アプリで会った男性がイケメン＆自分の理想の条件を満たしていて、こんな引きが強かったか自分？ってくらい素敵な方だったので怖くて走って逃げてしまいました。

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いきなりそんな素敵男子と出会ってしまったら「やったー！」と思う前に「こわい」となってしまうのは無理ないことかもしれません。
それは子ども時代からの家族関係に起因するもので、鍵はリーダーシップであり、セクシャリティです。

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あら。夢見が良くなったのは最高っすねー。いやほんと素晴らしいです。

この記事をお読みの無課金ユーザー様！書籍も読むといいらしいですよ！笑

さて、仕事やライフワークでは地に足を着けてじっくり取り組んでいらっしゃるのも素晴らしいです。

「これが自分だししょうがない、ゆっくりやろう」ってほんま大事な意識なんですよねー。
それが持ててることはほんますごいです。大いに自分を褒め称えてあげてください。ただ、まあ、そうなんですよね・・・。うん。よくあるんですよね・・・ほんま。ええ、そうなんですよ・・・

＞しかし、恋の方がですね、全然上手くいきませんです…

これね・・・。ほんと・・・なんと言いますか。思わず天を仰いじゃうわけですけれど・・・ねえ？どうしたらいんでしょう？？？

昨日もそんなカウンセリングをしてましてね。

「なんでこの人に彼氏ができないんだろう？分からん！！」と思いながら悪戦苦闘しておりました。

最終的には「口では欲しいと言ってるけどほんまはいらんってことにしとこ」と相手のせいにして逃げ出すことにしました。（Ｎさんと一緒っすね！笑）（でも、残念ながら逃がしてもらえませんでした！涙）

しかし、とりあえずＮさん、安心してください。

＞先日アプリで会った男性がすごくイケメン＆自分の理想の条件を満たしていた方で、こんな引きが強かったか自分？？？ってくらい素敵な方だったのですが、この出会いが信じられない自分は、ダメ女を演じ、走って逃げてしまいました…（本当に走って去りました）

この一文を読まれたうちの読者の約４３％が「分かりみが深すぎる」「うわっ！あたしもやったことある」「１００％同意しかない」等々の反応を示されると思います。Ｎさん、ひとりじゃないっすよ。同志がうじゅうじゃいますよ。

一方で、約２７％の読者は「え？うらやましい。走って逃げたくなるほどのイケメン＆理想の条件を満たす男と出会えただけで嫉妬する。そんな男、どこにもおらん。根本さんにけっこう課金してるけど全然おらん。あいつのせいだ。今夜は久々に藁人形持って神社行って来よう」と思われてます。（こわい）

＞お会いしてお話しした時に、「なぜ私？？こんなにたくさん素敵な女性がいるこの世界でこの人は何故私と会うことを選んだのだろう？？」という気持ちになって怖くて怖くて怖くて怖かったです。

実はこういうお話を伺うことってカウンセリングではたまにありまして、スーパーカウンセラーである某氏などは「は？怖い？そんな怖いって言ってる場合か！どんどんツッコんで行けや！漢やろ？そこで根性見せんとどこで見せんねん！」とけしかけるそうですから注意が必要ですよねー。カウンセラーは選ばないといけませんよねー。

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ものすごくシンプルに解説します。

男性経験がない。乏しい。うまく行ったことがほとんどない。
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自信がない。全然ない。全くない。
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男性と知り合ってもうまくいくとは思えない。
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そんな素敵な男性とお付き合いできるなんて信じられない。無理だと思う。
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出会ったとしてもそれは幻かどっきりか何かの間違いだと思う。
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そういう彼に会ったらとりあえず「あたしで間違ってませんか？」と聞いてみよう。
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あたしなんかが選ばれるとは思えない。
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そんなあたしのことがいいと思う男はものすごく女を見る目がない。
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騙されないように気を付けなきゃいけない。
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え？あたしのことがいいの？うそうそ。何が目当て？貯金も身体も大したことないわよ！
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え？ほんまに？うそ？あり得ない。こわいこわいこわいこわい。
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ここはもう逃げるしかない！！！

そうして、ヒールを脱いで波打ち際を駆け出すのですが、最近の青春ドラマはそういうときに「こらこら待てよー」と言いながら追いかけてはくれないんですよね。まだまだ海は冷たくて寒いっつーの。

でも、やっぱ「経験」って大事なんですよね。

結婚したくて婚活頑張ってるのに素敵な男性と出会った瞬間逃げ出しちゃうのも「慣れてない」からという側面が大きいと思います。

だから、けっこうインスタントなやり方なんですけど「男性と会うこと」をお勧めしたりしてます。恋がうまく行く女性って男性と過ごす時間をかなり優先してるんですよね。意中の相手じゃなくても１対１でご飯に行ったり、グループで付き合ったり、職場以外の場所で男性との接触回数をちゃんと増やしてるんですよね。

それによって免疫ができるんです。

ジムや習い事、行きつけのダイニングバー、趣味の集まり、プライベートな飲み会等々、少しでも男性がいる場所に目を向けてみるのがお勧めなんです。

その辺はいかがでしょうか？そこはクリアしていて「友達」とは全然大丈夫なところまで来ているのでしょうか？

それとも仕事も趣味も行きつけのカフェも見渡せば女子ばかりの世界で生きてることになるんでしょうか？

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心の人口分布図なんてのをよく語っておりまして、一応、実際の人口は５０：５０なんですけど、ふだん接している人によっては「１０：９０」みたいな分布図になってることも珍しくないんですね。

