10月21日発売の新刊『あなたの心を支配する 呪いを解く』。
その登場人物を、1人ずつご紹介しています。
4人目は、5人の中で唯一の男性、仕事・お金の呪いを抱える橘コウキさんです。
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★コウキさんってこんな人
コウキさんは39歳。外資系コンサル会社で働いています。
総合商社からヘッドハンティングされて9年。ひたすら仕事に打ち込み、ポジションも年収も上げてきました。
その日の仕事を終えて会社を出ると、日付はとっくに変わっている。
タクシーで家に帰って、数時間後には朝7時からの海外とのミーティング。
そんな夜がずっと続いています。
自宅までのタクシー代は、深夜料金でも3000円かからない。
収入を考えれば痛くもかゆくもない金額なのに、払うたびに「無駄な金を使ったな」と思ってしまうんです。
最近、胃のあたりが痛む。
でも、休んでいる時間はない。
「自分の存在価値を証明するために、一秒も無駄にはできない」
そう思いながら、今日も走り続けています。
★コウキさんにかかっている呪い
コウキさんは、神戸の高級住宅街にあるマンションで育ちました。
近所を一緒に散歩すると、お父さんは大きな家を眺めながらいつもこう言いました。
「金持ちなんてみんな悪いやつや」
「お金なんてすぐになくなるものやから、大事にせなあかん」
お父さん自身もかなりの高給取りだったはずなのに、お金持ちをひどく嫌っていたんです。
そして「働かざるもの食うべからず」の考えが強い人でした。
お母さんもお金には厳しく、外食や旅行はほとんどしない。
その一方で、教育にはお金を惜しまず、コウキさんは幼い頃から塾に通い詰め、勉強漬けの毎日を送ってきました。
★お金や仕事の呪いは、ほぼ100%親譲り
子どもの頃の私たちにとって、お金は親からもらうもの、仕事は親がするもの。
どちらも、どこか縁遠いものでしたよね。
だからこそ、お金や仕事に関する呪いは、そのほとんどすべてが親からコピーしてきたものと言えるんです。
実は、私自身もそうでした。
母はお金に苦労して育ったので、とてもきちんとお金を管理する人でしたが、「お金は怖いもの」「お金なんてすぐになくなるんだからね」とよく言っていました。
一方の父は、お金の管理ができず大盤振る舞いしてしまう人。小学生のとき、家に帰ると母が泣いていて、聞けば「パパがね、旅館を買ったの」と・・・。そんな実話も本文で紹介しています。
そんな両親のもとで育った私は、お金に対して「呪い」も「祝福」も、しっかり引き継ぐことになりました。
このあたりのエピソードは、本の中でもう少し詳しく書いています。
★「順調な人生」に潜む落とし穴
コウキさんの「仕事に人生をかけるべき」「成果を残し続けなければならない」という仕事観は、お父さんから受け継いだもの。
そして、高収入なのに3000円のタクシー代を気にしてしまうのは、お母さんの節約体質を受け継いだもの、と言えそうです。
ただ、ここまで呪いに気づかずにこられたのは、コウキさんが大きな壁にぶつかることなく、成功を重ねてきたからでもあるんですよね。
進学や就職でつまずいたり、働きすぎて体調を崩したり、仕事が伸び悩んだり。
人はそんな「挫折」をきっかけに、自分の人生を見つめ直そうとします。
そしてその中で、親から受け継いだ呪いに気づき、自分らしい生き方を手に入れられることもあるんです。
★あなたにも、こんな呪いはありませんか?
十分に稼いでいるのに、お金の不安が消えない。
休むことに、なぜか罪悪感がある。
立ち止まったら、自分の価値がなくなってしまう気がする。
思い当たるところがあったら、コウキさんの物語はきっと他人事ではないと思います。
男性の方にも、ぜひ読んでいただきたいストーリーです。
走り続けてきたコウキさんが、どんな転機を迎えるのか。
続きは、ぜひ本の中で。
次回は、5人目。親子・家族関係の呪いを抱える高倉ユウコさんをご紹介します。
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『あなたの心を支配する 呪いを解く』(かんき出版)
2026年10月21日(水)発売/1,760円(税込)
Amazon
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楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18822991/
楽天ブックスで予約購入していただくと、特典「あなたの呪い診断チェックリスト」がついてきます(予約受付は10月20日(火)23:59まで)。
目次やプロローグ、「はじめに」の全文は、こちらの本の紹介ページでお読みいただけます。
10月22日(木)夜には、出版記念講演会(神楽坂&オンライン/参加無料)も行います。