑)ってことなんですけどね(笑)

たぶん、SなSさんの話からすると「今の関係性がベストなんだけど、今の状態はベストではない。彼が悩んでるから」ということになるのでしょうか。

ちなみに彼がかなり悩んでいるのは奥さんとレスなこと?

彼の悩みは彼にしか解決できないけれど、何らかのサポートをしてあげることはできますよね。

とはいえ、大事なのはやっぱり「私が幸せでいること」。

これはどんな環境でも言えるのですが、もし、家族の中で悩んでいる人がいるならば、その他の家族もハッピーにはなれません。
やっぱり心配だし、放っておけないしね。

でも、その時にその悩んでる人のエネルギーに引っ張られて自分も元気じゃなくなったり、気分が落ち込んだりしてしまうのであれば、それは他人軸?癒着?何かが起きてます。

でも、その時、もし自分がこんな状況でもハッピーに、そして、元気になったらならば、その悩んでいる人も引っ張り上げられるじゃないか!!という発想を「リーダーシップ」と呼びます。

だから、そこでは自分がハッピーで居ることが最優先。

私が笑顔になれることは何だろう?
私の元気で彼を元気にしてあげよう。

だから、たぶん、Sさんは今のまんま日常を楽しんで、遊んで、笑っていればいいんですよね。

「彼の問題は、彼の問題」と一線を引いておくのも大事ですね。

そして、私の幸せ、のあとに、周りの人の幸せに目を向けます。

そしたら、とても自由です。私はハッピーだから、どんな選択も受け入れられます。

これってね、自分で自分をご機嫌にしてあげる、とか、ちゃんと自分で自分を笑顔にしてあげる、というすっごく大切な幸せのルールなんですよね。

家族やパートナーはとても大切な存在。
だけど、その誰かが落ち込んでいるときに、一緒に引っ張られてしまうのは、まだまだ自分軸が確立されてない証拠。
心配だし、何とかしてあげたいと思う一方で、それはそれと線を引いて、楽しめる、笑える、元気になれる、というのが自分軸ですよね。

家族に対してこれはなかなか難しいもんですけど。

こういうのを「自己充足」って言います。
自分で自分を満たしてあげる、ということ。

それができないとき、私たちは誰かのせいにしています。
自分のご機嫌を誰かに委ねてしまっています。

自分がよりハッピーになれることは何だろう?

そんなところからライフワークの話も出てくるわけです。
私がほんとうにしたいことって何だろう?という。

さて、私が今、笑顔になれることはなんだろう?

私が今、ほんとうにしたいことは何だろう?

私が今、ご機嫌になれることは何だろう?

そんな問いを自分に投げかけてあげられたらいいかなあ、と思います。

そして、それをやってみる。試行錯誤する。そして、元気になる。

その元気をまた彼や周りの人に与えていく。そしたら、みんなが笑顔になる。元気になる。

「大丈夫よ!」って言ってあげる。笑ってあげる。楽しませてあげる。

それを見て、私は幸せを感じる。うれしい。有難う、感謝も湧いてくる。

そういう時、形にはこだわらなくていいんです。
形が幸せを作ってくれるわけではないから。
その中身、気持ちですもんね。

だから、私の幸せ、私の笑顔をまずはもっと目指して、一歩、階段を登ってみましょう。

ライフワークを見つけて自分らしい人生を生きるための本

>「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

『自己肯定感をあげて自分らしく生きるためのあり方・やり方ワークショップ』
東京:8/7(火)、大阪:8/10(金)、大阪:9/1(土)、名古屋:9/2(日)、東京:9/9(日)、仙台:10/6(土)、福岡:10/27(土)

東京・大阪・名古屋・仙台・福岡『自己肯定感をあげて自分らしく生きるためのあり方・やり方ワークショップ』


あわせて読みたい