そうすると世の中には１０％しか男がおらん！ということになっちゃうわけです。

でも、男性との接触回数を増やしていると「ふつうに男がいる」という状態になりますから、「４０：６０」なんて思えるようになります。

だから、ふだん接している人たち（それが子どもでもおじさんでも）がポイントになるんですよね。

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＞実家では単身赴任で不在の父と、常に不安で依存的な母、歳の離れた妹のために精神的に母親役をやってきました。

ということで予想通り家族の話になるのですが、こうして１行で簡潔にまとめられるわけですからＮさんは聡い女子ですね。

家には父がいない。母は不安が強い人。年の離れた妹。・・・とくれば「母役」に従事することになるのは必須ですよね。

また、家の中は女子だらけですね。

学校ではどうだったんでしょうか？
男子との接点ってどれくらいあったんでしょうか？

家でも母役をやってるくらいですから、学校でもクラス委員とかキャプテンとか面倒見役をやってきたのか、あるいは気配を消してスクールカーストの下位に甘んじていたのか、どんな学生生活だったのでしょうか？

「実家では」と書かれてるので今は一人暮らしでしょうか？
実家から出て一人暮らしを始めて何か心境的に変わったところはありますか？

また早くに大人になる必要があったみたいですが性の目覚めはいつ頃でしたか？早い方でした？

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家庭内で母役を務めていたＮさんは、おそらく自分を犠牲にすることが多かったと思われます。

自分よりも母。自分よりも妹。

だから、自分のことよりも周りを見ることが癖になっちゃうんですね。

母役って家族の中で重要な「軸」になる一方で、「陰」の存在でもありますよね。

みんなを支え、サポートすることが主になり、自分が表に出ることがなくなります。

もちろん、その“スキル”は人間関係構築においては抜群の力を発揮するので、職場などでは「替えの利かない選手」になることが多いですね。目立たないけど玄人好みのいい仕事するタイプです。

ところが恋愛ってそういうわけにはいかないんです。

「自分」が主人公ですし、相手の人は「自分」をまっすぐ見てくるわけです。

つまり、いきなりスポットライトが当たっちゃうんです。

まあ、いわば「名バイプレーヤーがいきなり大河の主役に抜擢された」みたいなものですね。

そりゃあ、怖いですよね。

だから、こうしたマインドを持つ方は「リーダーシップ」ということがテーマになるものです。

とはいえ、繰り返しになりますから母役を長らく務めてきたＮさんは結婚して妻となり、リアル母となる練習を子どもの頃からしてきたと言えます。

いわば「プロの母」とも言えるわけでして、その経験値はおそらく同世代でも抜きんでているでしょう。

ということは「あたしさあ、妻としては最高の女なんだよねー」と思ってよいわけですね。

そして、そういう妻を求めてる男子というのも確実にいまして、実は「めちゃくちゃドストライクな男と出会ったからソッコー逃げたんですけど彼が逃がしてくれなくて取っ捕まって付き合うことになっちゃったんですけどどうしましょう？」と相談されたことがあります。

もちろん私はとても丁寧に「知らん」と答えましたけど。

だから、そういうＮさんがいいと思う男子も必ずいるので希望は持ち続けてください。

そして、そのイケメンな男が実は昭和な人で「こら待て待てー」と言いながら波打ち際を濡れながら追いかけてきてくれるかもしれませんよね。なので、逃げるときのダッシュは「彼が少し頑張れば追いつける程度」の速度に調整するのがお勧めです。武闘派女子が本気を出すと３ハロン３３秒台の脚を余裕で出しちゃいますので気を付けてくださいね！

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で、昨日もそういうお話をしていたのですが、こうした「自分がスポットライトが当たることを許す」というリーダーシップについてはやはりセクシャリティが重要なカギを握ることが多いのですね。

母や妹に遠慮して日陰にたたずんでいたＮさんが、光の当たる場所で自分を解放するわけですから。

「怖い」もありますが「恥ずかしい」も強いと思います。

怖くて恥ずかしいと人は自意識過剰になってしまい、相手のことが見えなくなります。

今まで自分を犠牲して相手のために頑張ってきたのに、その逆をいきなりやっちゃうんです。

もちろん、恥ずかしすぎるとシャッターを下ろす、逃げる、死んだふりをする等々、ダメ女を演出しちゃいますね。

さて、みなさん、好きな人に好きと言えますか？

タイプの人の前で自分をどれくらいさらけ出せますか？

言いたいけど怖くて／恥ずかしくて言えないことってどれくらいありますか？

上手に言える必要なんてなく、しどろもどろ、カタコトで全然いいんです。

けど、伝えないと伝わらないことはいっぱいあります。

だから、そこは「感情的リスクを冒す」べく、怖い／恥ずかしい言葉を伝えていくことをトレーニングしていきましょう。

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Ｎさんの場合、母役をしてきて培ってきたスキルはそう簡単に消えませんから自分の強みのひとつとして捉えてください。

あたしを嫁にしたらめっちゃお得やで！と思っといてください。

それと同時に（矛盾するようですが）母親役を卒業する必要も出てきます。

幸い家族は落ち着いてるようですから自分のことに集中できますね？

子ども時代、してみたかったけど諦めたことって何かありませんか？
それを見つけて「今できる形で」やってみましょう。

親にどんな風に甘えたかったですか？どんな風に自分を受け止めてもらいたかったですか？
それを思い出して「まずは」自分で自分を抱きしめてあげましょう。

また「大人の女」を少し意識してみましょう。

ファッションもメイクもそうですし、ふだん自分が出入りする場所や、部屋のインテリアなども「大人女子」をキーワードにしてみるといいでしょう。

この「大人女子」はあくまで自分が思う「大人女子」で大丈夫です。

あとは必要に応じてカウンセリングでも使ってみればいいんじゃないかなあ？
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