ずいぶんと日が経ってしまっておりますが、今更ながら5月のリトリートセミナーを振り返ってみたいと思います。
昨年10月に1年ちょっとぶりに再開してからリトリートセミナーも少し様相が変わりました。
神楽坂のセミナールームで行うこと。
以前よりも半分以下の少人数制であること。
お値段が少し上がったこと。
より自分と向き合う時間やイメージワークを多用していること。
理論よりもずっと感覚的な話をすること。
神楽坂のセミナールームは私にとってはホームグラウンドですが、参加者のみなさんにとっては非日常な場所。
そして、3方が窓になっていて風がよく吹き抜け、さらに遮るものがないために眺望も抜群のこの場所はとても良い気が流れています。
一説には皇居に向かう5本の龍道のうち、真ん中のものが通っている場所だとか。
それゆえ、リトリートセミナーをするには絶好の場所なのです。
そしてリトリートセミナーならではの実習を積み重ねていきます。
今回は最初、自分自身への問いかけをじっくりしました。
「あなたは何者ですか?」など9つの質問を挙げて1時間くらい自分自身と向き合います。
答えはありません。ただただ自分と向き合うのみ。
また、誘導瞑想(イメージワーク)も40分以上のロングバージョンを1日1回ずつ行いました。
自分自身を感じ、自分の心とつながり、ヴィジョンを見たり、流れに身を委ねたり。
その場で浮かんだ言葉を紡いでいくので、私も何をしたのかはすぐに忘れてしまいます。笑
これらはふだんのセミナーでは時間的にも深さ的にも絶対できないことで、とても特別な時間となりました。
そして、個人セッション。
自分自身の問題をシェアしていただくのですが、これはグループセッションと同じで「人の振り見て我が振り直せ」の場でもあります。
ひとつひとつの問題をできるだけ掘り下げ、分かりやすく説明させてもらいながら「今、何ができるのか?今、何をしたらもっとよくなるか?」を考えていきます。
ある人には課題を提示し、ある人にはイメージワーク(エネルギーワーク)を行い、ある人には「与えて抜ける」セッションをしました。
これもまたナマモノで、その場その場で創り上げていくものです。
私のリトリートセミナーは感覚に大きく自分を委ねていく女性性に意識を向けたものになりますが、一方で、前に進む力とか叡智を受け取るとか天とつながるとか男性性のエネルギーも実は使っています。
今回扱った3人の方のテーマはこんな感じ。
①サレンダー(自立を手放す)
②サレンダー(自分自身に身を委ねる)
③与えて抜ける
まあ、サレンダーが主になることは言うまでもないのですが、たまたま偶然当たった方のシェアを取り上げていくと、それぞれが私たちのマインドの成長ステップであることに改めて気づかされます。
まずは、自分のやり方や正しさや競争などの自立を手放し、相手に委ねること。
そして、自分自身の奥深くにある自分本来のエネルギーにひたすらサレンダーしていくこと。
さらに、そのエネルギーを才能に変えて人に与えていくこと(これがライフワークのエネルギーになります)
ほんとプロセスはうまくできています。
私自身も自分で流れを意図することはありません(というかできない)ので、いつも「そうか。今回のリトリートはこういうことを学び、経験することが目的だったんだな」と後から気付かされるのです。
不思議なもので、自分に自分が教えられる、という感じです。
だから、負担もほとんどないし、自分自身もすごく軽くなります。
そして、またリトリートセミナーをしたくなるのです。
次回は秋かなー。今度は神楽坂を飛び出してどこかでやるのもいいなあ。
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頂いた感想。ありがとうございます!(はあと)
〇「人生が変わる」「自分と深く繋がる」のキーワードに惹かれて 参加しましたが、ものすごく良い意味で想像を裏切られました。
〇全ての参加されている人それぞれや全体のエネルギーと、その変化を感じました。
〇実はつい半年前まで(私側)レスでした。 それが今や「パートナーシップはすべてを癒す」道をうきうきしながら歩み始めています。
〇初めて海外旅行に出かけた時のようなワクワクする感覚で、あっという間に時間が過ぎました。
〇あれから数日経って、リトリートのあの空間、あの時間を思い出すだけで心が熱くなり、じーんとして、毎日涙が出ます。
〇そして、先生の教えを胸に、 右手に不義理 左手に非人情 を携えて、欲にまみれて生きていこうと思います!
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写真集。